世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

曼殊沙華2022

2022年09月25日 23時04分45秒 | Weblog
9時に起床。お腹の音で起こされた。相変わらず、私のお腹には「ゴン太君」が宿っていて、地鳴りのような音を轟かせている。
しかし、朝食のゼリー飲料と処方されたビオスリーを飲んだら急に静かになった。
外は久々の晴れ。
「ではやはり行こうか」
と身支度をし、今日は日高の巾着田に行くことにした。


到着するや否や、吉熊、上着を脱ぎだした。
そう、今日は暑かった。


11時半ぐらいの高麗駅、改札前。大混雑。


高麗駅、上陸!!

青空が気持ちいい。


駅から少し歩く。
途中、黄色い花がお出迎え。


メッカを目指すムスリムのような列に私も続く。日差しが強いので日傘をさす。


お!この標識、見覚えがあるぞ。ゴールまでもう少し。




鹿台橋を渡る。
川の水量、やべぇ。
ナイル川みたくなっている。文明が生まれるレヴェル。




入口前の曼殊沙華もプレお出迎えしてくれる。


入口に到着。
500円を払い、入園。


入ってみると、そこは一面、赤い絨毯を敷き詰めたような世界が広がっていた。
もう何度も来ているのに、入場料を払って入るときにはいつも感嘆のため息を漏らしてしまう。


どんぐり@巾着田






切り株って森感を助長するよな。


陽の入り方で色々な印象を見せてくれる曼殊沙華。








川沿いも雰囲気があって好き。


あいあい橋のふもと。


ここから川べりに出て、持ってきたコンビニおにぎりを食べるのがデフォ。

一服後、ちょっとベンチに座って休憩。


座りながら、ひたすらぼんやり。
こんなに一面赤なのに花の香りが全然しない。
不思議で不気味、でも清々しいほどの美しさに圧倒されるので怖くない。



巾着田内の案内図。うむ。巾着袋の形だ。




今日の一枚。
ちょうどいい感じに光が森に入ってきて、急いで撮った。
ツンツンした部分が油を塗ったようにツルツルしてて、不思議。



上から見るとTHE幾何学な風情でつい見入ってしまう。



珍しい白の曼殊沙華を発見。
孤高の精神を見事に咲かせていた。




白鷺のよう。神秘的。


さあ、帰ろう。
名残惜しく、日和田山をバックにパシャリ。


帰りの電車も大混雑だったので、各駅停車の電車で池袋までのんびり戻った。


地元の駅に戻り、お腹の調子が良さそうなのでジョナサンで夕ごはんをすることに。
最近の野菜不足を鑑みて、野菜ドリアをチョイス。
うまー。



3年ぶりに巾着田の曼殊沙華を堪能出来て、大満足。
やっぱりこれを見ないと秋は始まらない。

お風呂に入っている時、目を閉じると赤色の洪水で瞼の内側が満たされた。暫くは余韻が続きそう。

明日からまた仕事。…お腹、大丈夫かな。ゴン太君、静粛に。
気持ちを切り替えて、一週間を乗り越えなくては。

そうそう、昨日、窮地に陥っていたお友達から嬉しい知らせがあった。
…よかった。安心しました。
猫ちゃんってお家から出ちゃうことがあるのですね。知らなかった。無事に戻られて、安心しました


吉熊は、大丈夫だよね…。