世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

早く寝るぞと思いきや

2017年01月12日 23時26分00秒 | Weblog
昨日の心療内科デーは、待ち時間6時間だった。
0時少し過ぎに名前を呼ばれるまで、ずっと読書。
「笹の舟で海をわたる」(角田光代)を読んでいた。
んもう、じりじり忍び寄る恐怖っつーのかな。
ページを捲る手が止まらなくなる。




【あらすじ】
終戦から10年、主人公・左織(さおり)は22歳の時、銀座で女に声をかけられる。
風美子(ふみこ)と名乗る女は、左織と疎開先が一緒だったという。
風美子は、あの時皆でいじめた女の子?「仕返し」のために現れたのか。

欲しいものは何でも手に入れるという風美子はやがて左織の「家族」となり、
その存在が左織の日常をおびやかし始める。
うしろめたい記憶に縛られたまま手に入れた「幸福な人生」の結末は――。

激動の戦後を生き抜いた女たちの〈人生の真実〉に迫る角田文学の最新長編。
あの時代を生きたすべての日本人に贈る感動大作!




そして、嶽本野ばら先生のどんぐりブレスレット・どんぐりリングで遊ぶ!


吉熊「もう0時だよ。僕、もう睡眠したいよ」
・・・ごめんね。もう少しだからね。





去年の今頃、自分がこんなにどんぐりを愛でるとは思ってもみなかった。

>もしどんぐりを拾うことが最良の幸福となれば、なぜ、生きていなければならぬのか——という問いが生じた時「どんぐりを拾うため!」と答えることができるでしょう。もう生きていたって仕方ないと絶望する時、しかし、秋になればどんぐりが拾えるとその季節を待てるでしょう。

という野ばら先生の言葉とどんぐりと共に、私は在る。





駅のおにぎり屋で買っておいたホタテおにぎりを咀嚼。
これでもかっていうぐらいの貝づくし!!もち米との相性も抜群。






ようやく名前を呼ばれて診察室に入る。
クマ医師、すっげー疲れていた。
先月、MAXに伸びていた髪はようやく散髪されてて、いつものクマ医師に戻っていた。

「どうですか?」
というクマ医師の言葉に導かれるように、三週間を吐露。

正月休みは4日間で実家に戻っていたことを報告。
「4日間ですか?」
と、その短さに驚かれる。
私も自分でびっくりだよ・・・。


マイスリーも少なくしているし、正月も楽しかったし、仕事で「むむむ?これは・・・」ということはあれども、擬似体験型クマ医師降臨でなんとか乗り切っていることを報告。

また、プライベートに関しても丁寧に「一緒に考えること」をしてくれた。
思考が整理されるのでありがたい。


お薬の確認をされ、終了。

処方変更なし
ゾルピデム酒石酸塩(マイスリー)、防風通聖散、カームダン(ソラナックス)、当帰芍薬散

毎晩カームダン(ソラナックス)を風呂上りに水と一緒に飲み、そのまま髪の毛をドライヤーで乾かしていると(20分ほど)、まったりとした気分になれる。
その勢いで毎晩入眠に持ち込んでいる。無駄なことを考えないで済むんである。


前回、大層なものをいただいたので、そのお礼を述べると、スマイリングクマ医師、キター!
疲れた顔に浮かべる笑顔が痛々しい。
なのでカロリーメイトをあげた。


薬局のポストに処方箋を入れ、1時近くに、駅前の喫煙所で煙草を吸っていたら、若人が声をかけてきた。
「これから一緒に飲みましょう」
とのこと。
無視していたのだが、「LINEの交換をしましょう」としつこい。
しかも
「僕、妻子がいるんであまりLINEできないんですけど・・・」
などと、たわけたことを述べているので、毅然と一喝をして追い払った。ふん!!!
こういう人は可及的速やかに淘汰されるべきである。
私の喫煙時間を邪魔するな!!



そんなこんなで今日も絶賛寝不足。
会社の非常階段から富士山が見えた!!


宇都宮の実家からも見えたらしい。
富士山が見えると嬉しくなる。


仕事は恙無く。

薬局に寄り、お薬をゲット。
薬剤師さん曰く、今日も心療内科は大混雑らしい。
正月明けは空いていたそうだ。
びっくり。


帰りに、なか卯で「鶏とゆばのあんかけうどん」を食した。
これがまた美味でぶったまげた。とろとろのあんかけと薬味の生姜で、体があたたまる~。






ゆばは大好物なのだが、なかなか食べられないので、ここぞとばかりに味わった。
ゆばは地元・栃木の日光の名産。
先日の「うに丼」も凄かったが、次々と目を惹くメニューを考案するなか卯、ぐっじょぶ。


今日は早く寝るぞと思いきや、こんな時間になってしまった。
さて、寝よう。



帰宅

2017年01月12日 02時06分56秒 | Weblog
心療内科から帰宅して、先ほどお風呂から出た。
髪を乾かしながらトランプさんの会見を見ようっと。

おやすみなさいませ。