CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

マイケルを発掘しOn The Wallに

2019年02月28日 | AMERICAN ROCK/POPS
助手:博士! 一体どうしたんですか? 急にディスコのステップ踏んで踊りだして….

博士:体がウズウズして、これが踊られずにいられるか! 

助手:あぁ〜 これですね。

博士:何十年ぶりに、発掘されたのじゃ〜

助手:1979年に発売されたマイケル・ジャクソンの5作目のソロ・アルバム、Off The Wallですね。



発売当初は全米3位でしたが、それでも通算売る上げ枚数は全世界で2,000万枚以上のモンスター・アルバム….

博士:世界的な売れ行きでは次作のThrillerがすごいことになっておるが、個人的にはこちらがおすすめじゃ。

ディスコ系、バラッド系にしろ自然な感じでスムーズに流れて行き、ライトな雰囲気で心地よいのう。

それに1作目からまでのソロ・アルバムは、モータウン時代に会社の方針に従って制作された少年時代のものじゃから比較にはならんしのう〜

助手:4作目から5年経った21歳の時、レコード会社も変えて製作された青年マイケルのアルバムですから、ワープして別次元の出来ってことですね。


(モータウンからエピックに移籍)

博士:そうじゃ。

後のアルバムは連発でメガヒットさせたものの、作り込み過ぎてイメージが固定化してしまって個人的にはちょいと苦手じゃ〜

助手:ちょうど80年代から始まった、MTVのミュージック・ビデオの弊害ですかね。

博士:そうじゃのう〜

それはともかく、このアルバムを発掘出来てめでたし、めでたしじゃ。

額に入れて飾っておこう。


マイケルのOff The Wall(俗語で一風変わったというような意味)がOn The Wallに!

私の卒業の季節はやって来るのだろうか?

2019年02月27日 | S&G and etc.

もうすぐ卒業の季節がやって来る。

卒業といえば、ダスティン・ホフマンとキャサリン・ロスが主演した映画があった。

1967年にアメリカで公開され、日本での公開は翌年の6月だったらしい。

この映画のサントラを担当したのがサイモンとガーファンクルで、彼らの代表曲、Sound Of Silenceがリバイバル・ヒットした。

我が家にもそのシングル盤が幾らかあるので紹介したい。

一枚目は1968年6月、日本コロンビアからでたシングル盤(LL-2169C)。当時はCBS(コロンビア・レーベル)はソニーではなく日本コロンビアが日本での販売権を持っていた。
ジャケには映画の一場面での若々しいダスティン・ホフマンが写っている。





二枚目は1968年9月にCBSソニーから発売されたシングル盤(SONG 80002)。CBSは日本での販売権を日本コロンビアからソニーに変更し、急遽同じ曲目のシングル盤が発売された。 ただしフリップパック式のジャケの写真は映画の一場面ではなくLP、Bookendsのモノが使用されていた。





三枚目は多分1971年頃の再発盤だと思う(SONG 80195)。オリジナルの映画が1971年に日本国内でリバイバル上映されたのを受けてのシングル盤再発ではないかと…
このシングル盤のB面はMrs. RobinsonではなくThe Big Bright Green Pleasure Machine(邦題 プレジャー・マシーン)に差し替えられている。またジャケは映画の同じ一場面ではあるが、日本コロンビア盤と比べると画像が荒くさらに影を強調しているので全体的に暗い色調となっている。





四枚目は1976年に再発されたゴールド・ディスク・シリーズのシングル盤 (06SP31)でB面はHomeward Bound(早く家に帰りたい) 。
ただシングル盤は、サントラ盤ではなく単にジャケに映画の同じ一場面の写真を流用しているだけでなので、まあ参考までに。





これ以外に1968年9月にCBSソニーからコンパクト盤4曲入りのサントラが出ているみたい。

まあSound Of Silenceのシングル音源4連発聴くとなると、レコードを取り替える作業が結構手間になるので、今回は異なるジャケット・デザインを眺めてニンマリするだけにしよう。

最後までお付き合い頂き、有難うございました。

えっ? 特に興味ないって?

あぁ〜 いつになったらこんな地味且つオタク的な趣味から卒業できるのだろう〜とふと思う今日この頃。


フォーク歌謡とでも呼べばいいのかな?

2019年02月26日 | JAPANESE
今日は小椋佳の1974年のアルバム、“帰っちゃおうかな”を聴いてみた。

アコギ片手に歌う典型的なフォーク・シンガーでもないし、歌謡曲のジャンルかと言えばそうでもなく、またテレビにも出てこない極めて特異的な存在であった。

当時私が聴いていた洋楽のハード・ロックもしくは昨日のはっぴえんどとは対極の位置に存在していたと思しき歌手だったので、時々テレビのドラマの挿入歌の作者という程度の認識で、当然彼のレコードを積極的に聴く事はなかった。

時は流れて、歳を重ねると共に色々な事を経験してきたことから音楽の守備範囲もかなり広がり、今ではどのジャンルでも結構聴ける様になってきた。

何しろ、ビートルズのサージャント・ペッパーズのアルバムなんて、70年代当時、サイドー2は2曲目、When I’m Sixty-fourから始るのがお約束だったからね。

その後東南アジアで働くことになり、インド系の音楽もテレビのチャンネルをひねれば流れてくる様な日常から免疫が出来たのか、ジョージのWithin You Without Youなんか楽勝で 、バングラデシュ・コンサートのLPのサイドー1全面を覆うラビ・シャンカールの熱演も問題なし。

今となっては残された難敵はプラスティック・オノ・バンドでのオノ・ヨーコ氏の叫び声と言うかアバンギャルドな歌唱ぐらいかな?

話は戻って、この小椋佳のLP現在廃盤となっていて、ネット・オークションか中古屋を回らないと手に入らない代物で、つい最近友人が幾らかの古いレコードを処分するというのが縁で手にした。

一聴してみて、どこを切っても小椋佳って感じで、他の歌手がカバーしようともこの独特の味は多分出せないだろう。

頂き物ではあるが、45年経ってこのLP初めて聴いてみて遅ればせながら懐かしの70年代の雰囲気がよく出ていて中々よろし〜って感想。

さらにこのアルバムの魅力はジャケの写真。

花束を持ったお嬢さんにはさほど興味はないが、首都高高架下の都営バス、六本木バス停のレトロチックな様が遥か彼方に去っていった昭和を思い起こす。



“大いなる旅路”は鉄道モノのテレビ・ドラマの主題歌に使われていたね。

日本語ロック

2019年02月25日 | JAPANESE
レコード発見!

レコード棚をガサゴソしていると、こんなのありました〜!

はっぴいえんどのライブ盤。



解散コンサートと言えばいいのか、はたまた再結成コンサートなのかよくわからない時期の1973年の9月21日、東京は文京公会堂でCITY-Last Time Aroundと銘打ったコンサートが開かれた。

このレコードには、彼らが登場したパートだけでなく大瀧詠一とココナツ・バンクや西岡恭蔵バンドらの演奏も数曲収録されている。


(サイドー1の4と5曲目の演奏は大瀧詠一とココナツ・バンクよるもの)

はっぴいえんどと言えば、1969年に結成され日本語ロックの先駆者と称され、彼らの音楽は後のJ-Popへと受け継がれさらなる発展に貢献した。

ところで1969年と言えば、翌年開催の万国博覧会に向けて三波春夫が“こんにちは〜 こんにちは〜 世界の〜 国から〜♪♪”って応援歌を歌っていた頃。

その頃テレビに出ないアンダー・グラウンドのお方達は“日本人なんだからロックも日本語で”って頑張っていたんだと今更ながら思いに耽る。

もちろん当時、私ははっぴいえんどの存在なんて全く知らず、“1970年の、こんにちは〜♪♪”って能天気に口ずさんでいたっけ。

幻のA面 計画って?

2019年02月24日 | BEATLES-BADFINGER関連
ウヒャ〜!

遂にやったぜ。

俺の歌う歌がシングルのA面だぜ。

ビートルズに加入して苦節3年。 ようやく俺にもこのバンドで主役を務めるお鉢が回ってきたってことだ。

前の3人が主要曲のリード・ボーカルを取るから、今まで俺がたま〜にお愛想でリードを取る歌がシングルのA面扱いされるなんてちょっと無理だったからね。

1965年、米キャピトル・レーベルから出たシングル盤、Act Naturallyのことである。

映画のHelpでは、リンゴがボーカルを取る曲をサントラとして使う計画があって、レノン・マッカートニー名義でIf You’ve Got Troubleが用意されたのだが、今ひとつ出来が良くなかったのでお蔵入り(そのアウト・テイクはAnthology 2で聴く事が出来る)。

代わりとして米盤サントラには収録されなかったものの、カントリー・シンガー、バック・オーウェンス作のAct Naturallyをリンゴがカバーしたものが急遽シングル・カットされることになった。

しかし、このシングルのB面にカップリングされたのがYesterdayだったことから話はおかしな方向に。

当然キャピトルはYesterdayをA面にした方が営業面で貢献できるとの判断で、発売後すぐにジャケットおよびレコード・レーベルの表記をAct Naturally c/w YesterdayからYesterday c/w Act Naturalyにシレ〜っと変更。

リンゴのシングル初A面計画は幻と終わったのである。

そこでリンゴがガクッってなったかどうか定かではない。

ちょいとお待ちなせい! 

日本でも1965年オデオン・レーベル、1970年アップル・レーベル再発でそれぞれこのシングル発売されたけど、A面はAct Naturallyと変わらずだったぞ〜


(1970年アップル・レーベル)


(A面)


(B面

オーマイ!流石は義理と人情の国日本!ってリンゴが言ったかどうか定かではない。

と思いきや、1977年ビートルズ結成15周年記念として東芝EMIから再発されたオデオン・レーベルのシングルでは、Yesterday c/w Act Naturalyにシレ〜っと変更されていた。

ブルータスお前もかっ〜!ってリンゴが言ったかどうか定かではない。

Jetって誰?

2019年02月23日 | BEATLES-BADFINGER関連
1973年12月に出たアルバム、Band On The Runから翌年2月にシングル・カットされたパワー・ポップの王道を行く曲で、もちろん世界中で大ヒット。


(ジャケには宣伝文句として、ウイングスの素敵なネオ・ビートルズ・サウンド!って軽々しく書いてあるけど、当時のポールがこれ見たらいつまでビートルズなんだ!って気分を害するかもね)



ブラスとレゲエ・タッチのギターのカッティングのフレーズが繰り返されるイントロに続いて、ポールのベースとシンセが唸る出だしのアレンジは 圧巻!

ところでJetって一体誰のこと?

Wikiによると、当初はJetって当初ポールの飼っていた子犬の名前って言われていたが、後に子犬ではなく同じく飼っていたポニーの名前とのことだった。

しかし最近のポールに対するインタビューでは、子犬もポニーも関係なくて、結婚前にリンダの昔気質の父親に面会したときの経験を基に作ったと言ったそうな。

確かに歌詞を見れば、親父さんはSargent Majorと同じ様な頑固者でJetがMy little ladyってなってるから、当時リンダって男勝りの女の子だったのかな?

JetにSargent Majorなんて来るから、恥ずかしながら航空隊関連の歌かと.....




忘れ去られたシングル盤、イエス・イッツ・ミー

2019年02月22日 | ELTON JOHN
1969年、エルトンが出した三枚目のシングル、It’s Me That You Need(イエス・イッツ・ミー)。




残念ながら、ヨーロッパやアメリカではチャート・インしなかった不発弾と相成ったが、何とこのシングル、日本では大爆発!

当時オリコン・チャートで13位(洋楽チャートでは2位)を獲得し、累積のセールスが14−5万枚と大ヒット作になったそうな。

1971年の来日公演の際この歌が歌われたものの、それ以降はステージでは歌われなかったという日本独自の不思議な現象。

この曲は、日本以外では1992年に発売されたLPに収録されなかったシングル、アウト・テイクと廃盤となったサントラLP、 Friends全曲を収録した二枚組CDセット、Rear Masterにようやく収録され再び世に出た。

日本人は洋楽鑑賞するの場合、歌詞を瞬時に理解できないのでどうしてもメロディー優先で聴いてしまう。従ってこのゴージャスなストリングスにバック・アップされたメロディアスなこの歌が日本人の琴線に触れヒットしたのではないかと….

歌詞は普通のラブ・ソングで、昔のガール・フレンドに“君が必要としているのは俺だ、俺だってば!” と言っているのだが、翻訳された歌詞をサラッと眺めてみると取りようによっては自意識過剰なアンちゃんのたわ言にも聞こえる。


てな事で、エルトンも何となく小っ恥ずかしくなり二度とステージで歌わなくなったのかな?なんて妄想してみる。

KraftwerkのTrans-Europe Express (ヨーロッパ特急)

2019年02月21日 | PROG ROCK
Europe Endless、Europe Endless、 Europe Endless、 Europe Endless …….

ムム〜、こっ、こっ、これは一体…..

テクノポップの先駆者、ドイツ出身のバンド、Kraftwerkが1977年に出した通算六枚目のスタジオ ・アルバム、Trans-Europe Express (ヨーロッパ特急)。

この手の音楽ははっきり言って苦手な部類に入るのではあるが、レコードを購入する際ジャケット・デザインにも関心を示す私としては、このアルバム捨て置けない。

70年代のロック・グループのシンボルでもあったロン毛ではなく、短かめの髪を丹頂のチックかなんかで綺麗に整え、さらにネクタイにスーツと非常に小綺麗な出で立ち!

さらにカメラ目線ではなく、遥か彼方を希望に満ちた眼差しで見据えていて、あたかも70年代の冷戦時代におけるヨーロッパ共産圏のプロパガンダのようなメンバーの集合写真に引き込まれる。

ムム〜、お主ら只者ではないと見た。


(ジャケ表)


(ジャケ裏)


(まさかの米盤、キャピトル・レーベル)

苦手とは言え、何度も聴き込むうちに彼らの世界に引き込まれ、ふと口ずさんでしまう。

Trans-Europe Express、Trans-Europe Express、Trans-Europe Express、Trans-Europe Express…….

ムム〜、私が洗脳に弱い只者だった。

ハーブ・アルバートのBeyond

2019年02月20日 | JAZZ・FUSION
A&Mレーベルの創設者、ハーブ・アルバートが1979年の大ヒット・アルバム、Riseに続いて翌年出したアルバム、Beyond。


(ジャケ表)


(ジャケ裏)


(もちろんA&M・レーベル)

LPは当然廃盤で、CD(輸入盤)は数年前に ハーブ・アルバートのプライベート・レーベルから再発されたようです。

タイトル曲のBeyondカッコいいですね。

それから、EW&FのThat’s The Way Of The Worldなんかもカバーしています。

幻のライブ・アルバム、Polnareff A Tokio

2019年02月19日 | EURO ROCK
先日友人からメイルが入り、家の中を整理していたら昔買った古いレコードいくらかあるので欲しけりゃ貰ってくれという話だった。

早速、出掛けていただいて参りました。

今回の掘り出し物は、ミシェル・ポルナレフの幻のライブ・アルバム、Polnareff A Tokioだね。


(ジャケ表)


(ジャケ裏)


(ゲート・フォールド・ジャケの内側)


(インナーの写真)


(エピック・レーベル、なんとSQのLP!)

1972年11月に東京厚生年金会館で収録されたライブ・アクトで、日本限定の発売で、勿論廃盤となっている。

確かこのアルバムから、火の玉ロックがシングル・カットされたような記憶がある。

この音源を求めようと思うなら、2017年の松に発売されたポルナレフの全集、CD二十三枚組を購入せねばならないようだ。

てな事で、頂き物のLPで当時のポルナレフのライブの雰囲気十分に楽しまして頂きました。

Linda Ronstadtの最新盤 を聴いてみる

2019年02月18日 | West Coast Rock

Live In Hollywoodという初の公式ライブ・アルバム。




(シュリンクを剥がしていないので、写りが悪い)

丁度パンキッシュなアルバム、Mad Loveが発売された1980年にテレビ番組用に録音された物で、欲を言えば収録曲が12曲のみと言うのは少々物足らないが、ベスト・アルバム的な選曲のご機嫌な内容となっている。

以前から同じ内容の海賊版は出ていたのだが、近年オリジナルのマスター・テープが 発見されたということで、今回オフィシャルで発売となった。

豪華メンバーによるバック・バンドを従えて、往年の張りのある歌声を披露している。

これぞロスの歌姫。ファンとしても嬉しい限り。



リンダ:歌姫ってなんなん?


Led Zeppelin IIを久々に聴いてみる

2019年02月17日 | LED ZEPPELIN関連
Led Zeppelin IIは1969年に発売された彼らの二枚目のオリジナル・アルバム。



(米盤、SD8236)

Led Zeppelinの爆音ハード・ブルース・ロックは当時歌謡曲、グループ・サウンズやテレビでやっていたモンキーズのような軽いポップ系の洋楽を中心に聴いていた一般的な子供には、まだまだ馴染みにくいジャンルだった。

したがって手元にあるのは、彼らの当時の新譜だった4作目、Houses Of The Holyがすでに出回っていた頃で、周回遅れでようやく追いつき購入した米アトランティックの1973年再発盤。


(1973年の再発盤の特徴としては、レコードを収める紙スリーブの裏表に70年代初期のアトランティック・アーティストの代表的なレコード盤の広告が数多く記載されている事で、どれもこれも懐かしく思う)

この頃になると、我が家にもステレオ・セットなるものが登場し 、ロックミュージックに目覚めていろいろなバンドを聴いていたのですんなり入っていけた。

しかし、当時ニュー・ロックと称され破壊力抜群のド迫力サウンドを誇ったバンドも、時は過ぎ去り今やクラッシック・ロックすなわち古典の部類に分類され、今改めて聴けばフツーって感じる。

Led Zeppelin IIも、私の中ではいとをかし〜って存在になってしまったのかな?

光陰矢の如し、これいとあわれなり〜


リボルバーのモノを聴いてみる

2019年02月15日 | BEATLES-BADFINGER関連
本日はビートルズの1966年に発売されたリボルバーのモノ音源。


1966年当時日本ではステレオ盤のLPのみ発売され、モノのLPは1982年に企画物として発売された赤盤が初モノである。(1986年にも20周年記念盤として再発されている。)

(アップルではなくオデオン・レーベル)

リボルバーに関して、個人的にはモノ・ミックスがステレオ・ミックスと比べて断然 迫力のあるサウンドに仕上がっていておすすめである。

ライナー・ノートにはモノとステレオ音源の比較が事細かに記載されている。





ビートルズ・シネ・クラブって名前は聞いた事あるけど、ザ・コンプリート・ビートルズ・ファン・クラブの存在は不覚にも知らなかった。

それにしても、違いが詳しく書かれていて、スゲェーの一言。

これから比べると、私なんぞまだまだビーファン見習いってとこだね。

ウイスキーとユーミン

2019年02月14日 | JAPANESE
本日は荒井由実の1974年に発売されたセカンド・アルバム、ミスリム。



久々に聴いてみる。

彼女は現在まで数多くのアルバムを出したが、 初々しさがあって捨て曲なしのこのアルバムが個人的にはベストだと思う気持ちは未だ変わらない。

フゥ〜

チョット、そこのあなた! お酒飲み過ぎだよ〜ん



ウイスキーとThe Band、ナイス・ペア

2019年02月14日 | Bob Dylan, Byrds, Band and etc.

2週間ほど前の夜、久々に友人が私の自宅の最寄の駅にやって来て、1杯いかがとお誘いがあったので、了解ということで出かけた。

長い付き合いの友人なので、当然グラス1杯で済むわけもなく"いっぱい”飲む事とと相成った。

久々にかなり飲んだみたいで、気がつくと自宅の布団の中。

一体どうやって家にたどり着いたのか今一つ記憶が定かではない。

航空機や船舶に搭載されているオート・パイロットもないのによく無事にたどり着いたものだ。

まさか昔学生時代に経済学を履修したので、あの著名なアダム・スミス先生の見えざる手に引っ張られたのではあるまい。

てなことでお酒はしばしの間控えていたのだが、昨日夜遅く近所のスーパーに出かけると、サントリーの角瓶が税抜き価格で1400円と結構安く販売されていたので、つい買ってしまった。

今宵は角瓶で音楽を聴きながら1杯。

今宵のウイスキーのお供は、The BandのAcademy Of Music、彼らの二枚組ライブ・アルバム、The Rock Of The Agesの完全版と言うか増補改訂版である。



CD Disc1/2 は、ロビー・ロバートソンが選んだ4日間のコンサートのベスト・テイクを並べ替えたもので、CD Disc3/4は大晦日の公演をそのまま収録したもの、そしてDVDにはDisc1/2の音源の5.1のサラウンド・サウンドが収録されている豪華版。



ただ不満があるのは、The Rock Of The Agesを聴いて来た者にとっては、オープニングはリック・ダンコの ベース・ソロから始まるDon’t Do Itじゃないと違和感が….

とは言え、お酒が胃の中に流し込まれるともうどうでもよくなってくる。

ビンテージ・ワインの如く、聞き手が歳を重ねることによってさらにThe Bandの演奏に渋さが増すって感じでああ〜いい気分!

12年物でもあればさらに心地いいんだけど….