世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

会社の中でロマンティック

2011年09月20日 22時58分50秒 | Weblog
喫煙所で先輩紳士から煙草をいただいた。
ロマンティックな外観。
味はけっこうキツめだった。


先輩紳士はいつも珍しい煙草を吸っていらっしゃる。
どこで購入するのだろう。謎。

今日は連休明けだったので、ヤニ切れが酷かった。
月半ば恒例の調べ物をしなくてはならず、余計に吸いたくて吸いたくて仕方がなかった。



今週の会社の階段の花は薔薇。
こちらもロマンティック。




分からないこと、知らないこと…そして風邪

2011年09月20日 21時58分30秒 | Weblog
職場のパートさんがお休みなので、制服の件で何件か店舗から電話を受けた。
来月から衣替えなのでその問い合わせが多い。

その中でマタニティ用の制服の依頼があった。
「今5ヶ月なんですが」
と言われても妊娠したことがないのでお腹の出具合など分からない。
たぶんこの先私は一生妊娠の実感を知らずして死んで行くのだろう。
人間は、いったい、どのぐらいの「分からないこと、知らないこと」を残して死んで行くのだろう…。
受話器を肩と耳に挟みながら一瞬思った。

頭の中は疑問符だらけなんだが、一応、「おめでとうございます」と言う。
「ありがとうございます!!」と返されて一気に和やかなムードになる。

先日、社長からの達しで「お店の人には思いやりを持って接するように」というものがあった。
中には喧嘩腰で電話をしてくる人がいて、イラっとすることもある。
はっきり言って店舗の人との会話は怖いけれど、でも同じ会社の人間、話せばわかると楽観的に考えなおし、社長の考えに即すように心がけている。
そんな心がけで、世の中にある自分にとっての「分からないこと、知らないこと」の残量を少しでも軽減できたらいい。


急に寒くなった。昨日まであんなに暑かったのに。
今朝、家を出るときに上着を着なかったのが原因か、風邪を引いてしまったらしい。
喉がイガイガする。
そう言えば、震災以降、風邪らしい風邪を引いていない。あんなに寒い節電施行の社内にいても引かなかった。
意外と強い体してんのなって過信していたらコレだ。

今夜は寄り道せずに味噌煮込みうどん。
水を入れて5分間、電気コンロにかけるだけ。半分インスタントだが、手料理=節約した気分に浸れる。
その5分間は、ストッキングを脱いだり、ネックレスや指輪、イヤリング、腕時計、ブレスレットなどのアクセサリーを外し、サンシャイン牧場の手入れなどをする。

ぐつぐつ煮える味噌うどんの様子は地獄絵図のようだった。
日本むかし話で地獄っていうとよくこんな絵が登場したっけ、と独り言を言う。



お味の方は…おいち~!(はだしのゲンふうに)
6年半続いたこのブログで、カップラーメン以外のマイ手料理を披露するのは初めてじゃなかろうか。
体がホカホカ。心も温まった。

今夜は、早く寝よう。

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映画「ライフ いのちをつなぐ物語」

2011年09月19日 23時49分42秒 | Weblog
映画「ライフ いのちをつなぐ物語」を観た。
「見る動物園」という感じ。
世の中には様々な生物がいる。その息吹を見た。
でもそれら生命の営みをナレーションで「愛だ」と語ることは人間の傲りではないだろうかと思った。
途中から「考えるのはよそう。純粋にただ観ればいいんだ」と思考転回し、以後は楽しめた。


印象的だったのはミズダコのお母さん。
何も食べないで6ヶ月間、卵を見守り、やがて死ぬ。
スゴいなあと感激した。私には真似できない。

あとオオトカゲ。
あれ、絶対サディスティクな性癖の持ち主だと思う。
水牛の足をかぶり付き、バクテリアを注入。すぐには襲わない。弱りゆく水牛を血の臭いで誘われてやって来た仲間たちと鑑賞し(何週間も)、死んだ後にみんなでモリモリ…。唖然。

チーターに追われるダチョウなどのスリリングなシーンでは、思わず吉熊を握りしめた。

ハエトリソウのグロさは今夜、夢に出てきそう。
サンシャイン牧場であんなに育てたのに。



子育てが下手な象、
岩のように丸まって落下することで敵から逃げるカエル、
温泉に「はぁぁぁ」と浸かる日本猿、
他の動物の骨を砕く練習を何度も何度もする若いハゲワシ、
卵が孵化するのを待ってオタマジャクシになった我が子を背負って木を登るイチゴヤドクカエル(←一番感動した)、
…面白かった。

90分、あっという間。
大きなスクリーンで大自然を感じられた。
でもあの世界って同じ地球で今まさに起こっている事なんだよな。信じられない!!

隣の方の席のカップルの男がずっと何かをモゾモゾと食べたり溜め息を吐いたりしていてうざかった。恐らく彼は、人間社会で生きるために必要なことを学べなかった残念な人間なのだろう。広い生物界を考えたとき、彼のような人間がいても仕方がないことだと妙に悟ってしまった。グローバルな視野を持つことは、抗ストレスの手っ取り早い方法なのかもしれない。

エンディングはミスチルの「蘇生」。
賛否両論はあるらしいのだが、特に違和感はなかった。
大音響で聴くとなんか魂が震えるよな、あの歌。

映画『ライフ -いのちをつなぐ物語-』の全て



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今年の第九♪

2011年09月19日 23時38分47秒 | Weblog
年末恒例の交響曲第九番 (ベートーヴェン)のコンサート。
色々迷ったがやはり今年もコバケン(小林研一郎氏)&日フィルの「第九特別演奏会2011」に決定。

12/27(火)、19時開演。
東京オペラシティ

奮発してS席!



当日、残業にならないことを祈る。
まあ販売応援がなくなり(私だけ)、12月は暇なんだが。

私が第九を知ったのは小学5年生の時。担任の先生がドイツ語で合唱部分を教えてくれた。
大学時代から年末の第九のコンサートだけは行くようにしている。
色々な指揮者や楽団の第九を聴いたがここ数年はコバケン&日フィルの第九を選択。
指揮棒を振るいながら唸るコバケン、最高に格好良い。

チケット購入後、池袋を散策。
秋物を見たがイマイチ。暑いのでピンとこない。

喫茶店「伯爵」で海老ドリアを食す。
これ、大好物~!
店員さんに「これ、大好物なんですよ」と言っちゃうぐらい好き。



清々しい気持ちで第九を聴けるよう、明日からも頑張ろう~!

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平原綾香 sleepers,wake!

2011年09月19日 00時03分40秒 | Weblog
最近、東の空を仰ぐと木星がギラギラと輝いているのが見える。
今はちょうどこの時間になると月とランデブーするので見ていて面白い。

平原綾香の「Jupiter」を口ずさみながら洗濯物を干す。
見上げると月と木星が並んでいて、私には二つの星がお喋りをしているように見える。

月 「最近どーよ?」
木星「ぼちぼち。なんせこの巨体でしょ?自転するのも大変なんだよね」

って。

木星



個人的には神秘のベールに包まれた冥王星の方が気になる。
冥王星の不憫っぷりには泣かされた。太陽系惑星からはずされた時…。



今日、素敵な曲を発見。
同じく平原綾香の「sleepers,wake!」

原曲はバッハの「目覚めよと呼ぶ声あり」
私の大好きな曲。パイプオルガンの音色で聴く度に「もしもこの曲に歌詞があったらなあ」と思っていた。
まさか平原綾香が歌っていたとは。
しかも超良い歌詞。自分は愛されている、自分を全肯定してもいいんだよ、もっと楽に楽しんでいいんだよっていうメッセージがリズミカルに耳に馴染んでいく。「Jupiter」同様、クラシックの名曲を上手に調理したっていう感じ。
そして歌唱力が半端ない。楽器のように正確で、楽しそうに歌っているであろう平原綾香の伸びやかな歌声に感動した。

春の、桜が咲く季節。明るい日差しの中でこの歌を鼻歌で熱唱できたらどんなにウキウキした気分になれるだろう。
想像すると春が待ち遠しくなる。
平原綾香 sleepers,wake! 目覚めよと呼ぶ声あり



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(劇)レインボウ城!「ベニー・子宝とワケあり物件」

2011年09月18日 23時19分07秒 | Weblog
(劇)レインボウ城!さんのお芝居を観に行った。
会社の先輩紳士が所属なさっている劇団さんで、2003年の夏の公演「20!50!pale bird」からほぼ毎回観ている。

この劇団さんの作品は全部好き。
特に「と突然、小鳩くるみのように」「DE-SHOW! KISS&KISS」が好きで、あと「LOVE TANK」のラストの爽快感は観てからけっこう経つのにいまだに忘れられない。

今回は、

「ベニー・子宝とワケあり物件」
上野ストアハウスにて

マジシャンの一家楽しい夜逃げコメディ。
作中、いつもクスっと笑ってしまう。
そしてホロリとさせられる。

今回も然り。
間合い、台詞、表情…。
それらが一体となって空気になって舞台を駆け巡り、やがて観客である自分の心に浸透していく。
笑いあり、ホロリあり、そして最後はすっきり…みたいな。
絶対に期待を裏切らない。

今回はついジワっときてしまうシーンがあった。
女子大生幽霊・石井ミミちゃんの独白のシーン。

マジシャンである子宝ベニー氏と娘たち。チャイナドレスで華麗に舞う娘たちの姿に圧巻!
その娘の一人を演じていた前田ハトゥーン姫(この劇団の役者さんは「姫」「王子」)。
私と後輩女子Cちゃんは、ハト姫のファンである(本日Cちゃんは来られなかった)。
帰りに挨拶できた。嬉しい~。感激!

ベニー一家が借金取りから逃げるべく引っ越しを繰り返すのだが、その過程で遭遇する「ワケあり」とは、実は自分自身の認知が作っているもので、それに雁字搦めになるということはつまり台詞にあった「自分に溺れる」ということなんじゃないのか。垣根を取っ払うこと=シフトするっていうことなのかな、と帰りの電車で思った。

次回公演は10月30日。
楽しみ!
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上野のパンダ

2011年09月18日 23時10分05秒 | Weblog
上野がこんなにパンダだらけになっていただなんて知らなかった。

まずは主・パンダ像。


入谷口付近のトイレの前。


商品もパンダグッズが多かった。


これが羆だったら、大興奮するに違いない…自分。

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気が向くままに

2011年09月17日 23時14分41秒 | Weblog
三連休初日。
昼過ぎに起きて、コロコロする。布団の中で伸びをしたりまどろんだり。ひたすら、まったーり。休日の醍醐味。
起きてからはコンビニで買った蕎麦を食べ、煙草をぷかぷかしながらYouTube三昧。サイコー!
昼下がりに身支度を始め、代々木方面に向かう。
目指すは参宮橋。
ポニー公園。

馬さんが好きです。でもクマさんの方がもーっと好きです(引っ越し会社のCMふうに)。

嘘。両方好き。








ポニー、激マジ可愛いくて驚いた。
じっとこちらを見据える瞳を見て、直感的に「馬には嘘を吐けないな」と思った。
ニンジンを持参してそれをポニーに与えることが可能らしい。知ってはいたが家に包丁がなく、諦めた。あっても指を切るのが怖くて使えない。
手ぶらでポニーを愛でていたら係員の人が「よろしかったら」と切ったニンジンを分けてくれた。
係員の指導の下、恐る恐るポニーの口許にニンジンを持っていく。大きな口が半開きになった瞬間、口の中に立派な歯が唾液でてらてら光っているのが見えた。
ふんがふんがと鳴らす鼻息が指に伝わってきたと思いきや、すぐにニンジンは私の指から消えた。
「もっとくれませんか」
というポニーの表情がなんとも言えず、悶絶。
「おーよしよしよし」
ムツゴロウさん状態に陥る。



千切ったキャベツも食するらしいので、次回は持参しようっと。

再び小田急線に揺られ、代々木上原駅で下車。
幸福書房。
あの林真理子先生に縁のある書店だ。
入店してみたらやはり林先生の方がたくさん!
でも殆ど全部持ってるのでチラ見するだけ。


今日の目的は「東京ジャーミー
イスラム寺院である。
自由に見学できるというので行ってみた。
歩きながらふと横を見上げると、突如、モスク!


入場。


まず入って左手にある部屋。


中には小さな噴水!


展示品。


素敵!!
寄木っぽい台の模様に惹かれた。


日本ではあまり見ない模様の皿と花瓶。
向かって右側のお皿の絵が可愛い。


横の文化センターにはお土産屋さんもあった。
書籍や銀細工、ポストカードなど。

それでは、2階のモスクに!ドキドキ。


女性はスカーフを被らなければならない。
出入口にあったものを貸してもらった。

入場した途端、目に入ってきたのは、今まで見たこともないような世界だった。




頭上の模様も素晴らしい。
幾何学模様を見て感動したのは初めてだ。


3階は女性専用礼拝所。


あの窪みはメッカの方角を示しているらしい。




足の裏に伝わる絨毯の感触が気持ちよかった。


新宿をぶらぶら。
地下道に人だかりができていた。


何かの宣伝イベントで「二宮君と2ショットが撮れる!」というものだった。
…二宮君って…誰?


サブナードの熱帯魚屋さんの店頭にて。
ゆらゆら揺れる熱帯魚は見てて飽きない。


ルミネで秋物を見て、紀伊国屋へGO!
7階の語学コーナーでやはり見てしまうのはアラビア語。
12月にビジネス系の検定があり、それに向かって勉強しなければいけない時期なのに!
「受かったら買おう、な」
と自分を宥め、「三月の招待状」(角田 光代)を購入して帰路に就いた。

うだうだし、ポニー見て、イスラム文化に触れ、新宿をぶらぶら。
充実した連休1日目だった。



社内の舅

2011年09月17日 00時51分27秒 | Weblog
先日の取締役会の議事録に捺印をもらうため、各役員さんの机を回る。

某役員さんの寝癖が酷いことに気づく。
正面から見ても髪の塊が後頭部より屹立しているのが分かるぐらい立派な寝癖である。
妖怪レーダーなのかしら?

「あー、ここに押せばいいんだっけ?」と言いながら印を押す彼に、私は思いきって言ってみた。
「あのう、お御髪が乱れているんですが」

彼は切ないほどの草食系おっさんだ。
きっと寝癖を指摘されたら、若干はにかみ、そして自ら立った髪を撫でつけるだろう。
たまに女性の部下に怒鳴られている。

しかし。
彼は頭を私に突き出してくるではないか。
「え?寝癖?ーうそー。どこかなー」
って。

うそーじゃねぇよ!
なんだよ、その突き出した頭は!

仕方がないので彼の背後に回り、手櫛で乱れた髪を整えてあげた。
細くて柔らかい直毛は私の指に抗うことなく、すんなりと寝た。

あーもー、やんなっちゃう。

ポマードの着いた指に嫌気を抱きつつ、議事録片手に他の部署へ。

その部署の長は、ちょうど商品の検品中だった。
棒に刺さった商品を私に見せてくれた。
感心していたそのとき!
「ふふっ、ふっふっふっ!」
と、彼はニヤニヤしながら棒を前後にリズミカルに振ってきたのである!

些か破廉恥なその雰囲気に、何て反応していいものか、さすがに戸惑った。


おっさんパワー、すげー。
未婚なのに舅に仕える嫁の気持ちが少しだけ分かった気がする。


まあいいか。明日から三連休だし。
あれしよう、これしよう。
とりあえず眠りたい、そんでもってゆっくりしたい、あと買い物に行って秋の洋服見たい、映画観たい、本読みたい、吉熊を存分に愛したい…様々な欲求でいっぱい。

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秋よ、来い

2011年09月15日 23時56分49秒 | Weblog
残暑が厳しい。
今年の夏、節電実施中の職場の暑さには結局慣れなかった。
どんよりとした熱気は仕事に集中しようとすればするほど首筋や額や頬に張り付く。
よく、みんな、仕事できるなと感心してしまう。

こんな暑いところには1秒たりとも居たくないと思いつつ、経費分析を進めた。
暑い中、数字とにらめっこをしていると発狂したくなる。
特に消耗品費。

17時。
大きな地震が発生。
久々に社内が騒然となる。
3月の、あの寒くて暗い日々を思い出してしまった。


何とか仕事を終え、喫茶店で一服兼夕御飯兼読書。
至福の時間。

ふわふわ玉子のサンドイッチ。


夏の日差しで毛先がぱさぱさ。
毛先よ、君まで干物化しなくても…。
ドラッグストアであんず油を購入。
緊急対処としてこれを洗髪前に髪全体に塗布し、蒸しタオルで蒸す。
10分後、洗い流して普通にシャンプー&コンディショナー。
こうすることによって高いトリートメント効果が期待できるんだそうだ。
ドライヤーの前にも3滴ほど髪に揉み混む。
完璧に乾かすまで20分。

ちゃんとしっとり。
さすがはアットコスメのヘアケア部門で1位を獲得した商品である。



暑さは今週いっぱいまで続くらしい。
三連休後、涼しくなることを夢見て、さあ寝るか。

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アッサラーム アライクム 

2011年09月14日 22時45分52秒 | Weblog
他部署の姐さんとお喋り。
クールでハードな彼女だが、ナイーブで乙女なのを私は知っている。
彼女の機嫌が良さそうなときを見計らい、たまに甘えたりする。ごろにゃん。

「一緒にアラビア語を学びましょう」
と彼女に提案したのだが
「いやだ」
と断られてしまった。
実用的でないからとのこと。

「マニアックな言語だからこそ、一緒に学び、そして社内の噂話なんかをアラビア語で堂々とできるんじゃないですか!」
と熱く力説したら呆れられた。

アラビア…
イスラム…

もう、最近、そのことばかりを考えている。

男の人の服装。
頭に被るゴトラ(クーフィーヤ)は800円ぐらいのものから150万円ぐらいするものもある。
高級なものだとジバンシィやディオールなどといったブランドからも出ているらしい。
生地は日本製のものが人気があるそうな。意外。

また東京にもモスクがあり、見学もできるとのこと。
ぜひ行ってみたくなった。(東京ジャーミイ)

日々、そんな知識ばかり増える。

それだけではなく、たまに隣の席の後輩女子Cちゃんにاَلسَّلامُ عَلَيْكُمْ.(アッサラーム アライクム あなたがたの上に平安がありますように)と挨拶している。Cちゃんは優しいので相手にしてくれる。


嗚呼、なんて魅力的なんだ、中東。
来年の夏旅はイギリス行きを考えていたのだが、実はドバイやトルコにも惹かれている。

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柔軟に

2011年09月14日 22時29分23秒 | Weblog
経理からもらう経費のデータが従来のタイプと異なり、加工(税抜きにする)が困難…。
今まで10年間、自分なりに習得してきた技があまり役立たなくなってしまい、かなり落ち込んだ。
私の10年は何だったんだろう。せっかく培ってきたのに。

「これが非課税にするべきものだよ」と経理からリストももらうのだが、それら以外にも隠れ非課税対象物があり、そういうものを発見するには長年の勘が頼りになる。「貯蔵品払出」とか。

昨日の午後から今日の正午まで。
何度も諦めてしまおうかと思った。
吉熊上司に「できませ~ん」と言えたらどんなに楽か。
経理に「今まで通りにしてください」と泣きつけることが可能ならばどんなに楽か。

でも言えなかった。
この仕事には誇りを持っている。

祖母が亡くなったとき、午前中だけ出勤して経費の加工をやってくれないか、と吉熊上司に言われた。
初めて頼られていることを実感できた。(勿論吉熊上司も経費の加工はできると思うが彼は抱える案件が多くて忙しい)

だからどうしても自分で完結させたかったんである。

正午の鐘が鳴る頃、終了!
できた、できた、できたー!
地味に感動。

新たなマニュアルは忘れぬ内にノートに書いておいた。
来月はこれを基にもっと早くできますように。


あと別件で、今日、吉熊上司が
「同じ仕事を同じままやってるとバカになる」
と仰っていた。

なるほど、と納得。
革新的なアイディアで年間の経費を大幅にカットできた人が言うと説得力がある。

時代に置いていかれないように、柔軟な感性を持ち続けたい。
ナウなヤングでありたいものだ(死語連発)。

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夏バテ

2011年09月13日 22時41分12秒 | Weblog
夏バテとは盛夏ではなく残暑のこの時期に起こる体の不調を言うらしい。
夏バテなうな私。
一年で今が一番体調が優れない。
一昨日は胃が痛くて悶絶。そしてこの2日間、眠りが浅い。
明け方に2回ぐらい覚醒する。

今日はめまいが酷かった。
飲んでないのに千鳥足。
追い付けないほどの地球の回転速度。
地球に振り落とされそうだった。

ちょうど他部署を回っていた時に足元がぐにゃりと歪んで見えて、座り込んでしまった。
暫くそこの部署の椅子で休むことに。
しかし早退はできぬ。昨日までの三日間はすげー暇だったのに、今日は8月の経費が締まったのである。なんてツイていないのかしら。

立ちくらみもするので明らかに貧血っぽいのだが、この旨を心療内科医クマ医師に言おうものならばすぐに採血を促されるに違いない。採血は本当に無理!針が皮膚に入りこんで血を吸うだなんて正気の沙汰とは思えない。こあい…。
とりあえず、薬局で鉄のサプリとウエハースを購入してみた。




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満月

2011年09月12日 22時33分34秒 | Weblog
帰り道、満月を見上げながら「まんまるだね」と後輩女子Cちゃんと述べあう。

今宵は満月。

小学生の時、母の監督の下、妹や弟と一緒に白玉団子を作った。
(ちなみに私が作れる料理は3種類。お好み焼き、粉ふきいも、そして白玉団子)
粘土遊びみたいで子供心に愉快だったのを覚えている。

ちゃぶ台を廊下兼縁側に出し、その上に団子の皿を設置。
花瓶のすすきは夕方、近所の空き地で私が取ってきたもの。
子供の舌では到底美味だと思えぬけんちん汁もセッティング。
それが我が家のお月見だった。

また近くのスーパーのポイントが貯まり、天体望遠鏡と交換してもらったことがあった。
月光が照るベランダで、父がピントを合わせてくれて、家族で月のクレーターを見たことは良き思い出である。
綺麗だった。

月では兎が餅つきをしていると小学5年生ぐらいまで信じていた。
クレーターの描く模様が兎に見える云々というより、月には兎が生息していて、彼らが町内会の餅つき大会よろしく「おいしょ!おいしょ!」って餅をついているとずっと信じていたのである。

あれから20年。
先般の巨大合コンにて。
酔っ払った挙げ句に幹事からウサギ耳カチューシャをぶん取り、ウサギに成りきって写真に写るということを平気でするような大人に私はなっていた。
幼い頃はあんなに清らかであったのに。


もう一つついでに。
今日、仕事で

「加工ロス」



「加 エロス」

と読んでしまった。

エロス…!!


嗚呼、人生、何ページ目で間違えたんだろう。

そんな私を月は優しく照らす。


コンビニで購入したお月見だんご。



泣けた動画。
月から見える地球ってこんなんなんだな。

月と地球~ 「かぐや」 が見た「ふるさと」~



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秋を探しに

2011年09月11日 22時11分03秒 | Weblog
浜離宮恩賜庭園へお散歩。
汐留のビル郡を潜り抜けて辿り着くまでに汗びっしょり。まだまだ残暑が厳しい。

入ってすぐ近くで曲芸をやっている人を発見。
凄い!
一緒に見ていた外国人観光客もしきりにシャッターを切っていた。


樹齢300年の松の木。
神々しさすら感じる。



毎年ここへはコスモスを見に来る。いつも遅めに来て多くは枯れかかってしまっているので、今年は早めに来た。まだ蕾があり、ちょっと早すぎたが見頃の範疇だ。コスモスは好きな花の一つ。可憐で、THE・花っつー雰囲気が良い。












背後のビルとのコントラストが不思議。


手前の巨大アロエがグロテスク。


吉熊、この花と友達になったもよう。


ミツバチさん。お食事中。


萩の花も見ごろ。秋だなあ。


凛々しく咲き誇っていた芙蓉。


ビルの谷間の入道雲。
もうすぐ見られなくなる。


カルガモさん。すいすい。





水の影がなんとも優雅。


海の方から潮の匂いがやってくる。


いつも気になっている休憩所付近にある小屋。
小さくて可愛い。



公園を出てカレッタ汐留をぶらぶら。
美味しそうなお店がたくさんあるのだが、今日は胃の調子が悪かったので食事を断念。

カレッタ汐留46階にある展望台へ。



やはり花は良い。
見ていると気分が安らぐ。
すっかり充電できた。

さて、明日からまた仕事!
がんばりまっしょい!
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