世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

星たちの予感

2005年12月01日 | Weblog
♪12月の星座が一番素敵だと 僕をドライブへと誘った
 車のサンルーフから星をよく眺めたね
 君はよく歌っていたね

なんて歌がある。(TM NETWORK「STILL LOVE HER」)

星が綺麗な季節になった。
大気汚染が進むここ東京でも、冬の大三角形ぐらいはうっすら見られる。

栃木にいた頃、冬になると星座早見板(←小学五年生のときの教材)を片手に、
いつもベランダで星を眺めたものだ。
まるでプラネタリウムにいるのかと錯覚するぐらい、たくさんの星座を観賞できた。
オリオン座の股間付近にある、M42星雲も肉眼で確認できたと記憶している。

「あっ、今夜は星が出ているよ。」
「夜なんだからあたりまえじゃん。」
「東京で星が見えるなんて珍しいんだからね!一つ持って帰りたいな~。」
東京ラブストーリーでのリカとカンチの会話(@表参道駅の階段付近)にも見られるように、膜で覆われている東京上空に栃木のような星空を期待するのは無駄なことである。

しかし、私は東京の星空も好きだ。
一生懸命、輝いているから。

結果重視、努力の過程なんて糞以下だ。
そんな世界に疑問を抱きながら生きる身としては、健気な東京の星たちの輝きを無視することはできない。
むしろ「自分」を持った友達だと認識しているぐらい、大切な存在だ。

ネオンに飲まれ、立ち止まって眺めてもらえない。
しかし、周囲の評判を気にするより、今すべきことを的確に見い出せて、自ら光を放つことを辞めない、そんなしっかりとした友達。

上京してからできた私の大切な友達である。


何億年も前に放たれた光が、今、私を照らす。

星たちは、そのことを予感していたのだろうか。

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