CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

オッサンとジャスティン その2

2018年02月01日 | 特になし
博士:さて、間違って配送されたLPどうしようかのう〜 海外のサイトから購入したから、返却するのも面倒じゃし。

助手:取り敢えず、中身にどんな曲が入ってるのかユーチューブで聴いてみましょうよ。聴かず嫌いだった人が、実際聴いてみてそのアーティストを好きになるかもしれませんよ。

博士:ギャー! このアルバムに入っておるSorryという曲の動画閲覧回数が二十八億回となっとる!桁一つ間違えているのじゃないかのう〜

助手:一、十、百、千….、億、十億 間違い無いです。2.8ビリオンって書かれてます。

博士:もしアクセス数を増やすためのなんらかの工作をしていないなら、すごい数字じゃのう〜 間違いなくスーパー・スターじゃ!

助手:歌は軽めのダンス・ミュージックってとこですか。

動画には本人が登場してなくて、カラフルな衣装を纏った10数人のオネーチャン軍団がセクシー・ダンスをキレよく踊ってますね。

博士:わしは、映像があるミュージックビデオが苦手じゃ。何故って、映像の内容が派手に成れば成る程、曲が映像のイメージに固定されてしまうからじゃ。

もしSorryという歌を思い浮かべるとき、いつもこの派手なオネーチャン軍団の映像が付きまとうからのう〜

助手:成る程

博士:もうわしの場合、ビーバーは寒い冬をオンボロ・アパートで乗り切るための暖房付きのエヤコンで充分じゃ。

助手:あの〜、うちのエヤコンは、ビーバーでなく白熊くんですが…

博士:ビーバーでなくて熊?

といつも通り、つまらない会話となってしまった。

そこで博士は、将来プレミア価格が付くかも知れ無いのでビーバー氏のLPは開封しないで当分の間寝かしておこうと提案した。

しかしながら 、大ヒット・アルバムということで、もしレコードのプレス枚数もCD同様多ければ、ビーバー氏がそのジャケットにサインでもしない限りプレミア価格なるものは存在しない。

じゃなんでビートルズの再発CDやLPは数多く売れているはずなのに一般のアーティストのものとより割高のプレミア価格で販売されているのか?

現在の楽曲使用権保有者が、マイケル・ジャクソンより高額でビートルズの版権を買い上げたこともその要因の一つかも知れないが、調子に乗って割高な販売価格設定をしていると、いずれそっぽを向かれると思うね。

現在、限定盤だとかやれ記念盤なんかをシコシコと買い支え続けているのは、ジャスティンではなくコレクターのオッサン軍団だからね〜

近い将来、そのオッサン軍団も力尽きて消滅すると業界はどうなるのかね〜

オッサンとジャスティン

2018年02月01日 | 特になし
60年代後半から70年代専門のロック好きなオッサンがジャスティンと聞くとどうしてもムーディー・ブルースのギタリスト、ジャスティン・ヘイワードを思い浮かべる。

しかし21世紀ともなると、ジャスティンと聞けば違う人物を思い浮かべるらしい。

グーグルで単にジャスティンと打ち込んで検索をかけると、いの一番に登場するのはジャスティン・ビーバー。

2番目は中々出てこないので、歌手のジャスティンと打ち込むと、ようやくジャスティン・ビーバー以外にジャスティン・ティンバーレイクなる人物が登場する。

我らがムーディーズのジャスティン・ヘイワードは何処に行ったのか?

そう、ジャスティン・ヘイワードとフルネームを打ち込まなければ検索出来ないのである。

オッサンとしては非常に残念なことではあるけど、21世紀の今、ジャスティンとはビーバーのこととするのが一般的なのである。

色々スキャンダラスな話が多いお騒がせに人物みたいだが、 彼の出すアルバム全てが全米1位で、しかもプラチナ・アルバムを獲得していることから、全く彼の音楽は聴いたことがないが、多分単なるアイドルではなく実力を持ったシンガーなのだと推測する。

なんで、ジャスティン・ビーバーが場違いな如くここに登場したかと言うと、海外のサイトに注文したLPが本日届いたことから始まる。

実は日本に一時帰国するので、それを見計らって帰国期間中に届くようにLPをいくらか発注したわけだが、その発注した内の1枚のLPのジャケットは確かモノクロだったと記憶していた。

そして到着したLPの包みを開封すると当然の如くモノクロ・ジャケのLPが1枚出てきたわけだが…

あれっ? 何か様子が違うぞ! そうジャケの写真が違う。

これは一体誰のアルバムかな?

アルバムの背にある表記を見てみると、ジャスティン・ビーバーのLPだとわかった!

つい最近大ヒットしたPurposeというアルバムらしい。

まあ、どう考えても古臭いオッサンとジャスティン・ビーバーの組み合わせって現実的じゃないような…

しかし、これって21世紀のカリスマ・アイドルを聴けって神様のお告げ?

ムムッ〜