おかずブログ

ここでは主に撮影画像を発表します。
近場で撮影した植物などがメインとなります。

2022年二上山の秋の鞍落

2022年10月06日 | 2022年


今年もまた陽が二上山の雄岳と雌岳の間に落ちるシーンを見たくて、
奈良に行って来た。
9月21日・24日・26日の三日間である。
もう5年ほど前から撮影しているのであるが、やはり撮影はとても難しい。
それに雌岳と雄嶽の鞍部に陽が沈むのは基本的には秋分の日と春分の日の
二日間。必ずしも春分・秋分の日というわけではなくて、数日はずれる
こともある。鞍部に入る前後の二日を加えると年間6日間。

そのうちに雨が降ったり雲が多くて陽が見えない日もある。
どうしても条件的に厳しい。

二上山落日の写真を撮るようになって5年ほどになる。
でも行けない年もあるので行って撮影した回数は6回くらいだろうか?
それだけの経験がありながら、いまだに良い写真が撮れない。
原因は陽が強すぎると言うことだろうか?
もっと距離を取って撮影した方が良いという思いもあるのだが、
撮影ポイントの手前に池があるというのは捨てがたい。
大神神社や檜原神社・崇仁天皇陵などから撮影したこともあるが、
やはり(千股池)という池のある所が、素晴らしい場所だと思う。

今回はまだ早いと思いつつ、一応はどのあたりに沈むのかの確認で
21日にも行ってみた。当麻寺とそれから小宇ながら気に入っている
石光寺の拝観。結局は21日は太陽が見えなくて、すごすごと退散。

24日は橿原神宮の深田池を見てから行く。太陽はうまい事、目的の場所に
沈んだのだが設定にも手間取ってしまってブログであれ出せそうな
写真は撮れていない。まあ、落日を見られただけで良いと思っていたのだが、
試みにスマホアプリで落日コースを見ると、なんと26日にも鞍部に
入るとのこと。それで天気も良さそうだし、リベンジの思いもあって、
なんと9月に3度の奈良行きと相成った。たかが写真を撮るだけなのに、
どうかしていると自省しつつも・・・である。

26日も橿原神宮下車して久米寺拝観。久米寺にももう5回ほどは
行ったことになるだろうか。
16時過ぎには千股池に到着。まだ陽が高い4時半ころから、あらかじめ
カメラ設定をしておく。光量を減らすフィルターもセットして陽の沈む
時刻を待つ。でも陽が雌岳に近づいてからは、すぐに沈んでしまうので、
時間勝負という感じだ。その短い時間内に設定替えも頻繁に
しなければならない。
とはいえやはり難しい。普通に撮っていれば良い結果にはならない。
光条を避けるために絞りもできるだけ開放気味にとは思うが、
それでもフレアや光条は入ってしまう。
だから撮って出しの写真はソフトで色味の調節などはしなくてはならない。









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