世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

キザなあの人

2008年12月26日 22時21分13秒 | Weblog
昨夜、お煎餅(ばかうけ)を食べてから、左上の犬歯がズキズキしていた。
この痛みを抱えていたら年が越せない。大好きな雑煮が食べられないじゃないか。
そんなの嫌だわ、嫌だわ。

お昼、先月まで通院していた歯医者に電話をしたら、今日の夜ならば診てくれるとのこと。
仕事終了後、さっそく歯医者へ。

久々だというのに、受付の人や真田先生は私を覚えていてくれた。しかも歓迎ムード。

カバのように大きく口を開けて、診てもらう。

治療で詰めたところが、過敏になっているとのこと。
詰めたときに盛ってくれたのだが、噛み合わせが変わり、そこに当たるらしい。
噛み合わせが変わる…成長してるのか?私の歯。

少し削ってもらい、噛み合わせを調整した。
痛み止でロキソニンを処方された。
これで年が越せる。
しかし、新たな問題が。
私の前歯の色がどうも気になるらしい。
「ここをどうにかしたいんです。ご自身で気になりませんか?」
と言われたが気にしていないので、
「別にもうどうでもいいんです」
と答えた。
パキシルを飲み始めてから、自分でも恐ろしくなるぐらい、全てのことがどうでもよくなってしまった。

「そんなこと言わないでください。女性はいつも美しくなくてはなりませんよ」
と、真田先生。

彼は…。
彼は…キザだった。

そんなこんなで、また歯医者に通院することになった。
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キャバクラの勧誘

2008年12月26日 22時20分37秒 | Weblog
吹きすさむ北風。

その寒さにも負けず、キャバクラの勧誘をするスーツ姿のお兄さん。

「お姉さん!…キャバクラで働き…ま…せん…か…?」

何ゆえ、デクレッシェンド?

迷ったでしょ?
ねぇ。
今、声をかけようか、かなり迷ったでしょうッ?

きぃ~!


彼氏という存在がいない私は、客観性の喪失に戦いている。
昔は無視していたキャバクラの勧誘。今や、客観的に見た自分を映し出す鏡、もしくは自分がどれだけ殿方から需要があるのかというバロメーターにしている。
だから。
迷われると…けっこう凹むんだよなあ。
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反芻…納得。

2008年12月26日 22時18分57秒 | Weblog
ほぼ毎日、
「僕の今日の夕御飯、何にしたらいいですか?」
と聞いてくる殿方がいる。
いつも素麺がうどん、しらすご飯…という定番メニューを繰り返しているもよう。
しかも彼の話の内容は、
「…それって、お金がかかるじゃないですか?」
「…〇〇さん(私)のこれ、いくらですか?…え?高いですね~」
「…給料日まであと〇〇円で遣り繰りしなくっちゃ」
という話題が中心。
はじめは我慢していたが、いいかげん嫌になってしまった。
…げんなりしてしまったんである。
それに、「私が何を購入しようが、あなたには関係ないでしょう?」といつも強く思う。

貧乏自慢というカテゴリーの話がある。
私はその手の話がけっこう好きだ。
一番印象的だったのは、高校時代の女友達の話題で、味が薄くなったガムを下敷きに着けて扇いで風に当て、再び口に入れると…あら不思議。味が戻っている、というもの。
「うち、貧乏だったから!ガム買ってもらえなかったの。アハハ~」
と彼女は笑っていた。

こちらも笑えると同時に、「マジかよ?…私もやってみようか…な」という気持ちになれる。

しかし、前述の彼の話には全く笑えなく、共感できない。
しかも毎日聞かされるのである。
「…で?何?」みたいな突っ込みを我慢するのを必死で抑えている身にもなってほしい。

先日なんて
「奢ってくださいよ」
と、真顔で彼に言われた。


お前にやる金なんてねぇよ!
ふざけんな、ボケ。
である。


彼は恐らく貧乏自慢をしているつもりなのだろうが、残念。
ケチをアッピールしているだけである。
それで彼に何の得があるのだろうか?
いささか疑問である。

大学時代の商学の教授が
「ケチは出世しない」
と言っていた。

その言葉を反芻し、妙に納得してしまった。
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