りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

「重陽の節句」

2010-09-09 | 楽しいお茶クラブ
<楽茶クラブ> 9月の例会でした。

桃野先生から「長月」についての禅語をいくつか聴きました。名月を詠ったものが多いですね。
「 清風払名月 」
「 水和明日流 」

含蓄ある先生の講義には、時間の経つのを忘れてしまうくらい、引き込まれていきます。

献上銘菓<千代ぐるみ>でお茶を一服(先に主菓子でも頂いています)。
            

今日、9月9日は、奇数は陽であり、陽数の極である9が重なる日はめでたい日であることから五節句の一つの「重陽の節句」のお話も。

旧暦では、菊が咲く季節であることから「菊の節句」とも呼ばれています。
学生時代、通っていた茶道(遠州流)の先生宅で、床の間に飾られた真綿で包まれた菊が飾ってあり、「菊の着せ綿」の意味を聞いて、お抹茶を頂いたのも懐かしい思い出です。

ー平安時代の貴族は、前夜、菊に真綿を置いて、露を染ませ、それで体をこすって、健康(長寿)を祈ったそうです。また菊酒(菊の花を浮かべた)も頂いたとかー。やはり優雅ですね。

無駄の無い理にかなった<和室と畳>に関するお話も。

先生のお話を聴いてても、「茶道は総合芸術である」とつくづく感じます。

終わって知事公舎をでたら、なにやら賑やかな声援、母校の運動会でした。各団の伝統の応援合戦のようでした。覗いてみたかったですが…

家の菊です。今年は日照りで大変でした。
   
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秋海棠

2010-09-08 | 花・木
今日は二十四節気の一つ、秋の気配が深まるとされる<白露>ですが、

台風崩れの熱帯低気圧で、関東甲信地方は記録的猛暑から記録的大雨になり、各地で被害が出ているようです。
お見舞い申し上げます。

県内は昨日の猛暑日から一転25度台の涼しい日になりましたが、立山連峰(飛騨山脈)のお陰?で雨の被害もなく、ほっとしています。

シュウカイドウ(秋海棠):シュウカイドウ科シュウカイドウ属(ベゴニア属)が猛暑に負けず可愛い花をつけました。


              

ミズヒキ(水引):タデ科 (花穂を上から見ると赤く、下から見ると白いことを水引にたとえた)
       
花弁状の萼は四裂し上の3裂片は赤色、下の裂片は白色。
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刈りいれ間近

2010-09-07 | 野鳥
午前中は暑かったですね。大根の畝を一本作ってきました。

周りの水田(コシヒカリ。当地区では早生(テンタカク)はあまり作付けされていません)も黄金色に輝き、刈りいれ間近になりました。

チュウサギの群れです。


横の休耕田で餌とり。


午後から、台風9号の影響で久しぶりの恵みの雨になり、待っていた涼しい秋も運んでくれました。この後、たくさんの雨はいりませんが…
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初雪草

2010-09-06 | 花・木
9月に入っても蒸し暑い日が続いています。

初雪草にベニシジミ。
  

池の金魚とスイレン。
  

如何でしたでしょうか? 
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「撮り鉄」

2010-09-05 | 日常
婦中町の西本郷の高山線鉄橋に「撮り鉄」と呼ばれる鉄道フアンが詰め掛けている記事が載っていました(お目当ては、大阪からの臨時列車「おわら」とか)。

昨日、富山からの帰り、陸橋に大きなカメラを構えた人たちの姿。


下の道に回り込んで、来た電車の写真をとりました。

これは、いつもの高山線?でしょうか? のどかな光景でした。

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「生物多様性」と鮎

2010-09-04 | 日常
多様な生き物や生息環境を守り、その恵みを将来にわたって利用するために結ばれた生物多様性条約の、10回目の締約国会議「COP10」が、10月に名古屋で開催されます。

今日、生物多様性シンポジュウム「つながるいのち 生物多様性とは」が開催されました。富大五福キャンパス。黒田講堂で。久しぶりの大学でした。
              
             

講師は、長年富大教授として、富山県の自然をみつめてこられた 小島 覚氏。
      

広大な宇宙の中で唯一生命を宿した天体:地球の生態系の変化について詳しく聞きました。一部を。
      

      

      

エコノミーからエコノロジーへと訴えられていました。

この後、実家の兄夫婦から、家の前を流れる<牛ヶ首用水>の水が上がったので、鮎が取れるからと案内をもらったので、出かけました。

姪っ子の子供たちと一緒に、川に入り、<どんどこ(水門)>まで鮎を追い詰めて網ですくいました。
      

      

今年初めての地物です。早速塩焼き、香りが最高でした。是でまた75日生き延びれて?
               

用水は、コンクリートでしっかり護岸され狭くなりましたが、子供の頃、夏は泳いでいた川です。鮎はやはり住んでいました。

生物多様性の話を聞いたあとでしたし、こんな光景がいつまでも続くようにと願わずにはおられませんでした。


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星座観察

2010-09-03 | ナチュラリスト関連
今晩、環境財団主催のナチュラリスト研修会「星座と惑星の観察法と実際の観察」が、天文台でありました。(弥陀ヶ原解説活動時は、夜のレクチャーで、お客さんからの要望が多いので、ナ会員の皆さんからの研修会内容の要望に応えて。)

天文台への道、西の空に金星が沈もうとしていました。


           

講師の先生は、天文台の主幹学芸員 渡辺 誠先生。

まず、望遠鏡で今宵の星を見せていただきました。
           
惑星(三日月形の金星。土星の輪。縞模様の木星とガリレオ衛星)と恒星(夏の大三角。アークトゥルス。アンタレスなど)恒星の星の色もいろいろ。

その後、観察法について、<星座早見表>を使って、今日の星空をチェック。
           

屋上に出ると、昼間の曇り空はどこかへ、満天の星空、天の川もうっすらと見えました。
           

研修会終了後、星座の写真撮影に挑戦。三脚を使って、木星を撮ってみました。


星座の撮影はもう少し慣れが必要です。
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トウネンと遊ぶ

2010-09-02 | 野鳥
モーニング観察会に参加しました。

湯浅支部長さんから、怪我をしたトキメキちゃんの話がありました。自然に治癒してるとのことで、安心しました。

カルガモの親子、親鳥と同じ大きさになって見分けがつかないくらいでした。


鳥あわせはカワセミなど13種でした。来月(10月4日)になれば、カモ類の飛来で賑やかになるでしょう。

その足で、先日の海岸に出かけました。

砂浜は、トウネン(当年)チドリ目シギ科 L15㎝のいくつかの小群で賑わってました。
時間を忘れて、遊んでくれました。そろそろ冬羽に移行中でしょうか。
和名の当年生まれたように体が小さい鳥の名のとおり可愛かったです。目の前の波打ち際を通り過ぎていきました。






遠くの堤防にイソヒヨドリ:スズメ目ツグミ科 L23㎝の姿です。県内で初見で嬉しかったです。


堤防脇の百日紅がきれいでした。


○○夏の夢のあとかな。
       

カモがやってきた?と思ったら、アイガモ(アヒル)の海水浴でした。
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2010-09-01 | 
今日から9月、陰暦では<長月>:夜が長くなる頃、確かに夏至の頃からだと、日の出(5時22分)、日の入り(18時20分)が一時間近く違いますね。
しかも今日は、二百十日:立春から数えて・・・、台風の襲来の時期で農業の忌日。防災の日でもあります。各地で大掛かりな訓練が行われましたね。

今日も暑い日でした。暑い中、元気に舞っている蝶について。

キアゲハがヒオウギの花に吸蜜にやってきました。アゲハの仲間は紅い花が好きと書いてありました。


背戸のシロダモの新葉(金色に輝いて美しいです)に産み付けられたアオスジアゲハの卵です。

白いのが産み付けられたばかり、黒いのが少し日が経っています。

小さな木です。新葉の裏にです。
       

真っ黒な羽に青いブーメランを携えて空をかける元気のよい蝶です。青い部分にはりん粉がありません。以前に撮った蝶です。


ところで、昨年庭のスミレで産卵、羽化をよくしたツマグロヒョウモン(本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかった南方系の蝶でしたが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになった。2006年現在、北関東でもほぼ定着し、普通種になりつつあると)を、今年は一頭も見かけません。
地球温暖化(今年は特に暑い夏)で、さらに北上したのでしょうか?

八尾では、今日から「おわら風の盆」
哀愁漂う胡弓の音色にあわせ、幻想的で優美な踊りの町流しが三日三晩行われます。お天気が続くといいですね。
N局7時のニュースのエンディングで流れていました。
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