気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

ハシビロガモ 雄エクリプスと雌の違い

2020年11月24日 | カモ 2020秋~
ハシビロガモの雄エクリプスは 雌によく似ています。
(カモのオスが非繁殖期にメスのように地味な羽根色になる状態をエクリプスと呼ぶそうです)

雌雄を見分ける際のポイントは光彩(目)の色
オスは黄色 メスは茶褐色です。

現地で最初に見た時はメスが二羽泳いでいると思ったのですが
望遠レンズで光彩の色を確認するとメスとオスのカップルでした。






ようやく二羽そろって顔を上げました。

右側のオスの羽毛は脇が赤茶色っぽく繁殖羽に変わりつつあります。
光の加減で光彩の色が暗く見える時など 体の色も判断基準になります。



ハシビロガモの幅の広いクチバシは プランクトンを漉しとって食べやすい形になっています。
クチバシの内側の縁には「板歯」(ばんし)と呼ばれるブラシ状のヒゲがびっしり生えています。


群でぐるぐる円を描くように泳いで渦をつくるのもハシビロガモの特徴のひとつ。
プランクトンなど小さな水生生物を渦の中に集めているそうです


ハシビロガモ(嘴広鴨)Shoveler 全長  ♀約43cm  ♂約50cm
カモ目カモ科マガモ属

最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント (6)
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