年末と言えば、欧米ではクリスマス休暇や日本では年末から年始にかけての連続した休暇があり、年末商戦に関係のない業種は閑古鳥の鳴く期間となる。
旧暦の正月、所謂ルナ・ニュー・イヤー・ホリデーを祝う地域、此処東南アジアでならシンガポール、マレーシアやベトナムでは、その期間は旧正月が済むまでさらに延長される。
旧正月の時期は、旧暦のカレンダーに従うため毎年異なることになり、大体1月20日頃末頃から2月20日頃になり、2017年の場合、旧正月の1月1日は、1月28日がそれに当たる。
この期間は、現地の客筋に商品の購入を薦めてみても、旧正月が明けてからって返事で緊急でない限り購入意欲はまったく無くなるような商人にとってまったく魔の期間。
仕事のボリュームが減り、イマジンでも聴こうかと思えるぐらい暇人になった私が、ネットサーフィンをしていて不意に目を止めたのは、ディランのHIGHWAY 61 REVISITEDのLPジャケットの画像だった。
CDのジャケットでは小さすぎてまったく気づかなかったのだが、拡大してジックリ観察するとディランが右手に何か持っている。それに、バイクのTシャツを柄物のシャツの下に着ている事に気がついた。
ネットで調べてみると、手に持っているのは愛用のレイバンのサングラスと書いてあった。
なるほど、レイバンのグラサンかどうかは確認出来ないが、今手元にある愛用の黒の老眼鏡を折り畳むと確かにその様に見える。
一方バイクのTシャツは、バイクのイラストの上段は、…U….で、下段には…ORCYCL…の表記が何とか読める。
下段はMOTORCYCLEと容易に推測できるが、上段のUって何なんだろうと思い調べると、英国メーカーのTRIUMPHだと判った。
何でアメリカのバイクメーカーのTシャツじゃないのか?とさらに調査。するとディランは元々ハーレーに乗っていたのだが、人気が出始めた1964年頃にTRIUMPH T100 500CCに乗り換えたとの事だった。
なるほど、HIGHWAY 61 REVISITEDの間奏で聴こえるギターの音って、バイク好きのディランが乗るTRIUMPHの爆音を模してるのじゃないかと。
その後、1966年ウッド・ストック近郊でバイク事故を起こし大怪我、名盤BLOND ON BLONDを出し人気絶頂だったにも関わらず活動停止を余儀なくされたのは有名な話。
と言う事は、事故当時多分ノーヘルでレイバンのグラサンかけてTRIUMPHに乗っていたってこと?と何気に話が繋がる。
今更ながらの無用な考察。
平和な暇人のお昼の一時でした。
プログレ・トウシロ・シリーズ最終回。
クリスマスにきくプログレと言えばやっぱりこれ。
賛美歌、エルサレムをELPがアレンジ。
荘厳なキースのキーボードをバックにグレッグが高らかに歌う。
メリー・クリスマス
Emerson Lake And Palmer - Jerusalem
おまけ、WORKS VOL.2より
Emerson, Lake & Palmer I Believe In Father Christmas
クリスマスにきくプログレと言えばやっぱりこれ。
賛美歌、エルサレムをELPがアレンジ。
荘厳なキースのキーボードをバックにグレッグが高らかに歌う。
メリー・クリスマス
Emerson Lake And Palmer - Jerusalem
おまけ、WORKS VOL.2より
Emerson, Lake & Palmer I Believe In Father Christmas
プログレ四天王といえば、イエス、ピンク・フロイド、ELPにクリムゾン。
5大プログレといえば、ジェネシスが加わる。
ちょっと、ちょっとお待ちなせい! 誰か忘れてはいませんんか?
そう!ムーディー・ブルース。
ジェネシスも悪くはないが、私としては5大プログレのメンバーとして一押し!
かってジミー・ペイジに“真のプログレッシブなバンドは、ピンク・フロイドとムーディー・ブルースだけだ!”言わしめたその実力と実績。
ありきたりのR&Bバンドだったが、心機一転、新メンバーにジャスティン・ヘイワードとジョン・ロッジを加えたことが、大きな化学変化を起こし大正解。
2作目から、プログレ・アルバムを7連発。
しかも各アルバム、質の高い力作ばかりで、次はどのような進化を新しいアルバムで見せてくれるのか、いつもファンに期待を持たせる数少ないバンドだったように思う。
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1967年 DAYS OF FUTURE PASSED ヤンキー集合の茶店の夜ではない、サテンの夜である。
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1968年 IN SERCH OF LOST CHORD 失われたコードって、オームだった!
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1969年 ON THE THRESHOLD 時代を先取りした、AIとの会話。デカルトのI THINK, THEREFOPRE I AM(我思う、ゆえに我あり)ってちょっと尖がりすぎ。
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1969年 TO OUR CHILDREN’S CHILDREN’S CHILDREN のっけからサターン・ロケットの打ち上げの音のSEだろうか? でかいボリューム設定にしていると、近所から苦情が舞い込むのは間違いなし!
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1970年 A QUESTION OF BALANCE 一曲目から、ジャスティンのギター全開! 途中で曲がスローになってほんの一時ホッとする。
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1971年 EVERY GOOD BOY DESERVES FAVOUR 以前のように尖がらないで、リラックスしていこう~って感じだろうか?
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1972年 SEVENTH SOUJOURN 何も無い荒れ果てた原野に、新しい木の芽が!(内ジャケットのイラスト参照)小さいながらも新たな希望の光が。俺たちは何も大それた事をやってやるなんて思っちゃいないさ。ただのロック・バンドなのさって宣言したところで彼等の旅は終わる。
演奏、メロディー、歌詞そしてアルバム・アートまでが彼らのアルバム制作のコンセプトによって統一されている。
特に演奏に関しての目玉は、やっぱりメロトロンを使っていることで、キーボードのマイク・ピンダーは60年代メロトロンの開発におけるテスターの一人だった言われている。その彼は、 ビートルズにこの新しい楽器の購入を推奨し、アビー・ロードのスタジオで生まれた曲が、STRAWBERRY FIELDS FOREVERだった。
メロトロンを使うクリムゾンなど後のプログレ・バンドに大きな影響を与えたと言っても過言ではないだろう。
このバンドで残念なことは、ライブが弱いことだろう。
5人組の “世界一小さなオーケストラ”と称されていたのためなのか、ライブに於いてもその編成で公演を行ったわけだが、スタジオ録音で綿密にオーバー・ダブされた楽曲を、たった5人でステージ再現するのはやっぱり無理があったように感じた。
少なくとも、サポート・メンバーとして、コーラスの出来るギター奏者とキーボード奏者を各一名ツアーに帯同させ、そしてフロント・ラインに立つボーカルのレイ・トーマスが、フルートを時たま思い出したかのようにピーヒャラ吹くだけではなく、それ以外の楽器、例えばシンセかギター担当し演奏に厚みを加えるべきだったと思う。
1973年3月、イエスのCLOSE THE EDGE TOURの日本公演を堪能した友人は、翌年1月のムーディー・ブルースの日本公演の出来を嘆いていた。
全体的に音が小さく迫力がなかったと言っていたのを覚えている。
もちろん、予算の関係で一番安いチケットを購入したため、ステージからかなり遠方の席だったことは、少し考慮しなければならないが。
地味頁:俺、真のプログレッシブなバンドは、ムーディー・ブルースだ!なんて言ったけ?
真の演歌歌手は、ムーディー勝山、って言ったような覚えはあるんだけど…
博士:ワシはムーディーより紙オムツのムーニィーを思い出す。
子供が赤ちゃんだった頃、糞まみれの紙オムツと格闘し大変だった思い出が有るのう~
当然子供は遠い昔の赤ちゃんだった頃の記憶なんてまったくない。ちょっと残念。
ムーディーやムーニィーも遥か昔の話と思う年の暮れ。
アァ~、月日の過ぎるのは早いこと。
5大プログレといえば、ジェネシスが加わる。
ちょっと、ちょっとお待ちなせい! 誰か忘れてはいませんんか?
そう!ムーディー・ブルース。
ジェネシスも悪くはないが、私としては5大プログレのメンバーとして一押し!
かってジミー・ペイジに“真のプログレッシブなバンドは、ピンク・フロイドとムーディー・ブルースだけだ!”言わしめたその実力と実績。
ありきたりのR&Bバンドだったが、心機一転、新メンバーにジャスティン・ヘイワードとジョン・ロッジを加えたことが、大きな化学変化を起こし大正解。
2作目から、プログレ・アルバムを7連発。
しかも各アルバム、質の高い力作ばかりで、次はどのような進化を新しいアルバムで見せてくれるのか、いつもファンに期待を持たせる数少ないバンドだったように思う。
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1967年 DAYS OF FUTURE PASSED ヤンキー集合の茶店の夜ではない、サテンの夜である。
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1968年 IN SERCH OF LOST CHORD 失われたコードって、オームだった!
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1969年 ON THE THRESHOLD 時代を先取りした、AIとの会話。デカルトのI THINK, THEREFOPRE I AM(我思う、ゆえに我あり)ってちょっと尖がりすぎ。
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1969年 TO OUR CHILDREN’S CHILDREN’S CHILDREN のっけからサターン・ロケットの打ち上げの音のSEだろうか? でかいボリューム設定にしていると、近所から苦情が舞い込むのは間違いなし!
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1970年 A QUESTION OF BALANCE 一曲目から、ジャスティンのギター全開! 途中で曲がスローになってほんの一時ホッとする。
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1971年 EVERY GOOD BOY DESERVES FAVOUR 以前のように尖がらないで、リラックスしていこう~って感じだろうか?
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1972年 SEVENTH SOUJOURN 何も無い荒れ果てた原野に、新しい木の芽が!(内ジャケットのイラスト参照)小さいながらも新たな希望の光が。俺たちは何も大それた事をやってやるなんて思っちゃいないさ。ただのロック・バンドなのさって宣言したところで彼等の旅は終わる。
演奏、メロディー、歌詞そしてアルバム・アートまでが彼らのアルバム制作のコンセプトによって統一されている。
特に演奏に関しての目玉は、やっぱりメロトロンを使っていることで、キーボードのマイク・ピンダーは60年代メロトロンの開発におけるテスターの一人だった言われている。その彼は、 ビートルズにこの新しい楽器の購入を推奨し、アビー・ロードのスタジオで生まれた曲が、STRAWBERRY FIELDS FOREVERだった。
メロトロンを使うクリムゾンなど後のプログレ・バンドに大きな影響を与えたと言っても過言ではないだろう。
このバンドで残念なことは、ライブが弱いことだろう。
5人組の “世界一小さなオーケストラ”と称されていたのためなのか、ライブに於いてもその編成で公演を行ったわけだが、スタジオ録音で綿密にオーバー・ダブされた楽曲を、たった5人でステージ再現するのはやっぱり無理があったように感じた。
少なくとも、サポート・メンバーとして、コーラスの出来るギター奏者とキーボード奏者を各一名ツアーに帯同させ、そしてフロント・ラインに立つボーカルのレイ・トーマスが、フルートを時たま思い出したかのようにピーヒャラ吹くだけではなく、それ以外の楽器、例えばシンセかギター担当し演奏に厚みを加えるべきだったと思う。
1973年3月、イエスのCLOSE THE EDGE TOURの日本公演を堪能した友人は、翌年1月のムーディー・ブルースの日本公演の出来を嘆いていた。
全体的に音が小さく迫力がなかったと言っていたのを覚えている。
もちろん、予算の関係で一番安いチケットを購入したため、ステージからかなり遠方の席だったことは、少し考慮しなければならないが。
地味頁:俺、真のプログレッシブなバンドは、ムーディー・ブルースだ!なんて言ったけ?
真の演歌歌手は、ムーディー勝山、って言ったような覚えはあるんだけど…
博士:ワシはムーディーより紙オムツのムーニィーを思い出す。
子供が赤ちゃんだった頃、糞まみれの紙オムツと格闘し大変だった思い出が有るのう~
当然子供は遠い昔の赤ちゃんだった頃の記憶なんてまったくない。ちょっと残念。
ムーディーやムーニィーも遥か昔の話と思う年の暮れ。
アァ~、月日の過ぎるのは早いこと。
プログレを語る上で、このアルバムは外せない!
まだプログレと言う言葉が存在していない1965年、ドラッグの体験をロックで表現することを試みられたサイケデリック・ロックなるものが生み出された。
ビートルズのTOMMOROW NEVER KNOWSやバーズの EIGHT MILES HIGHなどの曲がそれにあたる。
そして1967年、ついにトータル・アルバムが世に出た。
発売から50年ほど経った今でも、その存在は色褪せない。
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なんと!歌詞カードが洩れなく付いて来る。
まだプログレと言う言葉が存在していない1965年、ドラッグの体験をロックで表現することを試みられたサイケデリック・ロックなるものが生み出された。
ビートルズのTOMMOROW NEVER KNOWSやバーズの EIGHT MILES HIGHなどの曲がそれにあたる。
そして1967年、ついにトータル・アルバムが世に出た。
発売から50年ほど経った今でも、その存在は色褪せない。
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なんと!歌詞カードが洩れなく付いて来る。
いるって言えば、いるんだけど。
カナダ出身ではあるが今でも現役のラッシュ、以前記事にアップしたイエスもどきのスターキャッスル、厳密にプログレに分類するべきなのか判断に困る、プログレの香りが漂う大物バンド、カンサス、スティクス、ジャーニー、ボストンなどの面々。
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ラッシュのパーマネント・ウェイブ、大洪水が迫る中、スカートが風で捲れて下着丸出しでもお構いなし。ニッコリと微笑みながら歩く美女。この狂気さに負けて、即ジャケ買い!
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スター・キャッスルのファースト・アルバム、こっ これはイエス? ノー! スター・キャッスルなり~ 後追いでCD購入。
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カンサス流プログレ完成形、ポイント・オブ・ノーリターン、そういや、昔この手の風景よく見ました。絶壁頭に角刈りの兄貴たち!
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スティクス流プログレ完成形、コーナー・ストーン、徳川埋蔵金発見か?
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ジャーニーのファ-スト・アルバム、スティーブ・ペリー加入する前がプログレしていました。
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ボストンのファースト、スペーシーなサウンドがプログレ風味をかもし出す。この宇宙船は今尚、宇宙を彷徨っているそうな。
音楽を楽しむリスナーの数からすれば、やはりヨーロッパに比べてバンドの数は少なく、本格的なプログレ・サウンドに浸りたいと思えば、ヨーロッパ物のプログレとなる。
プログレの定義には色々な意見があると思うが、個人的には従来の3分程度の定番ラブ・ソングからの脱却で、色々な手法を使い進化させたものではないかと考える。
しかし、広大なアメリカでその信者を増やすには、やっぱりラジオ・フレンドリーな楽曲でないと、非常に困難を伴う。
ラジオのオン・エヤーにより、バンドの存在自体を知ってもらえなければ、レコードは売れないし、コンサートでも客は集まらない。
道楽でない限り、プログレ・バンドの維持は難しいものとなる。
志を持ってプログレ・バンドをイザ結成したものの、ポップさを兼ね備えないと業界での生き残りは難しいと判断し、そのサウンドに大きな変化をさせることは仕方がないのかも。
その代表がアンブロージアである。3枚目や4枚目のアルバムではR&Bのコーラス・グループのアルバムかとつい見紛うぐらいの変遷である。
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アンブロージアのファースト、プログレ・サウンド満載
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アンブロージアのサードとフォース、シングル・カットされた楽曲をラジオで聴いて、当時黒人のR&Bバンドか思った。
過度なポップ化による路線の変更は、売れようが売れまいが時としてバンドのメンバー内で音楽志向性が異なることが多く、結局バンド解散のリスクを招くこととなる。
そのためアメリカの大物バンドたちは、楽曲作成においては大衆向けのポップさを重視し、他のバンドとの差別化を図る目的でプログレの香り漂わせるだけの変化に留めているのではないかと思われる。
パチ、パチ、パチ
助手:博士! 何時になく格調高い解説、素晴らしいの一言。
やっぱり、アメリカでは、プログレって不毛って感じですかね?
博士:いや、そうは言っても、アメリカは進んでおるぞ。
ワシが若かった70年代の末にちょっとお邪魔したことがあったが、FMでプログレ専門の放送局があり、ほとんどコマーシャルなしで一日中切れ目なしでプログレばっかりオン・エヤーしておった。
深夜、シーンとした部屋でラジオからボリュームを絞って寝床で聴いたプログレ・サウンドも中々味があったぞ。
その頃の日本のFMはAMと変わらないくらい、コマーシャルがぶちこまれていて、しかもコマーシャルになると音圧が高くなっていて、不快感まる出じゃった!
その上、コマーシャルのないNHKのFMは聴きたいプログラムがあまりに少なすぎた。
助手:じゃ、まるっきり不毛って訳でもなかったのですね。
博士:そうじゃよ。
ところで、70年代当時と言えば、ワシもロン毛で耳なんか髪の毛ですっぽりと覆われていた。
それが、今では後頭部のつむじ付近に不毛が進行中となってきて寂しい限りじゃ。
プログレの不毛を嘆くより、此方の不毛の更なる進行を止めるのが先決じゃ!
リ・アップちょっと買ってきてくれ。
助手:そんなのココじゃ売っていませんって。
日系のスーパーで買った刻み海苔貼り付けるってのは、如何ですかね~
カナダ出身ではあるが今でも現役のラッシュ、以前記事にアップしたイエスもどきのスターキャッスル、厳密にプログレに分類するべきなのか判断に困る、プログレの香りが漂う大物バンド、カンサス、スティクス、ジャーニー、ボストンなどの面々。
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ラッシュのパーマネント・ウェイブ、大洪水が迫る中、スカートが風で捲れて下着丸出しでもお構いなし。ニッコリと微笑みながら歩く美女。この狂気さに負けて、即ジャケ買い!
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スター・キャッスルのファースト・アルバム、こっ これはイエス? ノー! スター・キャッスルなり~ 後追いでCD購入。
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カンサス流プログレ完成形、ポイント・オブ・ノーリターン、そういや、昔この手の風景よく見ました。絶壁頭に角刈りの兄貴たち!
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スティクス流プログレ完成形、コーナー・ストーン、徳川埋蔵金発見か?
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ジャーニーのファ-スト・アルバム、スティーブ・ペリー加入する前がプログレしていました。
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ボストンのファースト、スペーシーなサウンドがプログレ風味をかもし出す。この宇宙船は今尚、宇宙を彷徨っているそうな。
音楽を楽しむリスナーの数からすれば、やはりヨーロッパに比べてバンドの数は少なく、本格的なプログレ・サウンドに浸りたいと思えば、ヨーロッパ物のプログレとなる。
プログレの定義には色々な意見があると思うが、個人的には従来の3分程度の定番ラブ・ソングからの脱却で、色々な手法を使い進化させたものではないかと考える。
しかし、広大なアメリカでその信者を増やすには、やっぱりラジオ・フレンドリーな楽曲でないと、非常に困難を伴う。
ラジオのオン・エヤーにより、バンドの存在自体を知ってもらえなければ、レコードは売れないし、コンサートでも客は集まらない。
道楽でない限り、プログレ・バンドの維持は難しいものとなる。
志を持ってプログレ・バンドをイザ結成したものの、ポップさを兼ね備えないと業界での生き残りは難しいと判断し、そのサウンドに大きな変化をさせることは仕方がないのかも。
その代表がアンブロージアである。3枚目や4枚目のアルバムではR&Bのコーラス・グループのアルバムかとつい見紛うぐらいの変遷である。
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アンブロージアのファースト、プログレ・サウンド満載
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アンブロージアのサードとフォース、シングル・カットされた楽曲をラジオで聴いて、当時黒人のR&Bバンドか思った。
過度なポップ化による路線の変更は、売れようが売れまいが時としてバンドのメンバー内で音楽志向性が異なることが多く、結局バンド解散のリスクを招くこととなる。
そのためアメリカの大物バンドたちは、楽曲作成においては大衆向けのポップさを重視し、他のバンドとの差別化を図る目的でプログレの香り漂わせるだけの変化に留めているのではないかと思われる。
パチ、パチ、パチ
助手:博士! 何時になく格調高い解説、素晴らしいの一言。
やっぱり、アメリカでは、プログレって不毛って感じですかね?
博士:いや、そうは言っても、アメリカは進んでおるぞ。
ワシが若かった70年代の末にちょっとお邪魔したことがあったが、FMでプログレ専門の放送局があり、ほとんどコマーシャルなしで一日中切れ目なしでプログレばっかりオン・エヤーしておった。
深夜、シーンとした部屋でラジオからボリュームを絞って寝床で聴いたプログレ・サウンドも中々味があったぞ。
その頃の日本のFMはAMと変わらないくらい、コマーシャルがぶちこまれていて、しかもコマーシャルになると音圧が高くなっていて、不快感まる出じゃった!
その上、コマーシャルのないNHKのFMは聴きたいプログラムがあまりに少なすぎた。
助手:じゃ、まるっきり不毛って訳でもなかったのですね。
博士:そうじゃよ。
ところで、70年代当時と言えば、ワシもロン毛で耳なんか髪の毛ですっぽりと覆われていた。
それが、今では後頭部のつむじ付近に不毛が進行中となってきて寂しい限りじゃ。
プログレの不毛を嘆くより、此方の不毛の更なる進行を止めるのが先決じゃ!
リ・アップちょっと買ってきてくれ。
助手:そんなのココじゃ売っていませんって。
日系のスーパーで買った刻み海苔貼り付けるってのは、如何ですかね~
お店に買い物に行ったり、ネット通販のホームページをサーフしたりしていると、ふと目に留まる商品が有る。
別にその商品を買うために、出かけたりあるいはネットにアクセスしているわけではないのだが妙に気になる。
なんだかその商品が私に“俺を買ってくれ~”とアピールしている様にも思える時がたま~にではあるが誰しも同じような経験があるのでは…
私の場合、その昔、とあるレコード・ショップにて、特に何かを買う当ても無く冷やかしでレコード棚を漁っていた時、何故かしら無名のバンドのレコードが私に語りかける。
“そこのお兄さん、このレコード買って行きなって。お兄さんの感性にぴったりだって。 きっと気に入るよ。”
“だけど、このバンドの名前はどっかで聞いたことが有るけど、どんな音を出すのか良く知らないし、LPは月に一枚しか買えないから、失敗は出来ないからね~。”
“そんな事言わないで、まあだまされたと思って買ってよ。将来にも繋がるような、ロックの新しい世界が広がるかもよ。”
と言うような会話はもちろんないわけで、単に心の中での妄想に過ぎないのであるが、直感で買いを決定。
買ったレコードは1974年発売のストローブスのHERO & HEROINEだった。
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プログレ・ロック系のタイトル曲のHERO & HEROINEやROUND AND ROUNDも素晴らしいが、このアルバムの肝は一曲目の組曲、AUTUMN。ジョン・ホーケンが弾く美しいピアノの旋律が泣かせる。
ストロ-ブスは1967年に3人組でイギリス・トラッド系フォーク・バンドとしてデビュー。
その後メンバー・チェンジを繰り返し、フォーク・ロックからプログレ系フォーク・ロックへとサウンドが変わって行った。
彼らの名前は、70年代初頭の第二期の5人組ライン・アップでリック・ウェイクマンがキーボード奏者と加入していたことからバンド名のみ記憶に有った。その後リックのストローブスでの活動が高い評価を受けてイエスに引き抜かれた。
このアルバムが発売された頃には、リックのリプレース・メンバーとして加入したブルー・ウィーバー(元エーメーン・コーナー出身で後にビージーズのバンドに加わる)も既にストローブスから脱退。
新しいキーボード奏者としてジョン・ホーケン(元ルネッサンスのメンバー)、ドラムスのロッド・クームス(ジェリー・ラファティーが在籍したスティーラーズ・ウィール出身)とベースのチャス・クロンクらが新しく加入。
新生ストローブスが誕生。そのサウンドは、以前フォーク・ロックよりもロック色を強調したものとなった。
家に持ち帰り早速そのアルバムを聴いてみると、なんと私にドンピシャのサウンドであった。
そしてそこから彼らのアルバムを集め出す泥沼の旅が始まる事となったのであるが、何しろ日本では、マイナーなバンドであったので、旧譜のアルバムはすべて廃盤。
何とか2作は輸入盤を確保、後に出た3作の新譜はその都度購入。
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1972年のGRAVE NEW WORLD、基本的にトラッド・フォーク・ロックにプログレの味付け
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1973年BURSTING AT THE SEAMS、思いがけなく2曲のヒット・シングルを出した事から、バンドの方向性で意見が分かれその後バンドは分裂
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1975年GHOST、基本的には前作HERO & HEROINEと同じ路線だが、ややオーバー・プロデュース気味? タイトルが幽霊でしかもジャケットにもその写真が使用されている恐怖のアルバム。
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1975年NOMADNESS、ジョン・ホーケンがバンドを去り、キーボードはリックを含む数名がゲストで参加。組曲は無くなったが、各楽曲それぞれ良くできている。
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1976年DEEP CUTS、それまでの所属レーベルA&M UKを離れ、バンド・リーダーのデイブ・カズンズがロジャーグローバーと懇意にしていた事から、ディープ・パープルの OYSTERレーベルに移籍。個人的には、それまでのアルバムと比べると、少しレベルが落ちた様に思える。多分このアルバムのプロデューサーがルパート・ホルムズだった事から、プログレ色が少し薄まり、当時流行のAOR路線に向ったことが、その原因だと思うのだが。ジャケットのデザインもインパクトなし。
その後仕事が忙しくなり、趣味のレコード収集も中断、ストローブスは忘却の彼方へと去って行った。
20数年後の1997年、仕事でイギリスに行く機会があり、たまたま立ち寄った郊外の巨大ショッピング・モールに出店していた今は無きHMVのショップで、彼らの2枚組みCDベスト盤、HALCYON DAYSを偶然見つけ即購入。
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アメリカでも同名タイトルでCDが出たが、イギリス盤と選曲が少し異なる。アメリカ人の音楽嗜好性がこれよりよ~く判る。
マイナーなバンドにもかかわらず、20年数年の歳月を経て、再び出会ったということで、1974年の直感での購入は必然だったのかもしれない。
助手:ええ話聞かせてもろた。おーきに、おーきに。(なぜか急に西条凡児風の関西弁になる)
博士:何を寝惚けておるのじゃ! 直感の購入なんて嘘っぱち!
いつも通り後先考えずに、なけなしのお金でつい購入してしまい後悔するいつものパターン。
たまたま、そのレコードの内容が本人に合っていたので、結果オーライだっただけじゃよ。
イギリスのバンドだけが成し得る、格調高い詞にメロディアスなプログレの組み合わせ。このバンドに嵌る人は嵌る。
このバンドでまあ何が一番凄いかと言うと、彼らは未だ現役で音楽活動を行なっていることだろう。それにリックの息子のオリバーは一時バンド・メンバーだったし、さらにオリバーの弟のアダムは現在のバンド・メンバーでキーボードを担当している。
これからストローブスも人気が出るのではと思われた矢先に、リックはイエスに引き抜かれたわけだが、2世代続いてこのマイナーなバンドに参加してきたのは、ストローブスの創設者でありバンド・リーダーのデイブ・カズンズを長年に渡った今でも尊敬し続けているのだろうと思う。
いや~ ええ話聞かせてもろた。おーきに、おーきに。(西条凡児もどき、再度登場)
別にその商品を買うために、出かけたりあるいはネットにアクセスしているわけではないのだが妙に気になる。
なんだかその商品が私に“俺を買ってくれ~”とアピールしている様にも思える時がたま~にではあるが誰しも同じような経験があるのでは…
私の場合、その昔、とあるレコード・ショップにて、特に何かを買う当ても無く冷やかしでレコード棚を漁っていた時、何故かしら無名のバンドのレコードが私に語りかける。
“そこのお兄さん、このレコード買って行きなって。お兄さんの感性にぴったりだって。 きっと気に入るよ。”
“だけど、このバンドの名前はどっかで聞いたことが有るけど、どんな音を出すのか良く知らないし、LPは月に一枚しか買えないから、失敗は出来ないからね~。”
“そんな事言わないで、まあだまされたと思って買ってよ。将来にも繋がるような、ロックの新しい世界が広がるかもよ。”
と言うような会話はもちろんないわけで、単に心の中での妄想に過ぎないのであるが、直感で買いを決定。
買ったレコードは1974年発売のストローブスのHERO & HEROINEだった。
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プログレ・ロック系のタイトル曲のHERO & HEROINEやROUND AND ROUNDも素晴らしいが、このアルバムの肝は一曲目の組曲、AUTUMN。ジョン・ホーケンが弾く美しいピアノの旋律が泣かせる。
ストロ-ブスは1967年に3人組でイギリス・トラッド系フォーク・バンドとしてデビュー。
その後メンバー・チェンジを繰り返し、フォーク・ロックからプログレ系フォーク・ロックへとサウンドが変わって行った。
彼らの名前は、70年代初頭の第二期の5人組ライン・アップでリック・ウェイクマンがキーボード奏者と加入していたことからバンド名のみ記憶に有った。その後リックのストローブスでの活動が高い評価を受けてイエスに引き抜かれた。
このアルバムが発売された頃には、リックのリプレース・メンバーとして加入したブルー・ウィーバー(元エーメーン・コーナー出身で後にビージーズのバンドに加わる)も既にストローブスから脱退。
新しいキーボード奏者としてジョン・ホーケン(元ルネッサンスのメンバー)、ドラムスのロッド・クームス(ジェリー・ラファティーが在籍したスティーラーズ・ウィール出身)とベースのチャス・クロンクらが新しく加入。
新生ストローブスが誕生。そのサウンドは、以前フォーク・ロックよりもロック色を強調したものとなった。
家に持ち帰り早速そのアルバムを聴いてみると、なんと私にドンピシャのサウンドであった。
そしてそこから彼らのアルバムを集め出す泥沼の旅が始まる事となったのであるが、何しろ日本では、マイナーなバンドであったので、旧譜のアルバムはすべて廃盤。
何とか2作は輸入盤を確保、後に出た3作の新譜はその都度購入。
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1972年のGRAVE NEW WORLD、基本的にトラッド・フォーク・ロックにプログレの味付け
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1973年BURSTING AT THE SEAMS、思いがけなく2曲のヒット・シングルを出した事から、バンドの方向性で意見が分かれその後バンドは分裂
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1975年GHOST、基本的には前作HERO & HEROINEと同じ路線だが、ややオーバー・プロデュース気味? タイトルが幽霊でしかもジャケットにもその写真が使用されている恐怖のアルバム。
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1975年NOMADNESS、ジョン・ホーケンがバンドを去り、キーボードはリックを含む数名がゲストで参加。組曲は無くなったが、各楽曲それぞれ良くできている。
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1976年DEEP CUTS、それまでの所属レーベルA&M UKを離れ、バンド・リーダーのデイブ・カズンズがロジャーグローバーと懇意にしていた事から、ディープ・パープルの OYSTERレーベルに移籍。個人的には、それまでのアルバムと比べると、少しレベルが落ちた様に思える。多分このアルバムのプロデューサーがルパート・ホルムズだった事から、プログレ色が少し薄まり、当時流行のAOR路線に向ったことが、その原因だと思うのだが。ジャケットのデザインもインパクトなし。
その後仕事が忙しくなり、趣味のレコード収集も中断、ストローブスは忘却の彼方へと去って行った。
20数年後の1997年、仕事でイギリスに行く機会があり、たまたま立ち寄った郊外の巨大ショッピング・モールに出店していた今は無きHMVのショップで、彼らの2枚組みCDベスト盤、HALCYON DAYSを偶然見つけ即購入。
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アメリカでも同名タイトルでCDが出たが、イギリス盤と選曲が少し異なる。アメリカ人の音楽嗜好性がこれよりよ~く判る。
マイナーなバンドにもかかわらず、20年数年の歳月を経て、再び出会ったということで、1974年の直感での購入は必然だったのかもしれない。
助手:ええ話聞かせてもろた。おーきに、おーきに。(なぜか急に西条凡児風の関西弁になる)
博士:何を寝惚けておるのじゃ! 直感の購入なんて嘘っぱち!
いつも通り後先考えずに、なけなしのお金でつい購入してしまい後悔するいつものパターン。
たまたま、そのレコードの内容が本人に合っていたので、結果オーライだっただけじゃよ。
イギリスのバンドだけが成し得る、格調高い詞にメロディアスなプログレの組み合わせ。このバンドに嵌る人は嵌る。
このバンドでまあ何が一番凄いかと言うと、彼らは未だ現役で音楽活動を行なっていることだろう。それにリックの息子のオリバーは一時バンド・メンバーだったし、さらにオリバーの弟のアダムは現在のバンド・メンバーでキーボードを担当している。
これからストローブスも人気が出るのではと思われた矢先に、リックはイエスに引き抜かれたわけだが、2世代続いてこのマイナーなバンドに参加してきたのは、ストローブスの創設者でありバンド・リーダーのデイブ・カズンズを長年に渡った今でも尊敬し続けているのだろうと思う。
いや~ ええ話聞かせてもろた。おーきに、おーきに。(西条凡児もどき、再度登場)
オーディオ・セットで音楽を聴く場合、音の変化が一番顕著に現れるのは音の出口に当たるスピーカーを変更する事だと思う。
アンプやプレーヤーを変えたとしても大体同じ価格帯であれば、私のようなオーディオ・トウシロにはそれほどの変化は感じ取れない。
まして、レコード・プレーヤーのカートリッジやスピーカー・ケーブルの変更など小さなパーツの交換では、気にしていなければほとんどその違いなど判らないのじゃないかと。
オーディオ雑誌なんかを立ち読みしていると、マニアが投書などで、“いやー、このスピーカー・ケーブルに変更したお陰で、音の解像度が上がりましたとか、音に若干ながら温かみが加わりましただとか、音が全面に浮かび上がり立体感が出た。”な~んて書いてあるけど、駄耳の私にはとてもじゃないが、その様な感想は口に出来ない。
だから、オーディオ入門機に少し毛の生えたような、アンプとプレーヤーを用意して、スピーカーに少しばかりお金をかければそれなりの音が出せて、私のようなトウシロには充分である。
じゃあ、どうやってスピーカーを選択するのかと言うと、自宅は約6畳の部屋にシステムを設置しているので、間違ってもJBLの30センチ大口径ウーハを持つようなスピーカーは選んじゃいけない。
やはりブックシェルフと呼ばれる小型のスピーカとなる。
このサイズのスピーカーは、狭いと言う日本の特有の住宅事情からして売れ筋なので、各メーカーも力をいれていて、数多くのスピーカが販売されている。
オーディオ・マニアは、スピーカー購入の際は必ず視聴を薦めるわけだが、私の場合は、個人的に見た目がかっこいいと言うのが一番となる。
高額な名機と呼ばれるスピーカーを購入するわけではないので、雑誌やネットの評判から判断すれば、完全に理想の音でなくともほぼ満足できるのではないかと思う。とは言え、オーディオ雑誌なんてほぼ提灯記事ばかりなので、自身の感に頼るしかない。
退屈な前置きが長くなり、ここまでの文章に到達する前に、既に他のブログに移動された方も多くいるかもしれないが、ここからが本題。
プログレ・アルバムを聴くのも同様で、購入に至るのかどうか迷った際は、見た目のジャケ買いとなる。
経験からして、心が惹かれるようなジャケット・デザインであれば、中身の音楽も悪くは無いと思う。万が一外れても、アルバムの価格面から考えると、高額なスピーカーを買って失敗したときのような大きなダメージは無く、最悪中身は聴かずとも観賞用にジャケだけ飾っていおけばよいのではないかと。
プログレのジャケットの場合、他のロックやポップ・アーティストのように、ミュージシャンのポート・レートを表に持ってくることはあまり無く、アルバムの中身に関連するようなアートが用いられることも多く、楽曲と一緒にアートを楽しむことが出来る。
個人的には、
ムーディー・ブルースの童夢、小さな子供が老人がかざした宝石に心を奪われたように、フラフラっと中身を聴かずに、つい購入
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ジェネシスの眩惑のブロードウェイ、アート集団ヒプノシスの独自のよく理解できない不気味な世界に眩惑され、つい購入
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クリムゾンの二作目のポセイドンの航跡、内容は一作目と同じような感じでは有るが、一作目のような不気味さは無く、ムーディー・ブルースの童夢と同様の童話の世界って感じで、つい購入。
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クリムゾンの五作目のスタジオ・アルバム、太陽と戦慄、演奏に昔の面影はあまりみられず。メタル・プログレに突入か? なんとなく壁に飾ればインテリアとなると思い、つい購入。
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ELPのアルバム、タルカス、第一次大戦に出てきたような戦車にアルマジロが乗っかる斬新なアイデアと色使いに感動! つい購入
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ELPのアルバム、恐怖の頭脳改革、観音開きのジャケットをめくると、あら不思議美女の頭部が現れる。美女であろうがなかろうが、面の皮をはがせば、みな同じ骸骨。あまりの恐怖に怯えて、つい購入
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ピンク・フロイドのウマグマ、額縁のメンバーの写真が延々と繋がっていくかと思いきや、各写真のメンバーの位置が異なると言う小細工に引かれて、つい購入。
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ピンク・フロイドのアニマルズ、これもヒプノシスのデザイン、本当最近大きな煙突の有る工場あまり見なくなりました。近所の風呂屋も廃業し、煙突の取り壊し、風呂屋の跡地に小さな1戸建ち数件が立ち並ぶことに。昭和のニッポン今何処? 昭和の昔日本でもよく見られたお化け煙突に感動し、つい購入。
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イエスのトーク、有名なデザイナー、ピーター・マックスによるイエスの新しいロゴだが、何か絵心の有る小学生が描いたような感じ。
ユニオン・ツアーの後に録音されたアルバムで、新生イエスの新作って事とロゴ・デザインのあまりの軽さに脱力感を感じ、つい購入。
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助手:なるほど、プログレはジャケのアートを重要視しろってことですね。だけど中身聴かずに片っ端から、つい購入って、結構いい加減と言うか…
博士:当時はプログレのアルバムが発売されても、ほとんどラジオではオン・エヤーされなかったからのう~
まあとりあえずアートで選べば、あとはどうにでもなるって話じゃ。
助手:博士!まさか、そのつまらない駄洒落を披露するためココまで引っ張ったんじゃないでしょうね…
博士:そのまさかのまさかじゃ! あーっと驚くようなネタが浮かばなかったのじゃ。
アンプやプレーヤーを変えたとしても大体同じ価格帯であれば、私のようなオーディオ・トウシロにはそれほどの変化は感じ取れない。
まして、レコード・プレーヤーのカートリッジやスピーカー・ケーブルの変更など小さなパーツの交換では、気にしていなければほとんどその違いなど判らないのじゃないかと。
オーディオ雑誌なんかを立ち読みしていると、マニアが投書などで、“いやー、このスピーカー・ケーブルに変更したお陰で、音の解像度が上がりましたとか、音に若干ながら温かみが加わりましただとか、音が全面に浮かび上がり立体感が出た。”な~んて書いてあるけど、駄耳の私にはとてもじゃないが、その様な感想は口に出来ない。
だから、オーディオ入門機に少し毛の生えたような、アンプとプレーヤーを用意して、スピーカーに少しばかりお金をかければそれなりの音が出せて、私のようなトウシロには充分である。
じゃあ、どうやってスピーカーを選択するのかと言うと、自宅は約6畳の部屋にシステムを設置しているので、間違ってもJBLの30センチ大口径ウーハを持つようなスピーカーは選んじゃいけない。
やはりブックシェルフと呼ばれる小型のスピーカとなる。
このサイズのスピーカーは、狭いと言う日本の特有の住宅事情からして売れ筋なので、各メーカーも力をいれていて、数多くのスピーカが販売されている。
オーディオ・マニアは、スピーカー購入の際は必ず視聴を薦めるわけだが、私の場合は、個人的に見た目がかっこいいと言うのが一番となる。
高額な名機と呼ばれるスピーカーを購入するわけではないので、雑誌やネットの評判から判断すれば、完全に理想の音でなくともほぼ満足できるのではないかと思う。とは言え、オーディオ雑誌なんてほぼ提灯記事ばかりなので、自身の感に頼るしかない。
退屈な前置きが長くなり、ここまでの文章に到達する前に、既に他のブログに移動された方も多くいるかもしれないが、ここからが本題。
プログレ・アルバムを聴くのも同様で、購入に至るのかどうか迷った際は、見た目のジャケ買いとなる。
経験からして、心が惹かれるようなジャケット・デザインであれば、中身の音楽も悪くは無いと思う。万が一外れても、アルバムの価格面から考えると、高額なスピーカーを買って失敗したときのような大きなダメージは無く、最悪中身は聴かずとも観賞用にジャケだけ飾っていおけばよいのではないかと。
プログレのジャケットの場合、他のロックやポップ・アーティストのように、ミュージシャンのポート・レートを表に持ってくることはあまり無く、アルバムの中身に関連するようなアートが用いられることも多く、楽曲と一緒にアートを楽しむことが出来る。
個人的には、
ムーディー・ブルースの童夢、小さな子供が老人がかざした宝石に心を奪われたように、フラフラっと中身を聴かずに、つい購入
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ジェネシスの眩惑のブロードウェイ、アート集団ヒプノシスの独自のよく理解できない不気味な世界に眩惑され、つい購入
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クリムゾンの二作目のポセイドンの航跡、内容は一作目と同じような感じでは有るが、一作目のような不気味さは無く、ムーディー・ブルースの童夢と同様の童話の世界って感じで、つい購入。
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クリムゾンの五作目のスタジオ・アルバム、太陽と戦慄、演奏に昔の面影はあまりみられず。メタル・プログレに突入か? なんとなく壁に飾ればインテリアとなると思い、つい購入。
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ELPのアルバム、タルカス、第一次大戦に出てきたような戦車にアルマジロが乗っかる斬新なアイデアと色使いに感動! つい購入
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ELPのアルバム、恐怖の頭脳改革、観音開きのジャケットをめくると、あら不思議美女の頭部が現れる。美女であろうがなかろうが、面の皮をはがせば、みな同じ骸骨。あまりの恐怖に怯えて、つい購入
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ピンク・フロイドのウマグマ、額縁のメンバーの写真が延々と繋がっていくかと思いきや、各写真のメンバーの位置が異なると言う小細工に引かれて、つい購入。
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ピンク・フロイドのアニマルズ、これもヒプノシスのデザイン、本当最近大きな煙突の有る工場あまり見なくなりました。近所の風呂屋も廃業し、煙突の取り壊し、風呂屋の跡地に小さな1戸建ち数件が立ち並ぶことに。昭和のニッポン今何処? 昭和の昔日本でもよく見られたお化け煙突に感動し、つい購入。
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イエスのトーク、有名なデザイナー、ピーター・マックスによるイエスの新しいロゴだが、何か絵心の有る小学生が描いたような感じ。
ユニオン・ツアーの後に録音されたアルバムで、新生イエスの新作って事とロゴ・デザインのあまりの軽さに脱力感を感じ、つい購入。
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助手:なるほど、プログレはジャケのアートを重要視しろってことですね。だけど中身聴かずに片っ端から、つい購入って、結構いい加減と言うか…
博士:当時はプログレのアルバムが発売されても、ほとんどラジオではオン・エヤーされなかったからのう~
まあとりあえずアートで選べば、あとはどうにでもなるって話じゃ。
助手:博士!まさか、そのつまらない駄洒落を披露するためココまで引っ張ったんじゃないでしょうね…
博士:そのまさかのまさかじゃ! あーっと驚くようなネタが浮かばなかったのじゃ。
北海道は既に零下の気温、その他の地域でも最高気温が10度前後と真冬の気候と相成り、いよいよプログレの季節となる。
キーンと冷え込んだ夜、一人シーンとした自室でお気に入りのAKGのヘッド・フォンを装着し、さらにグラスに並々と注がれたキンと冷えたプレミアム・ビールを一口啜り、複雑な展開の曲を全神経を集中させ一音も漏らすまいと聴くことで、その真髄を楽しむ。
なーんて、ここ赤道直下にある国で暮らしていれば無理な想定となる。
年中常夏の国でプログレを聴くなんて、氷入りのぬる~いビールを飲んでいるようなものである。
ここ東南アジアでも、レストランに入れば冷えたビールにありつけるのであるが、屋台なんかでチョイとビールを頼むと、冷えていない瓶ビールと一緒に氷が沢山入ったグラスが洩れなく登場する場合が多い。
屋台の経営者も我々と同様、ビールは冷やして飲むものだという基本は抑えているものの、やはりぬる~いビールに氷の投入はまずい!
ホップによる切れの良い苦味、発泡による爽やかな刺激ののど越し、適度なアルコール度数によるゆっくりやってくるほろ酔い感などが、氷の投入によって台無しとなる。特にグラスに残った最後のビールなんて、氷が解けてほとんど水を飲んでいるような感じとなる。
それ以前に問題となるのが、どんな水を使って製氷したのかが重要となる。
常時飲んでいる水道水から作られた氷であれば、地元の住人にとっては水質は特に問題は無いのかも知れないが、世界最高の浄水技術によって精製された日本の上水道の水に体が慣らされている日本人では、ちょっと水質が変わるだけで翌日お腹がピーピーとなる。
まあ、これは日本人だけでなく、シンガポールに住んでいるインド人が、故郷に暫し里帰りしてA型肝炎になってシンガポールに戻ってきたなんて話しも有るぐらいだから、誰にでも起こりえる事では有る。
じゃあ、どうすりゃいいの?
メントール増量のハッカ・キャンディーをおもむろに口に含み、氷を入れないぬる~いビールをそのまま流し込む。
口の中が清涼感に溢れ、ビールがぬる~い事をついうっかり忘れるのである。
もし、ハッカ・キャンディーが無い場合は、ハッカを発火と考え、代用として赤唐辛子と一緒にビールを飲む。赤唐辛子であれば、東南アジアであれば何処にでも有る。
同様に、地勢的に緯度の低い地域に住むことになった人はどんなプログレ聴けばって話になると、メントール増量のハッカ・キャンディーの代わりに、ポップと言う要素が含まれた楽曲で弾けていただくと言う事である。
助手:そうなるとピンク・フロイドのダークサイド・オブ・ザ・ムーンに収録されている、TIMEかMONEYあたりはAMラジオに流れていても、特に違和感も無いポップなプログレですね。それにイエスのOWNER OF LONLY HEARTもいけますね~
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博士:ピー・ガブやスティーブ・ハケットが抜けた後の、ポップ・プログレ路線をひた走ったジェネシスのABACABもいけるのう~
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おかずなしで、白飯2杯は生ける!
博士:本来この人をプログレに分類出来るのかどうかと言う議論は有るものの、ブライアン・イーノと組んだプログレの香がするベルリン三部作とスケアリー・モンスターの後を受けたデビット・ボウイーのLET’S DANCEあたりなら、何とかなるのじゃないかの~
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通りすがりの人:なんとなくあなたの意図がこの訳のわからない文章から透けて見えるね~
プログレどうのこうのって言うより、単にビールが飲みたいからじゃないの?
エヤコン入れて、セブン・イレブンで冷たい缶ビール買ってくれば良い話じゃない?
キーンと冷え込んだ夜、一人シーンとした自室でお気に入りのAKGのヘッド・フォンを装着し、さらにグラスに並々と注がれたキンと冷えたプレミアム・ビールを一口啜り、複雑な展開の曲を全神経を集中させ一音も漏らすまいと聴くことで、その真髄を楽しむ。
なーんて、ここ赤道直下にある国で暮らしていれば無理な想定となる。
年中常夏の国でプログレを聴くなんて、氷入りのぬる~いビールを飲んでいるようなものである。
ここ東南アジアでも、レストランに入れば冷えたビールにありつけるのであるが、屋台なんかでチョイとビールを頼むと、冷えていない瓶ビールと一緒に氷が沢山入ったグラスが洩れなく登場する場合が多い。
屋台の経営者も我々と同様、ビールは冷やして飲むものだという基本は抑えているものの、やはりぬる~いビールに氷の投入はまずい!
ホップによる切れの良い苦味、発泡による爽やかな刺激ののど越し、適度なアルコール度数によるゆっくりやってくるほろ酔い感などが、氷の投入によって台無しとなる。特にグラスに残った最後のビールなんて、氷が解けてほとんど水を飲んでいるような感じとなる。
それ以前に問題となるのが、どんな水を使って製氷したのかが重要となる。
常時飲んでいる水道水から作られた氷であれば、地元の住人にとっては水質は特に問題は無いのかも知れないが、世界最高の浄水技術によって精製された日本の上水道の水に体が慣らされている日本人では、ちょっと水質が変わるだけで翌日お腹がピーピーとなる。
まあ、これは日本人だけでなく、シンガポールに住んでいるインド人が、故郷に暫し里帰りしてA型肝炎になってシンガポールに戻ってきたなんて話しも有るぐらいだから、誰にでも起こりえる事では有る。
じゃあ、どうすりゃいいの?
メントール増量のハッカ・キャンディーをおもむろに口に含み、氷を入れないぬる~いビールをそのまま流し込む。
口の中が清涼感に溢れ、ビールがぬる~い事をついうっかり忘れるのである。
もし、ハッカ・キャンディーが無い場合は、ハッカを発火と考え、代用として赤唐辛子と一緒にビールを飲む。赤唐辛子であれば、東南アジアであれば何処にでも有る。
同様に、地勢的に緯度の低い地域に住むことになった人はどんなプログレ聴けばって話になると、メントール増量のハッカ・キャンディーの代わりに、ポップと言う要素が含まれた楽曲で弾けていただくと言う事である。
助手:そうなるとピンク・フロイドのダークサイド・オブ・ザ・ムーンに収録されている、TIMEかMONEYあたりはAMラジオに流れていても、特に違和感も無いポップなプログレですね。それにイエスのOWNER OF LONLY HEARTもいけますね~
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博士:ピー・ガブやスティーブ・ハケットが抜けた後の、ポップ・プログレ路線をひた走ったジェネシスのABACABもいけるのう~
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おかずなしで、白飯2杯は生ける!
博士:本来この人をプログレに分類出来るのかどうかと言う議論は有るものの、ブライアン・イーノと組んだプログレの香がするベルリン三部作とスケアリー・モンスターの後を受けたデビット・ボウイーのLET’S DANCEあたりなら、何とかなるのじゃないかの~
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通りすがりの人:なんとなくあなたの意図がこの訳のわからない文章から透けて見えるね~
プログレどうのこうのって言うより、単にビールが飲みたいからじゃないの?
エヤコン入れて、セブン・イレブンで冷たい缶ビール買ってくれば良い話じゃない?
つい先日の12月7日に、ELPのメンバーだったグレッグ・レイクが、今年の3月に他界したキース・エマーソンに続いて亡くなった。
享年69歳。
60年代後半から70年代に若くはつらつと活躍していたミュージシャン達も歳を重ね、もうそんな年になっていたのかと、改めて年月が過ぎるのは早いと感じる。
ELPと出会ったのは、アルバム“展覧会の絵”からシングル・カットされたナット・ロッカーだった。
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Bサイドは、シングルには似つかわしくない“キエフの大門”
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後日ようやく購入出来たLP“展覧会の絵”
学生だった当時は、当然LPレコードを欲しいレコードをすべて自由に買えるほどのお金もなかったので、1枚のシングル・レコードで我慢するしかなかった。
今ではCDをある程度自由に買える経済力もつき、当時買えなかったELPの各アルバムも一応CDで所有しているのであるが、やっぱり昔買った1枚のシングル・レコードの方が思い入れが有る。
残念ながら彼らの音源は今手元に無いのだが、今度帰国した時に時間を見つけELP祭りを是非自宅で開催し、彼らの作品をジックリと味わってみたいと考えている。
ところで、ELPといえばキング・クリムゾン、イエス、ピンク・フロイドらとプログレ四天王と総称されていた。
残念ながら、ジェネシスは四天王ではない。五天王であればなんとか…
この四天王の語源をチョット調べてみると、仏法を守護する持国天、増長天、広目天と多聞天(毘沙門天)を総称するもので、それぞれが東、南、西、北と四方向の守護に就くと記されている。
そこから派生して、今日一般的に言われる四天王は、特定分野・集団の4者の総称となる。
従って、数多くの四天王が存在するわけで、
織田四天王といえば信長の家臣、柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀。
落語四天王は、結構重鎮の数が多く決めきれない。三代目志ん朝、6代目円窓、五代目柳朝、五代目円鏡、5代目円楽、それに立川談志などと既に4名以上いるが…
上方落語四天王なら、松鶴、米朝、春団治、文枝とぴったり。
プロレス四天王は、全日の場合三沢光晴、川田利明、小橋健太、田上明 (あれ、秋山は?)
物まね四天王は、清水アキラ、ビジーフォー(グッチとモト冬樹)、栗田寛一、コロッケ
トリコのグルメ四天王は、トリコ、ココ、サニー、ゼブラ
ポケモン四天王となると、あまりに数が多く記載できない。
おまけとして、香港の映画スター四天王と言えば、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン(ジャッキー・チェンではない)、レオン・ライ、アーロン・クォックって書いてある。
昔シンガポールの映画館やテレビで彼らの映画を良くみたものだ。
最近ではアンディ・ラウぐらいしか見ないが。
アンディーとインファナル・アフェアで競演したトニー・レオンなんかも好みの役者で、新四天王の候補じゃないかと。
そういや金城武のコメディー映画も見た記憶が...
なんと、当時彼の芸名はANIKI JINだった。ANIKI(兄貴)って中華圏でも意味がわかるみたい。
享年69歳。
60年代後半から70年代に若くはつらつと活躍していたミュージシャン達も歳を重ね、もうそんな年になっていたのかと、改めて年月が過ぎるのは早いと感じる。
ELPと出会ったのは、アルバム“展覧会の絵”からシングル・カットされたナット・ロッカーだった。
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Bサイドは、シングルには似つかわしくない“キエフの大門”
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後日ようやく購入出来たLP“展覧会の絵”
学生だった当時は、当然LPレコードを欲しいレコードをすべて自由に買えるほどのお金もなかったので、1枚のシングル・レコードで我慢するしかなかった。
今ではCDをある程度自由に買える経済力もつき、当時買えなかったELPの各アルバムも一応CDで所有しているのであるが、やっぱり昔買った1枚のシングル・レコードの方が思い入れが有る。
残念ながら彼らの音源は今手元に無いのだが、今度帰国した時に時間を見つけELP祭りを是非自宅で開催し、彼らの作品をジックリと味わってみたいと考えている。
ところで、ELPといえばキング・クリムゾン、イエス、ピンク・フロイドらとプログレ四天王と総称されていた。
残念ながら、ジェネシスは四天王ではない。五天王であればなんとか…
この四天王の語源をチョット調べてみると、仏法を守護する持国天、増長天、広目天と多聞天(毘沙門天)を総称するもので、それぞれが東、南、西、北と四方向の守護に就くと記されている。
そこから派生して、今日一般的に言われる四天王は、特定分野・集団の4者の総称となる。
従って、数多くの四天王が存在するわけで、
織田四天王といえば信長の家臣、柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、明智光秀。
落語四天王は、結構重鎮の数が多く決めきれない。三代目志ん朝、6代目円窓、五代目柳朝、五代目円鏡、5代目円楽、それに立川談志などと既に4名以上いるが…
上方落語四天王なら、松鶴、米朝、春団治、文枝とぴったり。
プロレス四天王は、全日の場合三沢光晴、川田利明、小橋健太、田上明 (あれ、秋山は?)
物まね四天王は、清水アキラ、ビジーフォー(グッチとモト冬樹)、栗田寛一、コロッケ
トリコのグルメ四天王は、トリコ、ココ、サニー、ゼブラ
ポケモン四天王となると、あまりに数が多く記載できない。
おまけとして、香港の映画スター四天王と言えば、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン(ジャッキー・チェンではない)、レオン・ライ、アーロン・クォックって書いてある。
昔シンガポールの映画館やテレビで彼らの映画を良くみたものだ。
最近ではアンディ・ラウぐらいしか見ないが。
アンディーとインファナル・アフェアで競演したトニー・レオンなんかも好みの役者で、新四天王の候補じゃないかと。
そういや金城武のコメディー映画も見た記憶が...
なんと、当時彼の芸名はANIKI JINだった。ANIKI(兄貴)って中華圏でも意味がわかるみたい。
医療費や保険料が高いとぼやいているそこのあなた!
日本ほど恵まれている国は、私が知っている限りないと思うけどね。
海外で働く場合は、日本の会社の駐在員の場合、海外駐在員保険なるものを会社が負担してくれて、海外での治療、入院やその他事故があった場合、保険会社からお金が下りる仕組みで、プランによって料金は異なるが大体、3人家族で年間40-50万円はかかるようだ。
駐在員で無く、現地採用で働く場合、その現地企業が福利厚生に手厚い会社であれば、通常医療費は会社もちで負担しなくても良いわけだが、何の後ろ盾も無く現地採用で海外で働く場合は、自己負担になる場合が多い。
これが結構厳しい。
普通の町医者で診察してもらい一般的な風邪薬などの処方であれば、たいした負担にはならないが、海外ではスペシャリストと呼ばれるクリニック、所謂専門医のことで、消化器、心臓、眼、耳鼻咽喉、心療などなど、に行くと目玉が飛び出るほど請求される。
病院に入院してチョット手術となると、数百万円の請求なんてざらである。
いてぇ~、奥歯の歯茎が少しはれていて、痛みを感じる。
20年以上前、虫歯の治療で神経を抜いてセラミックでかぶせていた奥歯であるが、グラグラして、雑菌が歯茎隙間から入り炎症を起こし痛みを感じる。
そのたびには医者に駆け込み、クリーニングしてもらい抗生剤で何とか症状を抑えてきた。
今すぐ抜歯するほどグラグラという訳ではないが、もし抜歯すればブリッジの入れ歯かインプラントとなる。
保険の適用がされないインプラントとなると、バカ高い費用が提示され、毎回半年に一回程度のクリーニングで様子を見て、どうしても抜歯が必要になる位にグラグラにすれば、またその時点で検討しますという形でお茶を濁してきた。
前回、日本の歯医者でクリーニングをしたのは昨年の12月で、半年後にまたクリーニングしに来ますって約束したのだが、今年の3月に日本を離れそのこともすっかり忘れ、ちょうど1年がたったつい数日前に歯茎がズッキン。
シンガポールでも過去何回か歯医者に行ったことがあり、毎回の高額請求には本当に憂鬱な気分になったものだ。
しかし歯茎の痛みでご飯がおいしく食べられないのは最も避けるべき事で、ようやく重い腰を上げて歯医者に行った。
一番安く上がりにするためのシナリオとして、まず最初にこの手の痛みはたまに経験していて、そして日本の歯科医院で抗生剤を処方してもらっている事を説明。
だから、とりあえず抗生剤を出してもらい、うがいは家の洗面所に有るリステリンを使えば問題は今までの経験から2-3日中に多分解決。さらに抗生剤の投与が済んでも痛みが残るようなら、また来ますってまくし立てて言えばよかったのだが…
歯科医は最初に、レントゲンとりますか?と聴いてきた。別に強制はしないけど、でも撮った方がいいよとやんわり薦められ、そう言えば日本では初診の場合レントゲンは必ず撮るなって思い直し、ついオーケーと言ってしまった。
それから、歯のクリーニングはどうするかって聴かれたので、せっかく来たのだから、まあいいやって感じでこれまたオーケーと言ってしまった。
結局、
診察料 $40.-
X―レイ S$90.-
クリーニング S$100.-
抗生剤 S$25.-
うがい薬 S$5.-
消費税7% S$18.20
日本であったらボッタクリと思えるようなセット料金でトータルS$278.20、日本円に換算するとざっと2万3千円也!
シンガポールでかかりつけの医者が、問診だけじゃ判断付かないから、胃カメラやってみます?とかCTやMRI使いましょう!なんて言われたら、病気以上に心臓に悪い。
胃カメラなんて日本では、保険適用で7-8千円ぐらいだったが、此方じゃ数万円。CTやMRIの検査費なんて聞けばホント!ドッキリ・カメラで驚くような料金と相成る。
日本で社会保険完備の会社に勤めていたら、それらの費用を会社が折半してくれるので、医療保険の部分は年額だいたい20万円ってところだろうか...
俺は絶対病気なんかにはならない!って言う人にはそれでも高いと思われるかもしれないが、海外に住んでいる人から見れば素晴らしいと感じる。
日本の国の予算がほとんど社会保障に流れてしまう昨今、今までのシステムを今後持続していく事は、はっきり言って不可能じゃないかと、歯科医院で泣き泣き支払いを済ませながら感じた。
だって、2万3千円也もありゃ、ストーンズの輸入盤CDモノ・ボックスと新譜のブルー・アンド・ロンサム買って、おつりが来るじゃないか!
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通りすがりの人:またまた持病のCD買いたい病発症?
それなら、もう一度歯医者に行ってストンーズ(歯石)きれいさっぱり落としてもらった方が今後のためにはいいんじゃないかと…
日本ほど恵まれている国は、私が知っている限りないと思うけどね。
海外で働く場合は、日本の会社の駐在員の場合、海外駐在員保険なるものを会社が負担してくれて、海外での治療、入院やその他事故があった場合、保険会社からお金が下りる仕組みで、プランによって料金は異なるが大体、3人家族で年間40-50万円はかかるようだ。
駐在員で無く、現地採用で働く場合、その現地企業が福利厚生に手厚い会社であれば、通常医療費は会社もちで負担しなくても良いわけだが、何の後ろ盾も無く現地採用で海外で働く場合は、自己負担になる場合が多い。
これが結構厳しい。
普通の町医者で診察してもらい一般的な風邪薬などの処方であれば、たいした負担にはならないが、海外ではスペシャリストと呼ばれるクリニック、所謂専門医のことで、消化器、心臓、眼、耳鼻咽喉、心療などなど、に行くと目玉が飛び出るほど請求される。
病院に入院してチョット手術となると、数百万円の請求なんてざらである。
いてぇ~、奥歯の歯茎が少しはれていて、痛みを感じる。
20年以上前、虫歯の治療で神経を抜いてセラミックでかぶせていた奥歯であるが、グラグラして、雑菌が歯茎隙間から入り炎症を起こし痛みを感じる。
そのたびには医者に駆け込み、クリーニングしてもらい抗生剤で何とか症状を抑えてきた。
今すぐ抜歯するほどグラグラという訳ではないが、もし抜歯すればブリッジの入れ歯かインプラントとなる。
保険の適用がされないインプラントとなると、バカ高い費用が提示され、毎回半年に一回程度のクリーニングで様子を見て、どうしても抜歯が必要になる位にグラグラにすれば、またその時点で検討しますという形でお茶を濁してきた。
前回、日本の歯医者でクリーニングをしたのは昨年の12月で、半年後にまたクリーニングしに来ますって約束したのだが、今年の3月に日本を離れそのこともすっかり忘れ、ちょうど1年がたったつい数日前に歯茎がズッキン。
シンガポールでも過去何回か歯医者に行ったことがあり、毎回の高額請求には本当に憂鬱な気分になったものだ。
しかし歯茎の痛みでご飯がおいしく食べられないのは最も避けるべき事で、ようやく重い腰を上げて歯医者に行った。
一番安く上がりにするためのシナリオとして、まず最初にこの手の痛みはたまに経験していて、そして日本の歯科医院で抗生剤を処方してもらっている事を説明。
だから、とりあえず抗生剤を出してもらい、うがいは家の洗面所に有るリステリンを使えば問題は今までの経験から2-3日中に多分解決。さらに抗生剤の投与が済んでも痛みが残るようなら、また来ますってまくし立てて言えばよかったのだが…
歯科医は最初に、レントゲンとりますか?と聴いてきた。別に強制はしないけど、でも撮った方がいいよとやんわり薦められ、そう言えば日本では初診の場合レントゲンは必ず撮るなって思い直し、ついオーケーと言ってしまった。
それから、歯のクリーニングはどうするかって聴かれたので、せっかく来たのだから、まあいいやって感じでこれまたオーケーと言ってしまった。
結局、
診察料 $40.-
X―レイ S$90.-
クリーニング S$100.-
抗生剤 S$25.-
うがい薬 S$5.-
消費税7% S$18.20
日本であったらボッタクリと思えるようなセット料金でトータルS$278.20、日本円に換算するとざっと2万3千円也!
シンガポールでかかりつけの医者が、問診だけじゃ判断付かないから、胃カメラやってみます?とかCTやMRI使いましょう!なんて言われたら、病気以上に心臓に悪い。
胃カメラなんて日本では、保険適用で7-8千円ぐらいだったが、此方じゃ数万円。CTやMRIの検査費なんて聞けばホント!ドッキリ・カメラで驚くような料金と相成る。
日本で社会保険完備の会社に勤めていたら、それらの費用を会社が折半してくれるので、医療保険の部分は年額だいたい20万円ってところだろうか...
俺は絶対病気なんかにはならない!って言う人にはそれでも高いと思われるかもしれないが、海外に住んでいる人から見れば素晴らしいと感じる。
日本の国の予算がほとんど社会保障に流れてしまう昨今、今までのシステムを今後持続していく事は、はっきり言って不可能じゃないかと、歯科医院で泣き泣き支払いを済ませながら感じた。
だって、2万3千円也もありゃ、ストーンズの輸入盤CDモノ・ボックスと新譜のブルー・アンド・ロンサム買って、おつりが来るじゃないか!
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通りすがりの人:またまた持病のCD買いたい病発症?
それなら、もう一度歯医者に行ってストンーズ(歯石)きれいさっぱり落としてもらった方が今後のためにはいいんじゃないかと…
シンガポールでは、公用語として英語、中国語、マレー語そしてタミル語(インド)が使われている。
外国人は総人口の40%弱で、残りがシンガポール人となる。その中で中国系は75%を占める。
と言う訳で英語以外では中国語が最も良く使われ、新聞、雑誌、ラジオやテレビ番組で中国語が使われている。
中国語の新聞を見ると鲍勃・迪伦がノーベル賞受賞?
鲍勃・迪伦って一体誰よ?
ところであなたはこれを解読できるかな?
披頭士 (披頭四樂隊なんて呼び方も有る)
約翰・列儂
保羅
喬治
林格
鲍勃・迪伦
いやー、チョット無理ですね。
中国語圏じゃ、ジミー・ペイジ、ビートルズ、ジョン・レノン、ポール、ジョージ、リンゴそしてボブ・ディランって読むらしい。
もちろん上記以外にも違う当て字が有るみたい。
地味頁:ええー! 俺って、吉米・佩奇って呼ばれてるの!
博士:そのとおりじゃ。日本では地味な存在じゃが、海を越えると吉なる米と縁起がいいのじゃ!
吉なる米ってお供え物に最適な響きじゃのう~
地味片:俺だって吉米・亨德里克斯だぜ! もう地味な欠片なんて呼ばせねー!
外国人は総人口の40%弱で、残りがシンガポール人となる。その中で中国系は75%を占める。
と言う訳で英語以外では中国語が最も良く使われ、新聞、雑誌、ラジオやテレビ番組で中国語が使われている。
中国語の新聞を見ると鲍勃・迪伦がノーベル賞受賞?
鲍勃・迪伦って一体誰よ?
ところであなたはこれを解読できるかな?
披頭士 (披頭四樂隊なんて呼び方も有る)
約翰・列儂
保羅
喬治
林格
鲍勃・迪伦
いやー、チョット無理ですね。
中国語圏じゃ、ジミー・ペイジ、ビートルズ、ジョン・レノン、ポール、ジョージ、リンゴそしてボブ・ディランって読むらしい。
もちろん上記以外にも違う当て字が有るみたい。
地味頁:ええー! 俺って、吉米・佩奇って呼ばれてるの!
博士:そのとおりじゃ。日本では地味な存在じゃが、海を越えると吉なる米と縁起がいいのじゃ!
吉なる米ってお供え物に最適な響きじゃのう~
地味片:俺だって吉米・亨德里克斯だぜ! もう地味な欠片なんて呼ばせねー!
演歌といえば日本のソウル・ミュージック。
日本人で有るなら、大体歌の構成は把握していて、チョット歌心があればまったく知らない曲でも、カラオケのバックの演奏を従えて適当に歌いきることも出来る。
逆に言えば、みんな同じに聴こえてしまう場合も有る。
NHKの歌謡ショーやテレ東の演歌の花道を欠かさず見るぐらいのファンでなければ、誰がどんな歌を歌っているのか区別が付きにくい。
圧倒的な歌唱力を持った歌手が歌うか、もしくは楽曲の曲調を少しポップスよりにして、普通の演歌とは少し異なる節回しにすれば案外印象に残る。
レゲエと言えば、同じようにジャマイカのソウル・ミュージックである。
聴くことは聴くのであるが少々苦手な分野である。本場モノのレゲエと言えばシンプルな同じリズムの繰り返しで、少しばかり退屈さを覚える。
英語で歌われる歌詞をネイティブみたいに、直に理解できればその単調さを有る程度解消できるのかもしれないが、簡単な歌詞でも一旦頭の中で英文和訳をし、ワン・テンポ遅れた形て理解しなければならないし、聞き覚えの無い単語や文節が登場すると、英文和訳が放棄され曲の単調さのみが頭に残る。
エリック・クラプトンは1974年のアルバム、461オーシャン・ブルバード(全米1位)で、ボブ・マーレイのI Shot The Sheriffを取り上げ、大ヒットさせたわけだが、この曲のアレンジは本場のレゲエと違って歌いまわしやアレンジなどが一般のロック・ファンに聴き易いようになっていたように思えた。

また、このレゲエ・サウンドはアルバムの他の収録曲である、南部のブルース、カントリー・フォークやロカビリーが混ざった、エリック得意のタルサ・サウンド系とは明らかに違う曲調でかえって新鮮に聴こえた。
このアルバムの大ヒット気を良くしたのかどうか、1975年の次作、安息の地を求めて(There’s One in Every Crowd、全米21位)には10曲中3曲のレゲエ・サウンドがぶち込まれた。
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残念ながらI Shot The Sheriffのようなアルバムのキーになるような曲も無く、なんとなく全体的に単調でいまいちの雰囲気になってしまい、個人的には失敗作だったのではと思っている。
しかし改めてこのアルバム聴くと、エリックを含む一流プロによる演奏は結構締まっていて、一曲一曲は聴き応えが有るのではないかと思い直す。
まあ、武道館での一万人の観衆を前においてのライブで、聴衆すべてがエリックのアンコールの十八番を神経を集中させて今か今かと待っている時に、Swing Low, Sweet Chariot~♪♪と単調なレゲエ・サウンドを奏でれば一同ガックリとくるかも…
しかし、もしビールの小瓶を片手に、小さなホールで彼らがこれらの曲をライブ演奏でするなら、ゆっくりとやってくるアルコールの酔いも手伝って、なんとなく楽しい一時を送れるのではないかと…
ソウル・ミュージックってどれも同じように聴こえるけど、リラックスして聴けば、聴き手のソウルにバイブレーションが伝わるのかもしれない。
よし、今からコンビニにいって缶ビールをガバッと買ってこよう! やっぱりソウル・ドリンクが無いとね~ 演歌の酒よ!って感じで。
チョット待った! それは酒飲みの言い訳!
飲みすぎると血糖値が上がって、またまたお医者さんに怒られちゃうってば。
日本人で有るなら、大体歌の構成は把握していて、チョット歌心があればまったく知らない曲でも、カラオケのバックの演奏を従えて適当に歌いきることも出来る。
逆に言えば、みんな同じに聴こえてしまう場合も有る。
NHKの歌謡ショーやテレ東の演歌の花道を欠かさず見るぐらいのファンでなければ、誰がどんな歌を歌っているのか区別が付きにくい。
圧倒的な歌唱力を持った歌手が歌うか、もしくは楽曲の曲調を少しポップスよりにして、普通の演歌とは少し異なる節回しにすれば案外印象に残る。
レゲエと言えば、同じようにジャマイカのソウル・ミュージックである。
聴くことは聴くのであるが少々苦手な分野である。本場モノのレゲエと言えばシンプルな同じリズムの繰り返しで、少しばかり退屈さを覚える。
英語で歌われる歌詞をネイティブみたいに、直に理解できればその単調さを有る程度解消できるのかもしれないが、簡単な歌詞でも一旦頭の中で英文和訳をし、ワン・テンポ遅れた形て理解しなければならないし、聞き覚えの無い単語や文節が登場すると、英文和訳が放棄され曲の単調さのみが頭に残る。
エリック・クラプトンは1974年のアルバム、461オーシャン・ブルバード(全米1位)で、ボブ・マーレイのI Shot The Sheriffを取り上げ、大ヒットさせたわけだが、この曲のアレンジは本場のレゲエと違って歌いまわしやアレンジなどが一般のロック・ファンに聴き易いようになっていたように思えた。
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また、このレゲエ・サウンドはアルバムの他の収録曲である、南部のブルース、カントリー・フォークやロカビリーが混ざった、エリック得意のタルサ・サウンド系とは明らかに違う曲調でかえって新鮮に聴こえた。
このアルバムの大ヒット気を良くしたのかどうか、1975年の次作、安息の地を求めて(There’s One in Every Crowd、全米21位)には10曲中3曲のレゲエ・サウンドがぶち込まれた。
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残念ながらI Shot The Sheriffのようなアルバムのキーになるような曲も無く、なんとなく全体的に単調でいまいちの雰囲気になってしまい、個人的には失敗作だったのではと思っている。
しかし改めてこのアルバム聴くと、エリックを含む一流プロによる演奏は結構締まっていて、一曲一曲は聴き応えが有るのではないかと思い直す。
まあ、武道館での一万人の観衆を前においてのライブで、聴衆すべてがエリックのアンコールの十八番を神経を集中させて今か今かと待っている時に、Swing Low, Sweet Chariot~♪♪と単調なレゲエ・サウンドを奏でれば一同ガックリとくるかも…
しかし、もしビールの小瓶を片手に、小さなホールで彼らがこれらの曲をライブ演奏でするなら、ゆっくりとやってくるアルコールの酔いも手伝って、なんとなく楽しい一時を送れるのではないかと…
ソウル・ミュージックってどれも同じように聴こえるけど、リラックスして聴けば、聴き手のソウルにバイブレーションが伝わるのかもしれない。
よし、今からコンビニにいって缶ビールをガバッと買ってこよう! やっぱりソウル・ドリンクが無いとね~ 演歌の酒よ!って感じで。
チョット待った! それは酒飲みの言い訳!
飲みすぎると血糖値が上がって、またまたお医者さんに怒られちゃうってば。
トム・シュルツ:俺たちのメロディアスなハイトーンのボーカルとギターから作り出されるサウンドがスペーシーで神秘的な印象を与えるからって、デビュー・アルバムのジャケ・デザインにスペース・シップのイラストってチョット安易じゃない?
俺たちとしては、ギター・バンドなんだからジャケにはギターのデザインを使って欲しいよ。
デザイナー:それじゃ、エレキ・ギターの形をしたスペース・シップなんて如何かな?
トム・シュルツ:うーん、悪かぁ無いけど…
だけどスペース・シップって、今までのSF映画なんか見ると地球の侵略を企てる宇宙の侵略者の乗り物ってイメージ有るけど。
やっぱり、セーブ・プラネットってか、地球を救う正義のスペース・シップでなきゃ。
デザイナー:それじゃ、エレキ・ギターの胴体の上部に、透明なドームで囲まれたボストンの市街地を配置し、寿命により破壊寸前の地球から間一髪脱出する巨大スペース・シップって設定では?
トム・シュルツ:おいおい、カーク船長率いるUSSNCC-1701エンタープライズだって、全長289Mだぜ。
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ボストンの中心部の市街地をドームで囲うだけでも相当な大きさになるぜ。
空想とは言え全長数十キロにもなりそうなでっかいスペース・シップ描いちゃって大丈夫?
デザイナー:情報によると翌年公開予定のSF映画スター・ウォーズでは、全宇宙の支配を目論む悪の帝王ダース・ベイダーが建設する、惑星を一撃で破壊可能なスーパー・レーザー搭載したデス・スターなる宇宙ステーションが登場。
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その直径は約120KM。それならば今回の超巨大スペース・シップも、まあ何とか理解してもらえるのではないかと。
な~んて会話があったかどうか定かではないが...
1976年ボストンの全米3位、累積販売数1800万枚を超えるメガ・ヒット・アルバムがギター型スペース・シップをあしらったジャケットで登場。
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この奇抜なスペース・シップのイラストはボストンのロゴと共に、40年たった今でもバンドのトレード・マークとなっている。
これはこれですごいこと。
助手:博士、大変です! 先ほど気象庁の発表によりますと地球がXXX年後に崩壊するかもしれないと。
博士:なんと!ワシらも脱出用のスペース・シップの建造に早速取り掛からねば!
助手:博士、無理です! 我々の技術力と資金力では紙飛行機が精一杯です!
博士:無念じゃのう~ それじゃ、無事脱出を空想するだけでも 取りあえず“幻想飛行”聴くとするか。
MORE THAN A FEELING~♪♪
助手:博士、大丈夫です! XXX年後となると我々はこの世には存在していません。
博士:それじゃ、フィーリングもへったくれも無いということじゃのう~
俺たちとしては、ギター・バンドなんだからジャケにはギターのデザインを使って欲しいよ。
デザイナー:それじゃ、エレキ・ギターの形をしたスペース・シップなんて如何かな?
トム・シュルツ:うーん、悪かぁ無いけど…
だけどスペース・シップって、今までのSF映画なんか見ると地球の侵略を企てる宇宙の侵略者の乗り物ってイメージ有るけど。
やっぱり、セーブ・プラネットってか、地球を救う正義のスペース・シップでなきゃ。
デザイナー:それじゃ、エレキ・ギターの胴体の上部に、透明なドームで囲まれたボストンの市街地を配置し、寿命により破壊寸前の地球から間一髪脱出する巨大スペース・シップって設定では?
トム・シュルツ:おいおい、カーク船長率いるUSSNCC-1701エンタープライズだって、全長289Mだぜ。
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ボストンの中心部の市街地をドームで囲うだけでも相当な大きさになるぜ。
空想とは言え全長数十キロにもなりそうなでっかいスペース・シップ描いちゃって大丈夫?
デザイナー:情報によると翌年公開予定のSF映画スター・ウォーズでは、全宇宙の支配を目論む悪の帝王ダース・ベイダーが建設する、惑星を一撃で破壊可能なスーパー・レーザー搭載したデス・スターなる宇宙ステーションが登場。
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その直径は約120KM。それならば今回の超巨大スペース・シップも、まあ何とか理解してもらえるのではないかと。
な~んて会話があったかどうか定かではないが...
1976年ボストンの全米3位、累積販売数1800万枚を超えるメガ・ヒット・アルバムがギター型スペース・シップをあしらったジャケットで登場。
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この奇抜なスペース・シップのイラストはボストンのロゴと共に、40年たった今でもバンドのトレード・マークとなっている。
これはこれですごいこと。
助手:博士、大変です! 先ほど気象庁の発表によりますと地球がXXX年後に崩壊するかもしれないと。
博士:なんと!ワシらも脱出用のスペース・シップの建造に早速取り掛からねば!
助手:博士、無理です! 我々の技術力と資金力では紙飛行機が精一杯です!
博士:無念じゃのう~ それじゃ、無事脱出を空想するだけでも 取りあえず“幻想飛行”聴くとするか。
MORE THAN A FEELING~♪♪
助手:博士、大丈夫です! XXX年後となると我々はこの世には存在していません。
博士:それじゃ、フィーリングもへったくれも無いということじゃのう~
ああ~、昔は良かったなんて言いだし始めると、ついに我輩もおっさんとおじいさんの境目のラインに到達することに成る。
しかし、たとえじいさんと呼ばれようとも、昔は良かったと声を大にして言いたい今日この頃。
特に音楽に関しては、今の新譜の中にはすばらしい作品もちらほらと見受けられるが、ほとんどは昔のものをアレンジし直した焼き直しに聴こえる。
あるシンガー・ソング・ライターが音楽はアイデア勝負で先にやったものもん勝ちだと言ったそうな。
確かにその通り。
その後で出て来るものは、如何あがいても二番煎じとして捉えられるのは致し方ない。何しろ、聴いて気分の良くなるようなメロディーやリズムなんてほとんど出尽くした感がある。
今流行のピコ太郎のPPAPも、言ってみれば和製ラップって感じで特に新しいとは感じない。
そもそもこのネタだけで1分以上リスナーの興味を繋ぎとめておくのは正直苦しいと思う。
彼が成功したのは、目を引く奇抜な衣装での一発芸を無料のユーチュブに垂れ流し、日本人とは思えないあまりのばかばかしさに、海外の連中が飛びつきSNSを通して一気に世界中に広がったと思うのだが。
フリーのネットを使ったアイデアの勝利と言うべきもので、もしこの映像を見るのに課金されるなら、成功を収めることにはならなかったのではないか?
同じようなアイデアなら、鈴木慶一率いるムーンライダーズが1977年に出したアルバム、MOONRIDERSに収録したマスカット・ココナツ・バナナ・メロンという曲で既に実践していたと個人的には思う。
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特に女性コーラスがマスカット・ココナツ・バナナ・メロンと無国籍風且つ単調に繰り返して歌うパートは、インパクトがあり当時チョコレートのコマーシャルに使われたそうな。
しかしこの曲がヒットしたかと言うと、時代を先取りしすぎたのと、この一曲を聴くため無名バンドのLPレコードを買わなければ成らないとなると、やっぱり躊躇しヒットには至らなかったと記憶する。
ところで、今日の一曲は、北山修作詞、加藤和彦作曲、アメリカ人デュオ、ベツッイ・アンド・クリスのシングル第二弾“花のように”。
一枚目の“白い色は恋人の色”よりヒットしなかったものの、今改めて聴くと日本的なメロディーにたどたどしい日本語で歌われるアンバランスさが新鮮で中々の出来。オフコースの小田和正がソロで歌った画像がユーチューブでみられるが、彼の出す高音が透き通ったイメージを出し非常によろし~
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1970年作、オリコン9位。
何気なく見上げた 青い空の雲が
風にゆれ誰かの 姿に見えてくる
青空が変わった 青空が変わったの
何気なく見上げた 青空が変わった
と今歌っても、特に時代遅れと感じさせない。
そう、一過性ではなく普遍性の有るものが未来に残る。
4-50年ほど前に聴いていた子供の頃の歌が今尚記憶に有る。だから昔は良かったと言う。
今の子供たちがオン・タイムで聴いている曲が、果たして4-50年後まで同じように彼らの記憶の片隅に残っているだろうか?
しかし、たとえじいさんと呼ばれようとも、昔は良かったと声を大にして言いたい今日この頃。
特に音楽に関しては、今の新譜の中にはすばらしい作品もちらほらと見受けられるが、ほとんどは昔のものをアレンジし直した焼き直しに聴こえる。
あるシンガー・ソング・ライターが音楽はアイデア勝負で先にやったものもん勝ちだと言ったそうな。
確かにその通り。
その後で出て来るものは、如何あがいても二番煎じとして捉えられるのは致し方ない。何しろ、聴いて気分の良くなるようなメロディーやリズムなんてほとんど出尽くした感がある。
今流行のピコ太郎のPPAPも、言ってみれば和製ラップって感じで特に新しいとは感じない。
そもそもこのネタだけで1分以上リスナーの興味を繋ぎとめておくのは正直苦しいと思う。
彼が成功したのは、目を引く奇抜な衣装での一発芸を無料のユーチュブに垂れ流し、日本人とは思えないあまりのばかばかしさに、海外の連中が飛びつきSNSを通して一気に世界中に広がったと思うのだが。
フリーのネットを使ったアイデアの勝利と言うべきもので、もしこの映像を見るのに課金されるなら、成功を収めることにはならなかったのではないか?
同じようなアイデアなら、鈴木慶一率いるムーンライダーズが1977年に出したアルバム、MOONRIDERSに収録したマスカット・ココナツ・バナナ・メロンという曲で既に実践していたと個人的には思う。
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特に女性コーラスがマスカット・ココナツ・バナナ・メロンと無国籍風且つ単調に繰り返して歌うパートは、インパクトがあり当時チョコレートのコマーシャルに使われたそうな。
しかしこの曲がヒットしたかと言うと、時代を先取りしすぎたのと、この一曲を聴くため無名バンドのLPレコードを買わなければ成らないとなると、やっぱり躊躇しヒットには至らなかったと記憶する。
ところで、今日の一曲は、北山修作詞、加藤和彦作曲、アメリカ人デュオ、ベツッイ・アンド・クリスのシングル第二弾“花のように”。
一枚目の“白い色は恋人の色”よりヒットしなかったものの、今改めて聴くと日本的なメロディーにたどたどしい日本語で歌われるアンバランスさが新鮮で中々の出来。オフコースの小田和正がソロで歌った画像がユーチューブでみられるが、彼の出す高音が透き通ったイメージを出し非常によろし~
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1970年作、オリコン9位。
何気なく見上げた 青い空の雲が
風にゆれ誰かの 姿に見えてくる
青空が変わった 青空が変わったの
何気なく見上げた 青空が変わった
と今歌っても、特に時代遅れと感じさせない。
そう、一過性ではなく普遍性の有るものが未来に残る。
4-50年ほど前に聴いていた子供の頃の歌が今尚記憶に有る。だから昔は良かったと言う。
今の子供たちがオン・タイムで聴いている曲が、果たして4-50年後まで同じように彼らの記憶の片隅に残っているだろうか?
年を重ねると、昔あったことをよく懐かしむようになってくる。
あの時こうしておけばよかったのになんて、チョット後悔するときも有る。
ところでSFにパラレル・ワールドって言葉が良く出てくる。
過去に普段まったく思いもよらぬ決断や行動を起し、それがきっかけで枝分かれした別の世界が形成されるって概念で、もし本当に存在するのなら野次馬根性でチョイと覗いてみたい気もするのだが…
しかし個人的には、そう言った世界は存在していないと思う。
人生と言うものは一通りしかなく、過去に色々と分かれ道があったように思うのは錯覚で実際は一択しかなかったのではなんて…
生まれたとき既にその人の運命は決まっていて、偶然ではなく予め牽かれた線路の上を必然的に歩いているように時々思う。
前川清がクール・ファイブから脱退し、1982年にソロ・デビューした。
記念すべき初シングルは、作詞糸井重里、作曲坂本龍一の異色コンビによる冬になるとよく思い出す“雪列車”だった。
この歌良く出来ていて、昔懐かしい日本のメロディにのせて感情移入させる詞を前川清が淡々と歌い、なかなか惹かれるものが有る。
マイクが有るなら、マイクを握った手の小指を立ててつい歌いだしてしまいそうな。
サビの部分の、
“サヨナラが夢なら引き返すけど、あの頃が夢ならばこのまま行く
暖かいものを何かください、心も体も寒すぎるので”
という箇所に注目。
夢のようなあの頃は確かにあったのかもしれないが、サヨナラの言葉は夢なんかじゃなく現実で、引き返すことはならず、線路の上を走る雪列車に乗っかりこのまま行くという、心に寒さが凍みる冬の情景が浮かぶ。
なるほど、心も体も寒すぎるってつい言っちゃったから、私の場合、年中暑い南国に島流しされたって訳か!
やっぱり人生って、引き返すことの出来ない一択だったんだ~
あの時こうしておけばよかったのになんて、チョット後悔するときも有る。
ところでSFにパラレル・ワールドって言葉が良く出てくる。
過去に普段まったく思いもよらぬ決断や行動を起し、それがきっかけで枝分かれした別の世界が形成されるって概念で、もし本当に存在するのなら野次馬根性でチョイと覗いてみたい気もするのだが…
しかし個人的には、そう言った世界は存在していないと思う。
人生と言うものは一通りしかなく、過去に色々と分かれ道があったように思うのは錯覚で実際は一択しかなかったのではなんて…
生まれたとき既にその人の運命は決まっていて、偶然ではなく予め牽かれた線路の上を必然的に歩いているように時々思う。
前川清がクール・ファイブから脱退し、1982年にソロ・デビューした。
記念すべき初シングルは、作詞糸井重里、作曲坂本龍一の異色コンビによる冬になるとよく思い出す“雪列車”だった。
この歌良く出来ていて、昔懐かしい日本のメロディにのせて感情移入させる詞を前川清が淡々と歌い、なかなか惹かれるものが有る。
マイクが有るなら、マイクを握った手の小指を立ててつい歌いだしてしまいそうな。
サビの部分の、
“サヨナラが夢なら引き返すけど、あの頃が夢ならばこのまま行く
暖かいものを何かください、心も体も寒すぎるので”
という箇所に注目。
夢のようなあの頃は確かにあったのかもしれないが、サヨナラの言葉は夢なんかじゃなく現実で、引き返すことはならず、線路の上を走る雪列車に乗っかりこのまま行くという、心に寒さが凍みる冬の情景が浮かぶ。
なるほど、心も体も寒すぎるってつい言っちゃったから、私の場合、年中暑い南国に島流しされたって訳か!
やっぱり人生って、引き返すことの出来ない一択だったんだ~