★安倍内閣の支持率や、政治問題に対する意識調査がいっぱいだが、果たしてどれくらいの意味があるのか、よく解らない面もある。
『安倍内閣の支持率』は下がっても、安倍内閣の支持率の減った分は『無党派層に動く』だけで『野党の支持率』は一向に上がらないのである。
右や左で分けて、保守層を右、革新を左といったりするが、日本全体のほぼ90%は自民党・公明・維新と無党派層で占められていて、革新と言われる所謂左派層はたった10%なのだから、右や左と言ってること自体あまり意味がないのかも知れない。
一番多い無党派層の殆どは、自民党に近いのだろうが自民党のどんなところが不満なのか?
私などは間違いなく無党派層なのだが自民党の所謂「旧い体質」部分が不満なので『安倍さんなどの発想』はなかなかいいと思っているのである。
そういう意味では、『無党派層を取り込む政党』が出来たらホントの意味の『二大政党』になるのだろう。東京だけの一時的現象だったのかも知れぬが、『小池百合子と自民党』という対峙の形が出来たのだが、そんな『小池百合子的政党』が出来たらいいのかも知れないのである。現実には難しいのかも知れぬが、『安倍さん+橋下さん+小池さんなどの新党』と『旧自民党的体質の党』の二つになったら日本も二大政党時代になるかも知れないのである。
『共産党・立憲民主党』などを中心とする野党などは、いまの日本の状況を見る限り大きな集団になる可能性は皆無だと思ったりする。
★日本の年齢別人口はこんな感じだが、10・20代の若者の自民党支持率や今の政治状況に対する思いは、『自民党支持率も高い』し、『セクハラ問題に対しても寛容』なのはなぜなのだろう?
★ 私は80代だが、こんな若者の発想に近いのである。
今の野党はどう考えても支持する気にはならないのは、『大局観がなくて、つまらぬことばかりに拘るのがダメ』だと思っているのだが、若者たちは、どう思っているのだろうか?
それにしても、『10・20代』と『60代以上』のこの差は、何故こうも違うのだろう?
ひょっとしたら、若者たちは『自民党以上に、安倍さん以上に右寄り』なのかも知れない。
然し、それが『世界の常識』なのかも知れないのである。
『全く初めての新しいことに挑戦する』そんな政党がもしできたら、いまのような前例に拘る政治からその方向に動くだろう。
『東京での小池さん』はそれをやりかけたのに、なぜ潰れてしまったのだろう?
『若者たちが何を思っているのか?』将来の日本を背負う人たちなのだから、マスコミももっと突っ込んで意見を聞けばいいのだが、いまのマスコミは、どちらかというと60歳代以上の発想に近いのである。