CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

Go! Go! The Kinks

2024年07月30日 | BRITISH ROCK

1976年、RCAからアリスタ・レーベルに移籍したキンクスはその後コンスタントに3枚のスタジオ・アルバムを制作。

RCA時代の理解に苦しむ不人気だった彼ら独自のロック・オペラなるコンセプトから脱却し、芸風をもっとシンプルでハードに転換しアメリカ・マーケットで人気復活。

そしてその集大成として1980年に2枚組のライブ・アルバム、One for The Road。パイ、RCAそしてアリスタ時代の代表曲を網羅。

このライブではレイ・デイヴィスの片腕でもある弟、デイブのドライブの効いたギター・プレイが光り、初期時代のパンク・ロックの原点とでも言えるキンキー・サウンドが蘇った。

これぞキンクス!

Go! Go!

アメリカではチャート14位を記録してヒットしたしオイラとしてもいいアルバムって思うのだけれど、何故か日本じゃ爆発的な人気はなかったね。


ブライアン・フェリーのいないロキシー・ミュージック

2024年07月29日 | BRITISH ROCK

本日はロキシー・ミュージックのギタリスト、フィル・マンザネラが1975年に出したソロ・アルバム、Diamond Headでも。

フィル・マンザネラは前任のギタリストがロキシーから脱退したため1972年に正式にロキシーの3代目ギタリストに就任。

バンド活動の合間にソロ・アルバムを制作すると、集まったサポート・メンバーは新旧のロキシーのメンバー、ジョン・ウェットン、アンディー・マッケイ、ポール・トンプソン、エディー・ジョブソンにブライアン・イーノと豪華メンバーとなり結構人望があったのだろう。また、初期のソフト・マシーンのメンバーだったロバート・ワイヤットやクワィエット・サンのメンバーも曲によって客演している。

音的にはイギリス系緩めのプログレ・ポップって感じですかね。

また、イギリス人の父親とコロンビア人の母親の間に生まれたフィルはラテンの香りも感じさせ、特に一曲目のロバート・ワイアットがスペイン語でボーカルを採るFronteraには驚かされた。

元メンバーのイーノがイニシアディブを採ることでまさしくブライアンのいないロキシーって感じでこれはこれで面白い。

とは言え、知名度的には英ロック奥の細道系マイナーな存在で、誰それ?って感じになるかも…


暑い日には無法者達でも

2024年07月28日 | Southern Rock

本日はサザーン・ロック・バンド、アウトローズの1976年のセカンド・アルバム、Lady In Waiting。前年のデビュー・アルバムが全米チャート13位と大成功を修め、バンドの個性を固めるべく制作された彼らの第二弾。

他のサザーン・バンドと比べるとR&Bをベースにした泥臭さは控えめでカントリー系の軽やかなツイン・リードにウエスト・コースト風の爽やかなバッキング・コーラスが特徴。

猛暑が続く日々、聴く音楽だけでもスッキリ・爽やかに行きたい。

ところで近頃はサザーン・ロックって死語になってしまったような…

オイラがよく聴く90年代以降のバンドといえばロビンソン兄弟が結成したブラック・クロウズやオールマン・ブラザーズに在籍したブッチ・トラックスの甥に当たるデレク・トラックスぐらいですかね。

アリスタ・レーベルといえばポップスやAOR系アーティストがメインで、個人的なアリスタのイメージといえば、ベイシティ・ローラーズ、バリー・マニロウやエリック・カルメンだったので、ドアーズで有名だったのポール・ロスチャイルドによるプロデュースでサザーン・ロックのアウトローズのアルバムが制作されたのは当時少々場違いな感じがしたね。

 


落ち込んだ時はコレ!

2024年07月27日 | Euro Pop

昨日はとても信じられなかったけれど、明日も日が昇るって

てな歌詞でスタートする。

軽快なロック・サウンドをバックに歌われるポジティブな歌詞には元気づけられる。

1978年、シカゴの12枚目のアルバムとして登場したHot Streetからシングル・カットされたAlive Again。

(たまたま中古で見本盤見つけたので買ってみた。ラジオ局や評論家にばら撒かれたモノだったのかな?この曲はLPで持っているけれど、シングル盤は収録時間が短縮されラジオ・フレンドリーに)

中心メンバーだったギタリストのテリー・キャスが不慮の事故で死去しバンドに多くのダメージを与えたものの、新しいギタリスト、ドニー・デイカスが加入。また長年プロデュースを担ってきたジェイムス・ガルシオに別れを告げ新しいプロデューサーには、ビリー・ジョエルやポール・サイモンなんかで有名だったフィル・ラモーンを起用し、よりポップになってバンドは生まれ変わった。

この曲の録音完了後、ビージーズのアルバムのレコーディングに参加していたシカゴのホーン・セクションはそのセッションで何か新しいイメージが浮かんだのか、ホーン・パートのアレンジメントを新たに書き直し再録したそうな。

社会的なメッセージを発信していた初期ジャズ・ロック時代以外は認めないシカゴ原理主義者とは違ってオイラはこのAOR時代のシカゴも大好物である。


Thin Lizzy 知らない人は一度聴いてみて

2024年07月25日 | BRITISH ROCK

1975年に発売されたFrampton Comes Alive の大ヒットを目の当たりにして、それに感化されたのかアイルランド系のロック・バンド、Thin Lizzyがライブ・アルバム、Live And Dangerousを1978年にだした。

(彼らのそれまでのヒット曲を網羅し2枚組のLPとして発売された)

トニー・ビスコンティをプロデューサーに迎えパリのスタジオでそれまでのツアーで収録された音源にバック・ボーカルやソロ・ギターを取り直し音に厚みを加え、またマスター・テープの雑音を消すなどの編集を行い完成したアルバムは本当にかっこよくてクール。

何処まで編集された音源がライブ盤の許容ラインであるかは色々議論はあるが、まあある程度のライブの臨場感を味わえ且つクリヤーで演奏ミスの無い音源をであればそう目くじらを立てることはないと考える。

このアルバムに関しては、楽しめればそれで良しとしてもいいのでは…..


これでオイラもクリムゾン

2024年07月24日 | PROG ROCK

キング・クリムゾンといえばやっぱり1969年にでたファースト・アルバム、In The Court Of Crimson Kingが彼らの代名詞とでも言える作品である。

以前このブログでも書いてた通りクリムゾン教の敬虔な信者の如くこのアルバムの再発盤を追いかけていた。

しかしお布施と称して次々に買ったもののあまり聴いていなくて、これじゃまだまだ信仰心が足りないと言われても仕方がない。

てな事で本日は一番最後に買った2019年の50周年記念、スティーブン・ウイルソンのリミックス盤を含むミニ・ボックスのCDでも。

このボックスは3枚のCDと1枚のブルーレイがセットになっていて、CD1にはスティーブン・ウイルソンがリミックスした本編にボーカルなしの音源がボーナスとして収録されている。

このインスト音源に結構ハマって何度もリピート。何しろ例の21世紀のスキッツォイド・マンがクリムゾンのメンバーの演奏をバックに歌えるからね。

(オイラの専属バック・バンド)

それではグレッグ・レイクになった気分で一節。

Cat Foot Iron Claw, Neurosurgeons Scream For More~ 🎵

お次はエピタフ。

多大なご声援いただきありがとさ~ん。

やめれ~! 本当にスキッツォイド・マンが現れたかと…


Ashとなる

2024年07月23日 | Wishbone Ash

オイラのウィシュボーン・アッシュはいったい何処に行っちまったんだ!

その嘆きのアルバムが彼らの1976年のライブ盤を入れれば通算7枚目のアルバム、Locked In。

(摩天楼のスカイラインをバックに.....)

節税のためイギリスを離れてアメリカ上陸後の初アルバムとなった前作There’s The Rubはイーグルスのプロデューサーで有名だったビル・シムジクを起用し英ロック志向の芸風にうまくアメリカン・ロックのフィーリングをうまく融合させたような新境地を生み出し、個人的に非常に気に入った。

それが一体どんな風の吹き回しだったのか、本作にオールマン・ブラザーズなど南部サウンドのミュージシャンのプロデュースで有名だったトム・ダウドを起用。南部ロック特有のダウン・トゥ・アースと言うか泥臭さ溢れるボーカリストがいないウィシュボーン・アッシュでは、やっぱり消化不良を起こす。

それまでのアルバムで一番売れ行きが悪かったアルバムとなり、ウィシュボーン・アッシュの面々もそれを自覚していたのか、それまでほぼ1年に一枚アルバムをコンスタントに出してきた彼らが異例とも言えるその6ヶ月後にプロデューサーをアルバート兄弟を起用しアルバム、New Englandを出した。

このアルバムを境にかっての輝きを取り戻すことなく、人気が下降していくことに。

当時の心境としては、行っちまったのではなく逝っちまってAshになってしまったかな?

それでも、今久々に一聴すると言われるほど悪くない。長い彼らの活動歴の中で当時の彼らにとってこれは必然的なトライだったのだとオイラは理解する。

キリッ。

 


元祖パンク・ロック?

2024年07月22日 | BRITISH ROCK

本日はレイとデイブのデイヴィス兄弟が中心となって結成されたキンクスの1964年、セルフ・タイトルのデビュー・アルバム、Kinksでも。

(2016年の再発モノ盤、リスナーの心をストレートに撃ち抜く)

60年代、ブリティシュ・インヴェイジョンと呼ばれた時代に活躍した4大ビート・バンドといえば、ビートルズ、ストーンズ、ザ・フーそしてキンクス。 

しかしながら、日本では何故かザ・フーとキンクスはビートルズやストーンズと比べると日本での一般的な知名度は低かった。 

しかしながら彼らのデビュー・アルバムを聴けばなんと大ヒット曲、You Really Got Meを始めとする荒削りではあるがシンプルで活きのいいパンキッシュなロックが味わえ、彼の地では絶大な人気があったことがわかるような....


昨日に引き続きまたまたビートルズでも。

2024年07月21日 | BEATLES-BADFINGER関連

1968年にでたUS盤のホワイト・アルバムをターン・テーブルに乗っけてみる。よくUS盤は音が悪いって言われるけれど、この盤は力強い音で悪くないと思う。

ちなみに大昔中古で買ったこの初期プレス盤にはシリアル・ナンバーがジャケに刻まれていて、170万番台とすごい売れ行きだったような。

ただUS盤の場合、広い国土に複数のレコードのプレス工場が存在しそれぞれのナンバリングの表記スタイルが統一されていない様なので、厳密な意味でのシリアル・ナンバーの体は成していないね。

まあそれでも、4−5年後の再発サード・プレス盤からはシリアル・ナンバーが印字されなくなったことから、シリアル・ナンバーが入っていることからはこの世に一枚だけの存在という意味での所有感は満たされるかも。

大量生産において、一枚一枚個別にナンバリングするのは結構手間だからね。


猛暑日の中聴いてみる

2024年07月20日 | BEATLES-BADFINGER関連

ポールを除く3人のメンバーがアメリカのアラン・クレイン(初期のストーンズのマネジメント契約をしていたABKCO)とバンドのマネージメント契約を結び、アメリカ制作のコンピ盤を発売することに。

初期のアメリカ編集盤と同様の手法でそれまでキャピトル盤に収録されていないシングルをかき集め初ステレオ化した作品がHey Judeだった。

前作のアビー・ロードの人気が一息つき、フィル・スペクターがゲットバック・セッションの断片を繕い次作、レット・イット・ビーの編集の格闘中の合間を縫って1970年2月に絶妙のタイミングで発売。

当初はアルバム・タイトルをThe Beatles Againとしていたものの後日既にシングル・ヒットしてインパクトのあったHey Judeと改題した。

ちなみにジョージ作のOld Brown Shoeはアルバムに収録されたものの、シングルLady MadonnaのB面だったインド風The Inner Lightは地味すぎたと判断されたのかオミットされてオイラのようなジョージ・ファンはがっかり。

それはともかくアルバムは全米2位とよく売れ、イギリスでは輸入盤としてはそれまでの最高の売り上げを記録しそうな。寄せ集めのコンピ盤ながら流石ビートルズ。

でっ、これ聴いて少しは暑さ和らいだ?

むむ〜 やっぱり本当のRainじゃないとオイラのOld Brown Shoeのように干からびちゃうね....


ロックなディラン

2024年07月19日 | Bob Dylan, Byrds, Band and etc.

今日通販のサイト覗いてみると、なんとザ・バンドと共演した1974年発売のディラン復活のライブ、Before The Floodが今年の9月にCD27枚組のボックス・セットで大々的に再復活するそうな。お値段なんと3万5千数百円とのことでとても手が出ない。

レコード会社もネタがなくなったのかこのところ高額ボックス・セットなるものをどんどん出してくる。

この手の再発は大体旧音源にリマスターやリミックスを施し購入意欲を煽り、さらに未発表音源と思わせぶりな売り文句でボーナスCDを複数抱き合わせにする。ボートラの内容がよければまだしも1回聴いたらお蔵入りのデモや別テイクの音源は正直いらないね。

今回のディランのボックス・セット場合は復活ツアーでの現存する音源をほぼ網羅しているそうなので聴いてみる価値はあると思うけれど、CD27枚組となると完クリできそうもない。

てな事で、手持ちのCD音源を久々に聴いてみる。

このライブ・アルバム、ディランのシャウトする歌唱にリック・ダンコのブンブンと唸るべースとロビー・ロバートソンのギンギンのギターが絡むアップ・テンポかつハードな展開のMost Likely You Go Your Way And I’ll Go Mineで幕が上がる。(実際のコンサートではこの曲はコンサートのオープナーではなくアンコールで歌われたそうな)1966年のBlonde On Blondeに収録された少しのんびりした印象のカントリー系フォークだったのが、このアルバムではハードに生まれ変わっている。

またそれ以外にも新しいアレンジで力強く歌われた過去のヒット曲や、バンドの熱演など聴きどころは沢山あり楽しめる。

まあ手持ちのオリジナル2枚組の音源でオイラとしてはもう充分ですね。


爆音の次には

2024年07月18日 | West Coast Rock

久々にジャクソン・ブラウンの1973年の2枚目のスタジオ・アルバム、For Everymanをターン・テーブルの上に。

爆音のハード・ロックを聴いた後はやっぱり癒しの曲に限る。

多分日々の苦悩や葛藤など内省的なことが歌われているのだろうが、英語が不得手なオイラとしてはそんな内容は関係なしにこの淡々とした穏やかな歌いっぷりに癒される。

発売当初に買った今手持ちの盤は初期のプレスのUS盤でその音質を割と気に入っていたのであるが、2曲目の途中に3発のプチ音が連続で入っていていい雰囲気がぶち壊し。

めぼしい傷は見当たらないのでプレス時に何か異物が混ざってしまったのだろうか?

それから50年、今ではプチ音なんか風流だねって脳内変換ができるオイラとなった。

まあ進化したと言うよりは劣化したってことですが...

いい曲ばっかり!


爆音でどうぞ

2024年07月17日 | BRITISH ROCK

今まで長い間ロックを聴き続けたきたわけだけれど、ビートルズやストーンズなどの60年代の作品は後追いで聴いたので、思い入れのある作品は中学生になってからオン・タイムで聴いていた70年代からの作品ですかね。

今みたいにユー・チューブなんかで前もって聴くことのできない時代であったから、音学雑誌を立ち読みしたり先行シングルを聴いて慎重に吟味した上で購入するLPを慎重に選考し、発売日には一目散に近所のレコード・ショップに駆け込んでいたっけ。

ひと月に使える小遣いは新譜のLP1枚の購入がマキシマム。たとえ先行シングルがお気に入りの場合でも、LP両面を埋めるその他の曲がハズレならば次の小遣い支給日までガックリ。

本日はアタリに属したザ・フーの1973年の作品、Quadrophenia(四重人格)を久々に。

 

フーと言えばやっぱりMy GenerationやTommyではなくコレですね。

全曲をピート・タウンゼントが手がけた渾身の作品で、各人がそれぞれの持ち場で全力でプレーするブレのないトータル・アルバム。このアルバムの場合はいつもヘッドフォンを装着し左右のチャンネルから出てくる音の立体的感を楽しみながらを爆音で聴く。

やっぱり、今でもいいね。

ところでこのアルバム、どうやって買ったのだろうか? 

2枚組で当時3600円で完全に小遣いオーバーしている。レコード番号によると手持ちのこのレコードは1974年の再発盤なので、初回盤が出た前年には金銭面ですぐに買えなかったことを意味している。ただ1974年に購入したとなると、その翌年が受験の年で爆音でコレ聴いて受験勉強していたってことなのだろうか?

その辺りの記憶が全く定かでなくなるほど今や圧倒的に年月が流れてしまったが、ロック・ファンを自認するオジンなオイラにとって今でも爆音でコレを聴いているのは少々誇らしいような…


デッド・エンド

2024年07月16日 | JAPANESE

70年代、日本語のオリジナル曲プラスあちらの曲を英語でカバーする構成の和物ポップ・アルバムはちょくちょく見かけた。

1977年発売のゴダイゴのセカンド・オリジナル・アルバム、Dead End、これは全く違うコンセプト!

もちろん海外進出って考えは頭にはあったのだろうけれど、何しろ日本のリスナーに対しても全編英語の歌詞によるオリジナル曲をぶち込んでアルバムを制作。自らのスタイルを貫いていくその姿勢に共感したね。

ただ日本の一般的なリスナーに浸透するにはもうひと工夫の仕掛けが必要。それが翌年のNTVのテレビ・ドラマ、西遊記のテーマ・ソングに採用されたモンキー・マジック。

歌詞が英語で歌われようが、やっぱりゴールデン枠に放映された人気ドラマとのタイ・アップはすごい破壊力で、ゴダイゴの人気は一気に上昇。

その点でモンキー・マジックと比べれば派手さはないものの、このアルバム、高い演奏能力に裏打ちされたプレグレ感が心地よい。

ブレイクする前夜の袋小路を彷徨っていたゴダイゴであった。


久々にジャズでも

2024年07月15日 | JAZZ・FUSION

ジャズは19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ南部の黒人達によってブルースやラグタイムをルーツに生み出されたミュージックだと言われている。

その後様々なスタイルが生み出されてきているが、ジャズに関して浅学なオイラにはやっぱり50から60年代初期のシンプルで分かり易いモノがいい。

ギターものではウェス・モンゴメリーかな。

1960年、リバーサイド・レーベルから出たウェスのリーダー・アルバム、The Incredible Jazz GuitarなんかはこれぞオイラにとってThe Jazzって感じの演奏なんだけれど。

トミー・フラナガン、パーシー・ヒースにアルバート・ヒースらサイドを固める面々は腕利揃い。

低音を少し膨らませて迫力のある演奏を楽しむのもいいけれど、音量を絞ってシ~ンとした真夜中にどこかからぼんやり聞こえるような雰囲気を楽しむのも中々風情があってよろし~のでは…

ウェスのオクターブ奏法のソロが心地よい。