
元中山大臣の失言や、それに関しての大阪橋下知事のコメント、更には麻生さんの施政方針演説などに対して、
いわゆる、世のコメンテーターたちのコメントがかしましい。
いずれも、ちょっと変わった意見であり、スピーチである。
『ユニーク』 と言っていいだろう。
コメンテーターという立場で言えば、それに賛成か反対かを言わねばならぬのであろうが、
若し、慣習や仕来りや、決め事がなければ、いずれも一つの意見、普通のスピーチなのだろうと思う。
中山さんの発言は、例を具体的に挙げ過ぎて、『事実認識が違う』と言われてしまったように思う。
勉強不足と言われればその通りであろうし、
大臣の発言としては不適切だと言うなら、それもその通りだろうと思う。
それについて、コメントした橋下さんのコメントは、どちらかと言えば『擁護論』に近く、コメンテーターでもない公式の知事の立場でのコメントとしては異例とも思える『ユニーク』さである。
普通一般の知事なら、そう思っていても、ああは言わないだろうと思う。
それについて言えば、橋下さんも中山さんに近く、『自分の意見に正直』 である。
つい、『ホンネ』 が出てしまうのだと思う。
それらの意見が、正しいか間違っているかは、コメンテーターが言うように、いろいろあるのである。
コメンテーターでない、庶民は、『それを敏感に見抜く』 ものである。
選挙も近い。 中山さんが、どんな得票をするのか、注目したい。
事実認識の甘さをダメだと言うのか、
正直さを、一徹さを他の政治課題にも求めるのか、
どちらであろうか?
私なら、後者に入れる。世の中、ホンネで語らない人が多すぎる。
ホンネで語って、間違ったら素直に謝る。 そんな人のほうが面白い。
間違いもあるが、新しいことも出来るように思う。
麻生さんの、スピーチも前例がなくて、面白い。
コメンテーターは、流石に賢くていろいろ言うが、民主党も次回の選挙で本当に政権を取ろうと思うのなら、ちゃんと応えて欲しいと思う。
私は、ひょっとしたら次回は民主党に1票を入れるのではないかと思うが、そう思っている私でも、聞いてみたい質問である。
『ホントに民主党で大丈夫なのか?』とは、内心思っている不安である。
そういう意味では、
三つとも面白い出来事であった。