CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

なかなか掴みどころの無い奴ら

2025年01月13日 | BRITISH ROCK

1967年、スティーブ・ウィンウッド、ジム・キャパルディ、クリス・ウッドとデイブ・メイスンの4名で結成されたバンド、トラフィック。スティーブの伸びやかなボーカルはもとより、当時の時代を象徴したポップでサイケデリックがかったバンド・メンバーによる自作曲も好評でそこそこヒットしていたが、2枚のオリジナル・アルバムを出してデイブ・メイスンがバンドから脱退。

その後スティーブもバンドから脱退しクラプトンやジンジャー・ベイカーらとスーパー・バンド、ブラインド・フェイス結成も、1枚のアルバムを出して会えなく解散。

スティーブは更にジンジャー・ベイカーの新たなバンド、ジンジャー・ベイカー・エア・フォースに暫し参加した後、トラフィックのメンバーだったジムとクリスのサポートを得てソロ・アルバムを制作する事に。

そしてJohn Barleycorn Must Dieと名付けられソロ・プロジェクトはトラフィック再結成のアルバムに昇格し、1970年に発売された。

(遅ればせながら2019年の再発LPを購入。70年代に聴いた頃にはピンと来なかったけれど、ようやく55年の時を経てオイラが追いついた。)

ジャズ系ジャム、トラッド・フォークにR&Bなど毛色の違った曲が配置され、当時のイギリスのボップやハード路線のロックとは方向性が違うしまたアメリカンナイズされたサウンドでもない。

一体トラフィックというバンドを一言でどう形容すればいいのか….

オイラとしてはシンプルに彼らをプログレ・バンドと呼ぶ。

当時のクリムゾンやイエスらは超絶演奏テクニックよるエッジの効いたサウンドが売りだったが、トラフィックの場合は何となくマッタリした感じの演奏で一発では刺さらない。

ただ何度も繰り返して聴いていくと、あら不思議!そのサウンドにどっぷり浸かってしまう不思議な作用が…



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2 コメント

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Unknown (sakaki45)
2025-01-19 21:52:47
コメントするのもずいぶんと久しぶりになります。
まだ今まで通りに巡回は出来ませんが、少しづつ書いていこうと思いますので、よろしくお願いします。

「Paper Sun」しか知らなかった自分が
「John Barleycorn Must Die」を初めて聴いた時は結構、衝撃的でした。確かに掴みどころがないけれど、印象には残りました。
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Unknown (博士)
2025-01-20 19:25:08
トラフィックの場合、聴き手を選ぶと言うか
ハマる人はハマるけれどそうでない人はなにコレ?ってなるかもしれないですね。

当ブログは深掘りしない、また毒にも薬にもならない他愛のない鑑賞日記みたいな代物ですが、暇であればまた覗いてみてください。
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