2019年桜紀行02
2019年、この年の桜は終わった。
平安時代から「花」とは桜の代名詞なのだが、本当に花の命は短い。
「花」のうちに八重咲き品種や四季桜・10月桜なども含めれば別だが、
山桜、そして染井吉野に限って言えば晩春の一時期、開花から散り果てるまでは
二週間ほどしかない。一本の木に限って言えば、さらに少ない期間である。
この短い期間に「花」に浮かれて、私が狂奔するようになったのは、
仕事を辞して時間を自由に使えるようになった10年ほど前からである。
「年年歳歳花相似たり・・・」ではあるのだが、当然のように歳歳年年私は
変わっていて、にも拘わらず桜の追っかけを続けてきた。
桜には人を酔わせ、狂わせるものがある。酔いの果てに、狂いの果てに見るものは何か?
おそらくは、それを知りたくて長い年数を桜に執着したのだろう・・・・?
今になってもむろん、まだ何も見えない。
過日発表した19年桜紀行01に引き続き今回は02です。
4/6 東寺・円山公園
4/7 綴喜郡井手町
4/9 神戸の王子動物園・夙川堤
4/11 京都植物園・哲学の道
4/12 哲学の道・平安神宮
4/15 仁和寺・法金剛院・大覚寺・嵐山
今年もまずまず昨年並みに桜を見た気もしてはいるが、
なんだか昨年までの高揚感は少し変容しているような気もする。
何かしらの答えを発見するために来年もまた桜行脚を続けるのでは
なかろうか?。続けられることは幸せの一つであると感じる私もおりはする。
行った場所の各々のコメントは控えます。すればよいのですが、他に急いで
するべきこともあり、やむなく割愛します。
ちょつと画像の粗さがあるように感じます。乞う、ご容赦。
今回は今年の桜紀行の統一編としてワンドライブに入れている分をリンクします。
よろしければ御覧願います。