
次にベース音を今度はMIDI入力してみた。手元の鍵盤型コントローラーMINI LABはUSB接続で繋げる。Cubaseもそれに反応。まずはリアルタイム入力。クォンタイズの設定をしておくとズレが生じないので便利だが、これはQX3と変わらない。ここでのベース音はSample Moogというソフトシンセ。往年のMiniMoogなどMoog社の製品のサンプル音が網羅されているソフトだ。なぜこれを購入したかというと、格安だったから。定価の35%ほどの値段だった。それと、Tauras Bassが含まれていたこと。これはペダルベースとしてジェネシスやUKなど大御所のプログレバンドが使用していたことで有名な楽器。この重低音をぜひ手にしてみたいと思ったのだ。これをBass音源として設定。
オーディオ・インターフェイスEDIROL UA-4FXの使用については、当初うまく作動しなかったためオーディオ・デバイスだのVSTコネクションなどいろいろさわってみたのだが、結局ドライバソフトを最新版にアップデートしたことで解決。そのことになかなか気がつかず、だいぶ時間を取られてしまった。そしていよいよオーディオトラックにエレキギターの音を録音。だがメーターが触れるのに音が出ない、録音されているはずなのに音が出ないなど、音のでないトラブルが続出。これも結局はモニタニングのオン・オフが原因と判明。わかってみるとたいしたことではないのだが、初心者には戸惑うことばかり。その意味ではマニュアルはとても分かりづらい。あたかも日本語に翻訳したかのような表現になおさらそう感じる。このような時にとても役だったのはYouTubeにアップされている関連映像である。系統性に欠けるとしても、要所要所の操作を知るには大変参考になり、ありがたかった。
これで一通りの録音ができた。あとはドラム・ループの変更など細かい修正が必要だが、ネット上に寄せられている「使い方」の情報を手がかりに、編集作業に挑戦していこうと思う。