★ 昨日は蕪会だった。
私は昭和32年(1957)、当時の川崎航空機工業に入社したのだが、
その頃から蕪会は有ったのだと思う。
これは明石工場の『課長や部長らの会』だったのだが、
その後、明石工場がどんどん大きくなって川崎重工業の沢山の部門が入って
この『蕪会』の人数も膨大になってしまったので、
再編成して単車と発動機出身のメンバーに絞ったのが2014年のことである。
私はそ再開された2014年の蕪会に初めて出席したのだが、
今回が確か3回目の出席なのである。
私は91歳なので最長老かと思ったら95歳の岸田正昭さんが出席されていた。
左が岸田さん、右は今この蕪会会長の三原修二さんである。
その三原さんの幕開けのご挨拶から始まって、
来賓祝辞は現役のカワサキモータースの友森常務がなさって、
カワサキ二輪事業の現状などの説明もあったのだが、
カワサキの二輪事業も今は川崎重工業を支える存在になっている。
時代は変わって今は二輪事業は川重から分離独立して
『カワサキモータース』として存在するのだが
その基本コンセプトに採用されているのが
Kawasaki. Let the Good Times roll! なのである。
今回、私はこの蕪会の幕開けの『乾杯の音頭』を頼まれたのだが、
Kawasaki. Let the Good Times roll! が今生きている経緯をお話して
ご挨拶に代えたのである。
このコンセプトは1970年代にアメリカのKMCで採用されたコンセプトなのだが、
なぜか4年ほどで消え失せてしまったのである。
これを復活したのはずっと後の1992年に当時国内市場を担当していた私が国内で復活したのである。
その後単車出身の田崎雅元さんが川重社長当時は川崎重工業の基本コンセプトになったこともあるのだが、
それもまた、いつか消え失せていたのを、
カワサキモータース株が出来た時に伊藤社長が復活されたのである。
Kawasaki. Let the Good Times roll!
カワサキに出会う人たちがみんなハッピーになるように、
カワサキはそんなコンセプトを転がし続けます。
と言うコンセプトは発表当時アメリカでも人気で
歌になっていたりしたのである。
そんな私にとっては非常に想いのあるコンセプトが
今は確りとカワサキモータースが受け継いでくれているので、
非常に嬉しく思っているので、
そんなかっての経緯をお話してご挨拶に代えたのである。
Kawasaki. Let the Good Times roll!
★ そんなコンセプト通りの『いい時間』が過ごせたのだが、
この『蕪会』にもあと何回出席することが出来るだろうか?