気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

カケス ドングリを食べる

2025年01月19日 | カラスの仲間

カケス(橿鳥、懸巣)はドングリが大好物
枝の上で器用に皮をむいて白い中身を食べていました

カケスは頭が良くて警戒心の強い野鳥ですが
下から丸見えでも気にせずせっせと皮むき
カケスの表情にうれしさが見てとれました






早朝、人気のない池に水を飲みに降りて来ていたカケスたち
岸辺の梢の中から当たりの様子をうかがっていました。





兵庫県では、2024年度のドングリ類の実りが14年ぶりの大凶作でした。
食べ物に困ったクマたちが人里に降りてくる一因にもなっていますが
ドングリが大好きなカケスを郊外の公園で観る機会が多い年でもあります。
人の手で管理されているドングリは例年とほぼ同じくらい実っています。


参考 2023年2月撮影


このカラスは、秋に貯食したドングリを回収に来たところでした。






カケス(橿鳥、懸巣) Eurasian jay 全長約33㎝
スズメ目カラス科カケス属

◆e-bird カケス
https://ebird.org/species/eurjay1


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これは…ハシボソガラス?

2024年12月30日 | カラスの仲間

ハシボソガラス(嘴細烏)が池の柵に止まっています

ハシボソ(嘴細)と呼ばれますが、クチバシはかなりの太さです。
 あくまでも「ハシブトガラスに比べれば細いクチバシ」という意味合いです







柵の上で羽繕い 
 このカラスはどっちかな? ボソ?ブト?




ハシボソガラス(嘴細烏)



ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属

特に食糧の少ない冬季には、食べ物のある所にハシボソガラス・ハシブトガラスの両種が寄り集まっていることも少なからず。
慎重な識別を心掛けています。


ハシブトガラス(嘴太烏)
 ハシボソガラスに比べクチバシは太く「でこっぱち」に見えます。



ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属



◆身近な野鳥の識別講座② カラス2種の識別
  日本野鳥の会 東京
https://wbsjt.jimdo.com/contents/column4/



今日も見ていただきありがとうございます。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Xmas★カラス

2024年12月24日 | カラスの仲間

ハシブトガラス(嘴太烏)がつやつや黒くて美味しそうな実をくわえていました
ところが 周囲を見回しても そのような実のなる木は見当たりません

しばらく観察していると 二羽のハシブトガラスが代わる代わる樹皮を探り始めました
どうやら桜の樹の皮の下に 木の実を貯食していたようです






カラスの羽は黒いけれど黒くない。
光の加減によって青や紫色のメタリックカラーに輝きます。
他の野鳥とおなじく カラスの羽色も繊細で複雑な美しさを秘めています。






秋に撮影したカラスウリ(烏瓜)
 クリスマスイブイブなので、それらしく明るいカラーの写真も載せてみました。


ネット検索で得たAIの回答によると、カラスウリ(烏瓜)の名前には諸説あるようです
〇カラスが好んで食べるから(実際にカラスが食べるのを見たことはありませんが)
〇繁茂するツルが絡みついた木を枯らしてしまうことから、「枯らす瓜」がカラスウリになった。
〇実の色が「唐」(当時の中国)から入ってきた染料の「朱」に似ていることから名付けられた「唐朱瓜(カラシュウリ)」が訛った


かあーかあー!と鳴いているカラスを撮ったら上下に振っている頭がブレてしまいました。
 でも、羽色の光沢がとても美しいので載せておきます。


ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

漆の実を食べるカラス

2024年12月09日 | カラスの仲間

ハシブトガラス(嘴太烏)が漆の実を食べ続けていました
長く留まってムシャムシャ このカラスの朝ごはんなのでしょう
ウルシの実は高カロリーで野鳥たちにとって貴重は冬の食料です
 









ハシブトガラスが食べている間 他の野鳥たちは近づけません。
カラスの独占状態ですが、実はたっぷりあるので食べ尽くされる心配はなさそうです。








ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスと埴輪

2024年11月30日 | カラスの仲間

郊外の公園に埴輪のオブジェが配されていました
馬を模った埴輪にハシボソガラス(嘴細烏)が近寄っていきます

まるで埴輪とカラスが会話を交わしているかのような雰囲気
もしも 言葉を交わせたらどんなことを語り合うのでしょう




近くの樹の根元に 別個体のハシボソガラス




画像を拡大して見ると、羽毛の表面に水滴がついています。
つい先ほどまで降っていた通り雨の雫でしょう。

「カラスの濡れ羽色」



何が気になったのか上空を見上げていました。

ガーガーと濁った声で、埴輪の横のカラスに呼びかけて
 二羽連れ立って飛び去っていきました。


ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシボソガラス e-bird
https://ebird.org/species/carcro1



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
気がつけば、11月も今日で終わりですね。
明日から師走、改めて日々の流れる早さに驚いています。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハシブトガラス ハシボソガラス

2024年10月19日 | カラスの仲間

ハシブトガラス(嘴太烏) 大樹の枝で羽のお手入れ
「でこっぱち」に見えるのがハシブトガラス







ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属



ハシボソガラス(嘴細烏)


頭部からクチバシへ緩やかに繋がって見えるのがハシボソガラス
干上がった魚を食べているようでした。






ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属


◆身近な野鳥の識別講座② カラス2種の識別
  日本野鳥の会 東京
https://wbsjt.jimdo.com/contents/column4/


今日も見ていただきありがとうございます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月6日は「カラスの日」

2024年09月06日 | カラスの仲間

本日9月6日は「カラスの日」
英語でカラスを意味する「CROW(クロウ)」と「9」「6」の語呂合わせが由来とか
今年もたくさんのカラスの巣立ち雛と親ガラスの姿を撮影できました


一枚目と二枚目は同じハシブトガラスの幼鳥です
 クチバシを開けると基部の赤い部分が大きく目立ちました
二枚目はクチバシと瞬膜が閉じている姿です



別個体の子ガラス





親ガラス
 子育て上手で4羽のヒナを巣立たせました。



ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


在庫からハシボソガラスも一枚



ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

炎天下のカラスたち

2024年09月05日 | カラスの仲間

用水路を歩く3羽ハシボソガラス(嘴細烏)
草の根をのぞき込んだりして食べ物を探しているようでしたが
水に入って涼をとりたい思いもあったようです
9月というのに日中は相変わらずの猛暑です








真っ黒い体にサンサンと日差しを受けるカラスたち
「暑い暑い・・・」という嘆きが聞こえてくるようでした






ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属


◆身近な野鳥の識別講座② カラス2種の識別
  日本野鳥の会 東京
https://wbsjt.jimdo.com/contents/column4/



いつも見ていただきありがとうございます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

優しい親ガラス

2024年09月05日 | カラスの仲間

ハシブトガラス(嘴太烏)の親子の微笑ましい光景
親ガラスが、子ガラスを優しく羽繕いしています
先ほどまで鳴きわめいていた子ガラスが落ち着きを取り戻しました




以前のカラスの記事にも書いたように
他の野鳥もカラス同様に愛情深く子煩悩ですが
天敵の多い小鳥たちは、のんびりしていては命を危険にさらします
こうしてゆっくりと親子でコミュニケーションできるのも
カラスが生態系の上位に位置して余裕があるから可能なことです。







ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラス ザリガニを獲った!

2024年09月01日 | カラスの仲間

ガマの茂る池の中から突然、一羽のカラスが飛び出してきました
黒いクチバシに赤いものをくわえています
 なんと!大きなハサミのアメリカザリガニ!




「雑食のカラスはザリガニも食べる」と噂に聞いていましたが
まるでサギのように池に入って捕らえてくるとは。
写真を見るとカラスの足が水に濡れています。



ザリガニに挟まれないよう 尾の部分をくわえるカラス
ザリガニの扱いにかなり熟練している動きでした。
しっかりとザリガニをくわえると、カラスは林の中に飛び去っていきました。








水辺から離れた公園のグラウンドにアメリカザリガニが歩いていました。
なぜこんなところに??と不思議に思ったのですが、
ひょっとしたら、カラスが飛んで運ぶ途中で落としたのかもしれませんね?






ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属


◆身近な野鳥の識別講座② カラス2種の識別
  日本野鳥の会 東京
https://wbsjt.jimdo.com/contents/column4/



いつも最後まで見ていただきありがとうございます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスは子煩悩

2024年08月28日 | カラスの仲間

引き続きハシブトガラス(嘴太烏)の親子のひとコマ

カアーカアーカアー カアーカアーカアー
しつこくせがむ子ガラス

親ガラスは優しくなだめていました
カラスの愛情深さを物語る姿です








他の野鳥の親鳥もカラス同様に子煩悩ですが
天敵の多い小鳥の場合、のんびりしていては命を危険にさらします
こうしてゆっくりと親子でコミュニケーションできるのも
カラスが生態系の上位に位置しているから可能なことです。

野生動物より「豊かで余裕があるはず」なのに
うるさい!と子供を怒鳴りつけ虐待してしてしまう人間・・・
親ガラスの子育てから学ぶことがたくさんありそうです。



ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甘えん坊の子ガラス

2024年08月27日 | カラスの仲間

 カアーカアーカアー カアーカアーカアー
親ガラスを呼び寄せたカラスの子 大きな口を開けて鳴き続けます

 カアーカアーカアー カアーカアーカアー
どうやら食べ物をねだっているようですが、自立を促す親ガラスは与えず






親ガラスは、時々そっぽを向いたり 瞬膜を閉じて目を白黒させたりしてました。
子ガラスが あまりにしつこく鳴くので さすがに閉口気味のようです。
 このハシブトガラス(嘴太烏)の幼鳥は末っ子なのかもしれません。







ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1



今日も最後まで見て下さってありがとうございました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスの子 なぜ鳴くの?

2024年08月27日 | カラスの仲間

ハシブトガラス(嘴太烏)幼鳥が屋根の上でしきりに鳴いています
まだクチバシのつけ根も赤く目も青灰色の幼い子ガラスです

大きな口を開けて カアーカアーカアー カアーカアーカアー
 
ガアーガァーガアー
 ちょっと濁った鳴き声がハシボソガラスの特徴なので区別できます


瞬膜を閉じた瞬間です






大きな声で呼ぶ声を聴きつけたのか 親ガラスが飛んできてくれました。
 右端にわずかに写っている黒い羽は親ガラスです。



ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスの子 ベンチでおしゃべり?

2024年08月19日 | カラスの仲間

ハシブトガラス(嘴太烏)の幼鳥が2羽  池のほとりのベンチでおしゃべり

カアーカアーカアー にぎやかな鳴き声はケンカしているようにも聞こえますが
二羽の様子を見ていると仲良く楽しく過ごしていると伝わってきます
この猛暑続きではベンチに座る人もおらず カラスの貸し切り状態でした






東屋の屋根の上でゴキゲンのハシブトカラス幼鳥
 屋根材の上で跳ねると音がするので面白がっていたようです。



ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カラスのきょうだいゲンカ

2024年08月13日 | カラスの仲間

今年生まれのハシブトガラス(嘴太烏)4きょうだい
朝からにぎやか 元気いっぱい!

一羽が拾ってきたアイスの包装紙を巡ってきょうだいゲンカ

誇らしげにお宝?を見せびらかす一羽 他の子たちはクレクレ攻撃
中身は入っていませんが、何かが子ガラスたちの気に入ったようです
※ゴミは捨てずに持ち帰りましょう!!









ハシブトガラス(嘴太烏)Jungle Crow  全長約56cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシブトガラス e-Bird
https://ebird.org/species/labcro1


いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする