本日は北風が強く、いよいよ冬になってきたって感じで、この分だと北国では雪模様ですかね。
学生時代はスキーをやっていてシーズンには雪山に結構いた。
ある日、高校の同級生からスキーしに行かないかとお誘いがあり、彼の車で高速ぶっ飛ばして日帰りスキーを楽しんだ。
その彼の車のカーステで唸りを上げていたのがテッド・ニュージェントのハード・ロック。
爆音で流れていた曲は1976年の彼の2枚目のアルバム、Free-For-All(ハード・ギター爆撃機)全米24位、ミリオン・セラー、に収録されていたDog Eat Dog!
ラジオ体操、第一〜
Dog Eat Dog!
芸風はシンプルなアメリカン・ハード・ロックだが、ギブソンのソリッドなエレキではなくセミ・アコ・エレキをエフェクターなしにアンプに直結。ディストーションの少ない綺麗な音色でなっている。
このアルバムでは、9曲のうち3曲は前作でリード・ボーカルをとったデレク・ホームスがマイクを取り、1曲はテッド・ニュージェントご本人が、そして残りの5曲はなんとミート・ローフが担当。ニュージェントのギターだけでなく彼のボーカルもこのアルバムの聴きどころですかね。
ところで、このお方何故かギターだけで無くその出立ちも野人そのもの。別にそこまで拘らなくともそのままでかっこいいと思うのだが。
1975年ファースト・アルバム、Ted Nugent(閃光のハード・ロック) 全米28位、ミリオン・セラー
野人だね〜
1977年サード・アルバム、Cat Scratch Fever(傷だらけの野獣) 全米17位、ミリオン・セラー
何も変顔しなくとも...
1978年と1979年の2枚のスタジオ・アルバム(それぞれ全米24位と18位に輝く)を挟んでの1980年6thアルバム、Scream Dream 全米13位
ウギャ〜、両腕がギターに変身!何もここまでやらなくとも。
1982年7thアルバム、Nugent(炎のギター・ヒーロー)
エピックからアトランティック・レーベル移籍の第一弾。やっとまともになったと思いきや、全米51位と振るわず。
やっぱり野人のままでよかったのかな。