昨日も慶睦会のことに触れたが、
これはカワサキモータースジャパンと言う会社のOB会なのである。
一般にOB会というのは、卒業した時、或いは定年退職したときそこに所属していた人の集まりで、途中で居なくなった人はその資格がないのが普通なのだと思うが、
この慶睦会はその構成メンバーの大半が中途退社の人たちの集まりなのである。
この会社はれっきとした川崎重工業の100%子会社なのだが、
その起源は川崎明発工業である。
それに名門メグロの人たちがジョインし更に当時の川崎航空機の人たちが出向したりした。
更にその後は各地域の代理店が直営化されたりして地方の代理店の従業員達も参加したりした。
まあいえば、アメリカ合衆国のような会社なのである。
その後何年かして、この会社の定期採用も始まったりした。
そんなことで、この慶睦会の参加資格は、『1日でもこの会社に在籍した実績があればいい』のである。
今販売店の人たちも、かって同じ窯の飯を食った人たちの集まりだから、後エラク成った人も当時はそんなに偉くはなかったのである。
その頃の職位のままの、お付き合いと言うか話が出来るのでいい雰囲気なのである。
昨日、ご紹介した元川崎重工業の副社長の高橋さんは、かって若い頃、生産現場からこの会社の営業部門に一度出向されたのである。
はじめての営業経験で殆ど何もお解かりにならなかったので、もっぱら指南役は故岩崎茂樹君が勤めて、私などもお手伝いをした。
ずっと後にこの会社の社長も兼務されたので、その二つの、むしろ若い頃の資格での参加なのである。
元川重の副社長だからと参加者が話をするのを遠慮したりする雰囲気は皆無である。
私はこの会社に3度出向して、延べ23年ほどお世話になった。
この会社で身につけたノウハウや経験を持って、川崎重工業に3度出向したというほうが当たっているかも知れない。
この慶睦会は発足16年になるのだが、会が設立されたときは私の3度目の出向時で、当時のOBの方々とこの会のスタートの企画を手伝ったりした。
初代の会長の田中さん、苧野さん、清水屋さん、足立さんなどこの会の設立発起人の方々もみんな故人になってしまわれた。
今は、昨年度から関西慶睦会の会長、副会長さんもぐっと若返って、OBなのに新進気鋭と言うとおかしいかも知れぬが、この会社の定期採用1期生、2期生の富永、山田君が勤めてくれている。
でも、正直今後どうなるのかと思ったりもする。
今後、このOB会に加わる人たちは、この会社の定期採用者で定年で退職された人たちばかりである。
新しく加わる人たちは昔のOBたちのことを殆ど知らないだろう。
その辺のところはなかなか今後難しいと思っている。
3度も出向して長くお世話になったので、私などは出席者全員がわかるのである。
多分、そんな方は居ないと思う。
そういう意味でも、私の戸籍は川崎重工業ではなくてカワサキモータースジャパンなのかも知れない。
戸籍はともかく、
身についた私そのモノは、ほとんどがこの会社やそのグループから学んだものである。
そんな慶睦会の東京地区の会合は6月12日だとか。
ここには神田岩本町に事務所があった1960年ごろの明発、メグロの懐かしい先輩達や独立した販売店の連中が大勢集まる。
昨年は何年ぶりかで出席したのだが、今年はどうしようかと思っている。
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これはカワサキモータースジャパンと言う会社のOB会なのである。
一般にOB会というのは、卒業した時、或いは定年退職したときそこに所属していた人の集まりで、途中で居なくなった人はその資格がないのが普通なのだと思うが、
この慶睦会はその構成メンバーの大半が中途退社の人たちの集まりなのである。
この会社はれっきとした川崎重工業の100%子会社なのだが、
その起源は川崎明発工業である。
それに名門メグロの人たちがジョインし更に当時の川崎航空機の人たちが出向したりした。
更にその後は各地域の代理店が直営化されたりして地方の代理店の従業員達も参加したりした。
まあいえば、アメリカ合衆国のような会社なのである。
その後何年かして、この会社の定期採用も始まったりした。
そんなことで、この慶睦会の参加資格は、『1日でもこの会社に在籍した実績があればいい』のである。
今販売店の人たちも、かって同じ窯の飯を食った人たちの集まりだから、後エラク成った人も当時はそんなに偉くはなかったのである。
その頃の職位のままの、お付き合いと言うか話が出来るのでいい雰囲気なのである。
昨日、ご紹介した元川崎重工業の副社長の高橋さんは、かって若い頃、生産現場からこの会社の営業部門に一度出向されたのである。
はじめての営業経験で殆ど何もお解かりにならなかったので、もっぱら指南役は故岩崎茂樹君が勤めて、私などもお手伝いをした。
ずっと後にこの会社の社長も兼務されたので、その二つの、むしろ若い頃の資格での参加なのである。
元川重の副社長だからと参加者が話をするのを遠慮したりする雰囲気は皆無である。
私はこの会社に3度出向して、延べ23年ほどお世話になった。
この会社で身につけたノウハウや経験を持って、川崎重工業に3度出向したというほうが当たっているかも知れない。
この慶睦会は発足16年になるのだが、会が設立されたときは私の3度目の出向時で、当時のOBの方々とこの会のスタートの企画を手伝ったりした。
初代の会長の田中さん、苧野さん、清水屋さん、足立さんなどこの会の設立発起人の方々もみんな故人になってしまわれた。
今は、昨年度から関西慶睦会の会長、副会長さんもぐっと若返って、OBなのに新進気鋭と言うとおかしいかも知れぬが、この会社の定期採用1期生、2期生の富永、山田君が勤めてくれている。
でも、正直今後どうなるのかと思ったりもする。
今後、このOB会に加わる人たちは、この会社の定期採用者で定年で退職された人たちばかりである。
新しく加わる人たちは昔のOBたちのことを殆ど知らないだろう。
その辺のところはなかなか今後難しいと思っている。
3度も出向して長くお世話になったので、私などは出席者全員がわかるのである。
多分、そんな方は居ないと思う。
そういう意味でも、私の戸籍は川崎重工業ではなくてカワサキモータースジャパンなのかも知れない。
戸籍はともかく、
身についた私そのモノは、ほとんどがこの会社やそのグループから学んだものである。
そんな慶睦会の東京地区の会合は6月12日だとか。
ここには神田岩本町に事務所があった1960年ごろの明発、メグロの懐かしい先輩達や独立した販売店の連中が大勢集まる。
昨年は何年ぶりかで出席したのだが、今年はどうしようかと思っている。

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