六月の風景
01 雨や霧汗や涙になり変えて私を満たす水の領分
02 嵩たかく川をまるごとひた奔る龍の五月雨水の軍団
03 不可思議な水というもの不可思議な私に満ちて受容器あふれ
04 まんまるき月思わせてビョウヤナギの滴は顔を写して落ちる
05 玉の面の鏡は写すうつし身の流れる時のその一瞬を
06 雨滴をば浴びてアジサイ群れ咲けり瑞々しきも水無し月は
07 曇り空六十三度目の夏至きたる父四回忌時飛びゆけり
08 在りし日の父の身体を包む服今は我が身に夏空の下
09 梅雨時のあやかし色の夕空をたたずみ見おりみやげにせむと
10 夏秋を分かつ夏越しの茅の輪あり穢れや罪過預けてくぐる
ご無沙汰しました。
歌を繰り返し鑑賞しました。
お父様の4回忌ですか。?
早いですね。
盆が来ますね。お父さん、お母さんの
墓参りですね。
誰もがこの想いをすると言えども
寂しいですね。
お久しぶりです。お元気でしか?
今回のいくつかの歌はちょっと無理があったかも知れないですね。まあ、いつも試行錯誤です。
お盆は母の初盆ですから少し四国に帰ってきます。
過ぎてしまえば早いもので、父も4回忌、母も5か月目になります。
歌を少しずつ自分を詠むように変えたいと思います。それではまた・・・。