年末を迎え、今年もこの1年のミステリ小説総括の時期となった。今年は「このミステリーがすごい! 」「週刊文春ミステリーベスト10」「ミステリーが読みたい! 」でそれぞれ 第1位に輝き3冠となった米澤穂信氏の短編集「満願」が最注目作品だろうか。これら3誌で同時に1位となるのは極めて異例のことと新聞でも紹介されていた。同氏の作品はかつて「インシテミル」を読んだことがあるがこちらは未読だ。機会があればぜひ読んでみたい。
ミステリの話題としてはもう何度も触れたが、私が推理小説にのめり込んだきっかけは、小学校の図書室にあった「あかね書房」の「少年少女世界推理文学全集全20巻」である。その時の感動や思い出を忘れることの出来ない方々は多いようで、某有名推理作家の中にもそのように言っている人がいる。現在入手困難ではあるがたまにネット上の古本店やオークションに出ることもあり、ある時から私も集めてみようという気になった。もう10年近くなるだろうか、先日ガードナーの「X線カメラのなぞ」を入手しようやく17冊が揃った。ケースがすべてあるわけでもなく、また元々図書館にあった本としてシールの貼られたものもある。が、一応読むには耐えられるし、やはり懐かしい香りがする。何よりもいつも借りられていて読むことの出来なかった作品を読むことが出来たのが嬉しい。小学生の頃、土曜日の午後、部屋の中を暗くして布団をかぶりながらワクワクしながら読んだことを思い出す。至福の時だった。果たして残り3冊は手に入れることができるのだろうか。
ちなみにその3冊とは、「バンダイン作・エジプト王ののろい/スコッチ・テリアのなぞ」「チャータリス作・あかつきの怪人/チャンドラー作・暗黒街捜査官」「ウールリッチ作非常階段/シンデレラとギャング」である。実は3冊とも未読。とりわけ…ののろい、…のなぞ、という言葉にとても引きつけられる。どなたか譲ってもいいという方がおりましたらぜひご連絡を!
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ミステリの話題としてはもう何度も触れたが、私が推理小説にのめり込んだきっかけは、小学校の図書室にあった「あかね書房」の「少年少女世界推理文学全集全20巻」である。その時の感動や思い出を忘れることの出来ない方々は多いようで、某有名推理作家の中にもそのように言っている人がいる。現在入手困難ではあるがたまにネット上の古本店やオークションに出ることもあり、ある時から私も集めてみようという気になった。もう10年近くなるだろうか、先日ガードナーの「X線カメラのなぞ」を入手しようやく17冊が揃った。ケースがすべてあるわけでもなく、また元々図書館にあった本としてシールの貼られたものもある。が、一応読むには耐えられるし、やはり懐かしい香りがする。何よりもいつも借りられていて読むことの出来なかった作品を読むことが出来たのが嬉しい。小学生の頃、土曜日の午後、部屋の中を暗くして布団をかぶりながらワクワクしながら読んだことを思い出す。至福の時だった。果たして残り3冊は手に入れることができるのだろうか。
ちなみにその3冊とは、「バンダイン作・エジプト王ののろい/スコッチ・テリアのなぞ」「チャータリス作・あかつきの怪人/チャンドラー作・暗黒街捜査官」「ウールリッチ作非常階段/シンデレラとギャング」である。実は3冊とも未読。とりわけ…ののろい、…のなぞ、という言葉にとても引きつけられる。どなたか譲ってもいいという方がおりましたらぜひご連絡を!