180227 奈良行脚
素晴らしい天気の一日、久しぶりに奈良に向かう。
カメラ同好会の皆さん方のお供をして、よちよちと付いて行ったのだが、
天気が良いということは、気持ちもなんだかよくなるから不思議だ。
奈良は大昔から良く行っている町だ。若いころは京都の自宅から
自転車で10回ほどは往復している。博物館や美術館、奈良公園付近の散策が
多かったように思う。初めて吉野山に登ったのも、自転車での奈良周遊の
途次であった。
それはさておき、奈良公園浮御堂の近くの梅林での撮影会。
梅の花は少なかったのだが、これは仕方がない。人知でどうなるものでもない。
撮影会の流れで万葉植物園に行くも花が咲いていないということで、
素通りして春日大社。
さすがに藤原氏のことを思う。植物の「フジ」や、鹿は藤原氏に関係するもの
である。シカは「神使=しんし」という。ゆえにシカは今でも大切にされている。
斜めに立ちあがっているこの木はなんとか写真になりそうである。
他の写真は削除するために撮影したようなもの。そのことはとても大切なことだ。
たくさんの失敗写真を撮れば、そのことが重要な意味を持つようにも思う。
団体行動をしなくてはならないのだけど、私一人で春日大社から新薬師寺、
そして百毫寺に向かう。かつて知ったる道で迷うこともないのだが、
おそらくは3年ぶりくらいだろう。百毫寺の五色椿はまだまだで、それも残念。
枚数は少ないのですが当日の画像です。
重要な目的があって当麻に行く予定だったのだが、百毫寺から太陽の位置を見ると、
二上山のはるか北に落日することを確信する。二上山の雄岳と雌岳の間、
鞍部に落日するのを撮影したいと何年も前から思ってはいるのだが、
未だに果たせていない。なにしろ厳密に言えば一年で二日しかチャンスがなく、
京都にいてはその日がわからない。だいたいは両彼岸の頃なのだけど、太陽の運行は
毎年変化しており、何月何日という確定したことがわからない。
スマホに「日の入り」のアプリをインしたのだが、これがどうにも当てに
ならない気がする。天気が良くない日も当然に撮れない。
かくして今月は3~5回の奈良行きになりそうだ。
望む写真が撮れれば言うことはないのだが、まあ、運に任せることにしょう。
こちらの氏神様は春日神社、奈良の末社だということです。それだけに思い入れがあります。
落日、いつかのリベンジが叶うといいですね。
暦通りに行かないのが天体の動きです。
太陽は27日?28日?の周期だそうです。合わせるもの大変ですね。うまく行きますように。
奈良の春日大社は総本社ですが、勧請した末社も多いですよね。京都の大原野神社もそうなのですよ。ただし「春日大社」とは呼んでないですけどね。
うん。太陽のこともわからなくて、わからないことだらけ。夕陽写真の撮り方もわからない。
多くを望まなければ、まあなんとかなりますが・・・
太陽はカメラでは白くしか映らず回りが赤くなることもありますが、太陽自体を赤く撮ってもみたいのです。どうしたら良いのか研究してみます。