世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

星たちの忘年会

2008年12月27日 23時37分36秒 | Weblog
隣の部署の女性先輩2人と忘年会。
歳が一つ違いで、部内的立場が似ているO主任。
そして、私の店時代の先輩であり、最近本社に異動してきたS主任。
我々は、30歳以上独身の「アダルトチーム」である。

砂糖菓子のようなホンワカムード溢れるO主任とは、度々「やる気が涌き出る飲み会」を開催している。
彼女の優しいところ、仕事に前向きなところなど見習うべきところが多い。

S主任と飲むのは8年ぶりだろうか。
私は、このS主任に頭が上がらない。
というのも、店時代、私が店長に苛められたときに、そっと本社に私の置かれている実状を説明してくれたのが彼女だからである。
その後、私は本社に異動になり、S主任は店長やその舎弟に苛められたらしい。

今の私がいるのも、彼女のおかげだ。
あの当時、私が自分で自分のことをちゃんと本社に言えていれば、彼女は苛められずに済んだのに。
自分の身の安全を顧みず、私を庇ってくれた。勇気のある人だ。

なので、乾杯の前に、その事をS主任に詫びた。
「も~いいのに、そんな昔のことぉ~。でも変な店だったよね。あなたもよく頑張ったよね」
そう言いながら、S主任はサワーをぐっと飲んだ。

今、結局あの店にいたメンバーで、会社に生き残っているのは我々だけだ。

O主任、S主任、両人から聞く某部署の話は、大変面白かった。
「え!?あの人がっ?」みたいな話がテンコ盛り。
S主任がけっこう話す話す…。意外と話好きだったのには驚いた。
O主任が時々ナイスな突っ込みを入れて、また爆笑。
小さな個室に、笑い声が響き渡った。
噂話が一巡し終えたあと、気付けば3杯目のテキーラサンライズを飲み終えていた私。
すっかり出来上がってしまった。

先日亡くなった飯島愛は、寂しさに殺された、と言う人がいる。
「そんなことあるわけないじゃん」
と思っていた。
寂しいという気持ちなんて、とうの昔に私が置いてきた感情だ。
なのに。
今日の帰り道は少し寂しかった。
別に死ぬほどっていうわけではないんだが。
忘年会があまりにも楽しすぎたからだろうか。

私のいる会社には色々な人がいる。
その一人一人の存在は小さくて、そして相性の良し悪し、派閥がある。
でも一つの会社として成り立っている。
まるで個性溢れる星が集ってできた銀河のように。

夜空に瞬く星を見つめ、星と星が孤独という重力で引き合っているのを確かめた。
そして、「うん」と頷き…「また楽しい飲み会を開こう」と前向きになった。


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感動のフィナーレ

2008年12月27日 08時30分33秒 | Weblog
土曜出勤、3週目。
感動のフィナーレ。明日は休み。

いささかナチュラルハイ気味だぜ。


さっき、車窓から富士山が見えた。
青々とした空をバックにし、白く雪化粧した富士山。
なんだか得した気分。

今日も一日がんばろ。
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