CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ゼップのライブはやっぱりBBC

2025年02月21日 | LED ZEPPELIN関連

1997年、前作のCodaから15年ぶりのアルバムが登場。それがレッド・ツェペッリンのCD二枚組のライブ・アルバム、BBC Sessionだ。

デビューしたばかりのバンドの存在を知らしめるにはやっぱりシングルをラジオ曲でオン・エアーして貰わないと中々認知されない。

しかしながら、3分程度のキャッチーなラジオ・フレンドリーなシングル・ヒッターとは対極の彼らの芸風だったので、ラジオ番組に出演してスタジオ・ライブのような形式で数曲を演奏しトータルで味わってもらおうとBBCの番組に幾度か登場した。

本作は1996年から1971年にかけて番組でオン・エアーされた演奏をまとめたもので、彼らの初期の熱い演奏が楽しめる。

デビューから2年以内の音源ということで、ボーカルがスタジオ盤と同等のハイトーンで歌われているのが売りですかね。彼らの公式ライブ・アルバムは本作だけではないが、キーが引き下げられた後年のライブ音源はスタジオ・アルバムを何度も繰り返し聴いてきたオイラとしてはコレじゃないと感じたものだ。

このBBCのシリーズ、ビートルズ、ストーンズ、クリームなど数多くの著名ミュージシャンが同じように音源を残していて結構耳にする。

すんばらし~の一言。


ボーカリストはつらいよ

2024年05月30日 | LED ZEPPELIN関連

本日はレッド・ツェッペリンでも。

以前にもアップした1976年のライブ・アルバム、The Song Remains The Same(永遠の詩)を久々に聴いてみる。

1973年7月にマジソン・スクエア・ガーデンでの公演からの収録で、丁度5枚目のアルバムHouse Of The Holyが発売された時期にあたる。迫力のある演奏だが、ロバート・プラントのハイトーン・ボイスに少々翳りが。特にと一曲目のRock And Rollなんかは明らかにキーを落として歌っている。

1971年に出たスタジオ盤のイメージがあるから少し残念には思うが、これって楽器の奏者と違ってその時々の自身の声帯のコンディションが命のハイトーン・ボーカリストの宿命ですかね。

出来ればアルバム、IVが出た時期に聴いてみたかった。

ディープ・パープルの場合は、1972年の3月にスタジオ・アルバム、Machine Headが出て、名ライブ盤となったLive In Japanの録音は同年の8月だったことから、スタジオ盤同様その迫力が保たれているが、後年のライブ・アルバムでは流石のイアン・ギランもやっぱり四苦八苦している。

それでも、このアルバムが当時バンドにとっての唯一の正規ライブ盤だったから、公開された映画のサントラだったとしてもファンにとってはありがたい作品だったのは間違いない。


今日から5月

2024年05月01日 | LED ZEPPELIN関連

風薫る5月っていきたいところだがあいにく天気は一日中小雨模様でちょっと憂鬱な気分。

こんな時は1971年に発売されたレッド・ツェペリンの4枚目のアルバムでスッキリさせようじゃないの。

直線的なハード・ロックだけでなく前作で見られたフォーキーさもあり、メリハリが効いてより進化した作品になっている。

彼らの代表曲、Black Dog、天国への階段やRock And Rollだけでなく先日このブログで登場したサンディー・デニーがロバート・プラントとのデュエットによるアコースティック・サウンドを取り入れた幻想的なThe Battle Of Evermoreなんかも聴きどころ。

久々にビートの効いたロックン・ロールで気分は晴れ晴れ、これでオイラの5月病対策もバッチリ。

あのね、オジンは5月病に罹らないってば!


これが新しいハード・ロックの鑑賞スタイル

2024年04月21日 | LED ZEPPELIN関連

久々にレッド・ツェッペリン I でも聴いてみようと。

キース・レルフら3名がヤード・バーズから脱退し、ジミー・ペイジがバンド存続のため新メンバー、ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズにジョン・ボ-ナムらを新メンバーとして迎え 、ニュー・ヤード・バーズを結成し契約の残っていたライブ公演を行い、帰国後レッド・ツェッペリンが誕生。

その後短期間で制作されたそれまで体験したことのないニュー・ロックのファースト・アルバムは1969年に全米10位・全英6位の大ヒット。

この名盤やっぱり大音量で心置きなく聴きたいところではあるが狭い集合住宅内では御法度だし、オジンになった今ヘッド・フォンで長時間爆音で聴くのも体力的に苦しくなってきた。

完全防音のリスニング・ルームがあればいいけれど、先立つものが全くない厳しい現実。

てな事でデスク・トップPCの両端に配置した小型スピーカーに亀の頭を突き出すが如く近接での聴くのがデフォとなった次第。

あたかも机に上半身うつ伏せて居眠りしているように見えるが、これが案外ナチュラルに聴こえていい感じ。


やっぱりブルース・ロック、その4

2023年12月09日 | LED ZEPPELIN関連

一般的にはハード・ロックのカテゴリーに分類されているレッド・ツェペリン。

しかし実態はブルース・ロック・バンド進化系ですかね。

ブルース・ロックにキレのある印象的なギター・リフを散りばめ、それをリズム・セクションがパワー・アップし、更にボーカルの高音を持ち味としたハイ・クオリティーなシャウトがハートに突き刺さる。

本日は彼らの1969年のセカンド・アルバムでも。

(高校時代に買った1973年の再発米盤で聴いてみる。何故当時日本盤でなく米盤買ったのか記憶が全くない。)

彼らの永遠のトレード・マークともなる様なヒット曲満載で、このアルバムを初めて聴いた時はぶっ飛んだ記憶が...

曲によっては既発のブルース・ナンバーから引用した箇所がいくらかあってその作者のクレジットが見受けられない事にしばしば批判が集まるが、それらは単なる模倣ではなく演奏者達の類稀な才能によってブルースから進化した真似のできない新たなロックを作り上げたのだと思う。

実質的な創作活動が1979年のIn Through The Out Doorで終了しているにも関わらず、それから45年ほど経った今でも相変わらず人気を誇っているのがそれを証明している。


日曜日のお昼はハードに

2023年11月12日 | LED ZEPPELIN関連

ユーチューブを何気にサーフしているとレッド・ツェッペリン のHouses Of The Holyに収録されたOceanのカバーがお薦め動画として上がってきた。

懐かしくなって久々にレコードで聴いてみる事に。

このアルバムは前作から約1年数ヶ月のインターバルを置いて、1973年3月に発売された5枚目で初めて文字でのタイトルのついたアルバムとなった。 

(ジャケ眺めているだけでも、ご飯2杯はいける!)

収録された曲は、レッド・ツェッペリンらしいハード・ロックから、フォーク、プログレ、ファンク、レゲエそしてドゥー・ワップなどが混ざり合わさったバラエティーに富んだ作品で聴き飽きない。

(1976年の再発盤のLP)


ハード一辺倒でないレッド・ツェッペリン

2022年10月05日 | LED ZEPPELIN関連

本日久しぶりに取り出し聴いてみたのはレッド・ツェッペリンIII。

1970年に発売された3枚目のこのアルバムは、それまでとは一味違うアコースティックな味わいがアルバムのかなりのパートに振り掛けられ、単なるブルージーでハードなロック・バンドとは違う奥行きの深さを示せたのでは…

ただ当時、前作や前々作と比べると受ける印象が少々地味に受け止められたかも?

個人的には、多様性に富んでいて中々いいアルバムだと思っている。


ゴルゴよ永遠に

2021年09月29日 | LED ZEPPELIN関連

助手:博士一体どうされたんですか? 神妙な顔をして….

博士:ゴルゴ13の生みの親、さいとう・たかを先生がお亡くなりになられたのじゃ。

海外在住歴が人生のほぼ半分じゃったワシは、一時帰国の際必ず空港の本屋に立ち寄りゴルゴ13の単行本を買い漁り何となく力付けられたような気分で再び勤務地に戻ったものじゃ。

シンガポールには紀伊國屋があって日本の書籍や週刊誌などは売っておるのじゃが、海外価格と言うことで結構な値が付けられておったのと、彼の地では裸は御法度。

ゴルゴ13にしばしば登場するお色気シーンなどもってのほかで、現地での単行本の購入は無理筋じゃった。

日本の一般的な週刊誌でも現地の関係省庁のセンサー対応となり、セクシーな写真を載せたグラビア、またイラストでさえビリビリとカットされて悲しげに店頭に並んでおったのを覚えておる。

助手:なるほど、博士はゴルゴの運び屋だったのですね?

博士:見つからないように手提げカバンの奥に仕舞い込み入国したものじゃ。まあ、シンガポールの場合はよほど挙動不審か多くの荷物を持っていない限りはそうそう呼び止められ検査されることはなかった。

そして一通り読み終えたなら駐在員仲間に進呈という真の運び屋じゃったのう〜 キリッ。

助手:そういえばこのブログでも、密閉式のヘッドフォンをゴルゴに装着させツェッペリンの“聖なる館” を大音量で聞かせて拷問したなんて話ありましたね。

プロ中のプロ、ゴルゴは何とか耐え切りましたが、“聖なる館”で拷問に適している曲って一体どの曲なんですかね?

博士:やっぱりメタリック系のハードなやつが脳天直撃じゃろうか?

助手:メタル・ファンク系ならThe Crunge、Dancing DaysやThe Ocean辺りですかね? 

 

博士:その辺りかのう〜

音量を絞れば普通に聴けても、ヘッドフォンでの大音量となると地味頁のメタリック仕様のギターは鋭く脳天に突き刺さる。

助手:それでは本日はさいとう・たかを先生を偲んで、是非そゴルゴと同じ拷問とやらを体験してみましょう。

ギャ~! すみません。何でも白状します。

やっぱりゴルゴは偉大なり!

さいとう・たかを先生、RIP


今年最初の日のこの一枚

2021年01月01日 | LED ZEPPELIN関連

今年最初の日、何を聴こうかと考えた。

やっぱりロックで派手にスタートするのが良いと思い取り出しましたるはLed Zeppelin の2年ぶりの6枚目スタジオ・アルバム、Physical Graffiti(物理的?、それとも肉体的落書きとでも訳すのだろうか?)。

(昼の部)

(夜の部)

(内ジャケを出し入れして暫しの間遊べる仕組み)

新曲8曲に過去3枚のアルバムの未発表曲(選に漏れたアウト・テークと言うべきか?)7曲を加えた計15曲からなるLed Zeppelin初の2枚組アルバムで基本的メタリックなハード・ロックをベースにバラエティーに富んだ内容で聴き応え抜群。

(アトランティック・レーベルとの直接の契約が切れて自身のレーベル、スワン・ソングからの第一弾Death!)

英語の歌詞をストレートに聴き取ることは出来ないけれど、彼らの熱い演奏 楽しもうではありませんか。

ジョンの唸るベース、ロバートのパワフルなボーカル、お馴染みジョンのヘビーなドラムスにジミーの切れ味鋭いソロ・ギター。

コレだけでおかず無しにご飯3杯いける。

今年もよろしく!

 

ちょっと、そこの貴方! 去年アップした記事を手抜きの如く使い回してるじゃないの!

イャ〜、Led Zeppelinもアウト・テーク7曲使ってるし、使えるものはこの際再利用する省エネ・ブログってことでご理解を…

文才が足りないのは承知の上、敢えて一言。

いつ終了してもおかしく無いヘボ・ブログに対して、Led Zeppelinは永遠不滅であります!

コレで何とかお許しを。


一体どうなってんの? ZeppとSpirit

2020年10月07日 | LED ZEPPELIN関連

ここ数日ブログのアクセス数が急増したので戸惑っていたら、何と4年以上前にアップした“SpiritのTaurusってZepの天国への階段に似ている?”という投稿に多くの方々が反応しているではないか!

ネットをサーフィンするとその理由が...                                                 

“天国の階段”のオープニング・コードのパクリ疑惑について、アメリカの60年代末頃にSPIRITと言うバンドの68年デビュー作に収録されたインスト・ナンバー、TAURUS(67年作)のオープニングが“天国への階段”に似ているって話だった。

裁判で争われ4年前の2016年に陪審員による“盗作というほど似ているわけではない”との判決が出て一件落着。

と思いきやまだその続きがあったみたいで、原告はその判決を不服として最高裁に上訴したらしい。

そして数日前に最高裁がその審理を拒否をしたことによって、原告の敗訴確定、Zepは無罪放免てなニュースを発見。

あれから裁判はまだ続いていたのは知らなかった。

まあ、もし勝訴して作曲者としてその名前を超有名曲“天国への階段”に連ねる事ができれば、印税ガッポガッポだからね〜

そう言えば、1975年に空前の大ヒットとなった“およげたいやきくん”、何と通算500万枚ほど売れたそうな。

歌手の子門真人氏のレコーディングは買取契約で5万円だったらしい。歩合契約しときゃよかったんだけどね。

TaurusもZepが“天国への階段”出した時点で訴訟起こしていれば、少しは状況変わったかもね。


とある関西系零細企業の社長達の会話

2020年10月06日 | LED ZEPPELIN関連

1976年、彼等の公演をフィルムに収めた映画のサントラとしては発売されたライブ・アルバム、The Song Remains The Same(永遠の歌)。

ただ実際の録音は1973年マジソン・スクエア・ガーデンでの公演で、その収録当時は丁度5枚目のアルバムHouse Of The Holyが発売された時期にあたり、その収録曲Celebration Day、The Song Remains The SameやThe Rain Songなどが中心に取り上げられている。

コンサート全てをカバーしていないことから物足りなさはあるし、発売までの3年のタイム・ラグ、また映画で使用さなかった曲や同曲でも別テイクの使用などなどサントラと謳っておきながら少々不可思議な点があるが、Led Zeppelinとしては当時正式に発売された初のライブ盤って事でその発売に完璧さを求めたのだろう。(2007年に増補改訂版として最強盤が登場し追加収録と音質もそれなりに改善しこのオリジナル盤の問題点はある程度解消されたかな? )

1970年代の始めといえば、日本限定とはいえDeep Purple、ChicagoやBBAなど大物アーティストがライブ録音を日本のコンサートで敢行し注目を浴びた。

Led Zeppelinも1971年来日公演の際、日本のレコード会社のお願いによってライブ録音が許可されたが、 録音状態が悪いとの判断でLed Zeppelinから商品化は却下となったそうな。

2014年からスタートしたオリジナル・アルバムのリマスター化に伴いアウト・テークやその他のかなりの量の未発表音源が陽の目を見たが、1971年来日公演のライブ音源に関しては、ブート音源は出ているみたいだが、現在のところ公式音源に関しては未だに何の音沙汰も無し。

現在のデジタル技術を駆使すれば何とかなるのではないかと思うのだが...

この辺りは、クリムゾンを見習っていただきたい。コンサートの音源を網羅したようなCD/DVD/Blue Ray十数枚からなるボックス・セットもう十分って言うぐらいガンガン出してるからね。

驢馬戸:いや〜今時ね〜 新規獲得するの結構大変なんで、信者だけにターゲット絞って高額ボックス・セットを自転車創業のように出してますねん…

地味:社長!商売上手でんな〜

驢馬戸:でへ〜 そんな上手い事ゆうて。相変わらず貧乏暇無しでね… 地味さんの所はどないでんの?

地味:も〜ネタ切れで、ち〜とも儲かりまへんわ〜

驢馬戸:また、そないな嘘ゆうて! ライブ・イン・ジャパンいつ出ますの?

地味:知らんがな〜


我が家は聖なる館?

2020年08月16日 | LED ZEPPELIN関連

お盆休み最後の日曜日。

コロナ・ウイルス感染拡大と折からの猛暑の連荘でさらなる自粛生活を継続し、先祖代々のお墓の掃除以外はこの休みの期間ほとんど何処にも出掛けず節電、節水のパトロール、ゴミの仕分け、更には玄関の消毒殺菌になどに従事する自宅警備員に就任。

やっぱり我が家が一番、コロナ・フリーで冷房完備の聖なる館! まあ見た目は聖なる館とは言い難いのだが…

そのノリから久々に取り出したアルバムが、1973年3月に発売された5枚目のアルバム、HOUSES OF THE HOLY。

ハード・ロックから、フォーク、プログレ、ファンク、レゲエそしてドゥー・ワップなどバラエティーに富んだ内容で、進化し続けるツェッペリン。

ジャケのアートを鑑賞するのもまた楽し。

ところで自宅警備員故、暇に明かしてユー・チューブをサーフィン。

なんとジョン・ボーナムの息子、ジェイソンがバンドを組んでツェッペリンのコピー・バンド作ってライブ・ツアー、その映像を発見!

ギターはジミー・サクライ氏って日本人のお方がジミー・ぺイジのライブでの演奏スタイルを完コピ大熱演でスゲーの一言。

とは言え、いつまでも警備員を続ける訳にもいかぬ。

今年のお盆は、猛暑が去って早く日本全土がコロナ・フリーになるのを願うのみ。

 

 


レコードが一番だってば!

2020年03月11日 | LED ZEPPELIN関連

いつもなら、アクセス数の少なさに耳をすませばブログ内を通り過ぎる風の音がかすかに聞こえるかもしれないこのヘボ・ブログ。

それがどういうわけか、ここ数日活況で賑わっているではないか!

やっと苦節5年目でこのブログにもようやく春がやって来たのかと思いきや、どうも様子がおかしい。

何故ならアクセスが集中しているのが過去記事の2件で、一つは2年ほど前にアップしたビーチ・ボーイズのアルバム、Pet Soundsのジャケ裏に謎の侍の写真が!なる内容と、もう一つは4年前にアップしたZeppの名曲、天国への階段が某バンドの曲に似通った箇所が?てな記事。

何でこれら2本の埃を被った記事だけ急にアクセス数が増えたのか全くもって不明である。

まあ、個人的な趣味と暇潰しから生まれたこのブログ、筆者の実力から判断して大ブレイクは期待しないものの一人でも多くの方に読んでいただければモチベーションアップにも繋がるので、一時的な現象だとしてもこの場を借りて皆様に厚く御礼申しあげたい心境である。

と、結構前フリが長くなってしまったので、ここらで今日の一枚でも…

と取り出したのが、天国への階段括りでZeppの1971年の4枚目Led Zeppelin IV。このブログで以前登場しているのでアルバムの解説は省略。

本日手に取ったのは日本盤16P1-2026で、これはフォーエバー・ヤング・シリーズと銘打たれた1988年の企画物による再発盤で、お値段なんと千六百円でした。

このレコード発売当時から結構売れたので、1988年再発盤ともなればオリジナル・マスターのスンバラシイ音とはかけ離れてるんだろうな〜 

でっ、リマスターCDと比べてみると再生音が何となくぼやけた感じがして…

まあ、リマスターCDは雑味を取り除き音圧をあげて収録しているので同じレベルで再生すれば確かにクッキリと聴こえる。

そこのお父さん! 今使ってる安物のレコード・プレーヤーが良くないんだってば!

そっ、そっ、そうかな〜?

最近出た新しいの買ってアンプのボリュームを適度に上げて聴けば、たとえ再発盤でもレコードの方が絶対いいって判るから。

そっ、そっ、そうかな〜? 

そっ、そっ、そうだってば!

それじゃこれ買ちゃおうかな? 

そこでふと我に帰る。聴力の劣化した私のような年寄りに微妙な音の違いは判らない!

某大型家電量販店のオーディオ・コーナーでセールスマンの催眠術に危うく掛かってしまうところだった。

危ない危ない。

じゃカートリッジだけでも買っちゃおうかな?

それも、危ない危ない。


Led Zeppelin IIを久々に聴いてみる

2019年02月17日 | LED ZEPPELIN関連
Led Zeppelin IIは1969年に発売された彼らの二枚目のオリジナル・アルバム。



(米盤、SD8236)

Led Zeppelinの爆音ハード・ブルース・ロックは当時歌謡曲、グループ・サウンズやテレビでやっていたモンキーズのような軽いポップ系の洋楽を中心に聴いていた一般的な子供には、まだまだ馴染みにくいジャンルだった。

したがって手元にあるのは、彼らの当時の新譜だった4作目、Houses Of The Holyがすでに出回っていた頃で、周回遅れでようやく追いつき購入した米アトランティックの1973年再発盤。


(1973年の再発盤の特徴としては、レコードを収める紙スリーブの裏表に70年代初期のアトランティック・アーティストの代表的なレコード盤の広告が数多く記載されている事で、どれもこれも懐かしく思う)

この頃になると、我が家にもステレオ・セットなるものが登場し 、ロックミュージックに目覚めていろいろなバンドを聴いていたのですんなり入っていけた。

しかし、当時ニュー・ロックと称され破壊力抜群のド迫力サウンドを誇ったバンドも、時は過ぎ去り今やクラッシック・ロックすなわち古典の部類に分類され、今改めて聴けばフツーって感じる。

Led Zeppelin IIも、私の中ではいとをかし〜って存在になってしまったのかな?

光陰矢の如し、これいとあわれなり〜


LEDって?

2018年07月05日 | LED ZEPPELIN関連

助手:博士、大変です! 研究所の居間の天井に白く光り輝く怪しい発光体が!

博士:あれは、本日購入した天井灯じゃ。

1週間前に天井灯の明かりが急に消えてしまったので、多分蛍光管の寿命が来たのかと思い、近所のスーパーでスペアの蛍光管を買って取り替えたのじゃが、数日後またまた天井灯が点灯しなくなったので、これは蛍光灯内部のサーキット・ボードがいかれてしまったと思われる。

保証期間などとっくの昔に切れてしまっているから、修理となるとサーキット・ボードを取り替えねばならんからのう〜

サーキット・ボード丸ごと交換となると、過去の経験から結構な額の修理費用になるのは間違い無いので、新しい天井灯を家電量販店で買うことにしたのじゃよ。

量販店に行って驚いたのは、蛍光管を使った天井灯なんてもう製造されていなくて、なんとその光源はLED(Light Emitting Diode) に取って代わられていたのじゃ!

助手:発光ダイオードの価格も近年大量生産により安価になりましたからね〜

博士:しばらくの間家電量販店はご無沙汰だったので、全く浦島太郎じゃったわい。

助手:そう言えばLed Zeppelinって、発光ダイオードのZeppelinって意味ですかね?

博士:バッカもーん!

当時は発光ダイオードなるものはすでに発明されていたが、まだまだ初期の研究段階で一般的には全く知られていなかったぞ!

Ledは率いると言う意味を持つ動詞、Leadの過去形もしくは過去分詞じゃが、他にはLeadの名詞として“鉛”と言う意味がある。

下手なシャレではないが“鉛”のLeadが訛ってLedとなった言われている。

まあ、当時ワシなんかLed ではなくRedと思いこみ、マルちゃんの赤いきつねならぬ赤いZeppelinだと思っていたから、あまり人の事は言えないが….

という長〜い前フリで本日登場するのは1976年発売のLed Zeppelinのライブ・アルバム、The Song Remains The Same。


1973年のマジソン・スクエア・ガーデンのライブを収録したもので、2007年にはリマスターとリミックスを施し、さらに未発表曲6曲を追加した最強盤がでた。

助手:これって、今年の9月頃に2018年の最新リマスターを施し、再発されるらしいですけど。(日本盤のスーパー・デラックス・エディションはお値段が3万円を軽く超える代物、ギャ〜!)


博士:ワシは2007年の最強盤で十分じゃと思うがのう….

助手:すでに最強盤が出てしまっているので、最新技術LEDを文字って、最新最強盤って感じで売り出すのでしょうかね〜?

博士:ムム〜、一家に一台LEDの天井灯!って気分なので、ちょっと後ろ髪が引かそうではあるが、引っ張られる後ろ髪もなくなった今、無理はすまい。

代わりに新しいLED天井灯を眺めて、焼酎でも一杯。

と無理やり酒を飲む口実を作ろうとする今日この頃。

エェ〜、ご乗車の皆様駆け込み乗車おやめ下さい〜 じゃなくて、レコード会社の皆様古いネタの使い回しおやめ下さい〜 ともう一言付け加える。