おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

亀岡まで

2008年08月09日 | 思い出
亀岡まで
8月7日(木)
自宅発(13:00)→阪急桂駅(13:15)→嵐山駅(13:40)→JR嵯峨嵐山駅(13:55)→
亀岡駅(14:10)市内見学→大堰川公園(17:20)

「帰路」
大堰川公園(21:10)→亀岡駅(21:43)→嵯峨嵐山駅(21:55)→阪急桂駅(22:20)
自宅(22:40)

 急ぐべき仕事もなく、取り立ててしなくてはならないことも無かったので、
亀岡市の花火大会を見るために出かけました。
亀岡市は隣の市でありながら、これまで市内巡覧は殆どしてきませんでした。自転車ででも
合計で10回近くは通過しているというのに、じっくりと市内を見て回ることなどしないままで
あったというのが不思議です。

亀岡には西国三十三番観音霊場21番の穴太寺、円山応挙ゆかりの金剛寺、
明智光秀の亀山城跡などがあります。今回は亀岡駅から近い亀山城跡を中心にして
その周辺を三時間ほどかけて歩きまわりました。

画像は電車の中から撮影した保津峡、次いで亀岡駅。ハスの花は南郷公園。たくさんの
ハスがありました。
蓮台(はすのうてな)は円通寺、後の三枚は亀山城跡です。
亀岡市は亀山と言っていましたが市制施行の時に、三重県に概に亀山市があったために
亀岡市としたものと記憶しています。
亀山城跡は現在は「大本教」のものです。
この大本教もひどいとしかいえない歴史をたどっています。日本の歴史の暗部、恥ずべき
宗教弾圧の犠牲となった教団です。






















大山崎歴史散歩

2008年08月06日 | 思い出
大山崎歴史散歩
八月五日、仕事が切れて時間が空いてしまったので、急遽、思い立って山崎まで出向きました。
二時過ぎに家を出て五時過ぎには帰り着いていたので、ほんの短い時間の散歩です。とはいえ、
一番陽射しの厳しい時間帯であり、汗をぬぐいながら歩いた数時間でした。


天王山

天王山と淀川に挟まれた隘路の地である山崎は京の都から西国に行き来するための交通の
要衝でした。紀貫之の「土佐日記」にもありますが、山崎には港があって、ここまで舟で行き来
していました。これより上流には鳥羽の港まで船が入っていて、西国からの船便の荷は
鳥羽に陸揚げされていました。
天王山は270メートルほどの標高です。高い山ではありません。
明智軍と羽柴軍の戦いで有名ですが、戦いの場所は実際には長岡の勝竜寺の
南側付近が主戦場だったということです。


離宮八幡宮


嵯峨天皇の「河陽離宮」でしたが、山陽道の山崎駅も併設されていたようです。
ここは製油所、油座の発祥の地としても有名です。油の原料は胡麻でした。
幕末の1864年、蛤御門の変で敗れた長州方がここに逃げ込んだため会津藩に
攻められて焼失してしまいました。現在の社殿は昭和になってからのものです。










宝積寺 宝寺

正しくは「宝積寺=ほうしゃくじ」といいますが、「宝寺」とも呼ばれています。行基創建の「山崎院」を継いだもののようです。
1604年に建立された三重の塔は国の重文。朱塗りだったようですが、今は色が剥落しています。
鐘楼は岩清水八幡宮の待宵小侍従の歌にちなんでいます。
天王山にはここの境内を過ぎて登山道が続いています。















山崎聖天「観音寺」


899年創建と伝えられる古刹です。本尊は十一面千手観音なのですが聖天堂に安置されている
「歓喜天」の方が信仰されていて、ゆえに「山崎聖天」の通り名のほうが有名です。





吉野山観桜(2)

2008年05月19日 | 思い出
    吉野山観桜(2)

 当日はあいにくと快晴ではありませんでした。それでも天気は午後3時頃
 までは持ってくれたので助かりました。
 もし終日雨でしたら食事場所の確保はむろんのこと、山を歩くのにも困り
 ます。観桜どころではないですね。
 2ヵ月半ほど前からみんなで連絡を取り合って準備していたものですから、
 やはり当日が雨だとどうにもならないという思いでした。
 午後3時頃まででも持ってくれたのは本当に僥倖という感じです。
 ポツリポツリと落ちだした雨にせかされるように早めに吉野駅に戻りました。
 かくしてこの一日は終わったわけですが、この春の吉野の桜の素晴らしさは
 しっかりと皆さんのお心に刻まれたのではないかと思います。
 西行庵には行くことはできなかったのは心残りとも言えますが、それもまあ
 良しとしたいと思います。
 当日飛行船が吉野山を遊覧飛行していました。高いところから吉野の桜を
 見るのも良いけど、吉野山コースはなんと18万円の料金だそうです。
 そんな道楽は私にはできそうもないです。乗りたいとも思わないですね。
 
 吉野山ではたくさんの花たちに出会ったのですが、あいにくと撮影画像は
 少ししかありません。
 植物画像はゼンマイ、カキドウシ、ハコベ、シャクの順です。
















吉野山観桜(1)

2008年05月19日 | 思い出
     吉野山観桜 (1)

 2008年4月13日(日)に吉野山に上がりました。総勢10名ですが、
 各地から集うために行き帰りもご一緒というわけではありません。京都からは
 私ひとりでした。
 今回は桜の最盛期ということでもあり、当然の混雑が予想されましたので、
 大まかなプランニングしかしていませんでした。細かく時間設定をしても、
 時間通りに運ぶことはありえないと考えたからです。
 予想通りに近鉄電車の特急券、乗車券は事前に予約しないと乗れない状況
 でした。私も一週間前に予約したのですが、その時点で、橿原神宮からの
 特急券が取れませんでした。仕方なく橿原神宮からは快速急行を利用しま
 したが、ために20分ほどの時間ロスでした。
 吉野駅についてみると人が一杯。これでは先着した皆さんと上で合流できるか
 どうか不安でしたが、バスがピストン輸送していたために、なんとか早めに
 合流できました。
 目的の西行庵に行くのは断念。なにしろ奥千本行きのバスが約二時間待ち。
 これでは帰りの時間を考えたら行くことは時間的に無理です。
 そこで話し合って中の千本周辺で食事をし、桜を見ることにしました。
 桜はさすがに吉野です。素晴らしいものです。見事です。筆舌に尽くしがたいと
 いうのはこのことでしょう。私はこれまで4度、吉野山に上がっていますが、
 桜の季節には一度も行っていませんでした。見入りました。今年の桜を堪能
 した思いです。
 当日の桜と吉野山をご紹介します。

 吉野駅前です。たいへんな混雑です。