★私は野球をしていたし、息子や孫たちはサッカーだった。
私の若い頃は、日本国中が野球に熱中していて殆どの子供たちが野球をしていたし、私も中学・高校・大学と野球部にいた。当時は巨人軍が明石球場で毎年キャンプを張っていて、長嶋・王などが入団した時を知っている。
阪神の吉田義男は同級で長嶋は2年下なのだが、プロに入団するこんなトップクラスの人たちは別にして、一般的に野球は盛んだったが、そのレベルは今とは比較にならぬほど低かった。
息子は小学校の低学年の頃は、野球とサッカーをしていたが、4年生頃からはサッカーに熱中して学生時代をサッカーに熱中して卒業したと言っていい。
未だ世の中はサッカーよりは野球のほうが一般的だったのかも知れぬが、三木市がサッカーが盛んで小学校でサッカーチームがあったし、三木市選抜のオール三木が兵庫県で優勝したりしていた。ただ、サッカーの一般のレベルは野球以上に低くて、『これが運動部か?』と思ったりしたのである。
それが、年々レベルが上がって、Jリーグがスタートしてからは、サッカーの普及も素晴らしかったし、そのレベルもどんどん上がっていたのである。
★ 今の日本のスポーツ界を観ていると、どんなスポーツでも『世界で通用する』レベルになってるのはビックリである。
先日は400メートルリレーで『世界一』になったりしていたが、これなど昔はとても考えられなかったことである。
野球もサッカーも、今では間違いなく『世界レベル』と言っていい。
なぜ、そうなったのか?
いろいろあると思うが、『基礎体力・練習方法・コーチのレベル』が全然昔とは違っているように思う。
たまたま、アメリカで育った孫の真ん中がプロになったし、末弟もプロを目指して今年から大学だが、その『基礎体力の鍛え方』も『チームの練習方法』も、『指導者のレベル』も全然違っていて、こんな環境なら選手も伸びると思うのである。
日本では、運動部の体罰などが問題になったりするが、アメリカの練習など見ていると、そんなことは微塵も考えられないように思うのである。少なくとも大学まではチームの勝敗も目標だが、それ以上に『個人を育てる』ことに徹底しているように思う。
★スポーツは『やるものか?』『観るものか?』
私なりの感想を言うと『野球はやる』ほうがおもしろいが、『観るならサッカー』かなと思ったりする。
サッカーは、観ていても面白いのだが、野球はじっと見ているとテンポが遅くて『かったるい』ような気がする。
それなのに、特に日本ではどの球場も野球場が満杯になるのは、野球を観ることもあるのだろうが『熱狂的なファン』が応援をしているのである。
これは日本の野球・サッカーとヨーロッパのサッカーに見られる風潮で、何故かアメリカの大リーグなども、その観戦の仕方は、日本と違って『野球を観ること』で楽しんでいるように思えてならない。
たまたまエンゼルスの試合を観に行ったが、まさに『野球を楽しんでいて』主役は自分なのである。
私は性格的に『熱狂的なファン』にはなれないように思うのだが、あの甲子園での『阪神ファン』の熱狂ぶりを見ると、あのように熱烈なファンになれる人は、一体全体の何%ぐらいなのだろう?
そういう私でも、何となく贔屓チームはある。
関西(兵庫・大阪)、仙台・札幌に住んでいたことがあるので基本的に野球で言えば阪神・オリックス・楽天・日ハムのファンだし、サッカーなら、神戸・ガ大阪・セレッソ・仙台・札幌を応援している。
『熱烈なファン』ではなくてテレビを観て何となく応援する、そんなレベルなのである。
★ところで、今年のプロ野球はどうなるのだろう?
広島は立ち上がり最下位にいたのに流石である。
金にあかして選手を集める巨人とソフトバンクはどうも好きになれないのだが、毎年巨人、ソフトバンクは強い。
サッカーもテレビではよく見るが、期待の神戸はどうなってしまったのだろう。
あれだけの選手を集めても『勝てない』のはなぜかな?と思う。
サッカーの入れ替え制はなかなかイイ。
野球も2リーグ制などではなくてもう4つほどチームを増やして、8球団ずつの1・2部制ぐらいにしたほうがいいのではと思ったりしている。
何となく、こんな感じで野球とサッカーを観ているのだが、最近はこれに加えて陸上競技・水泳・相撲などのスポーツ放送を楽しんでいる。どうも、テニスや卓球などは強くても同じことの繰り返しなので、見慣れたらオモシロいのかも知れないが、今は未だ見る気がしないのである。
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