世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

育て、育てられ…

2008年01月16日 23時19分59秒 | Weblog
朝から強烈に忙しかった。

しかも今日から「新人さんいらっしゃ~い!」だったので、自分のメインディッシュ的仕事は殆んど手付かず。
人にモノを教えることは私の苦手業務のひとつである。
…ドキドキする。
(ぢつは、昨日は緊張して眠れなかった。マイスリー追加1。ソラナックス追加1)

前の後輩女子は「一を知って百万を知る」ような優秀な人だったので、私の拙い説明でも理解できたんだと思う。

今回の新人さんもそんな感じの人だったので安心した。

しかも、私と同郷。

「いきいき栃木っ子」なんである。

掴みはOK。
もう一人の後輩女子を含め、我が部署には栃乙女が3人もいることになる。

♪とちぎ~けん、我等の~
我等のふるさとォ~

昼休み、みんなで県民の歌をハモってしまった。
「県鳥は…?」
「オオルリですよね」
みたいな会話にも爆笑。

私がこの部署に来たのは2001年の春だった。
店舗から本社への異動は、当社の場合、転職に等しい。

7年前、業務の一つ一つを丁寧に教えてくださった先輩の優しい顔を思い出す。

「ずっと見ていると緊張しちゃうよね。私はこっちで違うことやってるから、一人でやってみて」
終ったら、間違ってないかを確認してくれた先輩。
それがいかに大変なことなのか、面倒なことか、教える立場になって私は改めて気付いた。

「自分が忙しいときに後輩に質問されたらどうするんですか?」
いつか、吉熊上司に質問したことがある。
「そんなの、後輩からの質問を優先にさせるに決ってるんだろ!」
と言われた。

7年間、そうやっていつでも私を見守り続けてくれた彼がいるから、今の私がいる。

彼だけではない。
社長も、新・旧部長も、先輩も、先輩も。

みんな、今の私を形作ってきた大切な要素だ。

そういうこと、一つ一つに気付いて感謝していきたい。

そして、後輩達の育成という形で会社に還元できたらいい。



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