気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ピラカンサと仙人草の白い花・常山紫陽花の青い実

2024年12月20日 | 花や昆虫 2024~

トキワサンザシ(常盤山櫨)の赤い実がたわわに実っていました。
真冬になると、ヒヨドリやメジロが食べにやってきます

ピラカンサはトキワサンザシやタチバナモドキなどの
 バラ科トキワサンザシ属の植物の総称とのことです



橙色の実はタチバナモドキ(橘擬)
 柑橘類に似た実の色からこの名が。





ピラカンサの鮮やかな実に囲まれて白い花が咲いていました。


センニンソウ(仙人草)です。
8~9月が開花期ですが、この場所には二株ほど季節外れの白い花を咲かせていました。




公園内の日本庭園に立ち寄ってみると・・・
常山紫陽花(ジョウザンアジサイ) 「碧の瞳」

ブルーベリーに似た実、輝くような青色でした。



参考:7月に同じ場所で撮影した常山紫陽花(ジョウザンアジサイ) 「碧の瞳」




一風変わった紫陽花だと思ったら、分類的にはアジサイの近縁の常緑低木だそうです。
「碧の瞳」という別名はつぼみだけでなく実の色にも由来するのでしょうか??







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いろいろなツワブキ

2024年12月16日 | 花や昆虫 2024~

公園の一角に初めて見る種類のツワブキ(石蕗)の花が咲いていました

淡い黄色が優し気な色のツワブキ
見慣れた黄色いツワブキとは違った魅力です


ツワブキの植えられたあたりの地面に品種名と思しき札が置かれていました
「雪紅牡丹」「鶴嘴千本」「奄美」・・・
ネット検索しても、花の情報がなく特定できませんでした








花びらが短く細くタンポポか花火を連想させるツワブキ




葉の縁もひらひらと縮れたように個性的でした。






斑入りの葉のそばに咲いていた黄色い花
 花びらの数が少なく、茎も赤っぽい色で普通のツワブキではないようでした。



こちらはおなじみのツワブキ(石蕗)の花


他の花は、夕方には門が閉じられる庭園に植えられていましたが、
こちらのツワブキは園路沿いの花壇に花を咲かせ通りがかりの人たちを楽しませていました。





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師走に咲くススキの花

2024年12月15日 | 花や昆虫 2024~

ススキ(薄)は秋の七草のひとつ 
 「幽霊の正体見たり枯れ尾花」 からオバナという別名も広く知られています
ススキの穂は秋の風物詩 中秋の名月といっしょに描かれることが多いです

秋に限らず真冬でもススキの穂が繁茂する光景はあちこちで見られます
ススキはイネ科の植物で種子は野鳥たちの冬の食料になっています




この冬は12月上旬でも新たに伸びてくるススキの穂を観られました。


そして、奇遇にも遅咲きのススキの花まで撮影することができました。
通常ススキの花期は9~10月頃だそうですが、温暖化の影響でしょうか。
 小さく黄色い米粒のようなススキの雄しべです




穂の先端から花が枯れて白っぽく変わっていきます。


今夜は今年最後の満月が昇ります。
12月の満月はコールドムーンと呼ばれているそうです。
月明かりに白く輝くススキの穂が北風に揺れる光景が観られそうな空模様です。









◆ススキの花と種子 
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005401365_00000

◆季節の花300 ススキ
https://www.hana300.com/susuki.html



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初冬の木の実 草の実

2024年12月06日 | 花や昆虫 2024~

秋冬に色鮮やかに熟す木の実や草の実
冬枯れの風景に彩りを添えて楽しませてくれます

グミのように真っ赤な木の実はサンシュユ(山茱萸)
果樹酒や民間薬に使われるとのこと
思わず口に入れてみたくなる真っ赤な木の実です



◆サンシュユ 四季の山野草
https://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_254.htm


農道沿いのフェンスに巻き付いていた草の実
 なんでしょう? ブルーベリーみたいな色と形でした。








同じフェンス沿いにノイバラ(野茨)の赤い実も




ランタナの実


寒さの中でも可憐な花を咲かせていました。





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可憐な小菊にアブ

2024年12月02日 | 花や昆虫 2024~

白やピンク、黄色などなど可憐な小菊の花ざかり
大小のアブたちが飛び回り にぎやかに吸蜜しています






キゴシハナアブ 
 他にも名前のわからないアブやハエの仲間が多数 吸蜜していました。





ツワブキ(石蕗)


ニホンミツバチが飛来



菊を浮かべた花手水(はなちょうず)




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ツワブキにキタテハ(秋型)

2024年12月01日 | 花や昆虫 2024~

ツワブキ(石蕗)の黄色い花にキタテハが吸蜜していました
翅が橙色の秋型キタテハ 蝶の姿のままで越冬するそうです

花の上でゆっくりと回るように向きを変えていくキタテハ












体には暖かそうな産毛が密に生えていました。



こちらはヤマトシジミ
 4月~11月にかけて観られますが、蝶の姿のまま越冬することはできません。



◆キタテハ 昆虫エクスプローラ
https://www.insects.jp/kon-tyokitateha.htm




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モモスズメと雨宿り

2024年11月30日 | 花や昆虫 2024~

公園を散策中 にわか雨が降り出しました
大急ぎで林に駆け込み雨宿り
雨は見る間に勢いを増して本降りに

地面が乾いている場所を選んで樹の根元に身を寄せれば
幾重にも重なりあう枝葉のおかげで濡れずに済みます

ふとかたわらの樹に目をやると大きな蛾が止まっていました
10㎝ほどもある美しい形と色彩の 初めて見るスズメ蛾の仲間です




帰宅後に調べるとモモスズメのようです
成虫の発生時期は5~8月となっています。
11月も半ばを過ぎて なぜこんなところに?
モモスズメとの季節外れの偶然の出会い。
雨宿りの場を提供してくれた大樹に重ねて感謝する体験となりました









◆昆虫エクスプローラ モモスズメ
https://www.insects.jp/kon-gamomosu.htm


雨の降りだす前に撮影したツバキ
 丸いつぼみがぽっくりとふくらみはじめていました。






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野葡萄~青の濃淡 キゴシハナアブ

2024年11月28日 | 花や昆虫 2024~

ノブドウ(野葡萄)の実はカラフル
このツルの実は青色のバリエーションが豊富です
さらに熟すと紫色になるのでしょうか?
自然界の豊富な色彩に目を奪われる秋ですね








白い小菊はアブたちに大人気
キゴシハナアブ




ハナダカハナアブ?でしょうか?




ランタナの実も色づきはじめていました。






最後まで見て下さってありがとうございました。
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タンキリマメ(痰切豆)

2024年11月27日 | 花や昆虫 2024~

公園の藪の中に不思議な形の木の実?を見つけました
一瞬ギョッとさせられる色と形です 

その正体はタンキリマメ(痰切豆)の種子
伸び放題のモミジにツルが巻き付いています




日本では関東以南の地域にのみ分布 
寒い地方では見られない植物とのこと。

私も何年か前に一度見たきりで すっかり忘れていました。
蔓性の植物ですが、繁殖力はそれほど強くないのでしょうか
野山でもタンキリマメはほとんど見た記憶がありません。





鞘(さや)は密な毛におおわれ熟すと紅色に染まっていました。








◆タンキリマメ おかやまの植物事典
https://www.shigei.or.jp/herbgarden/album/tankirimame/album_tankirimame.html


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チロリアンランプ(ウキツリボク)

2024年11月26日 | 花や昆虫 2024~

公園の花壇にチロリアンランプの赤い花が揺れていました
ウキツリボク(浮釣木)という和名を初めて知りました
袋のような赤い萼(ガク)から黄色い花びら(花べん)がフリルのよう



雄しべ・雌しべは柱状に伸びて垂れ下がっていました。
多数の雄しべの先端に雌しべが付きます。








◆ウキツリボク 特徴と育て方 ガーデニングの図鑑
https://shiny-garden.com/post-34975/



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皇帝ダリア・オシロイバナ

2024年11月24日 | 花や昆虫 2024~

皇帝ダリアがあちこちで花を咲かせています
高さ5mほどにも成長し大輪の花を咲かせる まさにダリアの王様
ひょろりと細長く伸びた茎のてっぺん付近に大きなつぼみと花が
重みで茎がしなり どの花もうつむき加減に咲いていました










オシロイバナ(白粉花)
 花期は10月頃までですが、いまだぽつぽつ咲いています。




夕方に開花し、夏には翌朝にはしぼんでしまうオシロイバナですが
 秋になり日の出が遅くなると午前中は咲いている花を見かけるようになりました。




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コセンダングサとミツバチ

2024年11月23日 | 花や昆虫 2024~

コセンダングサ(小栴檀草)の花にミツバチが吸蜜していました
晩秋になり日を追うごとに野の花も減り 貴重な蜜源なのでしょう





ニホンミツバチとセイヨウミツバチは後翅の翅脈で識別できるそうです。
これは・・・どちらでしょう?

※撮り蜂ロックさんよりニホンミツバチと教えて頂きました。
「お腹の横縞の数が4本がニホンミツバチ、3本がセイヨウミツバチ。
ニホンミツバチはお尻の先端の黒い三角の部分が、より小さく見えます。
両方が一緒にいると分かり易いですが、ニホンミツバチの方がより黒っぽく、より小さい」
撮り蜂ロックさんは蜂の愛好家で、ミツバチの飼育にも挑戦されているとのことです。
ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。





働きバチは、年齢によって役割が移り変わっていくことで知られます。
最初は巣の掃除や補修、幼虫の世話、蜂蜜づくりなどの内勤
最後には危険の多い巣の外での蜜集めの作業に従事するそうです。
それを裏付けるかのように何匹かのハチの翅は傷んでぼろぼろになっていました。






参考:セイヨウミツバチ


セイヨウミツバチはニホンミツバチより黄色っぽく
 お尻の先端の黒い三角もより大きく見えます。








◆ミツバチの生態 
https://www.beekeeping.or.jp/honeybee/biology



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野葡萄に青い蝶 

2024年11月22日 | 花や昆虫 2024~

カラフルなノブドウ(野葡萄)ヤマトシジミが翅を休めていました
1cmほどの小ささですが 青白く輝いて美しいシジミチョウです
晩秋の日差しを浴びて体を温めていたのでしょう








ススキの穂も伸びて風に揺れていました






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木の実は当たり年?ピラカンサス 他

2024年11月21日 | 花や昆虫 2024~

公園のピラカンサスの実が真っ赤!
この木は枝がしなるほど たわわに実をつけています
冬が深まる頃 ヒヨドリやメジロなど野鳥の貴重な食料です






イボタノキ(水蝋の木)





参考:6月上旬撮影 イボタノキの花




タイワンタケクマバチが吸蜜に飛来していました。





イタドリ(虎杖)


「こんな季節外れに?」と思いつつ調べてみるとイタドリの花期は7月~10月
 数少なくほとんど見かけなくなりましたが、いまの時季に実がなるのも自然なのですね。





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アイノコセンダングサ コセンダングサ 黄蝶

2024年11月20日 | 花や昆虫 2024~

写真の花はアイノコセンダングサ(合の小栴檀草) この秋に初めて名前を知りました

コセンダングサ(小栴檀草)は ↑ この花びらが散った後と思い込んでいましたが
実は、コシロノセンダングサとコセンダングサの雑種と考えられているそうです



コセンダングサ(小栴檀草)
 小さなアブやミツバチに人気です。



キチョウ(黄蝶)も吸蜜に飛来しました。





チャバネセセリ





ノコンギク(野紺菊)かヨメナ(嫁菜)
 いずれなのか、私には見た目からは区別できません。






◆アイノコセンダングサ
https://matsue-hana.com/hana/ainokosendangusa.html


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