映画「となりのトトロ」のキャッチコピーが好きだ。
「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。…たぶん。」
作ったのは糸井重里。
本作品で、彼はサツキとメイの父親の声を担当した。
「…たぶん」という一言が、「トトロの存在を信じるのも信じないのもあなた次第」という意味を醸し出していて、コピーに奥行きを与えている。
今日は、前々から「?」に思っていた社内の流れを改善した。
昨日から根回しをして熟成させていたものを、他部署の協力を得て某部に投下したんである。With吉熊上司。
店舗を纏める案件よりも、本社の人間が絡む案件の方が…大変だ。
根を回しすぎて、絡まったりもしたが何とか成功したっぽい。
そのハイライト。
午後、雨の中、吉熊上司と一緒に他の建物へ向かった。
纏めた手元の書類には、根回しの結果が詰まっている。
「千と千尋の神隠し」に出てきそうな妖怪顔の某長に、それを投げつけに行く。
ん?
道路を歩いていた我々の前には…ずぶ濡れのトトロが歩いてきた!
が、よく見たら、社長だった。
グレーのスーツをお召しの社長が、傘を忘れてしまったらしく、雨に濡れながら歩いていたんである。
急ぎ足でもなく、なんか、普通に雨の中を歩行していた。
「…!」
稲荷前のバス停でトトロに遭遇したサツキとメイよりも、我々の衝撃度の方が遥かに高かったであろう。
神出鬼没とはこのことだ。
「だ、大丈夫ですか?」
駆け寄る吉熊上司。
私は社長に渡す書類も持っていたので、
「…これ、はい!」
と社長に渡した。動揺していたので、少々投げやりだったかもしれない。
吉熊上司が相合い傘をし、社長を本社に届けた。
ジブリキャラクターの巣窟のようなあの会社が、私は何気に好きだ。
「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。…たぶん。」
作ったのは糸井重里。
本作品で、彼はサツキとメイの父親の声を担当した。
「…たぶん」という一言が、「トトロの存在を信じるのも信じないのもあなた次第」という意味を醸し出していて、コピーに奥行きを与えている。
今日は、前々から「?」に思っていた社内の流れを改善した。
昨日から根回しをして熟成させていたものを、他部署の協力を得て某部に投下したんである。With吉熊上司。
店舗を纏める案件よりも、本社の人間が絡む案件の方が…大変だ。
根を回しすぎて、絡まったりもしたが何とか成功したっぽい。
そのハイライト。
午後、雨の中、吉熊上司と一緒に他の建物へ向かった。
纏めた手元の書類には、根回しの結果が詰まっている。
「千と千尋の神隠し」に出てきそうな妖怪顔の某長に、それを投げつけに行く。
ん?
道路を歩いていた我々の前には…ずぶ濡れのトトロが歩いてきた!
が、よく見たら、社長だった。
グレーのスーツをお召しの社長が、傘を忘れてしまったらしく、雨に濡れながら歩いていたんである。
急ぎ足でもなく、なんか、普通に雨の中を歩行していた。
「…!」
稲荷前のバス停でトトロに遭遇したサツキとメイよりも、我々の衝撃度の方が遥かに高かったであろう。
神出鬼没とはこのことだ。
「だ、大丈夫ですか?」
駆け寄る吉熊上司。
私は社長に渡す書類も持っていたので、
「…これ、はい!」
と社長に渡した。動揺していたので、少々投げやりだったかもしれない。
吉熊上司が相合い傘をし、社長を本社に届けた。
ジブリキャラクターの巣窟のようなあの会社が、私は何気に好きだ。