気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ヒクイナ、カルガモなど

2017年05月31日 | クイナ
ヒクイナ、前回より長く出てくれましたが・・・


残念ながら逆光で目が写しだせません。




尾羽がピン!


あちこち回って食べ物探し。


対岸へジャンプ!!
ほんの一瞬でしたが、この日、初めてヒクイナの雛を3羽見ることができました。
だいぶ大きくなっていて、親より一回りか二回り小さく黒い羽色でした。
居合わせたCMさんたちのお話では、バンに攻撃されるため、
ヒクイナの子供たちは怯えて草の中からほとんど出てこないそうです。


野鳥図鑑によると、バンの全長が32cm、ヒクイナの全長が23cm。
これほど体格差があると、ヒクイナは逃げ隠れしながら暮らすしかなさそうです。
この太い足でケリを入れられたら、怪我を負ってしまうでしょう。


バンの雛もすっかり大きくなりました。
黒い羽毛から、褐色の幼鳥の羽へと変わりつつあります。



7羽のカルガモの雛。残念ながら一羽減ってしまいました。


残った6羽は元気に成長しています。


カラスにさらわれることはなさそうですが、まだ野良猫に襲われる心配も。


岸に上がってみんなでかたまってお昼寝。
お兄ちゃんは、おかあさんといっしょに見張り番?


カルガモの雛を見にくる人が絶えないので、他のカルガモたちも人間に慣れてきたようです。
冬の公園の池でも、カルガモは人間から餌をもらわず距離を置いていたので、ちょっと意外でした。


カイツブリも子育て中。

新たにカルガモの雛も誕生したので、水辺の鳥たち、まだまだ楽しませてくれそうです。
この数日、急に気温が上がってきましたが、
どうぞみなさまも熱中症にはご用心くださいね。

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市街地のイソヒヨドリ、ケリ

2017年05月29日 | イソヒヨドリ
昨日のハッカチョウに続いて、市街地で暮らす野鳥たち。
まずはイソヒヨドリ。
海辺や山間部ばかりでなく、ビル街や工場街でも見かけることが増えているそうです。


運転中に道を道路を横切るように飛ぶ姿も時々見かけます。


我が家の近くでも、人工物や建物を利用して街中で繁殖しているようです。
前に一度、隣家の屋根に止まった所を写して投稿したこともありました。

イソヒヨドリ(磯鵯) Blue Rock Thrush  全長 約24㎝


「里山の暴れん坊」と呼ばれるケリも市街地で暮らしています。


工場や住宅街の間に残された農地で繁殖しているようです。


2~3階建てほどの高さの建物の屋上に止まっている姿をよく見かけます。
子供たちに危険が及ばないよう子育てしている畑の見張りをしているのかもしれませんね。


カメラを向ける私もしっかりチェックされています。

ケリ(鳧、計里)Grey-headed lapwing 全長 約35cm

おなじみのスズメやツバメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、カラス、ムクドリをはじめ、
市街地にもいろいろな野鳥が暮らしています。
都合で遠出のできない時に、小さなコンデジを持って近場を探鳥。
一度撮りたいと思っていたイソヒヨドリとケリを写真におさめることができました。

(周囲の家や建物をできるだけ写さないよう配慮したので、鳥ばかりが大きくなってしまいました^^;)

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ハッカチョウ、増えています

2017年05月28日 | ハッカチョウ
以前よりハッカチョウの姿を見かける場所と回数が増えてきました。
今年の冬には、狭い我が家の庭先にも食べ物を探して飛来。
確実に兵庫南西部で数を増やしているようです。










よくこんな目つきになりますが、瞬膜でしょうか??



原産地は中国南部からインドシナ半島のあたりだそうです。
元々は飼育されていたハッカチョウが逃げ出したか放鳥されて、
環境に適応し、じょじょに数を増やしていったようです。

我が家から徒歩圏内の住宅地でも営巣しているらしい箇所を見つけました。
建物や人工物のすき間を巧みに利用して子育てしているようです。


2016年9月下旬に撮影した ハッカチョウの幼鳥。
電柱のてっぺんでギャアギャア鳴いていました。


最初は何の鳥かわからず戸惑いましたが、飛び立つ時に成鳥と同じ翼の白が目立っていました。

http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/f9bf55b37582b0144d40065dbda0b2e0

ハッカチョウ(八哥鳥) Crested Myna 全長約26㎝

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エナガの親子

2017年05月27日 | エナガ
エナガの親子の群が、ジュリージュリーとにぎやかにさえずりながら梢を飛び交っていました。


アイリングが白っぽい親鳥。
自分で餌がとれるまでに成長した子供たちですが、まだまだ親鳥は心配そうです。


まぶたの赤い幼鳥たちは、高い木の上にいました。


もう「団子」にはならず、各自が自力で食べ物を探します。




カシャカシャというカメラの音が気になる様子。




幼鳥は好奇心旺盛です。


親鳥に比べて尾羽が長く見えるのは、体がほっそり小さいからでしょうか?


ここまで立派にヒナを育て上げた親鳥、お疲れ様、よくがんばったね!

エナガ(柄長) Long-tailed Tit・ Long-tailed Bushtit 全長 約13.5cm


シジュウカラの巣立ち雛も、枝の奥にいたのですが、カメラの前に親鳥が立ちはだかりました。
「子どもはまだ小さいから、そっとしておいて」と言われた気がして、その場を立ち去りました。

去年の今ごろは、近くから観察&撮影させてくれたので、また機会もあるでしょう。
無理強いは禁物。もし今年がダメなら来年もあります(^^)

http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/a6f316ca70719b775291e403b12974f0

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キビタキ、こんな所で

2017年05月25日 | ヒタキの仲間
先週からまとまった時間がとれず、こまぎれの短時間、近場で探鳥しています。
出会うのはお馴染みの野鳥ばかりですが、19日に街中の公園で綺麗なキビタキに遭遇しました。














もうお山に行ってしまったと思い込んでいたので、思いがけずうれしい出会いとなりました。


これは、キビタキのメスでしょうか?
GW明けに、別の街中の公園で写しました。

キビタキ(黄鶲)  Narcissus Flycatcher    全長約14cm

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子スズメ、チュンチュン

2017年05月23日 | スズメ
近年、スズメの数が減っているという話を聞きますが、我が家の近所ではたくさんのスズメが暮らしています。
この春にも公園や田園地帯、野原でスズメの巣立ち雛を何羽も見かけました。


この白い花は野バラでしょうか?
大きな株の中に10羽近いスズメが止まっていました。


写真で確認すると、どれもみな巣立ち雛のようです。
まるで保育所のようです。
枝の上で、親スズメが餌を運んでくるのを待っていました。






満足そうな顏。
きっと美味しいものが食べられたのでしょうね。


この子スズメは、桜の枝で親鳥を待っていました。


心細そうな顔つきですが、この直後、親鳥が食べ物を運んできました。

家のそばの電柱にスズメが巣をつくっていたらしく、かわいらしいヒナ鳥の声が盛んに聞こえていました。
先週末からぱったりと声がしなくなったので、どうやら無事に巣立って行ったようです。


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コアジサシ飛翔

2017年05月22日 | アジサシの仲間
今年もコアジサシの群が繁殖にやってきました。
撮影時には、十数羽が海上を飛び交っていました。

















繁殖地に適した自然環境が減って、コアジサシは環境省の日本版レッドリストに掲載されています。
撮影地は海辺の公園に造られた小さな人口浜ですが、毎年のようにコアジサシの群がやってきます。
そろそろ営巣を始めた頃ですが、適度な距離を保って見守っていきたいです。


コアジサシ(小鯵刺) Little Tern 全長約28cm  翼開長約53cm

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ヒクイナ、カルガモ親子

2017年05月20日 | クイナ
カルガモの親子を眺めていたら、キョッキョッとヒクイナが出てきました。
去年と同じ場所で2度目の遭遇です。

http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/61279e215ffa703c47b055f770c6042a


お尻のあたりの羽色は白黒縞模様。
ほとんど後姿の写真ばかりでしたが、この角度から撮れたのはうれしいです。


この後、茂みの中に姿を消しました。

ヒクイナ(緋水鶏)Ruddy crake 全長約23㎝


7羽の可愛いカルガモの子供たち。元気でした。
17日にも、無事に7羽揃っていたそうです。


前回の撮影から3日経っています。日ごとにすくすく成長していくようです。

http://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/aefd63f5a5f3a74a3a69e0d8743187c7


だいぶカルガモらしくなってきました。
おかあさんにそっくり(笑)


子育て上手なおかあさん鴨。
来週あたり、時間をつくって成長したヒナたちの姿を見に行けたら・・・と思っています。

カルガモ(軽鴨)Grey duck 全長 約61cm

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お一人様のチュウシャクシギ

2017年05月19日 | シギの仲間
みなさまのブログを拝見すると、群れを撮影した写真がたくさん掲載されています。
今年はチュウシャクシギの飛来数が多いのでしょうか?
できれば私も群れを写したかったのですが、今回の撮影時には一羽だけでした。
飛んだり歩いたり、せわしなく水際を移動していました。













チュウシャクシギ(中杓鴫)Whimbrel 全長42cm

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シロチドリ、トウネン

2017年05月18日 | チドリの仲間
5月上旬に撮影したシロチドリ。
干潮時の岸辺で5羽が採食していました。


この2羽はメスでしょうか。


オス


写真を拡大してみたら、ゴカイのような生物を食べていました。








細長いゴカイのような生物をひっぱりだしています。
手前にいるのはトウネン。



シロチドリ(白千鳥)Kentish plover 全長 約17㎝
トウネン(当年)Red-necked Stint 全長 約14cm


河口へシギチを観に行こうと思いつつ、なかなか機会が作れません。


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カルガモの雛、元気に育っています

2017年05月16日 | カモ 2016秋~
週末にカルガモの雛たちの様子を観に行ってきました。
嬉しいことに7羽ともすくすく育っていました。
用心深くて子供たちをしっかり見守っている賢いおかあさん鴨。子育てのベテランなのでしょうか。
食事時になると、子どもたちを人の近くに連れてくることが多いです。
人間のそばならトビやカラスなどに狙われにくいと知っているかのようです。
















体は小さいですが、足が太く水かきもなかなか立派です。
池を泳ぎ回ったり岸辺への上り下りで鍛えられているのでしょうか。
わずか数日で赤ちゃんから子鴨へと成長しました。

一度、陸に上がっている時、カラスに襲撃されましたが、子供たちは急いで池の中に避難。
母鴨はグワグワと羽ばたきながら果敢に応戦してカラスを撃退しました。

カルガモ(軽鴨)Grey duck 全長 約61cm

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アマサギ

2017年05月15日 | サギの仲間
水を張った田圃にアマサギが5羽。
毎年この時季になると、繁殖のためにやってくる夏鳥です。






















前後から車が来ていないのを確認しつつ5分弱でバチバチ連写しました。
後から写真で綺麗な飴色の羽を見ると、もう少しゆっくり観察したかったと思うのですが、
農作業のじゃまにならないことが最優先。

アマサギ(猩々鷺、飴鷺) Cattle egret 全長約50㎝

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バン 真昼の決闘

2017年05月13日 | バン

葦の葉の向こうで、バンが激しく争っているのが見えました。
右にいるメスをめぐって、オス同士が争っているのでしょうか?




激しい蹴り合いが続きます。
時々、相手の頭部めがけて喰いついたりもしていました。






ケンカをやめて~二人を止めて~私のために争わないで~もうこれ以上~♪


参戦するんかい!^^;

雌雄同色なのでわかりませんが、メスがペアのオスに加勢したのか? オスが三羽だったのか?
この後、間もなく戦いは幕を閉じたのでした。



上の写真と同じ池では、バンの子育てが始まっていました。
バンはオスメス揃ってヒナを育てる子煩悩な鳥です。


個性的な外見のバンの雛が6羽。
達磨さんみたいな顔がユニークです。




もっとちょうだ~~い!

バン(鷭)Common Moorhen 全長 約32cm

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夏羽のトウネン

2017年05月12日 | シギの仲間
スズメほどの小さなシギ・トウネン。
春と秋、渡りの途中で日本に立ち寄る「旅鳥」です。

一羽だけが水際でちょこちょこ採食していました。
英名Red-necked Stintの通り、夏羽は橙色の首元が鮮やかでした。














鳥の正面顔もユニークで印象が違って見えますね。

トウネン(当年)Red-necked Stint 全長 約14cm

シギの群を期待していましたが、一羽だけ。
それでも、初めてきれいな夏羽を見ることができました(^^)

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キビタキ 高い木の上に

2017年05月11日 | ヒタキの仲間
GW前、公園で写したキビタキ。
高いクヌギの木の上に2~3羽、飛び交っていました。
野鳥たちはクヌギの花によってくる虫を食べているのでしょうか?










キビタキのメスでしょうか?
あるいは、オオルリのメスかもしれませんね?。

ソングバードさんよりコメントにて、「オオルリのメスでは?」と教えて頂きました。
「喉が白っぽく見えるのと、尾羽の赤褐色が強いように思えます」とのことです。
ソングバードさん、いつもご助言をありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします。



キビタキのメスはクチバシの先が平らで、オオルリのメスは先がカギ型になっているそうですが、
この写真でははっきりしません。


同じクヌギの林には、綺麗なオオルリ雄の姿も。
残念ながら、なんとか撮れたのはこの一枚のみ・・・
高い枝ばかりで、他はどれも真っ黒に写ってしまいました。

キビタキ(黄鶲)  Narcissus Flycatcher    全長約14cm
オオルリ(大瑠璃) Blue-and-White Flycatcher 全長約16㎝


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