01 年波の早きを内に籠らせて いま歩み行けあらたまの路
02 騒ぎ立つ虎落の笛の新玉の 沍てつく襞を分けつつ歩き
03 吐く息はしらじら白しよるべなく 明かり乏しき日の本の民
04 毒素をばばら撒き進むつみ人の 退職金は5億円なりしか
05 世は進みバベルの塔は建ちあれど 不条理の中変らず歩む
06 ゆえもなくあまたの御霊漂える 寒の満月光さす下
07 歩みつつ焦れる春を待ちおれど 春待月は寒のさなかに
08 小走りの足跡しるす群れの中 風は吹き荒れ野にいるごとき
09 師や士なることばはやりの末の席 我も無職士道極めおり
10 時と呼ぶ道の上行く同伴の 守護なる君は我が眼に見えず
発想自体が固いとは思うけど、柔軟性をどんどんと喪失しているようで、
仕方ない面もありはする。
言葉が立ち上がらなことにも苦慮しています。
もう少し自分の位置にひきつけて、優しい言葉でのものが良いとは思うが、
こういう傾向もまた詠むべきかとも思う。
「花の詩」というサイトを立ち上げています。
まったくの道楽。図鑑サイトにするには無理がありすぎます。
花の詩