気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

アオサギの横顔

2023年10月31日 | アオサギ

なにやら物思いにふけっているかのようなアオサギ(青鷺)の横顔
心惹かれる表情だったので、角度や距離を変え何枚か撮らせてもらいました。

いかにも「君たちはどう生きるか」そんなタイトルの映画に登場しそうな雰囲気です。









池の水を一口飲んで、顔を上げたアオサギ
 先ほどまでの物思いに耽るかのような陰りは感じられません。

あの、憂いを含んだような表情は何だったのでしょう?


アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属

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ケリが近所に

2023年10月30日 | チドリの仲間

地域の農耕地でケリ(鳧、計里)を頻繁に見かけるようになりました。
ケリは私の地域では一年中見られる留鳥ですが
初夏の繁殖期に子育てを終えた後、どこかへ移動していました。

いまのところ見かけるのは、夫婦と思われる2羽連れが多いです、
秋が深まるとケリたちは小群をつくって集団で暮らすようになります。





時々散歩する農道のすぐ脇にいることが多く、知らずに接近して飛ばしてしまうことも。
人里に暮らしていながら、人間に対する警戒心が強いケリです。












ケリ(鳧、計里) Grey-headed lapwing 全長約34cm
チドリ目チドリ科タゲリ属


今日も最後まで見て下さってありがとうございました。

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10月の昆虫たち

2023年10月30日 | 花や昆虫 2023~

クマンバチがラベンダーセージで吸蜜しています。
重量級のハチなので、花穂がたわんでいますね。





葛の葉陰にイナゴの仲間


こちらはイナゴの幼虫でしょうか? 翅が伸び切っていません。



オンブバッタ? これも幼虫でしょうか?



リスアカネ?の雄?



ヤブキリの仲間




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十月の満月

2023年10月29日 | つきあかり

今回、一枚目を飾るのは、コサメビタキです。
夏鳥として日本に渡ってきましたが、繁殖を終えて、越冬地へ渡ります。
そろそろ海を越える長旅が近いので、平地の公園や林で虫を捕食して体力をつけています。

今夜は満月です。
8月の満月の翌日に言葉を交わした際、
「昨夜の月は見ることができなかった、次の満月は見たい」と話していましたね。
でも、結局、その月を見ることなくあなたは逝ってしまった。
これから満月の晩には、あなたを偲びながら夜空を見上げようと思います。
東の空に、まるで天幕にぽっかり穴が開いたような丸い月が煌々と輝いていましたよ。


アメリカの先住民族ネイティブアメリカンは、その月ごとに満月に呼び名をつけていたそうです。
10月の満月は「ハンターズムーン」と呼ばれているそうですよ。
10月の月明りの輝きは強いので、その光を頼りにハンターたちは夜の狩りをするとか。

◆個性豊かな満月の名前
https://www.543life.com/fullmoon-na/


10月でもヒガンバナ(彼岸花)が咲いていました。


ルリマツリ(瑠璃祭)


ハラナガツチバチ(腹長土蜂)


シーシェル という品種のコスモス(秋桜)
 花びらが貝殻のような筒状になります。



スイフヨウ(酔芙蓉)


冬鳥のジョウビタキも日本で越冬するため渡ってきました。
 


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やはり野におけ ノビタキも

2023年10月29日 | ヒタキの仲間 2023年~

地域の農地にノビタキ(野鶲)の小群が滞在しています。
新興住宅地の開発を奇跡的に免れたかのような 里山の風情を残す一帯
ノビタキたちは黄金色の稲穂の中や畔に伸びた野の草木に止まっていました。




 



現地では野鳥の観察や撮影に夢中で気づきませんでしたが
帰宅後、写真で確認すると小さな昆虫がたくさん宙を漂っていました。








ノビタキ(野鶲)Siberian Stonechat 全長約13cm
スズメ目ヒタキ科ノビタキ属


◆ バードリサーチニュース   生態図鑑 ノビタキ
https://db3.bird-research.jp/news/201610-no2/


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ヒタキ三兄弟 競演!乱舞

2023年10月28日 | ヒタキの仲間 2023年~

低山の桜並木 今回は、ヒタキ三兄弟の競演です。
エゾビタキ(蝦夷鶲)コサメビタキ(小鮫鶲)サメビタキ(鮫鶲)
↑ 冒頭の写真は、エゾビタキです

枝から枝へ飛び回りホバリングキャッチで虫を捕食します。
早い者勝ちなので、我先にと飛び交う小鳥をカメラで必死に追いかけました。



コサメビタキ



サメビタキ


サメビタキ


サメビタキ
※ 今回登場するサメビタキは同一個体です。
気が強く機敏で、他のコサメビタキやエゾビタキを圧倒して有利な枝を確保していました。



エゾビタキ
 ちょっと弱気な感じのする個体でした。


サメビタキ 威風堂々


エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streaked Flycatcher  全長約15㎝
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属


コサメビタキ(小鮫鶲)Brown flycatcher 全長約13cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属


サメビタキ(鮫鶲)Dark-sided flycatcher 全長約14cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属


三種ともよく似ていて、識別に迷うこともたびたびですが、
いつもお世話になっている大阪南港野鳥園記事はこちら!↓
三種それぞれの特徴と識別点が分かりやすく掲載されています。

◆コサメビタキ・エゾビタキ・サメビタキの識別~大阪南港野鳥園
http://www.osaka-nankou-bird-sanctuary.com/o.n.b.s_web/topcontents2015/samebitaki_group/samehitaki_group.html


いつも見ていただきありがとうございます。


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ヒドリガモ第一陣 到着!

2023年10月27日 | カモ 2023年秋~

今季も都市公園のボート池にヒドリガモ(緋鳥鴨)の第一陣が到着しました。
桜の散る頃まで居残っていたので、ちょうど半年ぶりの再会です。
公園を訪れる人から食べ物をもらうのも、この池にやってくる理由の一つ。
さっそく、食べ物をねだって、人間のいる方へと近寄ってきます。









留鳥のカイツブリも、ヒドリガモと再会




人間に対する警戒心がないようにさえ見えるこのヒドリガモの群
繁殖期にも人の近くで子育てしているのでしょうか?

この公園では、動物園などで家禽等に与える飼料を「水鳥の餌の自動販売機」で買うこともできます。
野鳥に人間が餌を与えることの是非は、昨今いろいろな場で議論されます。



瞬膜が写っているのかと思いましたが、どうやら片目の視力を失っているようでした。




遠くに、ハシビロガモ♂ の姿も一羽だけ


ヒドリガモ (緋鳥鴨) Eurasian Wigeon 全長約50cm
カモ目カモ科マガモ属


◆生態図鑑 ヒドリガモ バードリサーチニュース
https://db3.bird-research.jp/news/201601-no3/




今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
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キバナコスモスに蜂

2023年10月27日 | 花や昆虫 2023~

キバナコスモスの花にハラナガツチバチ(腹長土蜂)の仲間が
顔も体も花粉まみれになって夢中で吸蜜しています。
よほど甘くて美味しい蜜なのでしょうね。
私もちょっと味わってみたくなりました。(オトナだし実行しませんけど^_^;)









ヘビー級チャンピョンのクマンバチ

重みでコスモスの茎がしなっていました。



強面のアブの仲間も飛来しました。



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エゾビタキ&サメビタキ

2023年10月26日 | ヒタキの仲間 2023年~

低山の桜並木でエゾビタキ(蝦夷鶲)が昆虫を採食していました。
枝から枝へ飛び回りホバリングキャッチで虫を捕食。
小春日和の日中は気温が上昇して昆虫の動きも活発になります。
それを狙って、渡りのヒタキたちも狩りにやってきます。






エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streaked Flycatcher  全長約15㎝
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属



しばらくすると、サメビタキも昆虫を捕食しにやってきました。
早い者勝ちの虫取り合戦の始まりです。






サメビタキ(鮫鶲)Dark-sided flycatcher 全長約14cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属


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ルリマツリ スイフヨウ ノコンギク

2023年10月25日 | 花や昆虫 2023~

ルリマツリ(瑠璃祭)の花も終盤を迎えています。
秋の青空を連想させる色が爽やか
いかにも花らしい形の可憐な花です。






スイフヨウ(酔芙蓉)


午前中は白い花が、午後にはだんだんと赤味が差して夜には完全な紅色に。
一日花なので、咲き終わった花は翌日には枯れてしまいます。
スイフヨウの花期もそろそろ終わりを迎えます。







ノコンギク(野紺菊)


道路沿いの狭い空き地に、一株だけ咲いていました。
道を隔てた個人宅の庭に、ノコンギクがたくさん植えられていました。
そこから種が運ばれてきたのでしょうか?





ナンキンハゼ(南京櫨)

紅葉が始まって実も鈴なり。鳥たちの冬の貴重な食料になります。



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。


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ジョウビタキ この冬もよろしく!

2023年10月25日 | ジョウビタキ

昨年と同じ場所でジョウビタキ(尉鶲)雌♀に会いました。
渡ってきて間もないのに、すっかり我が物顔で大胆不敵
昨シーズン、ここに縄張りを構えていたのと同じジョビコさんでは?と感じます。




可愛い顔して、勝ち気なジョビコさん。
ヒッヒッヒッヒッ カッカッ カッカッ 
鋭く鳴いて縄張り宣言していました。










ジョウビタキ(尉鶲、常鶲) Daurian redstart 全長15cm
スズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属


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チョウゲンボウ・猛禽型カイト

2023年10月24日 | 猛禽類

小鳥やカモ類の渡りに合わせて、猛禽類も続々と移動を始めています。
私の地域でも、オオタカやハイタカ、ノスリを見かける回数が増えてきました。

近郊の農地を散策中、頭上に二羽のチョウゲンボウ(長元坊)が飛来しました。
縄張り争いなのか、あいさつ代わりなのか、二羽は追いかけ合うような動きでした。











ちょうど右上空に、飛行機雲が白い線を描いていきました。



チョウゲンボウ(長元坊)Common Kestrel 全長33~38cm 翼開長69~76cm
ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属


秋の実りを迎えた農地では、鳥除けの猛禽類カイトが活躍中


風にあおられて動きが不規則なので、鳥たちも容易に慣れることができないように見えます。
案山子や不要CDを吊るしてあるよりは、効果がありそうに思えます。





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コサメビタキ 木漏れ日の中で

2023年10月24日 | ヒタキの仲間 2023年~

秋の渡りを前にコサメビタキ(小鮫鶲)が郊外の林で採食に精を出しています。
たくさん虫を捕って食べて旅支度。大海原を越えて南の越冬地へ向かいます。

枝先に止まって周囲を見回し虫を探す姿は愛らしく微笑ましいものです。
スズメよりも華奢な小鳥が、長く過酷な渡りをすることに畏敬の念を覚えます。













コサメビタキ(小鮫鶲)Brown flycatcher 全長約13cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属


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秋の野の花々

2023年10月23日 | 花や昆虫 2023~

アキノノゲシ(秋の野芥子)が花盛り。
たくさんのつぼみが次々と開花しています。

蜜を求めて蜂たちも飛来。
花粉団子、鮮やかなオレンジ色でいかにも甘くて美味しそう!





ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)


アメリカ原産の帰化植物 水辺を好むとのこと。
私の地域では溜池や田んぼ沿いに黄色い花を咲かせています。





ノアサガオ(野朝顔)

大輪で紫色の美しいアサガオ 近畿以南に自生するとか。



マメアサガオ(豆朝顔)


直径2cmほどのラッパ型の花 清楚な見た目ですが繁殖力は旺盛、田畑の厄介者だそうです。
こちらも帰化植物。





ホシアサガオ(星朝顔)

こちらも帰化植物 直径2cmほどのラッパ型のアサガオです。
たくさんの種を実らせていました。


茎の先端に花を7つ付けるそうです。
今度、数えてみようっと。




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クロハラアジサシ 猛禽類に追われて

2023年10月23日 | アジサシの仲間

一羽だけ迷行していたクロハラアジサシ(黒腹鯵刺)
上空から溜池の点在するこの一帯に目星をつけて降りてきたのでしょう。
三度ほど水上でホバリング~着水する場面も見られましたが、狩りは成功しませんでした。

















ふわふわと飛んでいたクロハラアジサシが突然、池を離れて樹木の生い茂る一帯に姿を消しました。
いったいどこへ行ったのか? 
姿を見失って、周囲を見回すと、はるか上空に、猛禽類に追われて飛び去る白い小さな姿が。
いち早く危険を察知して、大空のハンターから逃げおおせたようです。
どこかで仲間たちと合流して、無事に渡りの旅を果たせるよう願いながら見送りました。




クロハラアジサシ(黒腹鯵刺)Whiskered Tern  全長約24cm  翼開長約76cm
チドリ目カモメ科アジサシ属

◆e-bird クロハラアジサシ
https://ebird.org/species/whiter2?siteLanguage=ja


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