気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

モモスズメと雨宿り

2024年11月30日 | 花や昆虫 2024~

公園を散策中 にわか雨が降り出しました
大急ぎで林に駆け込み雨宿り
雨は見る間に勢いを増して本降りに

地面が乾いている場所を選んで樹の根元に身を寄せれば
幾重にも重なりあう枝葉のおかげで濡れずに済みます

ふとかたわらの樹に目をやると大きな蛾が止まっていました
10㎝ほどもある美しい形と色彩の 初めて見るスズメ蛾の仲間です




帰宅後に調べるとモモスズメのようです
成虫の発生時期は5~8月となっています。
11月も半ばを過ぎて なぜこんなところに?
モモスズメとの季節外れの偶然の出会い。
雨宿りの場を提供してくれた大樹に重ねて感謝する体験となりました









◆昆虫エクスプローラ モモスズメ
https://www.insects.jp/kon-gamomosu.htm


雨の降りだす前に撮影したツバキ
 丸いつぼみがぽっくりとふくらみはじめていました。






今日も最後まで観て下さってありがとうございました。
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カラスと埴輪

2024年11月30日 | カラスの仲間

郊外の公園に埴輪のオブジェが配されていました
馬を模った埴輪にハシボソガラス(嘴細烏)が近寄っていきます

まるで埴輪とカラスが会話を交わしているかのような雰囲気
もしも 言葉を交わせたらどんなことを語り合うのでしょう




近くの樹の根元に 別個体のハシボソガラス




画像を拡大して見ると、羽毛の表面に水滴がついています。
つい先ほどまで降っていた通り雨の雫でしょう。

「カラスの濡れ羽色」



何が気になったのか上空を見上げていました。

ガーガーと濁った声で、埴輪の横のカラスに呼びかけて
 二羽連れ立って飛び去っていきました。


ハシボソガラス(嘴細烏)Carrion crow  全長約50cm
スズメ目カラス科カラス属


◆ハシボソガラス e-bird
https://ebird.org/species/carcro1



いつも当ブログを閲覧して下さってありがとうございます。
気がつけば、11月も今日で終わりですね。
明日から師走、改めて日々の流れる早さに驚いています。
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2羽のヘラサギ くつろぎタイム

2024年11月29日 | トキの仲間

2羽のヘラサギ(箆鷺) 採食の合い間のくつろぎの時間です
カモやカワウに混じって 浅瀬で羽繕いを始めました
オナガガモやヒドリガモのたち 丸くなって仮眠中






カメラや双眼鏡を持った人の数も少なく落ち着いた雰囲気。
毎年秋冬に観られるおなじみの野鳥になりつつあるようです。








ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill
ペリカン目トキ科ヘラサギ属


◆e-bird ヘラサギ
https://ebird.org/species/eurspo1?siteLanguage=ja



いつも最後まで観て下さってありがとうございます。

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ヘラサギ 今季も越冬か?

2024年11月29日 | トキの仲間


稀な冬鳥のヘラサギ(箆鷺) 今年も飛来しています
ヘラサギという名前ですが、サギの仲間ではなくトキの仲間です
4年ほど前から毎年のようにヘラサギやクロツラヘラサギが当地で越冬しています

しゃもじのような形をした大きなクチバシを水中で左右に動かして
クチバシに触れた魚介類やカエルなどを捕らえ丸飲みしていきます









ある程度お腹が膨れてくると陸に移動して休憩します。





ヘラサギ(箆鷺)Eurasian Spoonbill
ペリカン目トキ科ヘラサギ属

◆e-bird ヘラサギ
https://ebird.org/species/eurspo1?siteLanguage=ja


参考:昨シーズン、当地で越冬していた2羽のヘラサギ

 いかにも地理に慣れた様子から同じ2羽のような印象を受けますが・・・さて?



いつも当ブログを閲覧してくださってありがとうございます。

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野葡萄~青の濃淡 キゴシハナアブ

2024年11月28日 | 花や昆虫 2024~

ノブドウ(野葡萄)の実はカラフル
このツルの実は青色のバリエーションが豊富です
さらに熟すと紫色になるのでしょうか?
自然界の豊富な色彩に目を奪われる秋ですね








白い小菊はアブたちに大人気
キゴシハナアブ




ハナダカハナアブ?でしょうか?




ランタナの実も色づきはじめていました。






最後まで見て下さってありがとうございました。
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ハス田のタシギたち

2024年11月28日 | シギの仲間 2021~

冬枯れのハス田 赤茶色に変色したハスの間に目を凝らすと 
何種もの野鳥たちの姿が見えてきます

朝日を浴びて羽繕いしているのはタシギ(田鴫)
タシギの羽の色や模様は保護色になりハス田の風景に溶け込みます








もう一羽、別のタシギを発見!


かなり距離があったのですが、見られていることに気がついたタシギ
首を長く伸ばして警戒モードに。
このような体制になった時は、静かにその場を離れます。




タシギ(田鴫)Common snipe  全長約27㎝ 
チドリ目シギ科タシギ属


◆タシギ e-bird.
https://ebird.org/species/comsni



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ダイサギ!ナマズをゲット!

2024年11月27日 | 白い鷺たち

ある晴れた日の朝、郊外のハス田でサギたちが採食していました
一羽のダイサギ(大鷺) が泥の中からナマズの捕獲に成功!

他のサギたちに横取りされないよう こっそり食べ始めました
まだ若いダイサギだったのでしょうか
なかなかナマズを飲み込むことができません











何度もナマズをくわえなおし ようやく飲み込むことができました。
 この大きさなら、一日のエネルギー源になりそうですね。




ダイサギ(大鷺) Great Egret 全長約90cm
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆ダイサギ e-bird
https://ebird.org/species/greegr



参考:数年前にアオサギが大きなナマズを獲った場面を撮影したことがありました。




このアオサギは大ナマズを食べることが出来たのでしょうか??
続きは下記のリンク先の記事に・・・

▼アオサギ!大ナマズをゲット!
https://blog.goo.ne.jp/romeo135bb/e/d7e519131a06e8eab1c205ef7c5d73ca



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「秋の日は釣瓶落とし」
すでに部屋の中は暗く電気をつけています。

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タンキリマメ(痰切豆)

2024年11月27日 | 花や昆虫 2024~

公園の藪の中に不思議な形の木の実?を見つけました
一瞬ギョッとさせられる色と形です 

その正体はタンキリマメ(痰切豆)の種子
伸び放題のモミジにツルが巻き付いています




日本では関東以南の地域にのみ分布 
寒い地方では見られない植物とのこと。

私も何年か前に一度見たきりで すっかり忘れていました。
蔓性の植物ですが、繁殖力はそれほど強くないのでしょうか
野山でもタンキリマメはほとんど見た記憶がありません。





鞘(さや)は密な毛におおわれ熟すと紅色に染まっていました。








◆タンキリマメ おかやまの植物事典
https://www.shigei.or.jp/herbgarden/album/tankirimame/album_tankirimame.html


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アオサギの換羽期は?

2024年11月26日 | アオサギ生態 トイレ事情他

換羽の時期を迎えているらしいアオサギ(青鷺、蒼鷺)に会いました
頭部に何本も小さな羽が浮き上がり クチバシに抜け羽がついています
羽繕いの際、伸ばした首の羽毛はところどころまばらに見えます


換羽」とは、古い羽が抜け落ちてかわりに新しい羽毛が生えて伸びる鳥たちの生理現象です。
ほぼ一年に一度のサイクルですが、鳥の種類や年齢、性別等により違いがあります





野鳥の成鳥の換羽期は、子育てを終えた夏から秋にかけて4週間ほどが一般的と言われています
中には頭部が禿げっぽくなったり 翼の羽が抜けてまばらになりボロボロに見える鳥もいます。

アオサギの場合、見るからに「羽が抜けている、換羽期だ」と分かるケースは少ないです。
換羽の期間も秋ごろまで緩やかに続いているのでは?というのが私の実感です。




今回掲載のアオサギは11月中旬に撮影しました。


↓ 下の一枚は10月末に撮影したものです。
 上の写真と見比べて、頭部やクチバシの模様の特徴から同一個体と思われます。
間違い探しのようになりますが、後頭部に長い冠羽が三本伸びています。
 

みごとに伸びた冠羽三本・・・抜けて何処へ落としてきたのでしょう。
アオサギの長い冠羽を拾うと幸運のお守りになると聞いています。
欲しい! 今から探しに行っても、時すでに遅し? 残念無念…


順光で撮影したアオサギ


逆光で撮影したアオサギ



アオサギ(青鷺、蒼鷺)Grey heron 全長約95㎝
ペリカン目サギ科アオサギ属


◆鳥たちの衣替え・換羽の話 東京ズーネット
https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=tama&link_num=25102



最後まで見て下さってありがとうございました。

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チロリアンランプ(ウキツリボク)

2024年11月26日 | 花や昆虫 2024~

公園の花壇にチロリアンランプの赤い花が揺れていました
ウキツリボク(浮釣木)という和名を初めて知りました
袋のような赤い萼(ガク)から黄色い花びら(花べん)がフリルのよう



雄しべ・雌しべは柱状に伸びて垂れ下がっていました。
多数の雄しべの先端に雌しべが付きます。








◆ウキツリボク 特徴と育て方 ガーデニングの図鑑
https://shiny-garden.com/post-34975/



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コウノトリの足環 番号は読めるかな?

2024年11月25日 | コウノトリ

もう一羽、新型の黒い足環をつけた若いコウノトリ(鸛、鵠の鳥)を撮影できました
騎士からかなりの距離があり双眼鏡で足環の番号を読み取るのは困難でした
画像を切り出し拡大すると J0797と読み取れました






ネットの足環検索に入力し、今年の春に生まれた生後半年ほどのコウノトリだと知ることができました。

2024年 5月9日孵化 0歳 性別不明
野外で孵化 兵庫県豊岡市河谷(こうだに)巣塔 2024年巣立ち







参考:2018年 生まれ カラーの足環をつけ放鳥されたたコウノトリ


J0204(りゅうくん)
足環:右(黄青)左(黒緑)
2018年5月8日 孵化  9月17日 福井県越前市で放鳥されました。

2021年3月29日 石川県七尾市 以降、残念ながらGPSは不通となり、1年以上目撃情報が無いため行方不明となっています。



◆コウノトリ 足環検索
https://kounotori.ippm-ows.jp/


コウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanese white stork 全長約112cm 
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属


◆コウノトリ e-bird
https://ebird.org/species/oristo1



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マガモ♂ コガモ♂♀

2024年11月25日 | カモ2024秋~

越冬のため渡ってくるカモの種類も数も 日に日に増えていきます
繁殖期の羽色に変わっているマガモ(真鴨)雄 ♂
「青首」の異名の通り青緑色に輝く頭部が美しいですね





コガモ(小鴨)


当地では昨シーズンは数が少なかったコガモですが、今季は順調に数を増やしています。

コガモ(小鴨)


コガモ(小鴨)Common Teal 全長約38cm
カモ目カモ科マガモ属

◆eBird コガモ
https://ebird.org/species/gnwtea?siteLanguage=ja


ふたたびマガモ♂


すべて同一個体です
いまだ繁殖相手はいないのか、一羽だけカルガモの中に混じっていました。








マガモ(真鴨)Mallard  全長約60㎝
カモ目カモ科マガモ属

◆マガモ e-Bird
https://ebird.org/species/mallar3?siteLanguage=ja




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黒い新型・足環のコウノトリ

2024年11月24日 | コウノトリ

これまでの足環のカラーの組み合わせで個体識別してきたコウノトリ(鸛、鵠の鳥)
組み合わせが一巡したこともあって 新たに2023年に孵化した個体から
識別番号を刻印した黒一色の新型の足環が装着されています


今回初めて黒い足環のコウノトリを確認・撮影できました。
幸い刻印の番号も読み取れたので個体情報をネットから検索してみました。

JO693 今年一歳の雄♂
2023年5月27日飼育下で孵化
2023年9月21日 兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県養父市)にて放鳥







池のカモたちを観察していると、不意にコウノトリが飛び立ちました。
上空で旋回してきたところでようやくピントが合いました。










◆コウノトリ 足環検索
https://kounotori.ippm-ows.jp/




2023年に孵化した個体から識別番号を刻印した黒一色の新型の足環が装着されたことに関しての記事
◆神戸新聞記事
https://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/202305/0016355200.shtml


コウノトリ(鸛、鵠の鳥)Japanese white stork 全長約112cm 
コウノトリ目コウノトリ科コウノトリ属


◆コウノトリ e-bird
https://ebird.org/species/oristo1



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皇帝ダリア・オシロイバナ

2024年11月24日 | 花や昆虫 2024~

皇帝ダリアがあちこちで花を咲かせています
高さ5mほどにも成長し大輪の花を咲かせる まさにダリアの王様
ひょろりと細長く伸びた茎のてっぺん付近に大きなつぼみと花が
重みで茎がしなり どの花もうつむき加減に咲いていました










オシロイバナ(白粉花)
 花期は10月頃までですが、いまだぽつぽつ咲いています。




夕方に開花し、夏には翌朝にはしぼんでしまうオシロイバナですが
 秋になり日の出が遅くなると午前中は咲いている花を見かけるようになりました。




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紅葉にジョウビタキ

2024年11月23日 | ジョウビタキ

ジョウビタキ(尉鶲、常鶲) 冬の訪れを象徴するかのような小鳥です
10月から移動中の個体など複数羽を見かけていましたが撮影に至らず

今回は紅葉のはじまったモミジの枝に飛んできて思いがけずチャンス到来
逆光ながらも 美しい銀髪と鮮やかなオレンジ色の羽を写せました










ジョウビタキ(尉鶲、常鶲) Daurian redstart 全長15cm
スズメ目ヒタキ科ジョウビタキ属


◆ジョウビタキ e-bird
https://ebird.org/species/daured1/



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