気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

枯れ野原のホオジロたち

2015年12月31日 | ホオジロ
今年も大晦日となりました。
締めくくりは、身近な野鳥・ホオジロです。
あちこちで見かける野鳥ですが、それぞれに個性があり魅力的だと一眼レフを使って気づきました。

今日でブログ開設131日目ということでしたので、4か月ちょっとになります。
思いがけず多くの方々に見て頂くことができました。
初心者の未熟な写真にお付き合いいただき、コメントまで下さって本当にありがとうございます。

来年もどうぞよろしくお願いします。

みなさまどうぞ良いお年をお迎えください。



大きな池のほとりの芦原に棲むホオジロたち。


北風に揺れながらも、気持ちよさそうに冬の日差しを浴びていました。


遊歩道の端で餌探し。かなり近くに寄っても逃げません。



こちらは別の公園のガマの原をねぐらにするホオジロ。


メスの若鳥なのでしょうか。よく似たホオジロが2羽。


アイコンにも使用しているこのふくらホオジロ。
10月上旬のぐっと気温が下がった朝に撮影しました。

上の2枚と同じ場所で撮影したので、この姉妹のどちらかではないかと思っています。
換羽中だったのか、顔の羽がボサボサですね。
寒さに負けず無事に成長していると思うと心が和みます。

ホオジロ(頬白)





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雨上がりのシロハラ

2015年12月30日 | ツグミの仲間
先週の雨上がり、湿った林の外れにシロハラが。
思いがけずすぐ近くの灌木の根元を歩いていました。


カメラを気にしつつも、かなり空腹なのか餌探しを続けていました。




野鳥の指を四本ともはっきり写せたのは初めてかもしれません。


どうやっても枝被りになってしまいます。


欲を出して全身が写る位置に回り込んだら、あっという間に逃げられてしまいました。

一本の枝、一枚の葉があることで野鳥が安心するならそのままを写せば良かったと思いなおしました。


シロハラ(白腹)

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オカヨシガモ、コガモ、カルガモ 

2015年12月29日 | カモ 2015秋~
大きな溜め池に立ち寄ってみましたが、水鳥の姿はまばらです。
オカヨシガモが数羽、ひっそりと泳いでいました。


オオバンが接近。
広くて静かな池にオオバンの鳴き声が響いていました。


シックな色合いのカップルですね。
オカヨシガモは羽色と同じく控えめなのか、人目につかない溜め池にいるものが多いです。



こちらは公園の池のコガモ。
他にカモの姿はなく、独占状態。
人間さえ気にしなければ環境の良い場所です。


かなり人馴れしています。
一か月ほど前から居ついているペアかもしれません。


こちらのカルガモカップルも、同じ公園の別の池に定住したようです。
丸い目が印象的。同じくあまり人を恐れません。
春には可愛らしいヒナ鳥の行進が見られるでしょうか?


オカヨシガモ(丘葦鴨) コガモ(小鴨) カルガモ(軽鴨)
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メジロの懸垂?

2015年12月28日 | メジロ
ぼちぼちメジロのさえずりが聞けるようになりました。
複雑な旋律でウグイスにも劣らぬ魅力的な歌声です。


「今年も迫力のある美声を響かせたいね」


「よし!トレーニングでもするか」


「腹筋を鍛えなくっちゃ」


「まだまだ!」


「くぅぅ~~!」


「よし!赤い実もとれたし、まさに一石二鳥!」

※この台詞はフィクションです。
わざわざ取りにくい実を複雑な姿勢で摘み取るメジロに、想像力をかきたてられました。


こちらは、すぐ近くの高い木の梢で美声でさえずるメジロ。
同じ個体なのかどうかわかりませんが、いつもこの木の上から美しい歌声を聴かせてくれます。
鳴き始めたのは12月に入った頃からだと記憶しています。

メジロ(目白)

youtubeの動画でよく似たメジロのさえずりを探してみました。
https://www.youtube.com/watch?v=IExqjQTw4Uw
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カイツブリもいいもんだ

2015年12月26日 | カイツブリの仲間
警戒心の強いカイツブリですが、冬場はおおらかなになる個体もいるようです。


カメラを向けても平然


こちらを見かえしてきます。


ブルッと体を震わせました。
ふわりとした冬羽はかなり暖かそうです。



「あれ?オレの方がレアでしょ?」
う~ん・・・もう少し近寄ってくれれば熱心に撮りたいのですが(~_~;)


「ダメ。まだまだ信用できないし~」

カイツブリ(鳰) カンムリカイツブリ(冠鳰)

身近にいる見慣れた野鳥でも、近くで自然なしぐさを見せられると大きな魅力を感じます。
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ホシゴイとゴイサギ

2015年12月25日 | サギの仲間
紅葉したハゼの木にホシゴイが止まっていました。

ゴイサギの幼鳥は、褐色の羽の白い斑点を星にたとえて、ホシゴイとよばれます。
あまりにみかけが違うので最初は別の種類の鳥なのかと思っていました。


めっちゃ機嫌が悪そうです・・・ 奥にホシゴイの姿も。
ゴイサギとホシゴイとで20羽以上いたと思います。


こちらのゴイサギは薄目をあけています。


赤い目をぱっちり開けているゴイサギを発見。
後頭部に長く白い冠羽が3本確認できました。


このホシゴイは褐色が濃く写っています。
ちょっとした光の加減で羽色がかなり違って見えました。

ホシゴイと呼ばれる幼鳥の頃は黄色っぽい目をしています。


「ギョェ!!人間が見ている!」

ピンと硬直してしまいました。木の枝に擬態しているつもりなのでしょうか?


他人のそら似。
冠羽も飾り羽も立派なアオサギです。
アオサギの長い冠羽は黒い色をしています。


こちらが正真正銘のゴイサギ。

ホシゴイ(星五位) ゴイサギ(五位鷺) アオサギ(青鷺)

ゴイサギのゴイは官位の五位だそうです。
天皇の勅命と言われおとなしく捕えられたサギに官位が授けられ再び放たれたという平家物語の一節。
学生の頃、授業で教わった記憶が蘇ってきました。

週刊長野~ゴイサギの由来 についての記事
http://weekly-nagano.main.jp/2012/09/26-7.html
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メジロと山茶花

2015年12月24日 | メジロ
    満開のサザンカにメジロの群れがやってきました。


食事中は無防備になるためでしょうか、奥の枝に入ってしまいます。


さかんに花の蜜をなめているようでした。


後姿は木の葉に擬態。







メジロ(目白) サザンカ(山茶花)

今日はクリスマスイブ。
華やかな写真を選んでみました。
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冬のヒバリたち

2015年12月23日 | ヒバリ
冬枯れた芝生の上にじっと目を凝らすと、茶色い鳥の姿が見えてきました。


春には空高く舞い上がってにぎやかに囀るヒバリ。
秋冬は身をひそめるように草の上で餌を探して、ほとんど鳴き声もたてません。


こちらの動きを伺いながら少しずつ移動していきます。


3羽揃ったところが撮れました。


3羽とも冠羽は目立ちませんでした。


先ほどのヒバリに比べると頬の赤みが薄いですね。


もう1羽のヒバリも赤いほっぺ。
じっとうずくまるような姿勢でこちらを見ていました。

ヒバリ(雲雀)

ウグイスと同じくヒバリの鳴き声は誰でも聞き覚えがあるでしょうが、
どんな姿をした鳥なのかわからないという人が多いようです。



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楓の種をみつけたヤマガラ

2015年12月22日 | ヤマガラ
ヤマガラがカエデのタネを見つけました。
カエデ類の果実は2枚の羽があり「翼果(よくか)」と呼ばれているそうです。
ヤマガラがくわえている片側の羽の先端に種がついています。


種だけを取り出そうとしているようです。


目をクリクリさせています。
尾の付け根にもふさふさと羽が生えています。
野鳥はお尻もキュートで魅力的。


「とれた!」


得意そうに振り向いて見せてくれました。

ヤマガラ(山雀)

カエデの果実を見つけようと辺りを探したのですが、見当たりません。
子どもの頃には簡単に見つけられたのですが。
ヤマガラの食事風景で懐かしい光景を思い出しました。


赤く色づいたカエデから羽根のついた種子が舞い散る様子が見られる動画

http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400744_00000&p=box

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虫をとらえたウグイス

2015年12月21日 | ウグイス
アオジのいた近くの茂みからウグイスが姿をあらわしました。
虫を捕まえたようです。


枝に飛び移って、再び茂みの中に姿を消しました。
ほんの数十秒ほどの出来事でした。

ウグイス(鶯)
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落ち葉の中のアオジ

2015年12月21日 | ホオジロの仲間
遊歩道沿いの落ち葉にまぎれるようにアオジが一羽。


驚いた様子も見せず静かに歩いていました。


ちらちらとこちらを気にしながら、餌を探して谷底に降りていきました。




灌木の奥にもう一羽。

頭部が黒いのでオスのようですね。
本州の中部以西で越冬するそうですが、冬季には関東地方あたりでは数が少ないのでしょうか。

アオジ(青鵐)

今日の関西は未明から冷たい雨が降っています。
こんな日に野鳥たちはどう過ごしているのか気になりますね。

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カワウの水かきの秘密

2015年12月20日 | 
水かきのついた足で器用に高い木に止まるカワウたち。





右のカワウは腰のあたりが白くなって繁殖季の羽色に変わりつつあります。

下の写真のカワウは、首から腹部にかけて白いのでまだ若鳥のようです。

鳥の足の指は四本。第一趾だけ後ろについていて、他の三本は前を向いています。
カワウの水かき(=蹼)は全蹼足(ぜんぼくそく)と呼ばれ、第1趾(後趾)と第2趾との間にも水かきがあります。(カモ類やカモメ類にはない)
第4趾(一番外側の趾)が最も長いのもカワウの特徴とのこと(カモ類やカモメ類は第3趾が最も長い)
そのおかげで、木の枝を包み込むようにして止まれるわけですね。

かなり安定感がありそうです。湾曲した竹の上に止まれるのも納得です。


「向こう岸まで競争~ 」


「おーい!ズルすんなぁ~」

カワウ(川鵜)

木を汚す、枯らしてしまう、と嫌われがちなカワウですが、絶滅寸前にまで数を減らした時代もあったそうですね。
昔から身近な野鳥だったカワウ、人々の暮らしと密接な繋がりを持ってきたようです。

カワウと人の共存を目指して 日本野鳥の会
http://www.wbsj.org/nature/kyozon/kawau/bunken/bunken01.html


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キンクロハジロ、ヨシガモと初遭遇

2015年12月19日 | カモ 2015秋~
オナガガモ、ヒドリガモの中に一羽だけキンクロハジロが混じっていました。
他の仲間は近くに見当たりませんでした。
光の加減で時々黒い頭部が深い青緑色に輝いて見えます。

後頭部に短い冠羽。


名前の由来でもある金色の虹彩。
丸いと思っていた瞳孔がネコかキツネのように縦に細長くなっています。


潜水して何かをとってきて食べていました。

水に潜ったのは一度だけ。
シャッターチャンスを逃してしまいました。



岸から遠い所にヨシガモが数羽。
風切羽の先が鎌状に垂れ下がっているのが見えます。


こちらは風切り羽が短く見えます。まだ伸びきっていないのでしょうか。


ナポレオン帽のように後頭部の長い冠羽を遠目に確認できました。
飛来したばかりなのか、岸辺の様子をうかがっている様子。
カメラを向けていると、少しずつ遠ざかっていきます。


カワウといっしょに泳いでいくのも、ヨシガモでしょうか?
光の加減なのか頭部が黒く見えますね。
環境に慣れてきたらもう少し岸辺の近くに寄ってくるでしょうか。
カワウ「なんか見慣れんやつらがいるで?新顔か」


キンクロハジロ(金黒羽白) ヨシガモ(葦鴨)
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オナガガモ、恋の季節

2015年12月18日 | カモ 2015秋~
いい雰囲気で見つめあうオナガガモ。


オスの甘いささやきに、メスもうっとり?


一か月ほど前、この池で見た時よりオスもメスも羽色が美しくなっているように感じます。
メスの茶褐色の羽にもオレンジ色に見える部分が増えているように思います。
恋はカモも美しくするのでしょうか。


カップルかと思ったのですが、メスは女友達といっしょに。
オスはちょっと後追いしただけ。諦めが早すぎます。
追いかけて来て欲しい女心がわかっていないようです^^;


オスの羽の緑色の光沢、一か月前は気づきませんでしたが、構造色になっているのがはっきりわかります。



切り出してアップにしてみました。


「もっと綺麗になってメスにモテなくっちゃ」?

ヒドリガモは既に何組もカップルができているようでした。

食い気のカップル
オスの頭部がいっそう色鮮やかに。

昼寝好きのカップル


オナガガモ(尾長鴨) ヒドリガモ(緋鳥鴨)

オナガガモがやってきた
http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/3a977cc225f343a38264c14573b00398
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カシラダカ

2015年12月17日 | ホオジロの仲間
カシラダカに逢える場所は、いつもだいたい同じあたりです。
行動範囲が決まっているのでしょうか。


こちらが気づいていないと思っているのか、すぐには逃げません。
ほとんどの人は散歩かウオーキング目的で通り過ぎてしまうので、あまり注目されないのかもしれません。


警戒していないのか、緊張感のないおだやかな表情。


いい感じに頭が逆立っています。


正面から見ると、まさに冠羽という表現がぴったりですね。

カシラダカ(頭高)
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