CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

夏バテにレバーにら炒めじゃなかった、レニーの3枚目

2021年08月31日 | AMERICAN ROCK/POPS

前作、Mama Saidも良かったけれど1993年作、Are You Gonna Go My Wayも中々よろし〜

特にアルバム・タイトルにもなっているAre You Gonna Go My Way、ハードなギター・リフが印象的で朝一で聴けば元気百倍!

ならば、MP3に変換してスマホで聴いてみようじゃないの。

すいません派手なの一曲目だけで、通勤電車に乗ったらエンジン全開後すぐにガス欠!

まあオジンじゃなくとも朝からレバーにらじゃ結構胃もたれすることあるから、アルバムにはレニーらしい優しめの曲混ぜてるって事で、残りの曲はお昼休みにでも。


チャーリさんが主役

2021年08月27日 | ROLLING STONES関連

ストーンズのチャーリーさんがお亡くなりになられたって事で、遅ればせながらここに謹んで哀悼の意を表します。

子供の時は後何年生き続けるだろうなんて思いもしなかったが、この歳になると人生ってやっぱりいつか終わりが来るものだと実感する今日この頃であります。

ところでチャーリーと言えば寡黙で派手さはないが揺らぎのない正確なドラミングは一癖も二癖もあるフロント・メンバーの手綱を締める大役をしっかり果たしていたと思う。

時は1966年、ビートルズはRevolver、ビーチ・ボーイズはPet Soundsを発表し時代の先端を切り開いていた。

しからばストーンズも、てな事で、1967年に前作Aftermathをさらに進化させるべくを曲作りにも工夫をこらし色々な楽器を取り入れ曲作りたアルバム、Between The Buttonsを発売。

(チャーリーのジャケットの二つのボタンがアルバム・タイトルに、ボタンとボタンの間(Between The Buttons)に隠れたツボに飛び込めばストーンズがより身近に感じられる。)

(チャーリー作ジャケ裏の漫画)

米盤はシングル、Let’s Spend The Night TogetherRuby Tuesdayを収録したが、通はやっぱりストーンズの制作コンセプトが反映された英盤!

シングルがない分地味に感じるかも知れないけど、チャーリーの存在みたいにじっくり聴けばその魅力がわかるアルバムですかね?


今宵この夜

2021年08月25日 | CSN&Y

バンド・メンバーのダニー・ウェットンとローディーの一人がドラッグのオーバー・ドーズで死去した。

その追悼アルバムとして1973年Tonight’s The Nightは録音されたものの、レコード会社からなその暗さにダメ出しされたのかしばしお蔵入り。

そして1975年、ニールの8枚目のアルバムとしてようやく日の目をみることになることに。

確かにモノクロ仕立てのジャケ・デザインは暗さを感じるが、いざ聴いてみるといつものニール節。

因みにこのアルバムにはドラッグで死去したダニーが存命中のライブ録音のCome On Baby Let’s Go Downtownという曲でボーカル取っているのだが、Sellin’ Stuffってドラックの売り買いを思わせる言葉が歌詞に登場し、この曲を取り上げたのはニールに一体どんな意図があったのか…

ここは深掘りせずにただニールの繰り出すロックにただ身を委ねるのがいいのかもね?


久々にフィービー・スノウでも

2021年08月24日 | R&B

1974年、シェルター・レーベルからセルフ・タイトルのアルバムでデビューし成功を収めたRB系シンガー・ソング・ライターのフィービー・スノウ。

しかしレーベルとのいざこざでこの1枚のアルバムを残してコロンビア・レーベルに移籍し1976年から78年にかけて4枚のアルバムを出す。

1981年にコロンビア時代の音源とデビュー・アルバムからも2曲収録したベスト・アルバム、The Best Of Phoebe Snowが発売された。

とにかく歌が上手いのが気に入っている。

トータル35分程度のサンプラー的な収録なので、もっと彼女のボーカルを味わいたいお方はオリジナル・アルバムを個々に聴きてみるのがオススメ。

今やオジンとなった私にはCD2枚組の重厚なベスト物よりこのアッサリ目の編集アルバムでオーケ。


忘れていたものを取り戻しにちょいと寄り道

2021年08月20日 | AMERICAN ROCK/POPS

1985年に出たダン・フォーゲルバーグのカントリー・アルバム、High Country Snow

ナッシュビル録音の1972年のデビュー・アルバム、Home Free以来お約束の様に毎回カントリー色の濃い曲が幾らか収録されてきた。

今回のアルバムはいつもと違う全編カントリーもしくはブルー・グラス系の曲で固められた、とは言え何もコテコテのルーツ・スタイルでは無く、所々でダン・フォーゲルバーグらしさも感じさせる。

いつもの彼のポップさをこのアルバムに求める向きには少々物足りなく感じるかもしれないが、これはこれでシンプルで潔くてなかなかよろし〜と思う私なのである。

因みにこのアルバムの制作後はいつもの路線に回帰した。

腕利きのサイドメンがこれだけ集まるのは彼の人徳か?

 


39年前の記憶

2021年08月16日 | BRITISH ROCK

助手:さっきレコード棚みているとこんなのありました!

博士:オォ〜!これはスモーキーの1982年のアルバム、Strangers In Paradaiseじゃな。

助手:8枚目のアルバムでRAKレーベル最後のやつですね。

博士:その通り。彼らを世に送ったヒット・メーカー、チン・チャップ・コンビの曲が収録されていないのも興味深いし、一説によると、発売の数年前にイギリスを離れて、カリブ海に浮かぶ楽園、バハマのナッソーで録音されたが、なぜかお蔵入り。

そして1982年にレコード会社のさしたるプローモーションもなしに最後っ屁みたいな形で発売されたため、当然のごとくチャート・インせず消えて行く運命に。

助手:今改めて聴けば、クリス・ノーマンのハスキーなボーカルやメンバーのコーラス・ワークも健在、曲調もスモーキ節満開で少々地味かもしれないが悪くないと思いますがね。

博士:要するに時代が変わったのじゃよ。70年代後半に一世を風靡したパンク・ブームも去り、80年代はロックが方向性を失っていた時期じゃからのう。

またニュー・ウェイブと称されるシンセとか打ち込みを用いてポップな展開をするバンドが出てきたりして、スモーキーの様な70年代オールド・ファッション・スタイルのロック・バンドは流石に古臭くお呼びでないと思われたのか〜

まあ、レコーディングして数年塩漬けなんて大した事ではないぞ!

ワシなんか、このレコード82年に聴いてから、今日まで39年近く聴いておらん!

助手:でっ、39年ぶりに聴いた感想は?

博士:39周遅れで、なかなかよろし〜 

って言うか、39年前に買ったのは確か、だけど聴いた記憶が全く無い。


今でも何がなんやら

2021年08月15日 | Bowie, T.Rex, Hoople and Glam.

ロンとラッセルのメル兄弟が中心となってアメリカで結成されたバンド、スパークス。

アメリカで成功しなかった彼らが渡英し完成させたのが1974年の3作目のアルバムがキモノ・マイ・ハウス!

(外人さんが着物を自己流で着たらこんな風になるってのを写してみたかったのかな?)

(英国でリクルートしたバンド・メンバー3名を加えて完成)

女性ボーカルかと勘違いしてしまう様なハイトーン・ボーカルをブリティシュ・ロックビートに乗せてオペラチックでかつ前衛的に展開。

付いて行くのに精一杯。

因みにアルバム・タイトルは他のアーティストの曲名、Come On My HouseだとかKimona My Houseなどを捩ったものだとか…?

さらにアルバム・ジャケに配した目を引くポップな写真はバンドとは関係のないモデルさんらしい。

てな事で音だけでなくアルバム全体が洒落っ気たっぷり。

このアルバム当時英チャートでは4位とそこそこ売れたらしいのだが、私とは少々波長が合わなかったのか結局所有する彼らのアルバムはこの一枚だけ。

今宵オジンの身になった私が、今一度聴いてみる。

むむ〜 まだまだ修行が足りんわい!

メル兄弟のこの容姿、確かに只者ではない!


土曜日の夜と言えばこのお方

2021年08月14日 | SSW

トム・ウェイツの1974年のセカンド・アルバム、The Heart Of Saturday Night

(このアルバムには場違いとも思えるアセイラム・レーベルの青空が眩しい)

好みの分かれる彼の癖のあるダミ声もこの時点ではまだ控えめってとこでスッキリ聴ける。

ブルージーでジャズよりのアプローチを取るこのアルバムはまさにお酒を一杯やりながら土曜の夜をリラックスして過ごすには打って付け。

てな事を口実に酒盛りが始まる。

土曜の夜、バンザーイ!

 


何回聴いても難解な

2021年08月04日 | PROG ROCK

イギリスの誇るプログレ・ロック・バンド、ジェスロ・タルが1973年に出したコンセプト・アルバム、A Passion Play

発売当時、難解な内容と聴いていたので恐れおののきオン・タイムで購入には至らず。

それからいく十年過ぎ去った事か、2003年にデジタル・リマスターされたCDが出たのでようやく購入に至る。

このCDA Passion Play Part 1Part 2の20分を超える長尺曲2曲から成っていて、解説によると、“来世に行った男の魂の旅”と言う内容で演劇を見ているかの様に演奏が展開され、またPart 2の冒頭には“メガネをなくした野ウサギの物語”なる童謡の様な語りが挿入されている。

歌詞を読んでもイマイチ何の事やら…

否! 

長い、そして訳が分からぬ、ただ演奏はしっかりしている。

これこそプログレの王道を極める作品なのか?

限られた小遣いで買ったLPならば、修行僧の如く何度も聴き込み何としてでもその良さを発見しようと努力するわけであるが、大人買い出来る年代になればその手の修行はもう沢山って事で、買ってから数回聴いてギブ・アップ。

ただ当時驚いたのが、このアルバム全米一位獲得している事。

英語の歌詞がダイレクトに理解出来るとは言え、チャートのトップを飾る程受け入れられたとは何処かにアメリカ人の感性を擽る何かが潜んでいたのでは…

気を取り直し、これを解明するため再びこのCDを手に取り修行に励む今日この頃である。

通りすがりの人:あなたね〜 手に取るだけじゃダメだよ!歌詞を自身で翻訳してみてじっくり聴きこまないとね。

痛いところを突かれて修行僧の様に静かになる。


暑さをしのぐには、その2

2021年08月02日 | R&B

助手:真夏に熱いお茶がぶ飲みして競饅頭ごっこはやっぱり体にこたえますね。

どうもすみません。思慮不足でした。

博士:当たり前じゃ。熱中症になってしまうのがオチじゃ。

助手:それじゃ暑苦しい曲をバンバン聴くってのは如何ですか? 体に負担がなく暑気払いできるかも…

となるとやっぱりアレですかね?

博士:アレって?

助手:1967年のオーティスのライブ・アルバム、Live In Europeですよ!

(熱い男、オーティス! 確かに衣装も燃えている様な...)

バックにBooker T. & MGsを従えてノリノリのオーティス!

これを聴いて熱くならない人はいませんってば!

博士:確かに。だけどエヤコンのスイッチをプチッと押せば済むことじゃ!

それでは涼しい環境で燃えていただくことに!

Fire!

じゃなかった

Fa-Fa-Fa-Fa-Fa Fa-Fa-Fa、Fa-Fa-Fa-Fa-Fa Fa-Fa-Fa♪

って、なんでこれがSad Songになるのかイマイチわからないけど、中々よろし〜


暑さをしのぐには

2021年08月01日 | BRITISH ROCK

日中の気温が軽〜く35度超え。

いや〜 本日も暑かった。もう身体中汗でギトギト。

助手:こんな時はやっぱり掻き氷を食するに限る! 一口食べればフワーッとした食感で一気に口の中で溶けて、その冷たさがキーンと脳天直撃。暑さも吹っ飛ぶってもんです。

博士:掻き氷って言っても、手で回す家庭用のものしかウチにはないぞ。あれじゃそのファーッとした食感出ないのう。

助手:それじゃ近所のうどん屋に突撃しましょう!

博士:うどん屋さん、コロナで店閉まってた気がするが…

助手:熱〜いお茶飲んで、外で押し競饅頭ごっこは如何ですか? あまりの暑さに部屋に戻れば蒸し暑さも吹っ飛ぶかも? それから押し競饅頭ごっこのバック・グラウンド・ミュージックはやっぱりアレですね。

博士:アレって?

助手:1976年のブライアン・フェリーのソロ3作目のアレですよ!

1975年5枚目のアルバム、Sirenを出したロキシー・ミュージックは解散し、翌年ソロ名義でアルバム、Lets Stick Togetherはロキシー時代の曲をソロでカバーしたものと他のアーティストの作品のカバーを収録。

ただ、ロキシー時代のカバーは数年前ソロ名義のカバーでシングルに収録されたもので、それに後のセッションで録音された曲を寄せ集めた、元々アルバムとして企画されてはいなかったシロモノ。

それが功を奏したのか、暗い印象も感じられずまた肩の力が抜け結構あっさり目の仕上がりとなりサクサク聴ける。

それでは皆さんご一緒に!

レッツ スティック トゥゲザ〜 ♪

博士:ヤメレ〜 最初からエヤコンのスイッチをプチッと押せば済むことじゃ!

それでは涼しい環境で改めて皆さんご一緒に!

レッツ スティック トゥゲザ〜 ♪

中々よろし〜

エバリー・ブラザーズやレノン・マッカートニーのカバーも。