気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ニシオジロビタキ 今季はメス

2017年01月27日 | ヒタキの仲間
話題になっていたニシオジロビタキのところへ行ってきました。
今シーズンは、かわいらしいお嬢さんです。
2~3年来、渡ってきていたオスは、この冬は姿をみせません。


















オジロビタキとの識別の目安は、下のクチバシの色が、ニシオジロビタキは肉色、腹部や上尾筒の色が淡い…などだそうです。

ニシオジロビタキ(西尾白鶲) Red-BreastedFlycather 全長 約12cm

カメラを持っている人など誰もいないのでポイントを尋ねることもできません。
既に抜けてしまったのでは?と諦めつつ、初めての場所でウロウロ・・・
鳥が好みそうな場所と鳴き声をたよりに探し歩いて、小さな姿を見つけた時はうれしくなりました。

一時間ほどの間、ひとりで気ままに観察と撮影を楽しめました。
たくさん写したので、ネタ切れの際には活躍してくれそうです。

こんなに近くに来るのは餌付けをされているのかもしれませんが、
さかんに虫を捕食し、蝶を食べる場面も撮れました。
ジョウビタキと縄張り争いをしつつ、モズを警戒し、うまく人間を盾にしているようにも感じました。


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ルリビタキ、今年も来ました

2017年01月25日 | ヒタキの仲間
昨年と同じポイントにオスのルリビタキがやってきました。


飛び移るルートが去年といっしょなので、同じ個体ではないかと思っています。






青さがひときわ増したように感じます。


この場所は安全だと気に入って、今年もやってきたのでしょうか。




今年は、ジョウビタキ並みの愛想の良さです。


春まで無事にここで冬を過ごして欲しいです。


別の場所で写したルリビタキのメス。
何度も遭遇しているのに、まともに撮れない野鳥のひとつです。
野鳥とのご縁は不思議なものですね。

ルリビタキ(瑠璃鶲)Red-flanked bluetail 全長 約14cm

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レディ・ムギマキ

2016年11月07日 | ヒタキの仲間
10月下旬に近場の山で撮影したムギマキのメス。
シギチ観察に夢中になって、写真をアップするのがすっかり遅くなってしまいました。(^^ゞ


黄色にも見える淡~いオレンジ色の腹部。


山に朝日が差し込む時間に合わせて撮影に行ったのですが、ムギマキも少々眠たげですね。




一瞬、ルリビタキ♀のようにも見えたので、ベテラン・バーダーさんに写真を確認して頂きました。
今回のメスと前回の若いオスのムギマキ、今年が初見&初撮りとなりました。


この日は一番乗り。早起きした甲斐あってレディ・ムギマキに逢えました。


もっと朝日のあたる場所で撮りたかったのですが、カラスザンショウの実や葉っぱにさえぎられてしまいました。


ムギマキは中国南部や東南アジアで越冬するとのこと。
いまごろは旅を終えて、温暖な南の地で元気にしていることでしょう。
また来年も同じ場所で再会出来ますように。

ムギマキ(麦播)全長 約13cm



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ムギマキはカボチャ色?

2016年10月31日 | ヒタキの仲間
麦撒きの時期に飛来するので、ムギマキと呼ばれているそうです。
そういえば、麦には春まきと秋まきがありますね。


真剣な目つきでカラスザンショウの実を選んでいます。


よく熟れて美味しそうな実を選別しているのかな?


このポーズのおかげで、喉から腹部にかけて鮮やかな橙色がよく見えました。


この個体はオスの若鳥のようです。
翼の黒い部分が少し写っていますが、真横から撮影した方の写真を見せて頂いて、若オスと判断しました。


じっくりと実を選んでいる所を撮影できました。


キビタキより動きは素早い印象でした。メジロに近いような動きをしていました。
実際に、何度もメジロと間違えてフライング撮影数知れず(^^ゞ
画面の右上にもメジロが写りこんでいます。


日本で繁殖はしませんが、旅鳥として春と秋の渡りの時期に姿を見せてくれるそうです


どの実を食べるか、決まったようですね。



ムギマキ(麦播)全長 約13cm

本日10月31日は、ハロウィン。
カボチャをくり抜いて作るジャック・オー・ランタンはハロウィンのトレードマークですが。
絵の具には「パンプキン・オレンジ」と「パンプキン・イエロー」いう色があります。
ムギマキの鮮やかな橙色は、まさにパンプキン・オレンジ。
キビタキの鮮やかな黄色は、パンプキン・イエローに例えられそうです。


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キビタキ♂♀ カラスザンショウに…

2016年10月31日 | ヒタキの仲間
ムギマキといっしょにあらわれたキビタキ。


ムギマキに負けず劣らず鮮やかな色のオスでした。


暗い葉影でこの角度、何度も見間違えそうになります。


なんとも美しいオスのキビタキでした。


メスのキビタキの奥ゆかしい魅力も捨てがたい。


どの実にしようかな?


決めた~!


そしてムギマキも。どの実を食べるか決めたようです。

ムギマキ、次回へ続きます。

キビタキ(黄鶲)全長 約14cm
ムギマキ(麦播)全長 約13cm


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ノビタキ、畑の番人?

2016年10月30日 | ヒタキの仲間
昨日の探鳥では、ノビタキを見つけられませんでした。
かなり風が強かったので、草むらに身をひそめていたのかもしれませんね。
そこで、前回の『ススキにノビタキ』の続きの写真を掲載します。


ノビタキ君、近くの畑に移動しました。


ネギやキャベツの植えられた畑の竿に止まっています。




小鳥が止まるのにちょうどいい太さと形状ですね。


まるで畑の番人のような鋭い目つき。




ふたたびススキの原に戻りましたが、今度は逆光。


あれ?逆光ということは、ノビタキからは私が順光ではっきり見えている?
ほぼぐるっと360度、私を観察した後、ノビタキはセイタカアワダチソウの野原に姿を消しました。

ノビタキ(野鶲)全長 約13cm

今日も『気楽に鳥&撮り歩き』を見て頂いてありがとうございました。
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カラスザンショウにキビタキ♂

2016年10月26日 | ヒタキの仲間
カラスザンショウの木にキビタキのオスが。


喉元は黄色というより鮮やかなオレンジ色。


別の木に止まっていたキビタキ。
さきほどとは別のオス鳥でしょうか? 脇腹の黄色い部分が広いように見えます。

キビタキ(黄鶲)全長 約14cm

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キビタキ♀ 「そのう」から木の実を…

2016年10月26日 | ヒタキの仲間
キビタキのメス、明るい林に出てきました。
いつ飛んでもいいようにシャッター速度を上げておきましたが…


思いがけず、すぐ近くの日陰の枝に飛んできました。
あわててそのまま写してしまいましたが、偶然、おもしろい場面が撮れました。


激しく鳴いているような表情ですが、声は出ていません。
まるで咳でもしているような感じですね。


撮影時には見えていませんでしたが、どうやら「そのう」から食べ物を吐き戻していたようです。


クチバシの先に、黒っぽい小さな実をくわえています。
カラスザンショウの実でしょうか。近くにたくさんなっていました。


再び実を飲み込んだのでしょうか。すました顔をしています。

「そのう(素嚢)」は、食物の一時的な貯蔵場所で袋状になっています。
口から丸飲みした食物は食道を経てそのうに入り、その後、胃に送られるそうです。
すべての種類の鳥に「そのう」があるわけではないとのこと。

家で飼っている文鳥も時々、粒餌を吐き戻しては口の中でモグモグやっています。
野鳥でも同じような行為を確認できるとは思いませんでした。
肉眼では見られない一瞬をとらえる写真の威力を実感した体験となりました。

「そのう」から食べ物を吐き戻す行為は「吐出」と呼ばれているそうです。

キビタキ(黄鶲)全長 約14cm
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ススキにノビタキ

2016年10月25日 | ヒタキの仲間
秋草が風に揺れる野原で、一羽のノビタキを見つけました。


右に左に、揺れるススキの上で巧みにバランスをとっています。


他に仲間の姿は見えず、この一羽のみ。


ノビタキもこちらをじっと見ていました。
写真で確認すると、予想外に鋭いまなざし。


このノビタキは、見張り役で近くの草むらに仲間がいたのかもしれません。
さかさまに立てた竹ぼうきに止まっているようにも見えてきます。


野鳥観察しているつもりが、人間観察されていたようです。
おそらくいつでも。どんな鳥からも。


間違ってしまうこともありますが、正しくないとわかっていることをしてはいけない、と自戒したくなるまなざしです。


野鳥に貴賤なし。
どの鳥も今を精一杯生きています。

ノビタキ(野鶲)全長 約13cm


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愛想抜群のサメビタキ

2016年10月24日 | ヒタキの仲間
とても愛想の良いサメビタキに逢いました。


これまではすっきり撮れず没ばかりでしたが、ようやくチャンスが巡ってきました。


エゾビタキやコサメビタキに比べて、遭遇する機会が少ないサメビタキ。


本州中部以北の高山の林で繁殖。渡りの時季だけ低い山や平地の林に立ち寄るそうですね。


あちこちきょろきょろ虫探し。


渡りのための体力をつけるのに、たくさん食べる必要があるのでしょう。


食べ物探しに大忙しのコサメビタキ。
野鳥撮影の人間に危険はないと悟ったのか、警戒心がありません。
おかげで至近距離からゆっくり観察と撮影ができました。


千載一遇のチャンスだったかもしれません。


たくさん撮ったので、また後日、掲載したいと思っています。

サメビタキ(鮫鶲)全長 約14cm
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コサメちゃん日和

2016年10月23日 | ヒタキの仲間
ベンチで休憩していたら、コサメビタキが目の前の枝に止まってくれました。


アカマンマやエノコログサが、秋の日差しに輝いて見えました。


獲物探しの合間に、コサメビタキもひとやすみ。


こちらに気づいていますが、逃げません。


やがて、虫を見つけたのか光る草むらに飛び込んでいきました。



コサメビタキ(小鮫鶲) 全長 約13cm
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エゾビタキと蜘蛛の巣

2016年10月22日 | ヒタキの仲間
渡り前のエゾビタキ、昆虫の豊富な林に滞在中です。


張りめぐらせた蜘蛛の巣に、クモを狙いにやってきたのでしょうか。


お目当ての家主は留守のようですね?
すでに先客に食べられてしまったのかもしれません。


あちこち首を動かして、獲物を探しているようです。


もうすぐエゾビタキともお別れ。


もう一度、姿を見ておきたくなって、雨さえ降っていなければ野山に立ち寄ってしまいます。


エゾビタキ(蝦夷鶲)  全長 約14cm
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杭にとまるノビタキたち

2016年10月20日 | ヒタキの仲間
相変わらず見張りを続ける顔の黒いキビタキ。


少し離れた場所でカメラを構えると、他のノビタキたちも姿をあらわします。


竹の杭もお気に入りの場所。




ようやくメスも姿をあらわしますが、目立たぬよう低い位置に止まります。


なんとかツーショット。


ひろびろした農耕地、風の心地よさをノビタキも感じているようでした。


後姿も男前。

ノビタキ(野鶲) 全長 約13㎝

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エゾビタキ、コサメビタキ?

2016年10月16日 | ヒタキの仲間
抜けるように青い秋の空をバックにエゾビタキ。


桜の木のてっぺんにとまっていました。



こちらは薄曇りの空を背景に。
サメビタキと迷ったのですが、やはりコサメビタキでしょうか??

目先がかなり白っぽいようですね?


ご機嫌だったのか、さかんにさえずり声を聞かせてくれました。


後姿も撮りたかったのですが、ずっとこちらに顔を向けたまま。


う~ん、サメにも見えるような??
でも、ここはコサメちゃんということで! 
撮影中も、かわいいからどっちでもいいや~という気になっていました。

エゾビタキ(蝦夷鶲)  全長 約14cm
コサメビタキ(小鮫鶲) 全長 約13cm



せっかくの日曜だし、彩りも欲しいので秋桜~コスモスを。








10月上旬に写した花ですが、日照不足でコスモス畑の生育が遅れていました。
まばらな花の中から、きれいに咲いているものを選んで撮ってみました。
このところ、好天続きだったので、コスモスも咲きそろっているでしょうか。

野鳥がいてもいなくても、もう一度くらいコスモス畑を撮影してみたいです。




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ノビタキ、風に揺れて

2016年10月15日 | ヒタキの仲間
風の強い日に撮影したノビタキ。


風が吹くたび翼をひろげてバランスをとっていました。


大きく揺れる草の上で、サーフィンを楽しんでいるかのようでした。


おっと!今度の波は大きい!


そのまま後ろへポンと軽やかに飛び上がりました。
この後、草の根元に姿を消しました。


セイタカアワダチソウ。
外来の植物ですが、あっという間に日本の地に根付き、秋の野を黄色く染めるほどの勢いです。


これは昨シーズンのセイタカアワダチソウ? 立ち枯れて茶色のドライフラワーになってしまったようです。


逆光ですが、秋らしく美しい光景でした。

ノビタキ(野鶲) 全長 約13㎝

ノビタキたち、すでに一週間ほど同じ畑の周辺に滞在していますが、
農作業で人の出入りが多く、すぐに隠れてしまい遠くからしか撮れませんでした。
刈り入れ作業が本格化する時期なので、しばらくこの農道への立ち入りは自粛します。
ノビタキたちとはこれでお別れかもしれません。


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