赤い実(4) 2009年03月27日 | 魅惑の花たち 今回の画像は上から順にマンリョウ、万年青(おもと)、ヤマモモ、モミジ、 ナツグミ、イチゴの木の実、ピラカンサ、植物名不明の実です。 それぞれの植物の詳細については今回は省略します。
赤い実(3) 2009年03月27日 | 魅惑の花たち 赤い実の三回目です。実とはしましたが種もあります。 初めの画像はキイチゴ。これから黒っぽく変化します。食用になります。 キイチゴという特定の種類は無く、木に成るイチゴの総称です。 次はサンゴジュと思いますが違うかもしれません。小さな実が一塊になってたくさん成ります。 サンゴジュの下はヒヨクヒバ。木の名前は合っていますが詳しいことは分りません。 バラの実、ホオズキと続き、コミカンソウ。雑草で秋にひとつらなりの小さな実をつけます。 最後はマユミの実です。
赤い実(2) 2009年03月26日 | 魅惑の花たち 続いて赤い実(2)です。 今回はサンシュユ・ハナミズキ・サクランボの佐藤錦です。 「サンシュユ」 江戸時代の中頃に中国から渡来。花は春先に黄色の小さな四弁花をたくさんつけます。 秋には紅色の実がなります。この実は「秋珊瑚」とも呼ばれています。 乾燥させて滋養強壮の薬剤として使われます。 「ハナミズキ」 1915年、当時、東京市長であった尾崎行雄が桜の苗木をアメリカのワシントン市に 送った返礼としてハナミズキの樹が日本にもたらされたということが知られています。 実際にはそれ以前に渡来したという説もあります。 日本の「ヤマボウシ」と近似種で渡来当時は「アメリカヤマボウシ」と呼ばれていたそうです。 樹皮の煮汁が犬の皮膚病に効くそうです。 「佐藤錦」 サクランボの一品種です。山形だったか岩手だったかの「佐藤さん」が作り出した 品種ということです。甘くておいしいですよ。
赤い実(1) 2009年03月26日 | 魅惑の花たち まずは南天から 南天の実は冬の季語です。 「たわわにみのる真っ赤なナンテンの実は冬の風物詩である。ナンテンは 「難を転ずる」に通じ、縁起木としてさかんに植えられるし、慶事の 飾りにも使われる。高さ1~3メートルの常緑低木。(略)果期は 11~1月。果実は球形で直径6~10ミリ。ナンテンの実は生薬で 南天日といって咳止めに用いられるが、実が白くなる変種のシロミ ナンテンが良質とされる。」 「朝日新聞社刊 草木花歳時記 冬 」から全文引用。
スノーフレーク 2009年03月25日 | 魅惑の花たち 桜の咲き初めとほぼ同時期にスノーフレークは開花します。まがりなりにも「スノー」とついて いるので雪の頃の花かとも思いますが、早春の花です。 スノーとは雪のこと、フレークとは切片のこと。雪片という解釈で良いと思います。 和名は葉がスイセンに、花がスズランに似ている所から両方を合わせてスズランスイセンと 呼ばれています。他にオオナツユキソウという名もあります。 細い葉を春に伸ばして、四月頃に釣鐘状をした一センチ程度の小さな白花を釣鐘状に つけます。花被は6弁で先端に緑色の斑点が入っているのが、この花の特徴です。 花は稀に真上に向いて咲くのもありますが、成長して首の部分が長くなるにつれて 下向きになります。
冬の花 2009年02月02日 | 魅惑の花たち 上の4枚は昨年の暮れの撮影。下の4枚は今年1月の撮影です。 撮影機材は全てフジのファインピックスS9100です。 上からサンシュウユの実、リコリス、ソシンローバイ、スイセン、サクラソウです。
11月の花たち (2) 2008年11月22日 | 魅惑の花たち さまざまな菊の花 菊は秋を代表する花の一つと言っていいでしょう。 もともとは八世紀頃に中国から渡来した植物です。キク科の多年草です。 野菊の場合も渡来したものなのかどうか私には分りません。 栽培種の菊は大きさや色や形は多種多様です。たくさんの 種類が人工的に作り出されていますが、花は秋から初冬にかけて咲きます。 皇室の紋様は十六弁の八重表菊です。皇族は十四弁の八重裏菊。 陰暦九月九日、重陽の節句の日に菊見の酒宴が行われていました。 (日本語大辞典参考) 上から白菊の小花、二枚目と三枚目は嵯峨菊、四枚目と五枚目はシュウメイキク、 あとは栽培品種のなんとかというのですが名前まではわかりません。
11月の花たち (1) 2008年11月22日 | 魅惑の花たち センニチコウ ヒユ科の一年草。高さ50cm内外。葉は対生し、長楕円形。夏から秋に、多数の 小花からなる球状頭花をつける。色は紅色が普通。観賞用として栽培。 長い期間、色があせない。熱帯アメリカ原産。 (日本語大辞典から抜粋) さすがに私の手持ちの安カメラでは小花までは鮮明に撮影することは不可能です。
10月の花たち(4) 2008年10月30日 | 魅惑の花たち 10月の花たち(4) ハイビスカス、オキザリス共に俳句では夏の花です。とはいえ花期が 長すぎて今でも盛んに咲いています。 ハイビスカスは仏桑花(ぶっそうげ)とも言い、アオイ科。 オキザリスはカタバミのことで、この画像の花は園芸種です。 丸窓の画像はマクロレンズによるケラレが原因ですが、面白いかと 思って出してみます。
ホトトギス 2008年10月30日 | 魅惑の花たち ホトトギス(ユリ科) ホトトギスはユリ科です。とてもユリ科とは思えないですね。 日本の特産種です。私は自生種は見たことがありません。見たのは全て 植栽されているものです。栽培されているものの多くは台湾原産のタイワンホトトギスと 日本原産のホトトギスの雑種とのことです。 花被片は六枚で地色は白色ですが、紫色の斑点がビッシリとついているので 紫色の花に見えます。この斑紋を鳥のホトトギスの胸の斑紋に例えて同じ名が 付けられたわけですが、実際にホトトギスの胸にあるのは黒い縞模様です。 (草木花歳時記を参考)