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CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ようやく天候が季節に追いついたかな

2024年11月23日 | PROG ROCK

11月初旬は季節外れの暖かい日が続いたが、ここの所気温も平年並みとなり地域によっては降雪といよいよ冬支度の時期を迎える。

夕方5時を過ぎた頃にはあたりがすっかり暗くなり、気温が下がり始めた日没後に南西に一際輝く星を発見、あれは金星?

星空を眺めているとふとキング・クリムゾンが1971年に出した4枚目のアルバム、Islandsを聴いてみたくなる。

ジャズ、フォークやクラシックが混ざり合うヨーロッパ的プログレ・サウンドが全編に収録されていて、後にバッド・カンパニーの立ち上げにベーシストとして加入する新加入のボズ・バレルがここでは透明感漂うボーカルを披露し、メル・コリンズの操る管楽器やロバート・フィリップのギターも抑え気味。

攻撃的な曲が見当たらずアルバム全体に漂うまったりした雰囲気はこれから訪れる季節によりフィットしているかな?


イエスの40周年記念ピクチャー・レコードを眺めて想う

2024年11月16日 | PROG ROCK

イエスのサード・アルバムを出した後バンドから脱退したキーボーディストのトニー・ケイはイエスの前ギタリスト、ピーター・バンクスが結成したバンド、フラッシュにゲスト参加し、その後自身のバンドを結成することに。

ジョン・アンダーソンがイエス結成前に所属したバンドのバンド・メイトだったベーシストのデイヴ・フォスターとトニーの二人はギタリスト、ブライアン・パリッシュとドラマー、ロイ・ダイクをリクルートして4人組バンド、バジャー(穴熊)を結成。

彼らのデビュー・アルバムはなんと1972年末のイエスの公演の前座として行われた公演から収録されたライブ盤、One Live Badgerである。

1973年に出たこのアルバム、ロジャー・ディーンによるアルバム・カバー・デザインや元イエス出身なんてイメージからプログレ・サウンドか?と当時思いきや、トニーのキーボードによるプログレの香りは少々あるものの実際はR&B寄りのガッツある演奏を披露している。

このアルバム制作の後、デイブとブライアンがバンドから脱退し新たなメンバーを加え翌年セカンド・アルバムを出す。芸風が完全にR&Bバンドへ変身するもあえなくバンドは解散と短命に終わった。

まあ、メンバーの個性がよりぶつかり合うロック・バンドってそんなもの。

ちなみに会社を新規に設立すると、大体6~7割が3年まではなんとか存続するも10年後となるとたった生存率はたった6%程度だそうだ。

それを思うと、従業員の入れ替わりは多々あるものの今でも活動しているイエス・カンパニーってすごいな~


反省の日々

2024年11月15日 | PROG ROCK

このところ、断捨離ってわけでも無いけれど少しづつではあるが、レコードやCDなどのコレクションから不要と思われる物を処分している。

オークションに出しても売れる気配がなく、送料が本体より高くなるものは一纏めにしてなんちゃらオフに持ち込み、また少しばかりでも価値のつくものはオークションかフリマに出し今月だけで3点お買い上げいただいた。

更に処分していこうと、レコード棚を見ているとピクチャー・レコードが見つかった。

こんなの買ったけ?と過去の記憶をたぐってみるも老化現象進行中のオイラとしては購入の経緯を思い出せない。

それが1978年に出たイエスの通算9枚目のアルバム、Tormatoのピクチャー・ディスク。

オリジナル発売当時はレコードは買っていなくて、遅ればせながら90年代にCDを買って聴いたTormatoの印象としてはパンク・ディスコ・ブームに沸く当時のミュージック・シーンを鑑みてプログレ特有の長尺曲は無くし、少しポップ寄りの聴きやすいだったかな? 

ただTormatoツアー終了後、次作のセッションを行った際、上手くいかずにジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンが脱退することになる、イエスにとっての区切りのアルバムでもある。

このピクチャー・ディスク、2018年に40周年記念として発売されたもので、そう言えば2017年に40周年記念として出たGoing For The One(究極)のピクチャー・レコードは買った記憶がある。

ただせっかく買ったのにレコード棚に埋もれているようじゃ鑑賞用の役も果たしていないことに…  何年か経ってオークション行きになるのかな。

ほんと無駄なものをその時のノリで買っちゃだめってこと。

これでイエスのファンでござい~と呟いたなら、トマトぶつけられるかもね。


Nomadness

2024年11月09日 | PROG ROCK

デイブ・カズンズ率いる英フォーク・グループ、ストロベリー・ヒルズ・ボーイズが結成されたのは1964年のことで、その3年後にはトリオ編成のストローブスとして英A&Mからメジャー・デビュー。

70年代になってキーボードにリック・ウェイクマンを擁し従来のフォーク・ロック路線にプログレ風味が加わった。リックのイエスに加入によりキーボードを新たにリクルートし更にプログレ化に拍車が掛かりアメリカでもぼちぼち人気が出始める。

そして1975年、英プログレ・バンド、ストローブスの8枚目のスタジオ・アルバムとして出たのがNomadness。

プログレ・ロック時代を支えてきたキーボードのジョン・ホーケン(初期のルネッサンス在籍)が脱退し, 正式メンバーは4名となった。

このアルバムには計10曲が収録されていて、今回はそれまでのテーマに沿った物語的組曲はなくなり、またそれまでのバンドの方向性であったダイナミックなプログレぽさがやや薄らいだような....

Nomadnessって放浪者って意味があり、それ故現状放浪中ってことで一旦立ち止まってさまざまなスタイルの曲を5分以内にコンパクトかつ丁寧に作り込みそれらを全方向に向かって発信を試みる一品料理集って感じ。(ジェネシス風アップ・テンポなロック、シンプルなロックン・ロール、フォーク、ブルース、カントリー、フォーク、ポップ、プログレ風フォーク、フォークに最後はプログレ風ロックとバラエティーに富んでいる。)

残念ながらその構想があまり刺さらなかったのか、このアルバムは本国イギリスではチャート・インせずアメリカでも前作の47位から147位に後退と売り上げ的には精彩を欠いた。

最近たまにノマドって言葉聞くけれど、確たる方向性を見出せず何となくフワリと生きて来きて現状オジンになってしまったオイラにはそれって結構親近感ある言葉ですね。


イエス様、オイラの願いを叶えておくれ

2024年11月05日 | PROG ROCK

先日イエスのBig Generatorを何度かリピートして聴いていると、なんだかイエスの王道的なアルバムを聴いてみたくなった。

スティーブ・ハウに代わってトレバー・ラビンが仕切っていた頃のイエスが邪道だと言うわけではないが、イエスと言えばやっぱりシンフォニックなサウンドってイメージが一番にある。

個人的に最もイエスらしかった頃と言えば、やっぱり1971年のサードアルバム、The Yes Album、同年のFragile(こわれもの)と翌年に出たClose To The Edge(危機)あたりではないかと。その証左としてどの年代のライブでもこれらのアルバムに収録されている曲が必ず演奏される。

しかしながら、ハード・ロックに夢中だったオイラとしては一番刺さったイエスのアルバムといえば1973年のライブアルバム、Yessongsですね。ライブでの高度かつエキサイティングな演奏はやっぱり魅力的。

このライブ盤の音質がどうのこうのって言う上級リスナー様がいらっしゃるが、音に鈍感なオイラは特に気にならない。むしろクリスの太いベースとアランのバスドラなど低域をブーストしてドンシャリ気味で聴いてみるとスタジオ盤では決して得られない破壊力を堪能することが出来る。

しかしながら仕切りの壁がペラペラなオイラが住んでる集合住宅でコレをやると苦情が殺到間違いなし。

願わくは騒音苦情無縁の家に一度は住んでみたいものだ。

お願いする相手が違うような.....


リズムに乗って踊り出す

2024年11月02日 | PROG ROCK

久々にイエスの1987年作、スタジオ·アルバム12枚目の、ビッグ・ジェネレーターを取り出して聴いてみた。

1983年の前作、90125(邦題ロンリー・ハート)からシングル・カットされた、Owner Of Lonly Heartがまさかのメガ・ヒットを記録しバンド・メンバーもかなり戸惑ったそうな…

当然レコード会社から同じ路線の続編を期待されるが、あまりに期待が大きくなり過ぎてレコーディング・セッションは思うように上手くいかず完成までに4年の歳月が。

前作が成功したのは新規に加入したトレバー・ラビンの功績が大きく、このアルバムでも彼の豊富なアイデアがそこかしこに。それ故オリジナル・メンバーとの主導権争いとなりその副産物として様々な確執を産んだ末でついに完成。前作程の大ヒットにはならなかったものの全英・米アルバム・チャートでそれぞれ17位と15位とそこそこヒットし、後年には通算の売り上げではアメリカでプラチナ・ディスクを獲得し大成功したと言える。

往年のイエスの荘厳なシンフォニックな響きは感じらず、時代に即したザ・80年代のノリノリって感満載のこのテクノ系プログ・ロックはこれはこれで結構イケてる。

ラビン主導だったが、ほとんどの曲のクレジットがメンバーによる共作ってことで印税は仲良く分配ってことに。


癒しのミュージック

2024年10月22日 | PROG ROCK

オランダ出身のギタリスト、ヤン・アッカーマンがタイス・ファン・レーンのバンドに加入して1970年フォーカスが誕生。

その後フォーカスはオランダのバンドとしてはショッキング・ブルーに続いて国際的に人気を博した。

またヤンはフォーカスの活動と並行してソロでも活動を続け、1972年のフFocus IIIのレコーディング後、1973年にソロ・アルバムTabernakel(聖櫃)を出す事に。

基本的にはヤンの爪弾くリュートによる深掘りされた中世の古典的雰囲気が味わえる癒しのアルバムとなっている。また数曲にBBA加入前のティム・ボカートとカーマイン・アピスのリズム・セクションがアクセントを加え現代に引き戻される仕掛けも味わえる。(フォーカスでレコーディングされたHouse Of Kingがティム・ボカートとカーマイン・アピスのリズム・セクションをバックに再録されていて聴き比べることができる。)

とは言え、基本的にはフォーカスとは一味違うヤンの個人的な趣味の色彩の強いアルバムでリスナーによって好みが分かれるところではある。


90年代のプログレ

2024年10月21日 | PROG ROCK

80年代に大幅なメンバー・チェンジがあったイエス。その後新生イエスと旧メンバーによるABHWが合体し1991年にアルバム、Unionを出しツアーに出た。

その後ビクトリー・レーベルから80年代に出したアルバム、90125やBig Generatorの様なポップ色の強いアルバムを出して欲しいとのオファーがあったが、その路線とは相容れぬスティーブ・ハウとビル・ブルーフォードが脱退し、またリック・ウエイクマンもソロ活動のスケジュールの都合で不参加。

結局残りのメンバーで1994年に完成したアルバムがTalkだった。

このアルバムは、制作を主導したトレバー・ラビン色が強く出ていたり、元スーパー・トランプのロジャー・ボジソンと共作したWallも収録されたり(それまでカバー曲を除いては外部作家の手による作品はなかった)、またそれまでのロジャー・ディーン作のお馴染みイエス・ロゴからピーター・マックスの手書きによるシンプルなロゴに変わり色々話題を振りまいた。

ただ、従来の保守的なイエス・ファンからはポップ過ぎて方向性が違うとの事でそれほど歓迎されず、アルバムの売れ行きもあまり良くなかったそうな。

オイラとしては90年代のプログレとしてコレはコレであり!って感じで、前作Unionよりはよい印象が….

因みにジョンと仲がそれほど良くなかったらしいトレバーはこの後バンドを去る事に。

その割には旧オリジナル·メンバーが集まってイエスを再開させたり、2017年のLive At The Appoloでジョン、リックにトレバーの3人が揃い踏みと実のところ仲はそれほど悪くなさそうな…


対/TSUIが一つとなって安定

2024年10月17日 | PROG ROCK

1987年のアルバム、A Momentary Lapse Of Reason以来のピンク・フロイドの久々のスタジオ・アルバム、The Division Bell(対/TSUI)がでた。

デビッド・ギルモアのソロ・ギターを十二分に楽しめるし、キーボードのリチャード・ライトもバンドの正式メンバーに復帰し数曲の作曲に関わりまたボーカルも披露。

ロジャー・ウォーターがバンドから脱退して2作目のアルバムでもあり、肩の力も抜けたかな。またロジャーがいなくなった事でサウンドの翳りのようなものが薄らぎ随分明るく聴き易くなったような….

英米で同時にチャート1位になり、ロック・インスト部門でグラミー賞を獲得と絶好調。

70年代のフロイドの作品群に対してあった様な驚きは感じないけれど、安定のフロイドとして楽しめる。


私見、リレーヤー

2024年10月10日 | PROG ROCK

2枚組の大作、Tales From Topographic Oceans完成後の1974年、リック・ウェイクマンがイエスから脱退。

その交代要員としてパトリック・モラーツがキーボード担当として加入し制作されたのが同年末に発売された通算7枚目のスタジオ・アルバム、Relayerだった。

リックの抜けた事からか、シンフォニックやメロディアスなる要素が薄れ少々尖ったサウンドの展開にはイエス・ファンの間からは不満が出た。とは言え英・米チャートではそれぞれ4・5位とよく売れた。

ジャズ系のパトリックが加入したからなのかサウンドに少しばかり変化が… オイラとしては特にフュージョン・サウンドで手数の多いSound Chaserの弾けっぷりには感動して何度もリピートし、逆に従来路線の大作、The Gates Of Deliriumにはちょっぴり食傷気味と感じた。個人的には後半以降に登場するSoonと分割し再構築した方が音的にはメリハリがついて良かったのかな?

本作の後ツアーを行い一旦バンド活動を休止し各自ソロ活動に勤しみリフレッシュを図る。その結果、翌年にイエス再始動し制作した次作、Going For The Oneではリックが復帰しまたレコード片面が1曲のみと言う大作志向が無くなった。

そういう意味では、リレーヤー、即ちタイトル通り彼らにとって繋ぎのアルバムだったのかな?

なんて独り言を呟いてみる。


ベスト・セラーの秘密

2024年10月01日 | PROG ROCK

やっぱり気温が高いとロックなんかは暑苦しく感じてちょっと聴く気がしない。

10月になって夜間の室内の気温が25度を少しばかり下回りようやく熱帯夜から解放され、うなぎの寝床のような我が家のアパートにもようやく涼しい夜風が吹き込んでくる。

久々にピンク・フロイドの1973年に出たThe Dark Side Of The Moonでも聴いてみようか…

1973年に発売され全世界の累計販売数が5000万枚を超えるお化けアルバム。このアルバムの発売時、FMラジオでMoneyがオンエアーされていたのを気に入って2000円を握り締めレコード屋に駆け込んだ様な記憶が...

とは言え50年以上前に出たこのアルバムも今や古典の部類、今の若い人達はこれを聴いてどう思うか聞いてみたいね。

確かに売れたアルバムだけれど、案外オイラのような中高年のファンが "またまたリマスターされた高音質の再発盤が出た~!" ってヤケクソ気味に何度も買い直しているのが積み重なったような気もするけれど...

Money〜 Get Away ~ 🎵


イタリアのチョコレート・キングス

2024年09月17日 | PROG ROCK

PFM(Premiata Forneria Marconi)といえば70年代から活動を開始したイタリアのテクニカルな演奏が売りのプログレ・バンド。イエスやディープ・パープルらのイラリア公演の前座を務め、ELPの目に止まり彼らのマンティコア・レーベルと契約し世界進出することに。

1975年の5枚目のアルバム、Chocolate Kingsは3枚目の英語の歌詞によるアルバムだった。

このアルバムにはベルナット・ランゼッティがボーカルに起用されジェネシスのような雰囲気を出している。またバンド結成時から独自の色合いを出したマウロ・パガーニーの弾くバイオリンもこの後彼がバンドから脱退することで聴き収めとなる。

ちなみにオイラがチョコレートって聞くと、同じ昭和でもまだ生まれていなくて実体験はないが、その昔第二次世界大戦後日本にやってきた進駐軍がチョコレートをばら撒いたなんて話を思い出す。敗戦国とすればちょっと屈辱を感じるかもしれないけれど、甘~いチョコレートんの誘惑には勝てず、ギッ・ミー・ア・チョコレートって言って子供達が兵隊たちに群がってっていたそうな。

敗戦の憂き目を見た国民は致し方ないと思いながらも記憶から消し去ろうとするが、ところ変わればまた違った反応も。

敗戦した枢軸国のメンバーのイタリアでも同じことが起こっていたそうな。

しかしこのイタリアでは一プログレ・バンドがアメリカをチョコレート・キングスと揶揄する。マンティコアと世界進出の契約を結ぶも、そんなの関係ないやと世界最大の音楽マーケットのアメリカに対してかっての王様も今や落ちぶれ醜態を晒しているて高らかに歌う…

まあ日本人は対外的に言いたいことを言わず何れ解ってくれるだろうと奥ゆかしさがありすぎかな。

オイラの数少ない経験からしても、海外に出ると主張しないとスルーされるのがオチ。

昨今の外交なんか見ていると、一番弱い対応である遺憾砲だけでは舐められちゃいますよ。

ぶくぶくになったアメリカのシンボル、マリリン・モンローをジャケに使って揶揄っているのが斬新的。

日本じゃまず出来ないね。

ちなみに、マリリンの変わり果てたイラストのイタリア盤ジャケはやっぱりまずいとなって、アメリカや日本では星条旗のパッケージの板チョコのイラストに差し替えられレコードの販売も翌年に延期されたとな。


これでオイラもクリムゾン

2024年07月24日 | PROG ROCK

キング・クリムゾンといえばやっぱり1969年にでたファースト・アルバム、In The Court Of Crimson Kingが彼らの代名詞とでも言える作品である。

以前このブログでも書いてた通りクリムゾン教の敬虔な信者の如くこのアルバムの再発盤を追いかけていた。

しかしお布施と称して次々に買ったもののあまり聴いていなくて、これじゃまだまだ信仰心が足りないと言われても仕方がない。

てな事で本日は一番最後に買った2019年の50周年記念、スティーブン・ウイルソンのリミックス盤を含むミニ・ボックスのCDでも。

このボックスは3枚のCDと1枚のブルーレイがセットになっていて、CD1にはスティーブン・ウイルソンがリミックスした本編にボーカルなしの音源がボーナスとして収録されている。

このインスト音源に結構ハマって何度もリピート。何しろ例の21世紀のスキッツォイド・マンがクリムゾンのメンバーの演奏をバックに歌えるからね。

(オイラの専属バック・バンド)

それではグレッグ・レイクになった気分で一節。

Cat Foot Iron Claw, Neurosurgeons Scream For More~ 🎵

お次はエピタフ。

多大なご声援いただきありがとさ~ん。

やめれ~! 本当にスキッツォイド・マンが現れたかと…


たまには古~いCD

2024年07月03日 | PROG ROCK

1969年ムーディー・ブルースにとって彼らが設立したレーベル、スレッショルドからの初めての記念すべきアルバム、To Our Children’s Children’s ChildrenのCDを収納棚の奥から徐に取り出してみる。

1986年の初CD化されたアメリカ盤CDで、まだ日本ではCD盤が出ていなかったような。

懐かしい。ショップで見つけてから30数年が経ったけど、買った当時の記憶が全く浮かんでこない

以前にも記したことがあるが80年代初期のCDは音圧が低いリマスターが施されている。音圧の平均値を上げてダイナミック・レンジいっぱいに使いそれでも飛び出た波形にはコンプレッサーをかけ押さえ込む90年代以降のリマスター盤と比べると一聴して確かにショボく感じてしまうのだが....

(上が1986年盤の波形で下が2008年番の波形、ずいぶん違うね。)

ただアンプで再生音のヴォリュームをアップさせれば音質には問題はない。

新リマスター盤買ったからって古いの処分してもレア盤でない限りまあ業者もまともな値段で買取してくれませんからね。

たまには古いCD取り出して聴いて、当時のこと何か思い出せれば収納の奥で燻っているCDも浮かばれるってもんです。

 


デビューがちょっと早かったかな?

2024年07月01日 | PROG ROCK

本日は北米出身のプログレ・ロック・バンド、スターキャッスルでも。

前身バンドが1969年に結成され活動を行ってきて、1974年にスターキャッスルとしてメジャー・レーベルのエピックと契約。

イエスに憧れていたらしく、イエスと似通ったサウンドが特徴。またREOスピード・ワゴンの初代ボーカルのテリー・ルトゥレルはイエスのジョン・アンダーソンの様な雰囲気が少なからずあり、演奏の技量も高いと思う。

本日は1976年のファースト・アルバムに続く1977年のセカンド・アルバム、Fountains Of Lightを久々に聴いてみる。

ファースト・アルバムと同様のコンセプトであるが、クイーンやジャーニーなどのプロデューサーだったロイ・トーマス・ベイカーを起用し、ポップな味付けを施し売れ線を狙った。

ただ時期的にハード・ロックやプログレ・ロックがさらに勢いを落とす70年代の後半だったのが残念、ファースト・アルバムより売れ行きを落とすことになり、同時期に活動しブレイクを果たしたカンサスに続く事は出来なかった。

それより、プログレ・ポップ路線のAsiaやBostonらが登場したに80年代初頭にデビューするれば評価はもっと良い方に変わっていたかも…