10月の花たち(3)
フジバカマ・メドーセージ・シュウカイドウ・ハゼランです。
フジバカマ(キク科)
フジバカマは秋の七草の一つとして、古来から広く知られていたキク科の花です。
万葉集にもあり、源氏物語にも「藤袴」の巻があります。古くは「紫蘭」とも言っていて、
西行の山家集にも「紫蘭」として藤袴が出てきます。
花名の由来は「筒型で藤色の小花が寄り集まっている」所からのようですが、
確実とはいえないようです。白花もあります。
近年、自生種はなかなか発見できず、絶滅危惧種になったようです。
でも拙宅の近くを少し歩けば、野原に自生しているのや、公園などで
植栽されているのをよく見かけます。
ふじばかま淡きを花のこころとも (田村萱山)
シュウカイドウ「秋海棠」(シュウカイドウ科)
1600年代半ば以前に中国南部から日本に移入されたようです。「花の色、海棠に似たり、
ゆえに名付く」とありますが、海棠とは色以外には似ていません。属名を「ベゴニア」と
いいますが、この属は盛んに品種改良がなされています。
(以上、「草木花歳時記」を参考)
メドーセージ、ハゼラン「三時草」については割愛します。
フジバカマ・メドーセージ・シュウカイドウ・ハゼランです。
フジバカマ(キク科)
フジバカマは秋の七草の一つとして、古来から広く知られていたキク科の花です。
万葉集にもあり、源氏物語にも「藤袴」の巻があります。古くは「紫蘭」とも言っていて、
西行の山家集にも「紫蘭」として藤袴が出てきます。
花名の由来は「筒型で藤色の小花が寄り集まっている」所からのようですが、
確実とはいえないようです。白花もあります。
近年、自生種はなかなか発見できず、絶滅危惧種になったようです。
でも拙宅の近くを少し歩けば、野原に自生しているのや、公園などで
植栽されているのをよく見かけます。
ふじばかま淡きを花のこころとも (田村萱山)
シュウカイドウ「秋海棠」(シュウカイドウ科)
1600年代半ば以前に中国南部から日本に移入されたようです。「花の色、海棠に似たり、
ゆえに名付く」とありますが、海棠とは色以外には似ていません。属名を「ベゴニア」と
いいますが、この属は盛んに品種改良がなされています。
(以上、「草木花歳時記」を参考)
メドーセージ、ハゼラン「三時草」については割愛します。
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