210225城南宮ほか
城南宮の枝垂れ梅が見頃を迎えているとの知人からの報で、
25日に行って来た。
この城南宮もこの10年の内に8回は行っているだろう。
毎年行きたいのだけど、どうしても行けない年も
10年のうちには1年や2年はあるものだ。
花は急いで散るものだし、当方の都合など斟酌してはくれない。
自転車で城南宮に行ってみると、緊急宣言下ではあっても人は多い。
いうところの「蜜」である。本当に自粛は緩んでいると思う。
私もその場にいるのだから反省はしても批判はできない。
まあいいか・・・と、人の流れに沿って拝観券を買い入場。
枝垂れ梅の咲き競うピンクの別世界が眼前に現れる。
見頃であることが嬉しいし、納得。撮影に力がこもる。
とはいえ、梅の撮影は難しい。枝やその他のものが夾雑物になる。
引いて撮るのが良いのだが、その場合は花のディテールは無視して、
ピンクの色の集合体として撮影し、それと周りの風景とのバランスなどを
考える。思いきり寄ってマクロで撮るのと、引いて撮るという二つの
撮り方が良い。その中間はかえって余分なものが目立つ。
桜のように枝一杯に花を付けるのであれば、また条件も違うのだし、
当然に撮り方も違う。
いずれにしても難しいことは難しい。
全体のバランスやインパクトという点を考えるが、果たして思い通りの
撮影になったかと言うと・・・?である。
ちなみに私は構図と言うことはおおむね無視する、人が言う構図よりは、
自分の考える構図がベターだ。
メジロも集団で採餌に来ていて撮影した。新しく買った350ミリレンズが活躍する。
城南宮には2時間半ほどいただろうか?
城南宮から白河院・鳥羽院の陵に行き、安楽寿院にも寄る。久しぶりである。
かつてこの鳥羽の地は都の中心であったとも言える。1000年中葉から1100年の
中葉頃までのほぼ100年程度である。保元、平治の乱後には衰退に向かう。
城南宮もいろいろあったにしても同時に衰退する。近衛天皇陵は豊臣秀頼の
寄進によって再建なったもの。狸親父の奸計にはまった結果とも言える。
鳥羽離宮南殿跡公園、文覚の恋塚寺に行ってから鴨川、それから桂川沿いを
走って帰宅する。
桂川河川敷でムクドリの集団と出会う。後ろ姿だけなのだが撮影。
まずますの一日になったと思う。
当日の画像は一番上から入って下さい。ワンドライブにリンクしています。