CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

年の瀬にI’ve Got A Feeling

2021年12月31日 | BEATLES-BADFINGER関連

I’ve Got A Feeling Deep In Side, Oh Yeah~ ♪

I’ve Got A Feeling I Can't Hide, No No~ ♪

心の底でずっと感じてた、隠せはしない。

50周年記念盤なんてただの金儲け。

リミックスって言っても、元は同じ音源から作成されたもので、年老いたおっさんの耳にはさほどの変化は感じ取れない。多少感じ取れたとしてもそれがどうした!

慌ただしい年の瀬になってようやく我に返った次第で…

もうやめよう、やめましよう、やめにしましょう、無駄使い。

I’ve Got A Feeling that Keeps Me On My Toes, Oh Yeah~ ♪

I’ve Got A Feeling I Think that Everybody Knows, Oh Yeah~ ♪

そう用心しないとね、でもそんな事みんな知ってるだろうね。

あれ? それって新しくリミックスされたCDじゃないの! レコードで買ったのにまたCDも買っちゃったの?

(1987年や2009年のリマスターCD引っ張り出してきたけれど、私の耳にはあっと驚くような変化は感じられなかった)

レコードで聴くからには、聴く前には掃除したりまた途中で盤をひっくり返すような結構面倒臭さがある。しかもLet It Beって裏表合わせて35分程度の音源だから一気に聴いてもきても長く感じさせないからね。

この場合はCDで良いんじゃね?

ホント懲りないおっさん。

どうもすいません。来年から心入れ替えます、キリッ。

そうきっと出来る、そんな気がする、I’ve Got A Feeling ~ ♪

稚拙な文章かつ適当な内容のブログではありましたが、この一年暇つぶしにとサラリと目を通していただきました皆様、本当にありがとうございました。


ポップ路線に舵を切る

2021年12月25日 | R&B

ベルリン三部作の後、心機一転ニューヨークに渡って録音された1980年の作品、Scary Monsters。

(洒落たジャケット・デザイン)

一曲目のIt’s No Game(No.1)からエンジン全開。

ロバート・フィリップのクリムゾン・チックなギターをバックに日本人女性が少々無機質な響きで日本語で語りかける。

最初聴いた時は雰囲気からヨーコさんかと思ったけど、声質が違う。ヒロタ・ミチさんて女優の方でちょうど海外で仕事をされていて、紹介でレコーディングに参加されたとか…

更に調べてみると、スパークスのKimono My Houseのアルバムのジャケのモデルにも登場してるお方でした。

(スパークスのKimono My House、右の方がヒロタ・ミチさんとの事)

ベルリン三部作の反動からなのか、このアルバム結構ポップで明るい感じがする。

そしてさらにポップ度を増した次作Let’s Danceに繋がっていく事となる。


歌い直します

2021年12月23日 | West Coast Rock

J. D.サウザーの2011年のアルバム、Natural History。

過去に自身のソロやイーグルス、リンダ・ロンシュタットやボブ・シガーらに提供した自作もしくは共作曲をシンプルなバンド編成でしっとりと歌い上げるまさにNatural Historyと言えるアルバム。

冬の夜長にピッタリであります。


レリビ~考 その3

2021年12月21日 | BEATLES-BADFINGER関連

ある日曜日のお昼時、何となく眠くなって暫しうたた寝をしていると何と彼方からマリア様の囁きが聞こえてくるではないか。

レリビ~ レリビ~ と叡知の言葉が…

なぬ?これは夢か幻かと思い重い目を何とか開ければ、それはインターフォンの呼び出し音。平和な日曜日のひとときを切り裂く無粋なビープ音!

はて?これは一体何事かと思いきや宅配業者からの配達であった。

オォ~! ついに来たのか、やって来たのか、いらっしゃったのか、私の元にお出ましになられたのか、夢にまで見たあのお方、マリア様が…

レリビ~ レリビ~ と無知なオジンに囁きかける…

遂に買っちまった、レリビ~

幸いな事にカーチャンは近所のスーパーに。

見つかってお小言を頂戴しないように、早く押し入れの中にでも。

と、その時またまたどこからともなく、レリビ~ レリビ~ と叡知の言葉が…

はは~ 仰せの通りに致しますって事で、押し入れの中への一時的避難はやめそのままにして自然に振る舞う事に。

そうすればあら不思議!帰宅後のカーチャンからの反応は特に無し。

レリビーのアルバム何種類も持っているので古いのをまたまた引っ張り出してきたのと勘違いしたのか、それとも呆れて怒る気にもならなかったのか?

レリビ~ レリビ~ は叡知の言葉。


不気味な歯の正体

2021年12月20日 | BRITISH ROCK

直訳すれば”不気味な歯”って事になるのだけれど、何でこれをバンド名に採用したのかは定かではない。

ご存じ英ブルース系ハード・ロック・バンド、Spooky Thoothの事である。

1968年に出たデビュー・アルバムは時代がそうさせたのかサイケデリック調のアルバムだったが、翌年の2枚目のアルバム、Spooky Twoではハード・ロック路線に舵を切った。

専任ボーカルのマイク・ハリソンとキーボードのゲイリー・ライトのツイン・ボーカルは迫力満点。

更にこのアルバムの後スティーブ・マリオットとピーター・フランプトンが中心となって結成された新バンド、Humble Pieに加わるグレッグ・リドレーとドラムスのマイク・ケリーによるリズム・セクションもタイトで中々よろし~

忘れてはいけないのがルーサー・グロヴナー(後にMott The Hoopleに加入するa.k.a.エリアル・ベンダー)のギターの切れ味がこれまたよろし~

イギリスじゃ売れなかったけれど、アメリカではチャート44位とそこそこ売れた。彼の地は活きの良いハードなブルース系がお好きって事ですかね。

この後メンバーの出入りが激しく、原形を留めないようなバンド編成となり74年に解散。

一番バンドとしてもまとまっていたのはやっぱりこのアルバムですかね。

2015年のリマスターCD


寒い夜には

2021年12月18日 | AMERICAN ROCK/POPS

夜になると途端に冷え込んでくる。

そんな時はラテン系の音楽を聴けば温まるかも。

カルロス・サンタナはサンタナ・バンド以外にも、ジョン・マクラフリンやバディー・マイルズらとのコラボや個人名義でアルバムを出したりしている。

今回はその個人名義第三作として1983年に出したアルバム、Havana Moonでも。

アトランティック・レーベルの共同経営者だったベテランのジェリー・ウェクスラー(アレサ・フランクリン、ウイルソン・ピケットにレイ・チャールズ、さらにはディランのSlow Train Comingなどのプロデュースで有名)やブッカー・T・ジョーンズもプロデュースに加わった。

前二作は宗教的もしくは教条的なイメージがあったが、今回はオールディーズ感も溢れるラテン系の陽気なアルバム。

一曲目のWatch Your Stepやアップ・テンポのR&Rのカバー、Who Do You Loveなんか聴けばこれがサンタナ?って思うくらいのイメチェン。

それまでのサンタナ・ファンにはちょっと軽いかなって受け止められるかもしれないけれど、個人的には楽しめた。


寒い朝には

2021年12月18日 | 特になし

昨夜は窓枠がガタガタ揺れるような強風が吹き荒れた。

そして彼方に見える山並みに低く雲が垂れ込み山の向こうは雪がちらついたのかなと思わせる寒い朝。

寝起きにまだ暖房の入っていない部屋で熱いインスタント・コーヒーをブラックで啜り一息付く。

こんな時はほんわかしたアコースティック・サウンドが心を温める。

本日は定番中の定番、ベタな感じはしないでもないがノラ・ジョーズのデビュー・アルバムにして彼女の最高傑作、Come Away With Meでも。

(コンサートの模様を収録したDVD付きのエディション、但しCDはコピー・コントロール付き残念な仕様)

本名、ギターリ・ノラ・ジョーンズ・シャンカール、あのジョージのシタールの師匠、ラビ・シャンカールの娘さん。

このアルバム、2002年に世に出て世界での販売累計が3000万枚近くだとか、当時の音楽関連の賞を総なめだとかデビューにして既にバケモノ・クラス。

しかし幾ら売れたからとか賞を総なめしたからと言っても聴く人其々に好みがあるので、メタルしか聴く耳持たね~ってば!なんて方々にはそれほどの反応は無いかも。

それは兎も角、時間が経つにつれて山裾に垂れ込んでいた雲もいつの間にか消え去り、冬の日差しも窓から差し込み少しは暖かくなったかな。

それじゃ、ジューダス・プリースト様でもいってみる?

10枚目のスタジオ・アルバム、Turbo、1986年作

ターボ全開でもっと暖ったかくなるかも。

あれっ? オタクって隠れメタルだったのね。


ウィンター・ファミリー総出

2021年12月18日 | AMERICAN ROCK/POPS

エドガー・ウィンター・グループを久し振りに聴いてみると、エドガー・ウインターズ・ホワイト・トラッシュのファンキーでブルージーでご機嫌なライブ・アルバム、Roadworkも聴いてみたくなる。

1971年にバンドが結成されファースト・アルバムを出し、その翌年ギタリストのリック・デリンジャーが再度プロデューサーを担当し2枚組のライブ・アルバムを制作。

このアルバムではリック・デリンジャーの巧みなギター演奏だけでなくエドガーを含むホーン・セクションの活躍も聴きどころ。

更にエドガーと共にサックス・プレイヤーのジェリー・ラクロアもパワフルなボーカルを披露し、オーティス・レディング作のあの有名なI Can’t Turn You Looseが始まる頃にはエンジン全開。

そしてハイライトは病み上がりのジョニー兄貴の登場かな?

リック作のRock & Roll, Hoochie Kooで達者なギターとボーカルを聴かせます。

比較的小振の会場(東はAppllo、西はWhisky A' Go Goなど)でのウィンター・ファミリー総出のライブ、迫力あって楽しめます。

事務所総出とはえらい違い。


何でだろう? その3

2021年12月17日 | AMERICAN ROCK/POPS

エドガー・ウィンター・グループの1974年に出たグループ名義としては2枚目のアルバム、Shock Treatment。

(元祖ビジュアル系)

(ソニーの10周年記念として1978年に出た再発廉価盤、お値段1500円でした。)

ギタリストにリック・デリンジャーを迎えその彼がプロデュースしたアルバムで、若き才能のあるベーシスト、ダン・ハートマン作の曲を大幅に採用し、かって結成していたグループ、White Trashと比べるとかなりポップな仕上がりに...

もちろん要所要所ではリーダーであるエドガーが引き締め“らしさ”は十二分に出している。

ただこのアルバムも日本ではそれほど注目を集めなかった様な...

何故だったのか?

やっぱり当時はブリティシュ・ロック・バンドにアメリカン・バンドは完全に押されていたって事ですかね?

かく言う私も1974年といえばブリティシュ・ロックに入れ込んでたっけ。

パープルのBurn、バッド・カンパニーの Straight Shooter、クイーンのQueen II、モット・ザ・フープルのThe Hoople、デヴィッド・ボウイのDiamond DogにELOのEldoradoなどなど個人的名盤ザックザックでした。


何でだろう?

2021年12月16日 | AMERICAN ROCK/POPS

ジェファーソン・スターシップの1978年に出た4枚目のアルバム、Earth。

マーティ・バリンとグレース姐さんの豪快なツイン・ボーカルも健在。

曲も全米8位を記録したCount On Meを筆頭にジェファーソン・スターシップらしいポップでロックな曲が集められ、アルバム自体も全米5位を獲得。

良いバンドなのに何故か日本ではこのバンドいまいち注目されなかったね。

レーベルを上下逆にすると日本らしき島が確認出来る。

ジャケやレーベルのアートも私的にはいけてます。


ニュー・ウェイブからレトロへ

2021年12月12日 | BRITISH ROCK

一般的な日本人なら、なんちゃらデラックスと言われて一番に思い起こすのはマツコ・デラックスだろうか?

しかし捻くれ者の70年代ロック・ファンとなると話は異なる。

やっぱりイギリスのポップ・ロック・バンド、Be Bop Deluxeのことですかね。

本日はその彼らの1978年の通算5枚目となるスタジオ・アルバムかつ最終作でも。

アルバム・タイトル、Drastic Plastic(徹底的にプラスチック)から察するに、カラフルで軽くて変幻自在のイメージへの芸風に転換って感じだろうか。

それまではバンド・リーダーのビル・ネルソンの達者なギター・サウンドを中心として活動してきたわけだが、ここにきて70年台の半ばから吹き荒れたRock Is Dead!なる時流の影響もあったのか、本作ではシンセによるテクノ・ポップ的な味付けが加えられたアルバムとなっている。

当時としては80年代のニュー・ウェイブ・サウンドへの架け橋となる新たな展開を感じさせたのだったが、令和の時代に聴けばレトロな雰囲気は免れない。

当時としては斬新なイメージのジャケ裏アートも、そのアクセントになる代物が今や絶滅危惧種のブラウン管テレビ。

ニュー・ウェイブチックなレトロ感とでも称すればいいのだろうか...

EMI系でプログレ(ピンク・フロイド)やハード・ロック系(ディープ・パープル)が所属したバーベストからの発売。

因みにサイドー2の4曲目は日英盤と違って米盤ではVison Of Endless Hopeの代わりにシングル・カットされたJapanが収録されている。

ただJapan〜♪と歌っていても曲調は中華のそれ。70年代当時の欧米人って日本と中国は一緒くたのイメージだったのかな?


気分は宇宙

2021年12月10日 | Jeff Beck, Eric Clapton and etc.

ジェフ・ベックのフュージョン系ソロ・インスト三部作のトリを飾るのは1980年のアルバム、There & Back。

三部作の中では、わしゃBlow By Blow推しだとかいいやWiredが一番よ!なんて声も聞かれるが、ジェフ・ベックが尖んがり感なしにリラックス・ムードでギターを弾いているから、アッシはこのアルバムが一番のお気に入り!って人もいる。

ただ、今回のレコーディングの何かが気に入らなかったのか、そのセッション終了後のツアーを終えて再度のセッションに取り組み新たなメンツを入れ替えて残りの曲を仕上げた。

(1−3曲目まではヤン・ハマーが、4−8曲目はキーボードにトニー・ハイマスを起用し少々ロック色が加わったような印象が...)

三作目ってことでマンネリ化を恐れたのかもしれない。

オイラは早弾きは出来るけど、別に早引き自慢の若い奴らと競うつもりはなくこれからもオイラ独自のスタイルを貫くけんね。

もうこの地上にはオイラと比較対象になるギタリストなんて存在しないって事よ。キリッ!

確かに。

既に宇宙に飛んじゃってますからね。


まったりする気分

2021年12月09日 | BRITISH ROCK

本日は快晴で、気温も11月並みらしくちょっぴり暖かさを感じる。

こんな時は2007年、マーク・ノップラーの5枚目のソロ・アルバム、Kill To Get Crimsonでも。

L Mark(初心者マーク)の付いたイタリアのランブレッタとの事(ベスパとは別のメーカーのスクーター)

前作Shangri-Laから3年ぶりの新譜として発売。

アップ・テンポの曲はなくまたマークのギターも大人しめ、代わりにアコーディオン、ヴァィオリン、フルートにトランペットらの音色が合わさって牧歌的な雰囲気を醸し出すまったりとした味わい。

今日みたいな穏やかな天候にはピッタリかな...


ジョン・マイルズの記憶

2021年12月08日 | BRITISH ROCK

1976年、アラン・パーソンズのプロデュースによるジョン・マイルズのデビュー・アルバムRebel(反逆者)が発売された。

(2016年ボートラ付き再発CD)

あれから45年経つ12月のつい先日ジョン・マイルズさんがお亡くなりに…

哀悼の意を表してこのデビュー・アルバムでも久々に聴いてみようかじゃないかと。

シングルで出したHighflyが英米でそれぞれ17/68位と思わぬヒットとなったお陰でフル・アルバムの制作が始まりアルバム、Rebelが誕生し全英9位にチャート・イン。

アルバムからシングル・カットされたMusicも英米でそれぞれ3/88位とヒットした。

ストリングスのかかった美しいメロディーにジョンのロックなギター・サウンドが絡み、そしてその演奏に負けない彼の力強いボーカルがこのアルバムの売り。

これこれ、懐かしい70年代中期の響き。レコードは持ってなかったけどラジオで何度か聴いたような記憶が...

ビートルズの解散で始まった70年代、あれから半世紀の時が過ぎ去ろうとしている今、せめてCDやレコードを聴き直し風化しようとしている当時の記憶を何とか取り戻し心の片隅に留めておきたいものだ。


和物って言っても

2021年12月07日 | JAPANESE

日本のイメージはあまり感じられない。

サディスティック・ミカ・バンドの1975年作の3枚目のアルバム、Hot Menu!

日本語の歌詞がついているから日本のバンドって分かるけど、このアルバムではリーダーの加藤和彦のイメージが以前のアルバムより少なめバンド・メンバーの高い演奏力がより全面に押し出された印象で、特に収録されているフュージョン系インスト・ナンバーなんか聴いていると国籍不明バンドって感じる。

正体不明のチャンプルー風味かな?

それでは、ファンキー MAHJANG! ♪

キタ〜 三暗刻、風牌単騎待ち完成! それじゃここでリーチ!とリー棒を差し出す。

それ当たり〜 断么九のみ! おおー 裏ドラのってた。 お振り込み頂きありがとうございます。

ガビ〜ン 箱点!

って言っても今の若い人、理解出来ないかも....