気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

マヒワ 食事に夢中

2021年02月28日 | アトリの仲間 2018~

マヒワの群が木の実を食べていました。
ハンノキの仲間のヤシャブシのようです。

ゆっくり静かに歩み寄っても逃げません。
枝越しに近くから撮ることができました。







オスは黄色が鮮やかです。




白っぽいのはメス。
食後の一休みでしょうか。

スズメよりも小さな体で海を渡って越冬しにやってくるマヒワです。

マヒワ(真鶸) Eurasian siskin 全長約12cm
スズメ目アトリ科カワラヒワ属

最後まで見ていただきありがとうございました。
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タゲリ そろそろ旅立ち

2021年02月27日 | チドリの仲間

三寒四温の言葉の通り
厳しい冷え込みと春のような温かさが数日おきにやってきます。

お天気の良い日には田畑で作業を始める農家さんの姿も見られます。
田圃で越冬していたタゲリたちもそろそろ北へ旅立っていく頃です。














タゲリ(田鳧、田計里)Northern lapwing 全長約32cm
チドリ目チドリ科タゲリ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
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早春の花々

2021年02月26日 | 花や昆虫 2020~

探鳥の途中で目を楽しませてくれた早春の花々です。

まずはシナマンサク (支那満作)
昔「まんさくの花」というテレビドラマがありましたね。
私がマンサクの花を初めて知ったのは、その番組がきっかけでした。
毎日楽しみに観ていた母から教えられた記憶が残っています。







バイカオウレン   白い可憐な花でした



梅花黄連
丸みを帯びた白い萼片が梅の花に似ているのでこの名がついたそうですが
この株の萼片は細長い形でした。


ぽつりぽつりと咲いていたフクジュソウ


冬枯れの中に黄色い灯がともったようでした。


お庭に咲いたフクジュソウの花びらを鳥に食べられてしまった と読者登録している方の記事で読みました。
やわらかくて美味しそうに見えますが この花が食べられてしまうのは惜しいです。



ジョウビタキ♀
アジサイの枝に冬芽が


ルリビタキ ♀

この日は「タカでも潜んでいるのでは?」と思うくらい鳥影の薄い日でした。
早春の花に励まされながら久しぶりの一万歩超え。
翌日はぐったり。一日休養日となりました。


最後まで見ていただきありがとうございました。
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ミコアイサ デートのお誘い

2021年02月24日 | カモ 2020秋~

白い冠羽を逆立てたミコアイサのオスたち
ご自慢の白装束も輝くような美しさです。
ばっちり決めて 自信ありげに見えますね。
メスたちも気に入ってくれるでしょうか?



この時 後頭部の冠羽が逆立っていますが


メスに近づくにつれ前頭部の冠羽が逆立ってきました。


メスにアピールする際は前髪を立てるのがお約束?


S字を押しつぶしたようなポーズで泳ぐのも求愛ダンスの一環なのでしょうか?


前髪を逆立てS字フォームの雄たち 
あちこちでメスを追いかけ始めました。


クールに決めていたオスたちが 必死にメスの後を追い続けます。


「あせらず お相手はゆっくり決めましょ」


選択権を持つメスたち 余裕しゃくしゃくです。


いったん仕切り直しのようです。 がんばれ!ミコアイサ君!
メスのハートはそう簡単にはつかめないようでした。


ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
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ミコアイサ 逆立つ冠羽

2021年02月23日 | カモ 2020秋~

郊外の池で越冬しているミコアイサたち
じっとしていると餌を探して岸辺近くに寄ってくるようになりました。

長く潜水して浮上してきた後がシャッターチャンスです。
雄の繁殖羽は輝く白さ 冠羽もふさふさと豊かになってきました。







水から上がった直後の冠羽 なでつけたようになっています。

この冠羽は自由自在に逆立てたり寝かせたりできるようです。

          

          

整髪剤や櫛を使わなくても 髪型をお洒落に変えられるミコアイサ♂でした。
          

ミコアイサ♂の冠羽 どうやらメスに求愛する際はまた違った逆立て方をするようでした。

ミコアイサ(巫女秋沙) Smew 全長約43cm
カモ目カモ科アイサ属


今日も見ていただきありがとうございました。
次回もミコアイサが続くので 今回はコメント欄を閉じています。
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ハチジョウツグミ 濃いも薄いも

2021年02月21日 | ツグミの仲間

綺麗なハチジョウツグミがいると聞いて探しに行ってきました。
顔や喉 体の斑のレンガ色がとても濃く美しいツグミでした。

餌場をめぐって戦いを挑んできたシロハラにあっという間に勝利。
外見だけでなく強さも際立って見えました。

ハチジョウツグミは色の濃淡など個体差が大きいと聞きますが
これはオスの成鳥なのでしょうか??












在庫より2020年3月撮影のハチジョウツグミ

レンガ色が淡く喉元や眉班は白。ひょっとしてメスのハチジョウツグミ??




ツグミ(鶇)Dusky thrush 全長約24㎝ 
スズメ目ツグミ科ツグミ属

『くらべてわかる野鳥図鑑』叶内 拓哉氏著より
「亜種ハチジョウツグミ~亜種ツグミの黒っぽい部分が淡いレンガ色、
              特に体下面の斑は黒色にはならない。頭から体上面は一様に灰褐色。」
「亜種ツグミは北シベリアで、亜種ハチジョウツグミは中部・南部シベリアで繁殖する。」

◆ハチジョウツグミの名前の由来
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/a1caf126ff60f71fcaf766c4da36dd61

最後まで見ていただきありがとうございました。
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ウソ 口笛吹いて

2021年02月20日 | アトリの仲間 2018~

冬になると山続きの公園でウソが見られます。

♪フィ フィ♪ と口笛のような声でなくウソ

昔は口笛を吹くことを「うそぶく(嘯く)」といったのでこの名がついたそうです。



頬や喉元の紅色が美しいオス
ふっくら真ん丸になって 冬芽を食べていました。




メスはシックな色合い

伸びをして夢中で木の実を食べていました。

ウソ(鷽) Eurasian Bullfinch 全長約16㎝
スズメ目アトリ科ウソ属

◆バードリサーチさえずりナビ ウソ
https://db3.bird-research.jp/saezuri/birdsong/detail/135

今日も見ていただきありがとうございました。
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柿番長 ヒヨドリ

2021年02月19日 | ヒヨドリ

ヒーヨヒーヨ!ヒーヨヒーヨ!
朝の公園に甲高い鳴き声が響きます。

メジロたちを追い払って じっくり柿を味わうヒヨドリでした






柿番長が去るのを待つメジロ


黒い実も好き!


赤い実も好き!


かわいらしい顔をしているのですが 鳴き声で損をしているのかな?
他の鳥たちを追い立てるのは ちょっと困りますね。


「だって、大好きなんだもん 木の実」

ヒヨドリ(鵯)Brown-eared Bulbul 全長約27cm
スズメ目ヒヨドリ科ヒヨドリ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
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モズ  公園で里山で

2021年02月18日 | モズ

都市公園で越冬中のモズ♀

いつも同じ木に止まっているのを見かけます。








こちらは里山で越冬中のモズ♂









モズ(百舌鳥)Bull-headed shrike 全長約20㎝
スズメ目モズ科モズ属

最後まで見ていただきありがとうございました。
今回はコメント欄を閉じています。

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アトリ フリーズ!

2021年02月17日 | アトリの仲間 2018~

アキニレの実も残りわずか

アトリが10羽ほど飛んできて 午後のお食事タイム

オスの頭部もだいぶ黒くなってきました。





メスは色白の美人さんぞろい


カワラヒワの小群も仲間入り
アトリと仲良く分け合って食べていました。


地上に落ちた実も探してもぐもぐ


突然 アトリたちが木の枝に飛び移りました。
公園暮らしの猫が林の中を横切っていきます。


凍り付いたように動きを止めるアトリたち


鳥にもやはり「表情」があります。
ブレてもピンボケでも 快活に動き回る一瞬を撮りたいと改めて思いました。


アトリ(花鶏)Brambling 全長約16㎝
スズメ目アトリ科アトリ属


最後まで見ていただきありがとうございます。
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アオジ 黄色いお腹

2021年02月15日 | ホオジロの仲間 2018~

アオジのアオは古語で緑色のこと
オスの顔の濃いオリーブグリーンから名がついたそうですが
緑よりも黄色いお腹が目立ちます。

アオジは私の中では冬の黄色い小鳥です。





あれ!正露丸??


よく似た木の実


メスのアオジの顔の模様は茶褐色です。


アオジ(青鵐) Black-faced bunting 全長約16㎝
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属


今日も見ていただきありがとうございました。
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ルリビタキの用心棒に

2021年02月14日 | ヒタキの仲間 2021~

警戒モードのルリビタキ♂が目の前の枝に止まりました。

ジョウビタキのメスに追われて困っている様子。
戦う気はないらしく逃げる・隠れる 防戦一方です。
気の強いメスのジョウビタキと縄張りが一部被っているのかもしれません。





周囲をキョロキョロ


緊張するとルリビタキも頭部の羽が逆立つのですね。


「ふーやれやれ」


20mほど歩いた先で今度はルリビタキ♀が目の前に飛んできました。
こちらも何かを警戒している様子。 



人間のそばにいけば相手は追ってこないと考えているのかもしれません。
立て続けにルリビタキの用心棒にされた初めての体験でした。


ルリビタキ(瑠璃鶲)Red-flanked bluetail 全長約14㎝
スズメ目ヒタキ科ルリビタキ属

最後まで見ていただきありがとうございました。
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ミヤマホオジロ 枝へ落ち葉へ

2021年02月13日 | ホオジロの仲間 2018~

行くての芝地から小さな鳥が飛び立ちました。

込み入った枝の中に止まったので目を凝らすと ミヤマホオジロです。

警戒心が強く だんだん遠ざかっていきます。




しばらく待つと積もった落ち葉の上に降りました。



シジュウカラたちが採食していたので「ここなら安全」と判断したように見えました
                     奥にシジュウカラが二羽 ぼんやり写っています。



メスはさらに警戒心が強く くぼ地へ走りこみ一瞬で見えなくなりました。
確認できたのは♂♀一羽ずつ ペアでしょうか。


飛んできたツグミに驚いて オスは木の枝へ

オスのミヤマホオジロの正面顔 かなり印象が変わりますね。
なんだかちょっとペンギンに似ているような?

ミヤマホオジロ(深山頬白)Yellow-throated bunting 全長約16㎝
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属

シジュウカラとツグミのおかげで今季初のミヤマホオジロを撮影できました。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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片足のハシビロガモ

2021年02月12日 | カモ 2020秋~

このメスのハシビロガモには左足がありません。

動きはごく自然で撮影中はまったく気づきませんでした。
生まれつきか かなり以前に左足を失っているのではないでしょうか。
粗くなりますが大きくトリミングしてみました。






左の翼の角度を変えて巧みにバランスをとっているようです。



オスといっしょに二度飛ぶ姿が写っていました。
ハンディキャップはあっても魅力的なメスなのかもしれませんね?
ひたむきに生きる野鳥のたくましさ!


こちらは角度のせいで右足が写っていないだけ。
手前のカモの表情が面白かったので


「ハシビロガモ嬢 間もなく着水いたしま~す」

ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm
カモ目カモ科マガモ属


最後まで見ていただきありがとうございました。
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ハシビロガモ  着水!

2021年02月11日 | カモ 2020秋~

ハシビロガモの着水場面を狙ってみました。

広げた翼は美しいですが 飛び姿もやっぱり個性的!
大きなくちばし おとぼけまなこ
撮れば撮るほど好きになるハシビロガモでした。
















ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm
カモ目カモ科マガモ属

最後まで見ていただきありがとうございました。
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