気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

シマアジ 雄エクリプス

2019年09月30日 | カモ 2018秋~

「近くの溜め池に シマアジのペアがいる」
たまたまお会いした知人に教えて頂き現地へ急ぎました

逆光で遠いコガモの群から この時季のシマアジを見つけ出すのは至難の技
ところが一目でそれとわかる岸辺近くに 数羽のコガモと泳いでいてビックリ

非繁殖期のオス(エクリプス)はメスと似た姿をしています

雨覆が灰青色で 白い眉班が目の前方まであるのでオスと思われます

最初に見つけた方の卓越した識別眼に感謝しています







忍び寄る恐怖


わずかに雨覆の灰色が見えます
この後の枠外ピンボケ写真からはっきり確認できました


居合わせた方から「カルガモに似ている」との声も聞かれました
正面顔などそっくりです


手前に写っているのはコガモ


赤茶色っぽいメスあるいは幼鳥らしきシマアジもいたそうですが
私には確認できませんでした

参考:2017年4月撮影

メスと繁殖羽のオス


シマアジ(縞味)Garganey 全長約38cm
カモ目カモ科マガモ属



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やっぱり手強いコムクドリ

2019年09月29日 | ムクドリの仲間

長期滞在のおかげで この秋はコムクドリに何度も会えました

とはいえ 撮影するには かなり厳しい条件ばかり
繁った木の中で虫を捕食するので 影になってしまいます

もうちょっと明るい枝に出てくれたらなぁ
人間の都合のいい願いは届くはずもなく





上三枚はメタリックカラーの美しいオス


メス


クチバシの根元が黄色っぽいので今年生まれの幼鳥のようです
数羽いっしょに行動していました

幼鳥のぼんやりした羽色はピントが合いにくいです
未熟な鳥の護身術のひとつなのでしょうか




良い所に止まってくれたのに逆光でした


コムクドリ (小椋鳥) Chestnut-cheeked Starling 全長約19㎝
スズメ目ムクドリ科コムクドリ属



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ムナグロ 彼岸花

2019年09月28日 | チドリの仲間

一羽のムナグロが 稲田の上を飛び回っていました
ノビタキを撮り終え 水の張った田んぼに向かいました

先ほどのムナグロらしき一羽が 刈り取った稲の間を行ったり来たり
他の仲間の姿は見えず 単独行動でした













時々 遠い目をして 上空を見上げていました

春先にも 同じ農耕地で ムナグロの小群が見られました
ひょっとしたら 仲間と待ち合わせしているのかもしれませんね

ムナグロ(胸黒)Pacific Golden Plover 全長約24㎝
チドリ目チドリ科ムナグロ属



例年より開花の遅れていた彼岸花
彼岸明け間際に 次々と咲き始めました



まだ蕾の花も多数


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秋の旅人 ノビタキ

2019年09月27日 | ヒタキの仲間 2018~

ノビタキは東日本の高原などで繁殖する夏鳥ですが
私の地域では「旅鳥」のような存在です

春と秋の渡り途中に数日間 農耕地や草原で羽を休めていきます
秋に観察することが圧倒的に多いので「秋の旅人」のイメージです

今季は敬老の日の連休にノビタキが確認されたそうです
私自身が見たのは 秋分の日の連休でした
例年より早めの到着だったようです












農繁期なので徒歩で回ったためか 近くからは撮れませんでした

▼昨年の10月 コスモス畑で撮影した時は 何度も近くに来てくれました



ノビタキ(野鶲)Siberian Stonechat 全長約13cm
スズメ目ヒタキ科ノビタキ属



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コサメビタキ はい、ポーズ!

2019年09月26日 | ヒタキの仲間 2018~

スズメより小さなコサメビタキ

こんな小さな鳥が 海を越えて日本と越冬地を行き来するとは驚異的です

木漏れ日のあたる枝に止まっていたので連写撮影
光の加減で 胸元の班の色が違って見えます










「そろそろ動いてもいい?」



はい、モデルご苦労様
なんだか良い感じに樹皮の向けた枝でした

コサメビタキ(小鮫鶲)Brown flycatcher 全長約13cm
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属



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オジロトウネン冬羽と夏羽

2019年09月25日 | シギの仲間 2018~

冬羽と夏羽のオジロトウネン

同じ日に同じ池で見られました

ほぼ灰褐色になる冬羽 目立たず控えめな印象です

鮮やかな夏羽のシギを好む方が多いようですが
どちらも甲乙つけがたい魅力があります










夏羽(後期)のオジロトウネン
以前の記事と同じ個体だと思われます



しきりに上空を気にしていました




こちらはトウネン
二羽のオジロトウネンはトウネンやコチドリに混じって採食していました





オジロトウネン(尾白当年)Temminick's Stint 全長約14cm
チドリ目シギ科オバシギ属



トウネン(当年)Red-necked Stint  全長約15cm
チドリ目シギ科オバシギ属



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ツバメチドリ・タシギ・タカブシギ

2019年09月24日 | ツバメチドリ

夏の盛りに飛来した ひとり旅のツバメチドリ

一ヶ月ほど滞在していたらしく 目撃情報がちらほら
数日間 刈り入れ後の田んぼに 繰り返し姿を見せました

同じ田んぼにタシギとタカブシギも一羽ずつ
他にハクセキレイやコチドリも集まっていました
小さな田んぼは しばし野鳥たちのオアシスでした







飛ぶ立つ直前 翼が撮れました


翼下面のレンガ色が鮮やか
飛翔姿は豆粒ほどの大きさでした…


土の上に降りると保護色に
水溜りに飛んできたトンボを捕食する場面も見られました



ツバメチドリ(燕千鳥)Oriental Pratincole 全長約26㎝
チドリ目ツバメチドリ科ツバメチドリ属




カメラを向けるとスタコラサッサ~
畔の草むらに身を隠しました



タシギ(田鴫)Common snipe 全長約27㎝
チドリ目シギ科タシギ属




飛来数の多いタカブシギですが 今年は近くから撮れません
改めて見るとスラッとして美しいシギです



タカブシギ (鷹斑鷸)Wood Sandpiper 全長約21㎝ 
チドリ目シギ科クサシギ属




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ツルシギとエリマキシギ

2019年09月23日 | シギの仲間 2018~

近郊の池にツルシギが飛来しました

2016年秋以来 3年振りの遭遇です

ツルを連想させる細長いクチバシと赤い足

優雅な姿で人気の高いツルシギです











先客のエリマキシギと並んで採食
ツルシギとほぼ同じ体格から このエリマキシギはオスだと推定できます






エリマキシギ(襟巻鷸)Ruff 全長♂約29cm ♀約22cm
チドリ目シギ科エリマキシギ属



ツルシギ(鶴鷸)Spotted Redshank 全長約32cm
チドリ目シギ科クサシギ属



参考:2016年10月撮影

2016年に飛来したツルシギ3羽は どれも体下面が白い成鳥でした
今回のツルシギは体下面に褐色の班が多く見られるなど幼鳥と思われます



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ムラサキシジミ・ツバメシジミ・ウラギンシジミ

2019年09月22日 | 鳥見ついでに花や昆虫

生垣の間に ムラサキシジミが

青く美しい翅の輝きを撮りたくて 

息をひそめて 後を追いました











ツバメシジミ






ウラギンシジミ
▼オス


▼メス


翅を閉じている姿も撮りたかったのですが、
思いがけず私の靴の爪先あたりに止まりました。
近過ぎてピントが合いませんでした。

シジミ蝶の仲間三種
いずれも2㎝前後の小さな蝶ですが 輝くような美しい翅です。

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エゴノキの実、とれたよ!

2019年09月21日 | ヤマガラ
エゴノキの実を摘み取ったヤマガラ

近くの木の枝に止まって ひと休み

木の実を慎重にくわえなおして 飛び立ちました

どこに 貯食するのでしょうか?













ヤマガラ(山雀)Varied tit 全長約14cm
スズメ目シジュウカラ科コガラ属



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オジロトウネン 夏羽後期

2019年09月20日 | シギの仲間 2018~

夏羽の残るオジロトウネンが一羽。

毎年秋に1~3羽観察できる小型なシギの仲間です。

シギ類の夏羽は、5月頃(前期)と8月下旬(後期)では
赤みが抜けるなど 羽色がかなり違っているそうです。
9月中旬以降 オジロトウネンは冬羽に変わっているものが多いので 
今回の姿は かなりうれしい出会いでした。

春の鮮やかな夏羽姿も いつか見てみたいです。



黄色っぽい足も特徴のひとつ


こちらはトウネン 足は黒っぽい色です


中央がオジロトウネン 左右はトウネン 




オジロトウネンの方が1㎝程小さめ


二羽ともトウネン



オジロトウネン(尾白当年)Temminick's Stint 全長約14cm
チドリ目シギ科オバシギ属


トウネン(当年)Red-necked Stint  全長約15cm
チドリ目シギ科オバシギ属



同じ池でアオアシシギも一羽





アオアシシギ(青足鷸)Greenshank 全長約35cm
チドリ目シギ科クサシギ属


他にコチドリ タカブシギ イソシギ クサシギの姿も 遠くて写真は撮れず
カモ類も日に日に数を増やしています


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エリマキシギ 2年ぶりに

2019年09月19日 | シギの仲間 2018~

エリマキシギが二羽 近郊の溜め池に飛来しました

2年ぶり 2度目の観察例です

いずれも淡い赤褐色が美しく 幼鳥のようです

バランスの良い体型や スッキリとした顔つき

どこか上品な雰囲気の漂うエリマキシギです







アイリングの形からエリマキシギの目は「切れ長」に見えます
水鏡にも涼しげな目元が映っていました












エリマキシギ(襟巻鷸)Ruff 全長♂約29cm ♀約22cm
チドリ目シギ科エリマキシギ属


英名のRuff=襞襟(ひだえり)
雄は繁殖期になると襟巻きのような長い羽毛が生えます
褐色、黒、白など色々な模様に変わるそうです
日本には春と秋の渡りで立ち寄る旅鳥なので
残念ながら完全なオスの襟巻姿は見られません

『ダーウィンが来た』のHPに色々な姿のオスが掲載されています。
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?p=p308


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エゾビタキ 今年は早い?

2019年09月18日 | ヒタキの仲間 2018~

近郊の低山にエゾビタキがやってきました

エゾビタキは日本では繁殖せず おもに秋に通過する旅鳥です

今年は例年より到着が早いように思います
この山でも9月1日に確認されているそうです












枝に止まってきょろきょろ あたりを見回して虫を探します 


エゾビタキ(蝦夷鶲)Grey-streaked Flycatcher  全長約15㎝
スズメ目ヒタキ科サメビタキ属



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コムクドリ 神出鬼没

2019年09月17日 | ムクドリの仲間

神出鬼没のコムクドリ

一ヶ月ほど前から目撃情報がポツポツ
ムクドリの群に混じって近郊に滞在中です

生い茂った木の中を素早く動き回って 虫を探して捕食中
渡り途中のコムクドリを 初めてじっくり観察できました










木の葉の合間に見えたこの一羽 雌のようです





コムクドリ (小椋鳥) Chestnut-cheeked Starling 全長約19㎝
スズメ目ムクドリ科コムクドリ属



光と影のコントラストが強く
木の葉に隠れて全身を撮影するのは難しい


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尾羽をピーン!エナガ

2019年09月16日 | エナガ

ほぼ二カ月ぶりに エナガの小群に会いました 

ひしゃくの柄(え)に例えられる長い尾羽を ピーン!と真上に

このポーズにはどんな意味があるのでしょうか?











エナガ(柄長) Long-tailed Tit・ Long-tailed Bushtit 全長約14cm
スズメ目エナガ科エナガ属




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