★物忘れがだんだんひどくなって、最近はなかなか人の名前が覚えられない。
『認知症』かなと思ったりするのだが、
この例題を見る限りは『認知症』ではなくて単なる『物忘れ』だとは思う。
『認知症』と検索して見ると、
日本ではかつては痴呆(ちほう)と呼ばれていた概念であるが、まず行政分野および高齢者介護分野において「痴呆」の語が廃止され「認知症」に置き換えられた。単に老化に伴って物覚えが悪くなるといった誰にでも起きる現象は含まず、病的に能力が低下するもののみをさす。
などと書かれている。最近は昔の言葉が新しい言葉に置き換えられて、より単純であったものが複雑になり解らなくなってしまっている傾向も目立つのである。
ただ、、年を取ると『認知症』になる比率は高くなるようだし、若いころアタマのよかった人がそんな形になることも多いような気もする。
□出来事の全部を忘れる
朝食の内容だけでなく、朝食を食べたという事実自体を忘れる。ただの物忘れでは起こらない。
□記憶障害だけでなく、判断力が低下する
ごく基本的な情報を忘れて、正しい判断ができなくなる。味付けを甘くしたいから塩を入れなければと判断し、大量の塩を入れるなど、基本的な調味料の役割が分からなくなるなど。料理の作り方の手順や詳細を忘れるだけなら、ただの物忘れ。
□物忘れをしてしまったという自覚がない
大きな物忘れをしても、自分が物忘れをした、判断ができていないという自覚がない。
□物をなくしたときに、思わぬ発想をするようになる
物をしまった場所を忘れたり、どこかに置き忘れるのは正常の範囲。認知症の場合は、物が見つからない時になくしたと考えたり探したりせず、誰かが家にやってきて盗んだと強く思い込むなど、被害妄想を始めとする思いもよらない発想をすることが増える。
□季節の感覚がなくなる
日付や曜日を1~2日くらい間違うのは正常。認知症の場合、全く違う季節と間違えることがある。夏なのに、冬物を着ようとするなど。
□作り話をする
現実的にはありえない言い訳をしてでも、自分の判断が正しいとその場を取り繕うとすることが増える。
□日常生活が一人でできなくなる
少々忘れっぽいからといって、一人暮らしをしても何とかなると思える範囲の人の場合、認知症の疑いはまずない。
これらの例は、なかなか解り易くて、現在の私のモノ忘れは、単なる『モノ忘れ』で認知症ではナイようである。
亡くなった伯母が、こんな症状の全てではないが、当たっているようなところもあったから、あのような状態は認知症と言うのだろう。
ただ、単なる『モノ忘れ』であっても日常で困る時もいろいろある。
自分だけで、相手に迷惑が掛らぬ場合は、大したことはないのだが、相手にも影響ある場合は大変なのである。
★そんなことあるのか?と思われるかも知れぬが、ゴルフのスコアが最近よく解らない場合があって困るのである。
特に、ちょっと多く叩いたりすると、冗談ではなくサッパリ解らない時がある。
ごまかしたと思われたらイヤだし、ちゃんと数えようと思うとホントに自信がなくなってしまう場合がある。
『数分前のことが思いだせない』
などは軽微だとは書かれているが、少しは認知症機能が進行しているのかも知れない。
同じ話を繰り返して話すなどは、みんな大なり小なりあるような気がする。
まあ、兎に角、幾らかはそんな傾向があるのだろうから、気をつけることである。
まだ、自分で意識してこんな事をブログに書いているうちは、『まだましだ』と思うことにしておこう。
超高齢者社会になりつつあるので、こう言うことも若い人も覚えておかれる方がいい。
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