おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

190904京都植物園

2019年09月09日 | 京都

190904京都植物園


京都府立植物園にナンバンギセルやサクラタデが開いていると聞き及んだので、

急遽、行ってきた。

秋晴れの一日ではあったのだが、午後少ししてからは天気が不安定で、

15時過ぎには「一天にわかにかきくもり・・・」となる。

小雨から大雨にと変わり、地をも震わせるような強い雷鳴もあった。

それで天気はすぐに回復する見込みはなく、16時頃には植物園をあとにする。

利用する電車が信号系統故障とのことで不通。帰宅に時間がかかる。


花はそれなりに多く見られたのだが撮影枚数はいつもよりは少ない。

 

花は上から「サネカズラ=ビナンカズラ」・シオン・ナンバンギセル・レンゲショウマ・

サクラタデ・タムラソウの順。

◎サネカズラは百人一首25番の三条右大臣の歌でも知られている。

「名にし負はば逢坂山のさねかづら 人に知られでくるよしもがな」

◎シオンはキク科シオン属。「紫苑」と表記している。春に咲く「ハルシオン」は

同じキク科ではあるがムカシヨモギ属であり属が違う。

◎ナンバンギセルはイネ科のススキ属などの根方に寄生する植物。

万葉集には「思い草」として記載されている。

◎レンゲショウマはキンポウゲ科レンゲショウマ属。名前のよく似たキレンゲショウマは

花の形も科も違って別の花である。ユキノシタ科キレンゲショウマ属。

◎サクラタデはタデ科タデ属の多年草。花弁がほんのりとピンク色になる。

静岡県の「浮島ケ原公園」でたくさん咲いていて印象に残っている。

◎タムラソウはキク科タムラソウ属の多年草。咲き方も花もアザミに酷似している。


当日撮影分は下に置いています。今回も花名テキストは入れていません。

もし知りたい花がありましたらコメントしていただければお答えします。

190904京都府立植物園