節減もいいが、節減ではまずダメである。
私は今、実現の方向に歩み出していると思う。
樋渡さんとはまた違った、ファンになり応援したくなる人がまたひとり、出来た。応援をすることに決め、新しいカテゴリー「大阪府&橋下徹」を造った。
若いけれど、リーダーの資質、大丈夫である。」
私は「維新に投票」したのだが、その理由は「大阪の改革・躍進」を全国でも期待したいからである。
★8時の開票と同時に大阪の知事選・市長選のダブル選挙は維新の勝利を報じた。
隣の府のことではあるが、正直『よかったな』というのが感想である。
選挙の争点は『大阪都構想』だが、日本の政治は現在の都道府県単位が小さすぎて、その結果が政治に大きな金が要るシステムになっているように思う。
かっての大阪は、人口は兎も角地域的にはホントに狭い大阪府に大阪市がありさらにそれは区に分けられていて、これはどう考えても細分化され過ぎなのである。
もう40年以上も前だが、私自身は大阪母店長として、大阪・奈良・和歌山・京都・兵庫・滋賀の2府4県のカワサキの二輪営業を担当したのだが、当時でもこのような大きな母店制度を敷いていたのは、『カワサキだけ』だったのだが、それが十分可能な広さなのである。
この地域でも、大阪の前に担当していた東北6県・北海道に比べると本当に狭い地域なのである。
江戸時代ではないのだから、昔の藩制度のような今の県単位から、政治の世界でもこのような広域制度を敷くべきではと思っていたところに、登場したのが『大阪都構想』なのである。
これは本来は、カワサキの制度の様に、大阪だけでなくもっと広い範囲での『政治制度』の方向に持っていくべきかなと勝手に思っているのである。
『大阪都構想』は橋下徹知事が掲げた政策だが、これは間違いなく正しい方向だと思っている。橋下さんは単に大阪だけではなくて、もっと広い範囲での構想をお持ちのはずである。
★どんな組織でも『権利意識』はあるし、その『利権』を守ろうとするのは人間の本性なのだろう。
日本の政治はまさに『利権政治』そのものだし、議員は『議員の地位』を守ろうとする。
それは自民党も野党も殆ど変わらない体質となっていて、いろいろ言うが、議員の定数や議員報酬は守ろうとするのである。
そんななかで、独り『維新』だけが、改革政党と言えると思うし、安倍さんが、維新や橋下さんに近いのは、安倍さんは自民党員ではあるが、発想はなかなか柔軟だし、改革的なので、本音は今回の大阪ダブル選挙も、『維新が勝てばいい』と思っていたのではなかろうか?
そういう意味では、安倍さんも『維新の理解者』だと思うが、維新の良き理解者であり、橋下徹さんを政治の世界に引っ張り出した『堺屋太一』さんは、この維新の勝利を見ずに亡くなってしまったが、堺屋さんの遺志を新しい大阪の知事・市長も引き継いで、素晴らしく『新しい大阪』を創って欲しいと思う。
橋下徹さんは、今回の選挙には表に出てこなかったが、間違いなく応援者であったと思う。
そういう意味では、生前堺屋太一さんが、橋下徹さんに示したような態度を、今後は橋下徹さんが吉村・松井コンビニ示して欲しいと思うし、間違いなく橋下徹さんは、そんなスタイルを通すだろうと思っている。
橋下徹さんが思い描いているのは、『大阪』だけのことではなくて、日本の政治体制の改革なのだろう。
『憲法改正』を含めて、この『大阪新体制』が実現したことで、日本の政治もまた『新しい方向』を目指すかも知れないのである。
兎に角、大阪ダブル選、昔に逆戻りすることなく、新しい方向を歩むことになったので、『ホントにほっとしている』のである。
日本の政治体制が新しい『令和の幕開け』と共にスタートし、日本の政治体制が『大阪都構想』だけにとどまらず、『超広域体制』の方向に動けばいいなと思っているのである。
今後の大阪の動きに目が離せない。
★このブロブのカテゴリーの中に『大阪維新の会、橋下徹氏』というのがあって、今までに93回も投稿していて、これが94回目なのである。
早く言えば、私が べたべたの橋下徹ファンだということである。
そんな橋下徹さんが、今回の大阪のダブル選挙に対して、こんなことを言っていた。
維新の必死さを他の政党は持っているか?
今、国会議員、特に野党の国会議員が一斉に、この大阪ダブル・クロス選を批判しているが、なぜ国政の野党が有権者の支持を集めることができないのかさっぱり分かっていないようだ。こういう大阪維新の会の必死さが国政の野党には足りないからなんだよ。大阪維新の会は公約を実現するために、とにかく必死に階段を上ってきた。その姿勢が有権者に強く支持されているということを野党は理解できないのか。
そして大阪維新の会は選挙では全力で戦う。野党の国会議員は、国会では激しく政府与党に対して批判を繰り広げているのに、大阪においては大阪維新の会をやっつけるために、自民党から共産党までが手を組むという。政府与党の自民党もだらしないが、野党も単独で維新を潰すことができないのか。
大阪に限らず、地方の首長選挙になると、安易に与野党相乗りになる。そんな生ぬるい選挙をやっているから、地域を大きく動かすエネルギーを発することができず、有権者からも強い支持を受けないんだよ。大阪維新の会の政策に全て賛同しろと言っているわけではない。大阪維新の会の政治姿勢を一定評価することもできないのか、と言いたいんだ。
ケンカをするにも、相手に一定敬意を示した上でケンカをするのと、相手を徹底的にバカにして、虚仮にした上でケンカをするのとでは大きく異なる。国政の野党は、いまのところ安倍自民党に全く歯が立たない。ところが大阪においては、自民党は単独では大阪維新の会に歯が立たない。なぜ大阪維新の会が強いのか冷静に分析できない国政野党は、永久に政権奪取などできないだろう。
橋下さんの意見は、いつも歯切れがよくて、独特で説得力がある。
番組の中で、
★ 昨日の昼のテレビ番組にも、橋下さんは出演していて、いろんな見解を述べていた。
賛成・反対、いろんな立場のコメンテーターが、いろんなことを言っていたが、橋下さんの意見は、やはり一番オモシロかったように思う。
『大阪ダブル選挙』のことも『安倍4選もアリ』だと自説を述べていた。
★ 大阪ダブル選の知事候補には、かって橋下さんの時も、松井さんの時にもその下にいて、大阪都構想の推進にも関わった、大阪府の元副知事の小西禎一さんが出馬するのだが、この『小西禎一』さんについての論評が如何にも橋下さんらしく、非常に評価したものであったことは、これは『なかなか言えない』ことだしこの辺りがまさに橋下さんらしいなと思ったのである。
永年、日本の中で取り残されていた大阪に、万博もやってくるし、日本の話題の中に大阪が生き返ったのは、橋下さんが知事になって『大阪都構想』をぶち上げてからなのである。
今は、政治の世界からは引退しているが、国の中枢の安倍・菅さんなどに対して、大阪がある程度の発言権を有しているのも、バックに、維新がいて、引退したとはいえ「橋下徹」さんがいるからなのだろう。
今回の『大阪ダブル選』に大阪の人たちは、どのような評価を下すのだろうか?
日本のためにも、関西のためにも、勿論大阪のためにも、『大阪都構想』は大きな意味を持っていると私は思っている。
また、昔の何の刺激もない『大阪』に逆戻りすることは避けて欲しいと思っているのだが・・・・
★いつも自民党のことをボロカスに言う朝日や毎日も、今回はこの大阪ダブル選には批判的である。
どう考えても、大阪に二重行政は無駄だと思うのだが、それを『党利党略』にすり替えているのではないか、産経の主張のように『建設的な議論』をすべきだと思っている。
★私のブログ、雑感日記、2006年の9月に始めてから、日記と名付けたのでそれから10年、毎日休まずに綴っている。
途中、ブログも幾つもの種類のものをやってみたのだが、『ブログの分析』がgooが一番と思って今はgooに絞っている。
読まれたベスト10は、流石に最近のものが多いのだが、
上位50の後ろの方には、旧いものも読まれていて、49位に2008年の『大阪維新プログラム案』というのがあった。
そんな旧い日記を読んでくださる方がいるのは嬉しいことである。
★私は、日本の政治家の中で、橋下徹さんが群を抜いて好きである。
まだ若くて、こんな感じだったのだろう。
その橋下徹さんのことを初めて書いたブログが 2008年1月30日で こんなことを書いている。
読み返してみたが、今でもその通りだと思うので、ご紹介してみる。
今度、大阪府知事になった橋下さん、こんな解り易いマニフェストを出している。
そんな中で「収入の範囲内での支出」と言い切った。
これが出来る、出来んといろいろ騒がしいが、まずそんなことよりも、「明確に言い切った」ことに大拍手である。
これで、方向、大方針は決まった。
そして、その言い方が極めて明確であり、やろうと意思が明確に読み取れた。
橋下さんは、これをやりきるだろうと思う。
今すぐ、今年の予算でそれが出来るかどうかは、問題ではない。
どんな対応をするかである。
節減もいいが、節減ではまずダメである。
幾つ止めれるかに掛かっている。ドラスチックに行くほうがいい。
不要なものを探して止めたらいいのである。
改革とは体質の転換である。
それをしないで、ちょっと改革の真似事の改善をしただけで改革と錯覚しているリーダーが多すぎる。
大阪を変えようと言う意識が、極めて明快である。
人を減らすにしても、組織を潰して人を減らすのと、組織そのままで人員減をするのとではその意味するところ180度違うのである。意識改革など、口先でかっこいいこと言わなくても、ドラスチックにやれば意識は自然に変わる。
役所など、もともと水ぶくれみたいなもので節減する要素はいっぱいあるだろう。
それを1割や2割減らすことは可能であろうが、それではダメだと思う。
役所を見ていると、もともと必要ないことをいっぱいやっている。
止めたらゼロになるのに、節減と言うから80は残ってしまう。
100減るところが20になってしまうのである。
リーダーに、確固とした方針と熱っぽさがあり、それをホンネで伝えれば、必ず追随する強い味方がいっぱいできる。
そして、いつかそれは、流れになる。流れ出したら、さらに大きな流れになるはずだ。
選挙で180万票もとれたのも、大衆が橋下さんのホンネと熱っぽさを認めたのである。
今年の予算で100%やりきる、魔法みたいなことでなくてもいい。
間違いなく実現するスタンスであればいい。
私は今、実現の方向に歩み出していると思う。
収入の範囲内の支出にする。
子育て世帯に絞って「選択と集中」を明確にした。
目標も差別化された手法もいい。
樋渡さんとはまた違った、ファンになり応援したくなる人がまたひとり、出来た。
応援をすることに決め、新しいカテゴリー「大阪府&橋下徹」を造った。
40年間、こんなことばかりやってきた。
カワサキの国内市場環境は、ずっとこんな歴史の連続であった。
でも結構楽しかったのである。
府庁の勤める人たちは、ちょっと大変かも知れぬが、今まで府民はもっと大変だったのである。
どちらのために知事は動くべきか、それは明らかである。
視点をどこに置くのか、
こんなことは少しも大変ではないのである。
橋下さんの大局を見る目、視点の方向、スタンス、どれも間違っていない。
若いけれど、リーダーの資質、大丈夫である。
今朝の新聞、東京で福田さん以下自民党や政府の幹部など、橋下人気にあやかりたいと、ミエミエの対応だが、もう流れが出来かけている。
大阪も全国区になるだろう。
などと書いている。
いま、橋下さんは政治の世界から一歩引いているが、いつかまた復帰しないかな。
10年も前に書いたブログだが、そんなに間違ってはいなかったと思っている。
それ以来、90回以上も、橋下徹さんについて書いているのである。
http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/c/206600f04e927b4cd98542845000c18f
★ツイッターというのは140字と決められていて短い文章しか書けないと一般には思っておられるようだけど、Twilog という仕組みがあって、これを使うと長い文章でも大丈夫なのである。
これを上手に使っているのが『橋下徹』さんで
http://twilog.org/t_ishin/asc これが橋下さんの Twilog で、大阪市長時代からずっと続いている。
結構毎日のように発信されていて、読者というかそのフォロワーも170万人もいるので、新聞並みなのである。そしてマスコミも、ここからニュースにすることも多いのである。
★12月になってからものを少し纏めてみると、一番多いのは小池さん関連、東京都政なので、橋下さん小池塾の講師を断ったりしてるけど、小池さんの東京には並々ならぬ関心をお持ちなのがよく解る。
以下緑の部分は橋下さんのTwilog をさらに纏めたものだが、各問題に対する橋下さんの意見である。
1.オリンピック施設問題
オリンピック施設をめぐるドタバタ劇は費用削減できたので大成功。小池さんが、オリンピック3施設の移転は全て断念するとのこと。おそらくこれから批判的な評価が増えるだろう。しかし今回の小池さんの政治は大成功だ。1億円減額でも大万歳。1億円だよ!それを100億円以上の減額になる模様。都民はこれだけで小池さんに4年分の報酬を払う価値あり。
政治家は、物事を変える時には大騒ぎをする必要がある。大山鳴動して鼠数匹でもいいじゃないか。今回の減額幅は、鼠数匹どころのものではない。減額幅は200億円超にも迫る模様。大成功だ。
2.豊洲問題
しかし豊洲は大失敗。補償費用や機会損失はゆうに数百億円を超える。費用対効果が全く見合っていない。地下空間に合理性があり、安全性にもほぼ問題がない。それに数百億円もかけるのは、完全な判断ミス。
豊洲は費用対効果が全く見合っていないので行政的には大失敗だけど、都民からの支持率を高めたということでは政治的には成功したことになるんだろうね。
オリンピックの施設問題は大成功、ただ豊洲問題は行政的には失敗だが、政治的には成功と言っている。何だかんだと言いながら、小池都政を評価しているのである。
3.東京都議会
重要なのは平成29年度予算大改革! 予算200億円枠が話題になっているけど、こんなのは全国の自治体みんなやってるよ。額を公に言っていないだけ。小池さん、根回し完全なしの議会を実行したらしいけど、根回しをしないことと質問を把握することは別。質問はしっかり事前把握しないと答弁ができない。答弁のすり合わせは不要だが質問は事前収集が必要。
この辺りの議会対策は、大阪での経験からの論評だと思うが、大した問題ではないと思う。
4.新党問題
小池さんを支える7人の侍が自民党から除名処分を受けた。小池さんのシナリオ通りだろう。こうなれば大将である小池さんも自民党を離党する大義ができた。というよりも離党しなければ仲間だけが自民党を追い出され、この原因の張本人が自民党に留まるというおかしな話になる。あとは新党へまっしぐら。
小池さん、新党結成するなら年内がタイムリミット。膨大な事務作業が待ち受けるので、それでも時間が足りないくらい。平成29年度予算が成立するまで水面下で準備して、春に一気に攻めるウルトラCか。
★東京都関連でやはり一番の関心事は『新党問題』だろう。多分間違いなく新党はできると思う。
自民党東京都連はともかく、安倍さんは『新党結成』には賛成というより、一番新党を創って欲しいのは安倍さんだと思う。官邸は積極的にその支援の方向だと私は見る。
私が安倍さんの立場でも『新党は歓迎』と考えるだろう。
自民党は既に安定しているし、野党があのだらしなさだから、これ以上自民党が増えるよりも党外の『新党』の議員が増えることのほうが『実質的な安倍派』が増えることに繋がり、さらに自民党内の安倍さんの立場が安定するという読みに違いないのである。
安倍さんがめざす憲法改正など同じ票数なら、自民党員より『新党の票』のほうが世間一般の賛成票ということで値打ちだろう。小池さんも橋下さんも『憲法改正には賛成』なのである。『自民党がやる憲法改正には反対』でも『小池さんや橋下さんがやる憲法改正』なら『賛成』する東京や大阪の市民は多いはずで、国民投票で決まるはずだから大票田を抑えるには『新党』が一番手っ取り早いはずである。
24日の『安倍・橋下忘年会』は多分、そんな話が主題なのだと思う。
橋下さんに言わすと そんなに時間はないという。
★
昨日は 『安倍さんと橋下さんの忘年会』
http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/d535bc1ec9aff8bf7141fde5e6e8c27c
とサラーっと流したが、それから橋下さんの、Twilog などチェックしていたら、やはり『新党問題かな』と思ったのである。
私の読みは結構『当たる』のである。
ここまで書いていたら、夕方こんなニュースが夕方流れた。
小池さんも、橋下さんと同じように『そんなに時間はない』と仰る。
動き始めた感じである。
ひょっとしたら、安倍さん-橋下さん―小池さん すでに繋がっているのかも知れない。
★三木 緑が丘 サンロードを愛する人のカイ!のホームページです
★毎日発行される NPO The Good Times 新聞です。
★橋下徹さんと安倍さんが24日に会うらしい とこんなニュースが流れた。
橋下さんも安倍さんも、私は大好きな政治家である。
そういう意味では『トランプさん』も好きである。
なぜ? と言われても困るが、一般の政治家とはちょっと変わっているところがいい。
好き、嫌いはそんなに理屈があるわけではないので、その理由がどんなところにあるのか、自分でもよく解ってはいないのだが、
直感的に、橋下さんの動く方向も、安倍さんのやり方も『いいな』と思っているのである。
安倍さんは一国の総理大臣で、めちゃ忙しいはずなのに、そんな1日を今は民間人である『橋下徹』さんと話す時間を創ったりするところがいいと思っているのである。
いま、何をすることが、大事なのかということがよく解っているように思う。
★このお二人、ある意味変わっているのである。
橋下さんは、弁護士から芸能人になり、いきなり大阪府知事になったら、その次は格下の大阪市長になったりして、維新の会を立ち上げたと思ったら、市長も代表もやめてしまって、また民間人に戻ってしまった。
その辺の評論家は、衆議院に出るとか総理を目指すとか勝手なことを言っていたが、私は『絶対にそんなことはしない』と思っていた。
自分がやりたいことをやるためには、必要なのは『職位』などではないのである。
衆議院議員になった途端に、自分のやりたいことがやれなくなってしまうのをよくご存じなのである。
世の中には何になりたいというよりは、何をやりたいと思う人もいるのである。
橋下さんの知事から市長は、完全に世間一般の逆なので、これはびっくりしたのだが、その生き方がオモシロくてずっと応援しているのである。
民間人になった今も、総理から忘年会?に誘われる。
安倍さんも普通ではそんなことはしないはずだから、どんな長期戦略をお持ちなのだろうか?
安倍さんがごく最近会ったり、会おうとしている人、トランプさん・プーチンさん・橋下さん・オバマさん。
こんな世界的な人トップレベルの方の中に橋下徹さんが入っている。
★私も既に83歳で、来年は84歳、年男である。
私も安倍さんや橋下さんを見習って、世の中のどのような方とも同じようにお付き合いも、話もできるように生きたいと思っているのである。
昨日は久しぶりにカワサキの会合みたいなのがあって、いろんな方にお会いできたしお話も出来たのである。
KMJの社長の寺西さんとも、元ハーレージャパンの社長をされてた有名人の奥井俊史さんともお会いできたし、お話もさせて頂いたりして、それはそれでよかったのだが、同じように、昔仲間の黒瀬くんや、東京のモーターハウスアサノの浅野公一郎くんや八尾カワサキの加藤さんの息子さんなど、若い人たちといい時間が過ごせたことがホントによかったと思っているのである。
一番左が加藤さんの息子さんである。私のヨコは初めてお会いした仙台の早坂さん。今日は早速Facebook でトモダチになった。そして一番右が奥井俊史さんである。
この方たちカワサキにも関係あるのだが、ハーレーでも繋がっているのである。
このバイク、500万円もかけているのだとか、そのオーナーが株・忍者の伊藤彰さん、50年カワサキ一筋なのである。 確かに、若い頃は面倒見たかも知れないが、『古谷さんには世話になった』といまは何もしていないのに、毎年何かを何度も送ってくれたりするのである。下手に『旨かった』などと言うと続けて送って来りするので困ってしまうのである。
昨日は、この伊藤彰さんとお会いするために大阪まで行ったのだがいろんな人に出会ってしまったのである。
一番右が浅野公一郎さん、初対面なのだが、浅野輪業時代のお父さん にはお世話になたのでクロちゃんと写真撮ろうとしたら横にいたので一緒に入ってもらったのである。
安倍さんと橋下さんたちは、24日に忘年会らしいが、私は一足先に12月8日に忘年会ではないけれど、いろんな人たちとホントに『いい時間』が過ごせてよかったなと思っているのである。
Kawasaki. Let the good times roll !
カワサキに出会う人たちがハッピーになるような活動をカワサキは展開し続けますというような感じの意味なのだが・・
Furuya . Let the good times roll !
古谷に出会う人たちが、ハッピーになるように、『いい時間が過ごせる』ように務めたいと思っているのである。
★つい先日、アメリカの Costa Mesa にある こんな古本屋さんに家内が本を買いに行ったので付き合った。
私は、ほとんど本を読まなくなってしまった。
ネットに出会ってから、ネット情報を片っ端から見ているほうが面白いというか、自分が知りたいレベルの情報に出会うのである。ネットの情報は自分が納得できる段階まで、いろんな角度から掘り下げて読むことができるのが面白いと思うのである。
1日24時間しかないのだから、どちらを優先するかという問題なのである。
その本屋さんで、2冊の古本を買ってきた。
1冊1ドルで売られていて、100円なら表紙を眺めているだけでも、そんなに損にもならないと思ったからである。
その2冊の本は、こんな本だった。
『なぜ 日本の企業では情報共有化が進まないのか』
著書の田坂広志さんも、初めて聞く名前で知っていたわけではない。新刊では1500円もする本なのである。
その本の ネーミング 『企業内の情報共有化』にちょっと関心があったのである。
もう一冊は、橋下徹さんと堺屋太一さんの共著で 『体制維新』
橋下さんは大阪府知事になって以来のファンで、このブログにも『大阪維新の会 橋下徹』というカテゴリーを作っているほどである。
そんなことで、読んでみようかなと思ったのである。
この2冊、ざっと読んでみた。
その感想である。
★まず、2冊とも古本屋で売られているので 新刊ではない。
田坂さんの本は1999年の2月に第1刷が発行され、3月には第2刷が発行されているので当時は人気の本だったのだろう。
1999年と言えば、私の現役最後の年で、会社ではパソコンや携帯電話が人気でパソコンなど一人1台になったと威張った企業がいっぱいあったそんな時代であった。
そんな時代に、田坂さんは『なぜ 日本企業では情報共有が進まないのか』と問題提起しているのである。当時の管理者が競ってパソコンを覚えようとしていたのだが、管理者がパソコンをやってみても、それだけでは『企業内の情報情報共有』はできなくて、真にその目標を達成しようとするなら、その底辺にある『情報の囲い込み』などという『日本の企業文化』や、管理者の部下の情報を得ようとする基本的な態度にあるという指摘は当たっていると思う。
私自身は『情報』については人並み以上に今でも関心があるのだが、現役時代パソコンは一切触らなかったし、携帯電話はいまでも持っていないと言ったほうがいい。その番号は子供たち以外には知らせていないのである。
携帯電話などからの情報など大したものはなくて、『持っていることで』自分の時間や行動の自由度が失われてしまう欠点のほうが大きい。世の中に寸時を争うほど重要な情報などないと思っているのである。
田坂さんも、管理者は何をすべきかが『より重要』だと述べておられるのは納得なのだが、1999年には Facebook もツイッターもなかったし、それに類する個人情報の必要性を言っておられるのだが、そのあたりのことは今読むともう一つ説得力がないかな? と思ったりしたのである。
ただ、Facebook やツイッターなど各段に進歩した15年以上経った今書かれても、この本の本質の部分は通用するのだろうが、たとえ話を数多く引用されているので、それはいまの時代にはすべて通用しないのである。
この本の中にもあり今も多分企業で言われている『ほうれんそう』という情報共有の手法は私個人は嫌いだし、報告や連絡を受けなければ部下が管理できないようでは 経営はできない とずっと思っていた。
一番知りたい末端や他人のユーザーや販売店は決して『報告』などしてはくれないので『マーケッテング』とはそのためにあるのだと思っているし、部下に対しても報告が仮になくても、部下の現状が解かるような態度で接することが大事だと思っている。
『ほうれんそう』などと言ってみても、部下が本音でその心情など報告したりはしないものである。
★橋下徹さんと堺屋太一さんの共著のこの本は、面白く読ませていただいたが、これは 政治体制の構造改革である『大阪維新の会』の解説本で、2011年の10月に発刊されている。
橋下徹さんは、2008年2月に大阪府知事に当選し、『大阪都構想』を進めてきたのだが、ことごとく大阪市の当時の平松市長に反対されて進まないので、3年間ある程度の進展を見た大阪府は松井さんに任して、2011年の11月に実施された大阪市長選挙に出馬する直前に出された「選挙対策用」のものだろうと思う。
書かれている骨子は、政策などではなく体制そのもの『政治の仕組み』を変えないとだめだという主張が一貫してある。
『仕組みの創造』はなかなか一般の方には解ってもらえない。一般人どころか世の評論家先生方もよくわかっていないようである。『仕組みの創造』『構造の改革』などは一般の人たちが理解してみても、経営者とかトップリーダーの立場にないと、直接自分に関係することでもないのであまり興味がないのだと思う。
★橋下徹さんは、『大阪都構想』に代表される『政治体制の改革』をやりたいという意思は今でも強烈に持っているはずである。橋下さんは、すでに政治の世界から『降りた』などという人がいるがそんなことはないと思う。
大阪府知事でやるべきことができたので、次に大阪市長になり、それも大体で来たので次の段階を目指すには、衆議院議員などになったりするよりも、今のように自由に「マスコミ」が取り上げる地位にいて、『誰とででも自由に話せる立場』のほうがいいと思っているに違いないのである。
今の立場なら、小池百合子さんや、安部総理とも必要なら幾らでも話せる自由な立場なのである。世の中が『橋下徹』を忘れてしまったりしないことだけがMUST 条件なのである。
私はそんな風に今の『橋下徹さん』を見ている。
知事から、市長へ、そして一般人へ、確かに一般の社会的な地位はどんどん低くなってはいるのだが、『橋下徹の立場』は決して下がったりはしていないのである。
この本は一般の市民などではなく、政治家や政治家を志す人が今でもお読みになればいいのにというのが私の感想である。
1ドルは確かに安かったのである。
★三木 緑が丘 サンロードを愛する人のカイ!のホームページです
★ 参議院選挙が始まった。
6月22日告示で、7月10日の投票となる。
今回の選挙はいろんな話題もあって、全般に関心度も高いのだろう。
この参議院選挙に続いて、これもいろいろと話題になった東京都知事選が、7月14日告示7月31日投票である。
こちらも東京都民だけでなく全国が注目をする選挙となるのだろう。
民進党は 『蓮舫さん』の名前など上がっていたが、片山善博元鳥取県知事を推すらしい。
これは実績もあり、なかなか強力だから、自民党の『候補者選び』もなかなかムツカシイだろう。
舛添さんを推してたのは自民党だから、その前の『石原、猪瀬』さんも自民党だし二人続いての『金の問題での辞任』だから、誰を立てるにしても片山さん相手に対抗するのはムツカシイのかも知れない。
★『2016都知事選候補者』と検索したらまずこんなサイトが現れた。
http://mainitinews.net/342.html
以前まで大阪府知事だった橋下徹さん。
政治からは身を引いているとは言え、本人がツイッターなどで不定期で政治的な発言を繰り返す事もあり、未だにその人気は根強く残っています。
なんと舛添さんが辞任したあと「橋下さん、候補者になってください!」と事務所に何件もの電話が届いたほどらしいです。
しかし橋下徹さんは現状、立候補する素振りを全く見せていません。
なので本当に候補者として出てくるかはわからないところではありますが、単純にまだ機会を伺っている可能性は十分にあります。
なにせ橋下徹さんが本当に政治から身を引いたのなら、未だに政治的な発言なんてしていないでしょうし、少なくとも今後復活する予定があるからまだ政治の世界にいるわけです。
それが今回の2016年東京都知事選なのかは分かりませんが、橋下徹さんが出馬する可能性は十分に考えられると言えるでしょう。
★ 昨日はこんな記事が流れた。
http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0621/sgk_160621_1578572108.html
橋下徹氏 都知事選に慎太郎流「後出しジャンケン出馬」か
・・・・・橋下出馬となると参院選で伸び悩んでいるおおさか維新に勢いがつく。記者会見で馬場氏がわざわざ『2万%ない』という言葉を使ったのは、出てほしいというサインでしょう」
橋下氏は参院選の期間中、英国で行なわれる欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票の視察のためにロンドン滞在の日程を組んでいる。帰国は参院選公示後の26日の予定だ。
慎太郎流の“後出しジャンケン”出馬には絶好のタイミングではないか。
★全くの私見だが、
『橋下徹さんの参議院や衆議院選挙出馬はまずない』と思っているのだが、『東京都知事選』となるとこれは話は別である。
大阪で知事と市長を務めた実績でその実力は証明済みで、金にも『クリーン』である。
『大阪都構想』など『地方の新しい政治の仕組み構築』を諦めたわけではないから、東京都知事という肩書は今後の橋下さんに間違いなくプラスである。
若し、橋下徹が『無所属』で立候補したら、一番喜ぶのは自民党だろう。
当の橋下さんは、6月26日まで英国に外遊だが、これはわざと雲隠れしているのではないか?
帰国して、参議院選挙投票日の少し前に『あとだしジャンケン』で出馬表明したら、話題性はあるし『おおさか維新の会』にとっても『自民党』にとっても、参議院選挙の『追い風』にもなる。
橋下徹さんで『負ける』ことはまずないだろうが、もし負けても『大阪の人』に入れなかった『都民は度量が小さい』と投票した側がやられるだけで、橋下徹さんにはそんなに『マイナス』にもならない。
『おおさか維新の会』の参議院選挙への『追い風』は間違いないのである。
この辺りは私の『全くの仮説』だが、『橋下徹』さんなら『そんな風に』考えるのではないだろうか?
今回は、まだご本人の口からは直接『出馬しない』とは言っていないのである。マスコミが幾ら追っかけようとしても、当のご本人は26日まで英国だからどうしようもないのである。
帰国したころには、参議院選での『おおさか維新の会』の状況もある程度解っているだろうから、その状況を見て『参議院選挙対策』としてでも出馬する価値ありと思ったりするのである。
若し、『橋下徹東京都知事』が実現したら東京も変わるし、日本も変わるだろう。
私は、是非『出馬してほしい』と思っているのである。
★ こんなニュースが流れた。
世の評論家たちは、殆どの人が『大阪市長を辞めたら国会に出る』などと言っていた。
私はこのブログでも、何度も『そんなことはない』と思うと言い続けてきた。
みんな『賢そうな評論家』だが、『橋下徹が解っていない』と思う。
前回、アップしたブログである。http://blog.goo.ne.jp/rfuruya1/e/5d4ac45fea9f9c6cd8cf48028c939df4
大体その通りになりそうである。
★ 私は、ずっと『橋下徹は国会議員に成ったりはしない』と思っている。
そういう意味では、世の中の解説者先生は、『橋下徹』が解っていないと思っている。
私の予想など、当たっても外れてもどうということはないのだが、
昨日、かって橋下徹さんの『ブレーン』を務めた堺屋太一さんが、
『橋下氏に国会議員になって欲しくない』という意見を述べていた。
http://dot.asahi.com/wa/2015120200101.html
間違いなく、橋下さんは国会議員を目指したりはしないし、そんなことで、橋下さんの夢の実現など出来るとは思っていないだろう。
橋下さんは、自分の夢が実現する方向に一路邁進するだろうが、それが国会議員であったり、自分が『何になりたい』などコレっポチも思ってはいないはずである。
堺屋さんは、大要次のように語っている。
流石、『ブレーン』を務めただけのことはある。
* * *
私は、橋下さんには国会議員になってほしくない。来年の参院選にも、次の衆院選にも出ない方がいい。・・・・・それよりも大阪都構想が実現した時に、初代の大阪都知事になって徹底的に大阪を改革してほしい。
・・・・・・・・・・・
大阪都構想の実現には、国政レベルでの協力も不可欠です。今後、橋下さんが、安倍さんや菅さんに都構想への理解と協力を求めることもあると思う。
今の日本の政治は、与野党の対立ではなく、利権を守ろうとする「オール守旧派」と「無利権改革層」の戦いです。官僚、業界団体、労働組合はそれぞれに利権がある。橋下さんは、既得権益を守ろうとする人のなかで嫌われるのを恐れず、突破力を発揮してきた。
市長職は退くことになりましたが、今後は大阪都をつくるために、「おおさか維新の会」の運営に深く関わってほしい。・・・・・大阪都が実現すれば、府と市の二重行政が消えます。役人の天下りも利権も減ります。
・・・・現状を打破して大阪都が誕生すれば、大きなうねりとなって、他の地方自治体にもいい影響を与えるはずです。
そして橋下さんは関西州のトップになればいい。その後に大改革の実績を引っ下げて総理大臣になり、日本を立て直す。橋下さんはそれくらいの夢をやり遂げられる人物です。(談)
★当たっていると思う。この通りになるかどうかは別にして、橋下徹さんの夢は、『大きな新しい仕組みの創造』が目的なのだと思う。
確りとした『仕組み』さえできれば、その職責はそれに一番見合う人がやればいい。
大阪都構想が完成し、道州制が出来たなら、いまの利権政治の幾らかは、消え失せてしまうのだろう。
橋下さんは、いまの政治体制の打破を狙っているのに、国会議員などになったのでは、何もできなくなってしまうことなど、私でも解っているので、ましてや橋下さんが、『一国会議員』になるなど、私には到底考えられないのである。
評論家や解説者の誰も言わなかったことを堺屋太一さんは語った。
やはり、世の中にはちゃんと解っている人もいるのである。
★大阪市長を辞めたはずの橋下さんなのに、連日マスコミのニュースを賑わしている。
今後は『おおさか維新の会』の顧問弁護士をするとか言ってるが、多分来年もメディアは橋下さんを放っておけないように橋下さんは動くのだろう。
橋下さん、安倍総理と会われて3時間も話をしたそうだが、こんなニュースが流れていた。
おおさか維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は21日、安倍晋三首相と橋下徹前大阪市長らの会談では、橋下氏が統治機構改革のための憲法改正について首相らに説明したと明らかにした。
会談は19日、東京都内で松井氏も同席して開かれた。これに関して松井氏は、「自民党の憲法草案をそのまま了解ということではなく、われわれは統治機構改革のための憲法改正を進めたい。そういう話をした」と述べた。首相らと考え方は一致したという。
松井氏は、統治機構改革のため必要な改憲について、地方自治に関する92条と94条を挙げた。
この『統治機構の改革』=新しい政治の姿 を描いているのだろうが、それを考えるのは別に政治家にならなくても、誰でも考えられるはずである。
政治家そのものよりも、政策担当顧問のほうがむしろその実現のためには近道かも知れない。
そんな話を今のようにマスコミが追っかけまわす限り、橋下徹さんは政治家には戻らないのではと思う。
世の中の圧倒的な人たちが、橋下さんの政界復帰を望んでいるが、望んでもご本人はそんな世界には戻らないだろう。
自らが描く大きな夢を政治家として実現してくれるのは誰でもいいのである。
むしろ大きな改革は自らが先頭に立たないほうがやり易いはずである。
こんなことを言って煽ってみても、橋下さんは『総理』になりたいと思っていないのだと思う。
『統治機構改革のための憲法改正』という方向性を示し、この記事の通り安倍さんも了解したのなら、別に自分が総理にならなくても、『想いは実現する』のである。
若し世の中に、『何かになりたい』人と『何かをやりたい』人の2種類しかいないとしたら、橋下さんは、間違いなく後者である。
そんな性格の人も間違いなくいるのだと思う。
★私自身も子供のころから『何になりたい』とは一度も思ったことはない。運動部でも会社でも『何か』にはなったが、自らが選んだ道ではなくて、みんな周囲の方が、その方向に持って行ってくれたのだが、若い頃、東北の販売網、特約店制度、東南アジアプロジェクトなど小さなことは自分で陣頭指揮して実現した。
その実績が信用になり、その後の発言に段々と重みがつく、そして段々と大きな目標になると、『自分以外のもっと地位の高い人』にやって貰うのが一番の早道なのである。自分がその人の地位まで行こうとすると時間も掛かるが、大きな組織の長も、結構ちゃんと動いてくれるものである。私はサラリーマン生活でそのように『自分の想いを実現』して、卒業した。
★橋下さんは、安倍総理を動かそうとしているのではないか?
そのためには、大阪都知事や大阪市長の肩書は邪魔になる。
会社で言えば企画、橋下さんの立場で言えば『政策顧問』これは一番やり易い立場で、上を動かすには最高の立場である。
衆議院議員になった途端に、それはできなくなるはずである。
私の読みは結構当たっているはずだと私自身はこの数年来ずっと思っている。
橋下さんにとって大阪の府政や市政は、ちっぽけなものだったに違いない、だから自らが陣頭指揮で実績を残して、世間に信頼や期待を得てきたが、国を動かすには議員の肩書など邪魔になるだけである。
政策顧問のほうが自由だし、今でも安倍さんが動いてくれるかも知れないのである。極端に言えば総理の上に立っているとも云えるのである。
実務をやったことのない『自らの想いのない』評論家には、それは解らないのかも知れない。
★ 私は、ずっと『橋下徹は国会議員に成ったりはしない』と思っている。
そういう意味では、世の中の解説者先生は、『橋下徹』が解っていないと思っている。
私の予想など、当たっても外れてもどうということはないのだが、
昨日、かって橋下徹さんの『ブレーン』を務めた堺屋太一さんが、
『橋下氏に国会議員になって欲しくない』という意見を述べていた。
http://dot.asahi.com/wa/2015120200101.html
間違いなく、橋下さんは国会議員を目指したりはしないし、そんなことで、橋下さんの夢の実現など出来るとは思っていないだろう。
橋下さんは、自分の夢が実現する方向に一路邁進するだろうが、それが国会議員であったり、自分が『何になりたい』などコレっポチも思ってはいないはずである。
堺屋さんは、大要次のように語っている。
流石、『ブレーン』を務めただけのことはある。
* * *
私は、橋下さんには国会議員になってほしくない。来年の参院選にも、次の衆院選にも出ない方がいい。・・・・・それよりも大阪都構想が実現した時に、初代の大阪都知事になって徹底的に大阪を改革してほしい。
・・・・・・・・・・・
大阪都構想の実現には、国政レベルでの協力も不可欠です。今後、橋下さんが、安倍さんや菅さんに都構想への理解と協力を求めることもあると思う。
今の日本の政治は、与野党の対立ではなく、利権を守ろうとする「オール守旧派」と「無利権改革層」の戦いです。官僚、業界団体、労働組合はそれぞれに利権がある。橋下さんは、既得権益を守ろうとする人のなかで嫌われるのを恐れず、突破力を発揮してきた。
市長職は退くことになりましたが、今後は大阪都をつくるために、「おおさか維新の会」の運営に深く関わってほしい。・・・・・大阪都が実現すれば、府と市の二重行政が消えます。役人の天下りも利権も減ります。
・・・・現状を打破して大阪都が誕生すれば、大きなうねりとなって、他の地方自治体にもいい影響を与えるはずです。
そして橋下さんは関西州のトップになればいい。その後に大改革の実績を引っ下げて総理大臣になり、日本を立て直す。橋下さんはそれくらいの夢をやり遂げられる人物です。(談)
★当たっていると思う。この通りになるかどうかは別にして、橋下徹さんの夢は、『大きな新しい仕組みの創造』が目的なのだと思う。
確りとした『仕組み』さえできれば、その職責はそれに一番見合う人がやればいい。
大阪都構想が完成し、道州制が出来たなら、いまの利権政治の幾らかは、消え失せてしまうのだろう。
橋下さんは、いまの政治体制の打破を狙っているのに、国会議員などになったのでは、何もできなくなってしまうことなど、私でも解っているので、ましてや橋下さんが、『一国会議員』になるなど、私には到底考えられないのである。
評論家や解説者の誰も言わなかったことを堺屋太一さんは語った。
やはり、世の中にはちゃんと解っている人もいるのである。