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「森をみてから木をみる」は、森は顎運動も含む

2020-04-10 13:00:40 | Weblog
気づけば4月入ってから、全然記事更新してなかった。。。

コロナで外出自粛が続いているので、勉強会やら学会に行けてなく
悶々としている先生方に症例でも提示しよう。

開口量が35mm前後の症例は、単に開口量が少ない人って判断せず、
それが顎関節部の異常かどうかって判断してから色々行うべきある。
顎関節部の問題をしっかり解決せずに、口腔内の問題に対していろいろ治療して、
例えば咬合再構成を行ったとしても後々顎関節部の適切な処置を行えば、
咬合位は変わり大きな再介入が嫌でも必要になる。

提示している症例、初診時の開閉口運動、開口量、動画みてください。
顎運動動画 ←ここをクリック

この状態のまま口腔内の修復、補綴治療を行うべきではない。

さて、この症例、顎関節症を患っているが
この動画をみて、この症例の顎関節症は軽度か重度か判断できますか?
また一般歯科で対応できる顎関節症か、どのような診査で判断しますか?

ちなみに当院ではこの程度の顎関節症であれば
その日のうちにほぼ改善させれることが多い。

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