世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

クマパパとデート

2015年01月04日 | Weblog
今日も10時まで惰眠を貪った。
化粧して、母が用意してくれた朝食を摂取し、ぼんやり。
母ヨーコたんは疲れか風邪のせいかわからぬが、寝込んでしまった。

今で父・クマパパと談話。
こうして父と二人きりで話すことは珍しい。
震災のとき、何していたのか?という話から、吉村昭の話になった。
「吉村昭の本はよくブックオフで購入するよ」
と父。
「今さ、ブックオフでセールやっているよね」
と私。
「じゃあさ、今から行こうか!?」
という話に帰結し、父と娘のブックオフデートに至った。

学生時代、父とはよくこうして二人でブックオフデートをしていた。
読書という共通項が成しえた父子の絆である。
父は昨年春に退職をし、去年は100冊の本を読んだらしい。毎年、年末に友達と読んだ本の報告会をするのが楽しみなのだそうだ。

いつも持ち歩いている手帳には歴代の直木賞・芥川賞の受賞者と作品名が記されている。
これを見ながらブックオフをウロウロするのが彼の楽しみ。


実家の建て替えにあたり、大方の書籍は廃棄したという父。
基本的に母ヨーコたんは読書の愉しさというものを理解していないらしく、「本=邪悪」だと考えているので、易々と買えないらしい。

カンセキの前の道を挟んだ広大な場所にブックオフはある。

父に
「好きな本があったら言ってね。年始だから買ってあげるよ」
と、ちょっぴり親孝行をする。
彼は気を遣って108円の本ばかりを選ぶ。
「もっと選べば?」
と言っても
「ママに怒られちゃうから」
とニコニコしている。

私は、
宮沢賢治 祈りのことば - 悲しみから這い上がる希望の力(石 寒太)



星空の歩き方――夜空に秘められた物語を探す、とっておきのヒント(林 完次)


を購入。わくわく。


帰りに、昔、大島優子さんも訪れたという栃木県こども科学館に寄ってもらう。
庭に屹立しているH-Ⅱロケットの実物大模型を拝み、萌え萌え。素晴らしい。

これに乗って宇宙に行きたいなー(明日から始まる仕事からの逃避)。


サウダージ的風景。



帰宅後は正嗣の餃子とお粥の夕御飯。





18時48分の雀宮駅発の快速ラビット号で帰京。
カートや大荷物を抱えた私みたいな人がホームにたくさん待機していた。
さようなら、雀宮。




混んでいるかなと思っていたのだが座れた。

吉熊、実家楽しかったね。


帰宅後、ポストで年賀状をチェック。
社長、吉熊上司、後輩男女、前の管理本部長、友達・・・。
親友わたの年賀状がカオス過ぎてポスト前で爆笑!!腹を抱えて笑った。
そして吉熊上司の息子さんの写真が可愛くて目を細めてしまった。添えられた「制服業務が増えちゃって大変だけど頑張ってくださいね」というお励ましの言葉に胸熱。

さあて、明日から仕事。
去年は年始からずっこけたので(人間関係で霹靂したので)、今年は何もないことを祈る!!!!

まずは社会復帰の一環として、剥げかけたマニキュアを塗りなおししなければ。